2017年に行ったところ

travels in 2017

2017年も残すところあとわずか。
今年も本当に色んなところにいきました。
というわけで、今年行った主なところのまとめ。

  • カナダ・バンクーバー:IA Summit(3月22〜28日)
  • 鹿児島:老舗割烹「山映」さん訪問と、天空の森宿泊(5/19〜21)
  • 台湾・台北::夫の仕事に同行(5月21日〜23日)
  • ポルトガル・リスボン&ポルト:夫の会社の社員旅行(6月19日〜23日)
  • ドイツ・マインツ:欧州での夏のバカンス時のトランジットで訪問(9月14日)
  • イタリア・サルデーニャ島:夏のバカンス(9月14〜20日)
  • ギリシャ・ペロポネソス半島:夏のバカンス(9月20日〜27日)
  • 台湾・台北:夫の仕事に同行(10月5日〜7日)
  • 京都:「山映」女将の祇園期間限定出店に訪問(10月12日〜15日)
  • 台湾・台北:夫の仕事、夫の部下の結婚式に同行(10月19日〜22日)
  • ハワイ・ホノルル:母と夫を連れて(11月23日〜28日)

一部ブログに書いたやつもあるし、ゆっくり思い出しながら書きたいと思って結局書けなかったところもたくさん。

なので、少しだけここで紹介しておこうかと。

最初に、行った場所ではなく、旅全体として印象的だったことを挙げるならば、なんといってもヘリコプター!

遊覧ヘリとかじゃなく、移動のためにヘリとキャプテンをチャーターするというのに味をしめてしまった。偉大なる田舎、ギリシャではヘリコプター必須!車で3-4時間かかるとこが25分で済むし、快適!

helicopter

helicopter

helicopter

helicopter

fly over an acropolis

何度か乗ったので、機材によって簡素だったりラグジュアリーだったりするのも分かったし、飛行機よりも低いとこ飛んでるので、俯瞰して見えるけど景色のディテールもそれなりに見えて面白いし、飛行ルートもある程度こちらのリクエストを聞いてくれるし、これは新たな体験だった。

さて、ここからは今年行ったところ。

カナダ・バンクーバー:IA Summit(3月22〜28日)

ias17
IA Summit出席のために渡航。今年はアメリカではなくカナダだったのでね。アメリカに住んでたこともあるし、NY側からナイアガラの滝をみたこともあるけどカナダに入るのは初めてだった。

なんとなく「北米=アメリカドル」という思い込みで、手持ちのUSDがいっぱいあるからいっか…などと思っていたけど、「カナダ・ドルか!!」という衝撃。だけど、なにげにカナダ国内でUSDも使えたんだけど(換算率の悪さとか気にしないのであれば)。

きれいな街だったけど、滞在中はあまり天気に恵まれなかったし寒かった。Farm to Tableのコンセプトが流行っていて、そんなレストランにも行ったな。

IA Summit
http://chibirashka.jp/blog/2017/04/09/ia-summit-2017-vancouver/

鹿児島:(5/19〜21)

老舗割烹「山映」の三代目女将、友季ちゃんに会いに行った2泊3日の鹿児島への旅。おばんざいは美味しかったし、友季ちゃんのご両親は素敵だし、来年からの大河が西郷さんなだけに、西郷像のすぐそばにある山映さんは2018年、ますます忙しくなりそう。
山映

鹿児島山映
http://chibirashka.jp/blog/2017/05/28/satsuma-sanei/

鹿児島市内では城山観光ホテルに泊まった。

城山観光ホテル
http://chibirashka.jp/blog/2017/05/28/shiroyama-kanko-hotel/

翌朝は桜島に行った。こんなに活発な火山とは知らなくて、ガイドさんから色々聞いてびっくりだった。
sakurajima

桜島から鹿児島市内に戻り、そこからハイヤーで霧島地方の「天空の森」へ。その天空の森への移動の時、ハイヤーのドライバーが運転中にくも膜下出血を起こして、人命救助するというすごい体験をしたな。

天空の森は広大な敷地をまるで独り占めしているような感覚に襲われるほど独立性が高く、静かで、心落ち着くひとときを過ごすことができた。お料理もすばらしかった。

1泊しかしなかったことが悔やまれる。
天空の森

天空の森
http://chibirashka.jp/blog/2017/05/28/tenku-no-mori/

天空の森のレストラン
http://chibirashka.jp/blog/2017/06/04/tenku-no-mori-restaurant/

台湾・台北:(5月21日〜23日)

