東京・奥沢にイタリアレストラン「L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)」がオープン
Posted in Event, Foodie, Tokyo, カフェ・レストラン, パーティ・レセプション・展覧会 on 4月 25th, 2025 by chibirashka – Be the first to commentまたまた更新が滞ること数ヶ月。あけましておめでとうございます。
もう4月も終わりだよ…。
去年、一昨年と比べると、ハードな講座とかも取ってないし、課題とかもないし、落ち着いているはずなのだが、なんだかんだ毎週のように何かしらあってあっという間に毎日が過ぎ去っていってしまう。
ま、その話はまた今度…(って、気づいたら年末とかになってそうだ)
それはそうと、タイトルの通りでして。
昨日4月24日、東京・奥沢に「館別館的(※後述)」レストラン「L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)」がオープンしました。
腕を振るうのは、イタリアのトスカーナ州のフィレンツェやリヴォルノ、そしてエミリア・ロマーニャ州のアグリツーリズモの星付きリストランテにてスーシェフを務めるなど、国内外で経験を積んできた鈴木慎平シェフ。
5年前、私が表参道に立ち上げたこの「Native Stellar Alchemy」 という会員制・紹介制ウェルビーイングスタジオは屋号が長すぎるので、「館(やかた)」という通称で親しまれつつ毎日楽しくやっているわけですが、その間、シェフとは何度も「錬金術キッチン」や、「チビラーシカおいしいラウンジ」などでコラボしているので、館の会員のみなさんにはすっかりお馴染み。
イケメン男子だけど、宇宙的には「おかん」みたいな母性とアモーレ溢れる慎平シェフが、このレストランのオーナーです。

4月18日(金)からスタートした知人・友人限定のプレオープン期間を経て、昨日ついに正式オープンの日を迎えました。
プレオープン期間はコースのみの提供でしたが、昨日からはアラカルトもスタート。5/1からはランチ営業も予定しています。
店舗概要
L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)
https://www.instagram.com/lalchimia.astratta
http://www.lalchimiaastratta.jp/
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢2丁目25−2 メゾンド緑が丘 1F
TEL:03-5726-8717
◎営業時間:
DINNER:火曜〜日曜 18:00〜23:00(L.O 22:00)
LUNCH:水曜〜日曜 11:45〜14:30(L.O 13:30)※5/1スタート
定休日:月曜、火曜ランチ
自由が丘駅からも歩けますがちょっと遠いかも。
東急大井町線の緑が丘駅からは徒歩1分。改札出て少し首を伸ばして10時ぐらいの方向を見たら看板見えそうな感じの距離感です。
お店のコンセプト
店名の「L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)」は、直訳では「抽象的な錬金術」を表すイタリア語で、お店のコンセプトは「AMORE COSMICO ITALIANO:宇宙と調和するアモーレなイタリア料理」です。
お店のロゴは全体としては太陽のようなイメージですが、その内側には「火」「地」「風」「水」の錬金術的4つの四大元素のシンボルが描かれています。
錬金術の土台となっている四大元素の感覚や、目に見えない微細なものも味わいながら、誰にでも平等に光と温かさを降り注いでくれる太陽のような、そんなアモーレに包まれたひとときを過ごしてほしいという、シェフの願いが込められています。
詳しくはお店のサイトをご覧ください。
ちなみに、アルケミー(錬金術)という英語に引っ張られて、「ラルケミア・アストラッタ」と言ってしまいそうになることがあるかもしれませんが、イタリア語では、「ラルキミア」ですので、お間違いなきよう…。
ラルケミアアストラッタではなく、ラルキミアアストラッタです!
