Archive for 2月, 2014

Dior 2014 S/S ウィメンズコレクション

Posted in 未分類 on 2月 26th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
DIOR

表参道のDiorで、2014 Spring Summer Collectionの特別プレゼンテーション&スタイリストによる2014年トレンド紹介というイベントがあったので行ってきました。

先日記事を書いたBURBERRYの方は秋冬ものだったので、寒い今の季節に見るとある意味ではちょうどいいとも言えるけど、そろそろ春なのに「また秋冬!」とも感じてしまう。何よりも、今すぐ買って着れるわけじゃないし…(予約はできるんだけど)

そういうわけでDiorのこっちのイベントの方は、「今年の春夏はどういう感じのものを着ようかな〜」と考え始める今頃にちょうどいい。

写真は全然撮らなかったけどメモは取ったので、様子を少しご紹介。

コートを預けて通された2Fには、椅子がコの字型に並べられていて超ミニサイズではあるけれどランウェイさながら。

正面には司会の女性用とスタイリスト広田聡さんが座るスツールが2脚。
始まるまでの間にはシャンパンをいただきました。

トークセッションだけかと思っていたのだけど、実際には外国人のモデルさんによる4つのルックの”ランウェイ”も。

それにしてもモデルさん、考えられないほどの等身バランス!

去年、ファッション・ウィーク最中に訪れたミラノで、宿泊したホテルGrand Hotel Et De Milanのラウンジが何かのブランドのランウェイ会場に使われ、たくさんのショーモデル達がそこに入っていく様子を見て、その時もびっくりだったけど、今回は、自分の30cm以内で手の届く近さ。同じ人間とは思えん…。

今季のトレンド

去年の今頃は、モダンフューチャリズムといったところから「メタリック」や「ジオメトリック柄」あとはライトといったところから「トランスペアレンシー」なものをよく見かけました。あと、花柄パンツか…。

今季のトレンドはいくつかあるけれど、注目はなんといっても

  • プリーツ
  • トランスペアレンシー
  • アート

です。

トランスペアレンシーは去年から引き続きですね。アートについては、去年もハイブランドではよく見かけました。実際、Diorでも前シーズンで一足早く発表済みとのことで、今回見せてもらったルックにはそれっぽいものはありませんでした。

(というか、Diorほどのメゾンがアートなピースを発表したから、他のブランドも追随し、やっと我々一般人のファッションの中にも入ってきた、ということなのでしょう)

ま、そんな感じで、このトレンドを踏まえつつ、4つのルックを見ていきましょう。

Dior

Look #1

SSコレクションのトップバッターのルックでもあったそうなんだけど、バージャケットにフラワープリントの細いプリーツショートパンツ。

バージャケットというのは、上流階級のご婦人方が夕食前にバーでアペリティフを楽しむために着ていくものとして、ムッシュ・ディオールによって考案されたものだそうです。

胸は立体的に、また胸下にXラインが入ることでウェストがより補足見えます。現在のアーティスティック・ディレクター、ラフ・シモンズによるデザインでは、ムッシュディオールデザインのものよりかなり丈がコンパクトです。光沢とハリのある素材。

DiorといえばParisのモンテーニュ通りに本店を構えていますが、モンテーニュといえば、プラザアテネ!(ホテルです)このプラザアテネのバーをイメージしたとのことでした。

そして、今年のトレンドの一つであるプリーツのショートパンツ。プリーツというと山と谷の畝のようになっているのが一般的ですが、このプリーツはフラットに見えるプリーツでした。ちなみにプリーツになっているの、丈の中ほどから裾にかけての部分だけで、ウェストから丈の中ほどまではシルクのシンプルなショーツになっています。

イベントの後に試着もしてみましたが、身長が150cmない私でも、ジャケットは一番小さいサイズならお直しなしで着れるサイズ感でした。丈はおへそよりけっこう上。

また、ショーツはこのフラワープリントではなく、途中から細プリーツになったタイプを着てみましたが、こちらも、ウェストを詰める必要はあるものの、私が着てもそれなりに見える秀逸さでした。特に、コンパクト丈のジャケットに、ハイウェストなデザインかつ、縦のラインが強調されるプリーツショーツなので足が長く見えます。

Look #2

パッと見では、なんてことない(といってもシルエットは恐ろしく美しい)黒のバージャケットに黒のシガレットパンツ。ジャケットは腰に膨らみがあって立体的。そしてウェスト位置も2cmほど高めだそうで、そりゃぁ、スタイルよく見えるわけです。モデルさんがこちらに向かって歩いてくるときには、「おぉ。美しいスーツだなぁー。」と思って見ていたわけですが、クルッと向きを変えて戻っていく時のバックスタイルに今度はびっくりです。

ペプラムのようなフレアが施されたフラワーープリント(かな?)のキックプリーツが、動き似合わせて軽やかに揺れます。前から見るとマニッシュ、後ろ姿はフェミニン!