鹿児島の天空の森をチェックアウトした後は、羽田に戻りそのまま台北へ。夫の仕事に同行ということで。いつもどおりな感じ。滞在はいつもと同じマンダリン。
台北
マンダリン台北

ポルトガル・リスボン&ポルト(6月19日〜23日)

lisbon
夫の会社の社員旅行で今年はポルトガルへ。リスボンの街は明るくきれい。
ご飯も美味しくてスペイン並に日本人の口にあうと思う。

発見のモニュメントは想像以上にでかいし、その近くにある修道院そばのお店のエッグタルトは絶品だったな。

リスボン滞在中には、シントラ村も訪問。
ムーア人の城跡はひんやりジメッとした空気で、城塞のてっぺんの方はガスで霞んでいた。でも紫陽花が咲き乱れてきれいだった。

ペナ宮殿にも行った。木造建築をいかに石で再現できるかをコンセプトにした宮殿。修道院の力が大きくなり王宮の求心力が弱まってしまったため、修道院を廃止して王宮にしたのだとか。500年以上経っても色がきれいに残っているオリジナルのタイルやトロンプ・ルイユなんかが多く見られてた。

Pena palace. ペナ宮殿。もともとは修道院だったところが王宮になっている。 通常木造で施されるような装飾をいかに石で再現できるかをコンセプトとしているところがある。 また、ムーア人に襲撃されながらもムーア人たちの文化やアートに魅せられ影響を受けた王たちの部屋はアラブ模様が取り入れられていたり、もともと修道院ゆえ狭く天井が低かったことからだまし絵を取り入れられた間など、豪華絢爛な宮殿よりも面白い。 #lisbon #portugal #instatravel #travel #travelgram #trip #旅 #リスボン #ポルトガル #penapalace #ペナ宮殿 #architecture #建築 #interiordesign #だまし絵 #アラブ模様 #tile #タイル #cloisters #修道院 #sintra #シントラ Naoko Kawachiさん(@chibirashka)がシェアした投稿 –

シントラ王宮も。
イベリア半島最古の王宮。アズレージョも素晴らしかったけど、外の洗濯場が印象的。

ユーラシア大陸最西端の岬「ロカ岬」へも。 11ユーロで証明書も発行してもらえるらしいよ。

リスボンからポルトへの移動の時、社員の一人が貴重品一切合切を盗まれるという事件が発生。そもそも夫の社員旅行に私がついていっているのは、トラブルシューターとしての役割ということもあり、色々対応。

リスボンで社員がパスポートを盗まれてトラブルシュートした時の話
http://chibirashka.jp/blog/2017/06/27/lost-passport-in-lisbon/

ポルトはリスボンよりももっとこじんまりとした印象の街で、ポルトワインのワイナリーがたくさん。試飲もした。

コインブラにも行った。1290年設立のポルトガル最古の大学で欧州屈指の名門国立大学。ここ、鹿児島とも何気にゆかりがあるというね。本当はコインブラだけで1本記事書きたいんだけど…。

Coimbra university’s Library. Photo shooting was prohibited inside but it looked like the library seen in the “Beauty and The Beast” movie. This building used to be Palace. 1290年設立のコインブラ大学の図書館!撮影禁止だったけど、映画「ハリーポッター」や「美女と野獣」(エマワトソンのやつ)に出てくるみたいな立派な図書館だった! 超貴重な手書きの本とかもあって、湿気とかでだめにならないよう、装飾も大理石ではなく木材が使われていたり、本を食べる虫を食べてくれるコウモリを飼っていたりするんだって #library #coimbra #architecture #porto #portugal #instatravel #travelgram #コインブラ #ポルトガル #ポルト #旅 #university #大学 Naoko Kawachiさん(@chibirashka)がシェアした投稿 –

ドイツ・マインツ:(9月14日)

今年の夏はサルデーニャとギリシャに行くことにしていて、フランクフルト乗り換えにしていたんだけど、どうにもこうにもうまいこと接続できる便がなく、同日中に到着しようとすると、フランクフルトに早朝着、夕方発という感じになり10時間近く時間ができてしまったので、フランクフルトから電車でマインツに移動して、グーテンベルク博物館などを訪問してみた。