「館別館」の意味
ちなみに、「館別館的」と書いてますが、私が共同経営者とかオーナーとか私の店ではないです。
館立ち上げ当初からの館のお客様である、慎平シェフが立ち上げた正真正銘、彼自身のお店です。
2020年当時から、慎平シェフが、館のメンバーの方々とも頻繁に交流していたこともあり、館のお客様たちもかなりの人数、慎平シェフのお料理を食べに、以前働いていたレストランへ頻度高く通っていたりもしていました。
だから、みんな慎平シェフに親しみがあるし、館そのものや館の他のメンバーたちとの空気感、価値観をお互いに共有し、みんなが慎平シェフに対してサポーティブという感じで、慎平シェフがいるところは、館のみんなが安心・安全に楽しく集まれる場所。
だから「館別館的」なのです。
以前シェフが働いていたお店の名前もそれなりに長い店名で、みんな略して「マーニ」と呼んでいたのですが、それと同じ感じで、この店を短く略すとしたら「アストラッタかしらねぇ?」とシェフに聞いたときに、すかさず「別館じゃね?」と返ってきたので、ほぉ、なるほど〜と思ったというのもあります。
だからこそ館のメンバーたちは「BEKKAN」と呼んでいるのです(店名が長くて覚えられないからともいう…)。
館のほかのメンバーの方がやっているサービスやお店、活動に、館の別のメンバーをご紹介したり、そうやってそれぞれの人達の活動をみんなでサポートしていたりもするので、ある意味では、「館別館的」なものは、このレストラン以外にほかにもあるとも言えるんだけど…。
そういう経緯なので、館のメンバーにとっては「館別館的」だけど、それ以外の方にとっては、別館もなにも本館(?)も知らないわけで、なおかつ前述の通り、私がやっている表参道の館(Native Stellar Alchemy)と、シェフがやっているこのレストランは、資本関係があるわけではないので、別館とか呼ぶ必要はないです。
まぁ、通ぶって、あるいは何かしらの愛着をこめて「別館」と呼びたい方は呼んでももちろんいいですけどね。
ところで、慎平シェフが以前働いていたお店時代から私はけっこうシェフのお料理をインスタにアップしていたりもして、それを見て予約を入れる人も多かったので、そのお店のPR担当とか回し者なのか?疑惑もあったかもしれないのですが、そういうわけではないです。
館のメンバーである慎平シェフと、彼が作るアモーレあふれるお料理を個人的に推してただけで、お店からPR案件としてフィーをいただいたわけではなく、あくまで好意でやっていただけ。
それは彼が作るお料理が「高AMORE食」だと感じていたから。
https://note.com/love_is_medicine/n/necdfc986a915
そうやって、これまで慎平シェフの意図や信念、料理に込めているエネルギーまでをも見てきたという信頼関係などもあってか、今回のお店の立ち上げにあたっては、PR、ブランディング、そしてなによりもお店の「氣」「Vibes」のAlchemy担当をシェフから拝命しました。
ふと、2020年の時点でこんなことを書いていたことを思い出しました。
https://note.com/embed/notes/n5e29470577f1
この記事の存在をシェフが知っていたのかどうかは知りませんが…。
ま、それはそうと、ここ数年、館に集中していたので、PRとしての案件はお受けしていなかったのだけど、価値観を共有でき、地球のアップリフト、アップグレードに寄与すると感じられる、今の時代に必要だと私がピンとくるものに関しては、PRや起業のご相談にのっています。
(壁打ち含め起業やウェルビーイングに関するコンサル的なものは館の「Abundance Alchemy」というサービスでご予約ください。)
シェフから店名を「L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)」にしようと思う、と連絡をもらったときは、なるほどなー、さすがだなーと思いました。
イヤイヤでやってる仕事であったり、口ではいいこと言ってても裏では悪口を言っていたり、うまいこと人に取り入ろうとしたり、脅しや制約でコントロールしようとしたり、恐れから生じる執着的なもの、あるいは妬みやそねみ…。そんなものがうずまく環境で開発されたり提供されたりしているものって、みんな本能的に空気感で分かってしまう。
表に見えている言葉や商品といった、もうすっかり具体に落ちた密度の高いものの背後にある、粒子のような細かい思念みたいなものまでをどこかでキャッチできるようになってしまっている。
そんな、見えない領域への感度が高い人がめちゃくちゃ増えてきていて、そういう感性でお店や商品を選ぶ時代になってきているので…。
シェフ自身がそういうことを見抜いたり感じたりする能力がとても高いゆえに、ナチュラルにそんな店名にしたのだろうなーと思いました。
彼のそんな意図を汲むと、便宜上「PR担当」とは言っているけれど、誰かれ構わず広くあまねく知らせて認知度上げればいいとは思わないし、通常のPR手法は取らないかもしれません。もはやQuantum PRとか言っちゃう?