ムッシュ・ディオール時代であれば、ボトムには布をたっぷりと贅沢に使ったくるぶし丈のフレアスカートが合わせられるでしょうとのこと。シガレットパンツが現代的です。

Look #3

ピンクの薄いケーブルニットにLook1に似た細いプリーツをあわせて。

このニットがトランスペアレンシー。透けて見えるほど薄い繊細なニットですが、これまたバックスタイルが可愛いのです。バックネックポイントの下あたりにボタンがあり、そこがとまっているだけで、裾にかけてはオープンスタイル。逆V字型に背中が見える状態になっています。ライニングにはチュールが使われていて贅沢。クチュールメゾンならではですねぇ〜。

背中が開いている服はなかなかハードルが高いですが、スタイリスト広田さんに言わせると、(きれいに着るために)「ジムで運動してエステに行ってください」だそうです(汗)

首元を飾るのは大ぶりなネックレス。今シーズンのラフ・シモンズのテーマが「過去と未来を旅するアリス」だそうで、コレクション会場もDiorの庭園のような空間が演出されていたそう。このネックレスは藤の花をモチーフにしているとのこと。

Look #4

オーガンジーのトップスにハイウェストスカートが組み合わさったようなドレス。ウェスト切り替えが横方向に入ったHラインと呼ばれるラインです。「カクテルパーティにも良いですね」と広田さん。

トップスがシャイニーでボトムスがマットというテクスチャーのコントラストも引き立ちます。

政近準子氏の『「素敵」の法則』に説明されているファッションテイストでいうと、このルックが似合うのはアジアンスマートな方々ですね。光沢感、全体的にペールトーン、(Hラインとも書きましたが)ハイウェストなタイトなラインのスカート部分から全体的なIライン。

どんな方にアジアンスマートテイストが似合うのか、なんてところについては、ぜひ『「素敵」の法則』を読んでみてください。

4つのルックを見た後は、広田さんとお喋りなどもしながら、試着なんかもして至福の時を過ごしました。Diorは全体的にサイズ感が小さめなので華奢な方はトライしてみる価値ありですね。(気軽に手を出せる価格ではありませんが…)

帰りには、DIORマガジンをいただきました。

Dior

【参考情報】
スタイリスト広田聡さんのブログ
https://www.vogue.co.jp/blog/satoshi-hirota/

クリスチャン ディオール 2014春夏プレタポルテコレクション
http://www.vogue.co.jp/collection/brand/Christian-Dior/14ss-rtw
※上記4ルック含めてコレクションが見れるのでおすすめ

クリスチャン ディオール
http://www.dior.com/home/ja_jp

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BURBERRY PRORSUM 2014-15 A/W ウィメンズコレクション

Posted in 未分類 on 2月 18th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
burberry card


17日の夜(JST)、BURBERRY PRORSUM(バーバリープローサム)の2014-15 A/W ウィメンズコレクションがロンドンで発表されましたね。コレクションはライブ配信されていて、日本にいながらにしても同時に見ることができます。
先日、バーバリーの担当者からお知らせのお電話をもらっていたのに、リアルタイムで見るのを忘れてしまった。

というわけで、さっきみました。

バーバリーはトレンチコートであまりにも有名な、1856年創業の老舗ブランドですが、デジタルビジネスのイノベーターとして、ファッション業界のみならずデジタル業界界隈をも賑わせていますね。バーバリーのCEOであるアンジェラ・アーレンツ氏に、AppleのCEOティム・クックがAppleの小売部門とオンラインストアの運営を任せると決断したというニュースも記憶に新しいところです。

ファッションショーをリアルタイムで見れるようにする、そしてストリーミング視聴者がショーの終了と同時にランウェイアイテムを注文できるようにしたのはすごいなと思います。表面的にはちっともすごくなさそうだけれど、バックエンドのシステムやオペレーションが。

…と、話がそれましたが…、今回のコレクション。

ハンドペイントのフラワーモチーフがフィーチャーされていたように思います。あとは、ブランケットポンチョと、オーバーサイズなこちらもハンドペイントのバッグ。全体的に「旅行」がコンセプトなのかなと感じるようなショーでした。アシンメトリーに首から垂らしたストールをベルトでウェストマークという大判ストールのスタイリングが印象的。

prorsum1
prorsum2

ランウェイアイテムは3月3日までバーバリーのサイトで先行予約できます。

それから、素敵なインビテーションも届いていたので、ショップでゆっくりと話を聞きながら…というのも良さそうです。

invitation

おしゃれへの一歩は、自分に似合うものを知ることももちろん、自分には関係ないかな…と感じるようなものでも幅広くファッションに興味を持つこと、実際に商品を見たり、良いものを手に取ってみること(たとえ買わないとしても)です。

ランウェイアイテムに興味ある方、アイテムのなかでも自分に合うものを自分に合うスタイルでワードローブに取り入れてみたいという方、ハイブランドに一人で入るにはちょっと…という方、ショッピング体験という観点でのショッピング同行のご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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パーソナルカラー

Posted in 未分類 on 2月 12th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
Personal Color Image Board

スカーフの写真が続きますが…w、
今日は、パーソナルカラーのイメージボードをちょっぴりアップデートしました。

パーソナルカラー診断を受けたことがある人も最近ではけっこう多いのではないでしょうか?