トランジットついでにマインツへ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/16/mainz/

Visited The Gutenberg Museum in Mainz. I saw the hand written Bible and Gutenberg-bibles マインツにはグーテンベルク博物館があるってことで行ってみました。 グーテンベルクの印刷技術以前は1500年もの間、聖書の複製を手書きでやってたというのだからそれはそれですごい。その時代の聖書にはパラグラフやノンブルもない。セクションの区切りにはドロップキャップとか赤字を使ったり。 グーテンベルクでも普通のテキストしか印刷できないから、セクションの冒頭部分はあけといて、あとから好みに合わせてデコレーション手書きしてたらしく、結局どれもこれも見た目は全部違ってる。 サルデーニャドイツギリシャに行く旅行で「グーテンベルク聖書」(42行聖書)見れるなんて思ってなかったから嬉しい! あ、あと、日本で最初のレタープレスとウッドタイプの混ざった英和辞典と和英辞典も見たー!1860年代のやつ。 あー、面白かった。 #instatravel #travel #museum #mainz #germany #gutenberg #ドイツ #マインツ #グーテンベルク #旅行 #博物館 #印刷技術 #写真はNG #design #デザイン #history #innovation #printing #bible #聖書

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イタリア・サルデーニャ島:(9月14〜20日)

夏のバカンスはイタリアのサルデーニャへ。ローマから西に水平移動するような地理。フランス領コルシカの南。ここは、日本人にはそこまでポピュラーではないうえ、すでに9月に入っていたこともあり、日本人遭遇率はゼロ。世界中のセレブが集まるようなリゾート地ならではの優雅な空気が漂っている。 Cala di Volpeというラグジュアリーリゾートに滞在。 ホテル自体の記事は書いてないけど、「世界の筋トレルームから」を書いたので、そこでちょっと雰囲気がわかるかしらね。ダイアナ妃も亡くなる直前に滞在していたり、とにかく有名なホテル。大規模ホテルって感じではなく、ほんとに温かで心地よかった。

世界の筋トレルームから 〜 Cala di Volpe(サルデーニャ島)
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/20/gym-cala-di-volpe-sardegna/
サルデーニャ滞在中は、ボートとクルーをチャーターして、マッダレーナ群島を巡ったりした。

ボートからそのまま海にジャブーンと入って泳げるのがすごくいい。砂だらけにならないし、誰にも邪魔されない感。

ボートでアクセスするというレストランにも行ったな。オマール海老のパスタがなんと300ユーロを超えててビビったww

サルデーニャからマッダレーナ諸島へのクルーズ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/18/sardegna-maddalena-archipelago/

ほかの日には、Cala di Volpeのあるエメラルド海岸から2時間ほどのところにある、カタラン語圏の街アルゲーロ(Alghero)へも行った。


カタラン語圏の街アルゲーロ(Alghero)へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/19/alghero/

ヨーロッパでよくある旧市街の街という感じではあるけど、とにかくそこここにサンゴジュエリーのお店がいっぱい。

サルデーニャは街を散策するといった遊びができない。みな、ボートをチャーターするか、そもそもクルーザーで乗り付けるという遊び方をする。観光地らしい観光地もとくになく、お忍びでのんびりしにくるところといった感じ。なので、ある意味ではやることがない。

なので私は滞在中、ラグーン乗馬に行ったり、ジェームズ・ボンドゆかりの名門ゴルフコースでゴルフしたりした。

サルデーニャのラグーンで乗馬
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/19/horsebackriding-lagoon-sardegna/

サルデーニャでゴルフコースデビュー!?
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/21/golf-lesson-in-sardegna/

ギリシャ・ペロポネソス半島:(9月20日〜27日)

amanzoe

amanzoe

この夏のバカンスのメインは実はサルデーニャではなく、ギリシャのアマンリゾートに行くことだった。去年モンテネグロのアマンに泊まったらすっかりアマンの虜になってしまって。

ギリシャにすごく興味があったわけでも、考古学に興味があったわけでもなく、ただアマン。
しかし、結果的にはアマン以外も満喫。

パルテノン神殿

サルデーニャからギリシャへの移動、そしてAMANZOEへ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/23/sardegna-to-greece/

全世界最古の人類の住居Franchthi Cave(フラクスィ・ケイブ)へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/24/franchthi-cave/