そんなわけで、館とは全くの別事業、別経営ではあるのだけど、この「館別館的」レストランに、少し関わらせていただいているのです。
Housewarmingな「チビラーシカおいしいラウンジ・シークレットディナー」を開催
L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)のプレオープンよりもさらに前の4月12日、実はこの「館別館」で、チビラーシカおいしいラウンジ・シークレットディナーを開催しました。
キャパが限られるので、これまで「チビラーシカおいしいラウンジ」に来てくださっていた方や、直近、館でプライベートセッションを受けに来てくださっていて直接お声がけできた限られた方だけでしたが、みなさん貴重な時間を使って緑が丘まで足を運んでくれました。
3月からお店には着々と家具や調理器具なども搬入され、表には看板もかかり、4月に入ってからはSISONギャラリーから吉野マオちゃんのアートも搬入され、レストランとしての形はできてきていたけれど、人の気配や温かみがまだ全然ない。
だから新居をあたためるHousewarmingのごとく、この空間に火種を入れて、この空間のスピリットのスイッチを入れる。そんな感じのディナー会。
ある種の祝福の儀式。
ウェルカムセッティングでお迎え
店内からは外の緑も眺めることができるんです
外観はアーチ状のガラスと立派なレンガ、そしてアイアンが目を引きます
床はテラコッタのタイル
ホストの慎平シェフとNaokoからウェルカムのご挨拶
長谷さんがなんとすごいワインをお祝いにもってきてくれました。
ブルスケッタ: きのこのコンフィを自家製酵母で焼いたパンにのせて。 ペコリーノで仕上げ
カツオのセミクルード: 軽く炙ったカツオを塩たたきに
ホワイトアスパラ:ヴェネトのホワイトアスパラを、ヴィネガーをきかせた卵の自家製ソースでバッサーノ風に。
真鯛のグリリアータ:宇和島の天然マダイをグリルして、群馬のハーブミックス。そして同じく群馬の黄色ビーツで作ったピュレを添えて。どちらもシェフの知人の畑から
ホタルイカのパスタ:ホタルイカとかき菜という菜の花みたいな青臭い感じの野菜をあわせたソースをトレネッテという手打ちパスタにからめて
慎平シェフの自家製パン
牛のグリル: 北海道の黒毛モモ肉。赤身を焼いて。 赤いソースはペペロンチーノ。黄色はパプリカのソース。
ドルチェ: ゼリーをまとわせた柑橘。 南津海(なつみ)というカラマンダリンとポンカンをかけ合わせた柑橘と黄金柑。シェフの友達の果樹園から。
来てくれた館メンバーのみなさんどうもありがとう!
そしてお料理や屋内外のもの含め、一部を除き、写真は真澄さんが撮ってくださいました!
最後に
このお店の場所は、以前もイタリア料理店で、そこは20年以上も長く続き、地元の方にとても愛されていたお店でした。
とある事情があって、そのお店は去年突如、閉店せざるを得ない状況となり、その数カ月後、めぐり合わせによってL’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)がオープンすることになりました。
4月に入って、窓に「まもなくオープン」のお知らせチラシを貼ってからは、「またイタリアンレストランができるんですね」「前のお店の常連でした。本当にいいお店だったから残念だったけど、こうしてここにまた明かりが灯ることが嬉しい。」「オープンしたら絶対に来ます!楽しみです!」と、たくさんの方が足をとめ、声をかけてくださり、温かい気持ちになると同時に、緑が丘という場所でこのお店がポジティブで気持ちのよいエネルギーの交流の場になっていくといいなと思いました。
まだまだオペレーションなどが安定しない日もあるかもしれませんが、慎平シェフ自身や彼のお料理を通じて、食材たちのエネルギーや大地の愛をぜひ受け取りにいらしてください!
現時点では、L’Alchimia Astratta(ラルキミア・アストラッタ)のインスタグラムのDMにてご予約を受け付けています。(慎平シェフや私と面識がある方はそれぞれにご連絡いただいても…)
シェフがこのお店をオープンすると決めたときに意図し希求した通りに、このお店に足を運ぶ方々が、デュアリティの世界観ではなく、抽象度高く宇宙的な視点で物事を捉え、調和的そして平和的でありますよう!