せっかくロッキー山脈ふもとのデンバーに行くのだし、というわけで、Gray LineがやっているDenver Mountain Parksというツアーを予約した。
Cherry Creek Shopping Centerを基点に、コロラドの自然を4時間ほどで楽しめるバスツアー。
事前にGray Lineに電話しておいたのでホテルでピックアップしてもらって、Cherry Creek Shopping Centerに連れていってもらった。バウチャーをプリントしたやつを、ショッピングセンター内のGray Lineのデスクに持っていってチケットに変えてもらって、またバスに乗り込む。ここのデスクのおじちゃんがお茶目で面白かった。
まず最初にバスで向かったのが、Red Rocks Park and Amphitheatre。
ロッキー山脈のふもとに横たわる巨大な赤い岩がそのまま使われた公園と野外円形劇場。
壮大な景色にただただ圧倒されるばかり。こんなところでのコンサートなんてほんと気持ちいいだろうなー。
パーク内はもちろんすごいけど、ここにたどり着くまでの道も、ここからBear Creek Canyonへの道も、道路脇の岩肌が独特で全く飽きない。
長谷川さんやkasuyerさん、ジョージ達はバス内で寝てたけど、時差ぼけの全然ない私はいたって元気で、バスドライバーが色々解説してくれるのをずっと聞いていた。
途中でEvergreen townという街を通ったんだけど、ここにはゲーツ家の別荘があるそうで、確かに軽井沢の別荘地のような雰囲気も（もっと山々しい感じではある）。ゲーツ家って、最初てっきり、ビル・ゲイツかと思ってたんだけど、よくよく聞いてたら、Denverの実業家、Gates Corporation（車のパーツとか）のゲーツ氏だそう。
このあたりをバスで進んでいると、deer（鹿）やelk（ヘラジカ？）に遭遇。
ほんとにちっちゃな町という感じで、ちょっとしたグロッセリーショップや飲み屋がある、そんな山あいの町という感じなんだけど、Evergreen lakeというこれまたきれいな湖もあって、夏休みを家族でのんびり過ごすのにほんとによさそう！（Evergreen laekはこのEvergreen townの飲み水を供給）
その先では、Bergen Parkという公園地帯も通過。ここはデンバーっ子にとってのピクニックパークなんだとか。めちゃ気持よさそう！あとは、Genesee Parkというところも一瞬通りかかった。
ここはバッファローの保護地域だそうで、実際、遠くの方にバッファローの群れがみえた。車窓越しにカメラを向けていたら、ドライバーのおじちゃんが、車止めて降りて写真撮りたいかと聞いてくれたけど、うーん、降りたとしても望遠レンズがないととてもとれなそうと思って断念。
その後は、Buffalo Bill Museum & Graveへ。
バッファロー・ビルって何よ？と私は全然知らなかったんだけど、アメリカ人にはポピュラーな人らしい。カウボーイで、金鉱労働者でもあり、ワイルドウエストショーの創設者でもあり…みたいな。バッファロー・ビルのこうした生涯の出来事や活躍の展示をしているのがMuseum。
その先にはバッファロー・ビルのお墓も。このお墓のあるLookout Mountainの見晴らしたるや、もうbeyond description!
テーブルマウンテンと呼ばれる台形のような形の山が2つ見え、その間にある工場地帯は、Coorsビールの工場があった。
Lookout Mountain（Buffalo Bill Museum & Grace）を降りて、その工場地域を通りかかったけど、きっとCoorsの社員とかで町が成り立ってるんだろうなーという印象だった。
しばらくI-70入ってるとLakeside Museum Parkとかいうパークも。なぜそんなの覚えてるかというと、ドッグランがあったから。素敵ー！
このツアーに参加したのは、私たち4人のほか、全部で10人ぐらいだったと思うけど、帰りはそれぞれのホテルに送ってもらった。そのうちの1人のホテルが、デンバー市内よりも比較的このLakeside Museum Park寄りなところにあって、そこのそばに、Village Innがあったのが超懐かしかった！
Village Innってコロラドにもあるんだ！あー、Chicken-Fried Steak食べたい。