せっかくなので、今日はパーソナルカラーについて少し書いてみることにします。

パーソナルカラーは一言でいえば、その人の持つ身体的特徴と雰囲気とによって診断する、その人の肌色を引き立てる色のことです。必ずしも、その人の好きな色だとか似合う色だとは限らないので、ちょっとあいまいな表現ですが、引き立てる、という言い方がもっとも適切かなと思います。

診断の要素として「身体的特徴」とざっくり書きましたが、具体的には肌の色、瞳のコントラスト、顔の造形といったことが挙げられます。

肌色一つとっても黄みがかった人もいれば透き通るような白い肌の人もいるといったように同じ日本人(黄色人種)でもみな肌の色が違います。あるいは瞳の色や黒目と白目のコントラスト、髪の毛の色や艶感、顔の造形(どこに影が落ちやすいかなど)ももちろんみな違っていますね。

こうしたことから総合してパーソナルカラーを診断するのです。

よく知られている方法が4シーズンズカラーチャートによるものです。
この診断方法では、その名の通り、SPRING、SUMMER、AUTUMN、WINTERの4つのイメージに分類されます。ざっくりとそれぞれの特徴を挙げると、

SPRING:春に咲く花々や明るい新緑のイメージのカラー群。アクティブで親しみやすく健康的、ポップでキュート、元気、若々しいといったキーワードがぴったり。

SUMMER:初夏のあじさいの花のグラデーションや朝もやに煙った夏の海のようなスモーキーなパステルカラー群。清楚で上品、フェミニンでロマンチック、爽やかでエレガントといったキーワードがぴったり。

AUTUMN:実りの秋、紅葉の秋といった自然の豊かさを感じさせる深みのあるゴージャスなアースカラー群。洗練されて落ち着いた、豪華な、ディープ、エスニック、シックといったキーワードがぴったり。

WINTER:冬の夜空に輝く星、真っ白いゲレンデに映える色鮮やかなスキーウェア、クリスマスツリーのキラキラしたオーナメントなど、鮮やかでコントラストのはっきりしたイメージのカラー群。
クールでシャープ、都会的でダイナミック、ハード、派手といったキーワードがぴったり。

といった感じ。

この4つのうち、それぞれ

SPRINGとAUTUMNはイエローベース(黄色い絵の具を混ぜたような黄みを帯びた色)で、温かみのある(WARM)なカラー。

SUMMERとWINTERはブルーベース(青色絵の具を混ぜたような青みがかった色)でクール(COOL)なカラー。

です。

ちなみに私も以前カラーリストの方に診断してもらったことがありますが、最初に受けたときには「SPRING」という結果でした。しかし数年後、改めて別のカラーリストの方に見てもらった結果、「かなり診断が難しい肌色だ。肌色を最も引き立てるという観点だけで見ればSPRING。内面的なところも含めて総合的に判断するとAUTUMN。」という結果になりました。

⇒ 初めてパーソナルカラー診断を受けたとき(3年前)のことについて書いた記事

プロのカラーリストの方に見てもらっても診断結果が異なることもあるパーソナルカラー。
どんな診断であれ、そのカラー群しか使ってはいけないということではありません。
そして、それに引っ張られすぎる必要もありません。あくまで、知った上でそれを上手に活用するというのが賢い付き合い方です。

私が最初にパーソナルカラー診断を受けた後、つい、「これは私の色だわ!」と思い込んで、ショッピングの時、やたらとそのカラー群のものにばかり目がいきがち、ということがありました。確かにそういう色のものをトップスに着ていると「今日はなんか明るく見えるね」と言われたりもして、それなりに効果はあったと思います。

でも、それが素敵だったかどうかというと、「・・・」。

パーソナルカラーを使うことと素敵になれることは別なのです。(経験者は語る)

でも、やっぱり色が持つチカラというのもあります。
第一印象を大きく左右するのはやっぱり外見ということもあるので、メイクやヘア、装いにどういった色が使われているかによって、相手に与える印象は変わります。逆に言えば、「自分をこう思って欲しい。こういう印象を持って欲しい。」というメッセージを色を効果的に使うことで伝えることもできるわけです。

パーソナルスタイリングのカウンセリングのなかでは、肌色や眼の色といった外見的な特徴はもちろん、内面的(性格)なところや、本当はこうなりたい、今後こう見せていきたい、といったことについてもお話を聞いて、冒頭のイメージボードを使いながら、あなたを引き立てるカラーやそれにあわせて装いで表現するとよい質感、スタイリングイメージを一緒に探していきますよ。

パーソナルカラーは知ってるけど、イマイチ素敵になれない、という方はパーソナルスタイリストに相談してみるといいかもしれません。もちろん、私にご相談いただいても♪

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