車のないロバの島Hydra Island(イドラ島)へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/25/hydra-island/

医神アスクレピオスの神域、Epidavros(エピダヴロス)遺跡へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/25/epidavros/

世界遺産、Mycenae(ミケーネ)遺跡へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/26/mycenae/

風光明媚なリゾートNafplion(ナフプリオン)とPalamidi Castle(パラミディ城跡)
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/26/nafplion-palamidi-castle/
Amanzoeからヘリを飛ばしてアテネまで
http://chibirashka.jp/blog/2017/09/27/athens-by-helicopter/

台湾・台北:(10月5日〜7日)

またまた夫の仕事に同行。珍しく、行ったお店などをまとめておいた。

またまた台湾へ
http://chibirashka.jp/blog/2017/10/07/taipei/

京都:(10月12日〜15日)

kyoto

海外には頻繁に行く我が家だけど、国内旅行はけっこう珍しい。しかも国内で3泊とかしたことないかも。5月の鹿児島とも関係あるけど、「山映」女将の友季ちゃんが、祇園で3日間の期間限定でおばんざいの会をやるというので、顔を出しにね。

京都のことも1本記事にしようと思ってるけど、いつになることやら…。 紅葉にはまだ少し早い時期だったけど、場所によってはそれなりに木々も色づいていたり、紅葉ピークのときに比べたら観光客も少なめで、移動も鑑賞もしやすかったのでむしろよかった。 主に行ったところや泊まったところなどは、こんな感じ。

宿

  • 要庵西富家

サービス

  • MK TAXIハイヤー

寺社仏閣

  • 平等院
  • 伏見稲荷(千本鳥居)
  • 東福寺
  • 貴船神社
  • 上賀茂神社
  • 天龍寺(竹林)
  • 龍安寺(枯山水)
  • 八坂神社
  • 河合神社
  • 下鴨神社
  • 南禅寺

カフェ、レストラン、バー

  • 喜心
  • 要庵西富家
  • 開化堂カフェ
  • another C
  • 松葉(にしんそば)
  • 一保堂茶舗(抹茶)
  • 雪月花(シガーバー)
  • イノダコーヒー

雑貨、ショップ

  • 開化堂
  • 錦市場
  • 千丸屋(湯葉)
  • 末富(和菓子)
  • 井澤屋(和小物)
  • 東五郎(京焼き)
  • 千總ギャラリー、SOHYA TAS

3日間いてもかなり駆け足だし、食事の回数が限られるだけに行けるお料理屋さんの数もたかが知れている。定期的に行きたい。

友季ちゃん経由で代官山で知り合った京都の方、例えば、湯葉の老舗の千丸屋産の若旦那や、京都の気鋭の和食レストランのシェフのお店に行くことができたりして、出会いをつなげていくのもまた楽しかった。

京都では気に入った陶芸作家さんに陶器をオーダーしたりして、帰ってきてしばらくしてから届いたその器で、毎回何を盛り付けようかと考えたりするのも創造的だし余韻にも浸ることができ、新しい楽しみを見つけた気がする。

台湾・台北:(10月19日〜22日)

台北
全然週に台湾に行ったばかりだというのにまた台北。この10月は毎週どこかに行っていてかなりハードだったな。この時の台湾は、夫の仕事と夫の部下の結婚式に同行という旅程。

台湾の結婚式ってこれまた独特。これも1本記事にしたいとこだけど、とにかくゆるい!デニムにパーカーで出席とか普通ぽい。あとお色直し回数が激しく多く、20-30分着替え、5-10分登場というのを4セットぐらいやっていたような…。

ハワイ・ホノルル:(11月23日〜28日)

久々のハワイは、母と夫を連れて。夫はお留守番。
けっこうちゃんと記事書いたので、こっちで。

11月のハワイへ
http://chibirashka.jp/blog/2017/11/29/hawaii-november-2017/

そうか、今年最後の旅はハワイだったのか。

今年は、サントロペを中心とした南仏のファッションやグルメ、エンターテイメントなどを発信するブランド「La Cigale」を手伝ったりもしていたので、本当は久しぶりにプロヴァンスに行きたかったんだけど、行けずじまいだったな。来年行けるといいな。

旅はいつでも新しいことを教えてくれるな。
それでは、みなさま来年もよい旅を!



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