今回NYに行く直前に、5thアベニューにオープンしたUNIQLOが日本では話題だった。
でかいサイネージが店内にあって、コンテンツ配信は日本で管理しているとかいうことから。(そういう意味で話題だったんだよね?違う??)
というわけで、ちょうどそのエリアにいたから行ってみた。もうすっかり夕方だったけど。
オープン初日(?)は大行列だったとか聞いた気がしたので、めっちゃ混んでるのかと思い近くまで行ってみると、確かに行列が!!
でも、よくみるとそれはユニクロの隣(厳密には間にスウォッチを挟んで隣)にあるHolisterの方だった。
なにやら、いつぞやのアバクロと同じで、イケメンモデルが半裸でドアマンをやっていて、若い女の子達がキャーキャー言いながら列をなしていたわけね。
そういうわけで、煌々と明かりのついたユニクロの方が、その明るさとは裏腹に若干かすんでいたという…。
そんなHolisterを横目にユニクロに入店。ハッピを着た店員さんが迎えてくれる。そしてそのまま吸い込まれるようにエスカレーターで上の階に。それにしても広い!ってか、超吹き抜け!
サイネージ探さないと、サイネージ、サイネージ。
これなのか!?
いや、こっちなのか!?
いやいや、こっちの方がでかい!これが噂のサイネージなのか!?
などと思い、店内を歩きまわりスクリーンを見つける度にずっと見てたけど、ただ広告が流れてるだけに見えて、何が新しいのか分からずじまいだった。
インタラクティブミラーみたいなものでもなさそうだったし(少なくとも、スクリーンに向かって何かやってる人は誰一人いなかったし、むしろ、流れてる映像を見ているのも広い店内で私だけだった…)。
そんなことよりもだよ。オープニングセールで、なんとカシミアのセーターが激安!色も豊富にあってサイネージのことはどうでもよくなり、セーター選びに夢中に。
そして、日本人なのに、ニューヨークにてヒートテックとやらを初めて買った。ヒートテックコーナーの充実ぶりがハンパない。柄も形もサイズもアイテムも、無限にある!…が、ヒートテックがほんとにあったかいのかどうなのかよく分からなかったので、黒いシンプルなタートルシャツをチョイスしてみました。
この値段でこの質ってすごい!と変に感激してしまい、自分用のほか、夫にも、はたまた家で待ってるKateにも、「カシミアセーター+ヒートテック」という組み合わせで買ってあげることにした。
タグには89ドルって書いてるけど、実際には50-60ドルだったと思う。
たくさんアイテムを持ってレジに並んだ。割とスムーズに自分の番がやってきたんだけど、担当のお姉さんの対応が無駄に丁寧。
「あ、ごめん、もう一回サイズ確認させて」
「サイズを確認したいんですね。全然問題ありません。ゆっくりどうぞ、ご確認ください。」
「カードで払うね」
「カードでのお支払いですね。全然問題ありません。かしこまりました。こちらのカードですね。今、カードをスライドしますので、お待ちくださいね…」
といった具合に、普通のお店だったら、「OK」「Sure」「No problem」ぐらいで返してくれればいいぐらいの返事が、やたら全文でリピートのようにして返答するという。しかも、喋り方がめちゃゆっくり。トロいというのともまたちょっと違って、なんというかねっとりとした喋り方。高級店の店員さんが高級感を漂わせるように優雅に喋るようなそういう感じで。
ユニクロなのにな…と、妙な違和感と共にお店を出た。
ちなみに、この5th Ave.のユニクロのプロモーションは激しくて、ファッションとかお店とかにそんなには興味がなさそうなKateでも知っていた。ただし、何回教えても「Uniqlo」という名前を覚えられないし、発音できない。外国人にとっては覚えにくい名前なのかしら。彼女に言わせると、「ユニクロ」は「ユニキュー」になってしまうのよね。面白い。