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宇宙元旦2024

Posted in 未分類 on 3月 20th, 2024 by chibirashka – Be the first to comment

いやー、だいぶ長いこと放置してしまったこの個人ブログ。

久しぶりに投稿してみようかと思ったらログイン方法自体を忘れ、焦った…。

なんとか入れてよかった。

2019年の終わりに館をスタートしてから、それまでやっていた仕事とはだいぶ違う生活になったけど、とはいえ毎年毎年なにかしら大型更新(自分のバージョンアップ)があり、館を立ち上げることがゴールではなかったのか…と思う日々。

で、最近は何をやっているかというと、主に、アルケミークリスタルシンギングボウルという、水晶や宝石でできた共鳴楽器を用いたサウンドヒーリング(サウンドバスなど)と、クリスタルヒーリング、そして、アルクトゥルス星人という宇宙存在と一緒に「アルクトゥルス・クォンタム・ヒーリング®というのをやっています。

もちろん、チネイザン(内臓デトックスマッサージ)やロミロミ、フィトテラピー、星読みなんかも使っているし、「クォンタムアルケミー」というホリスティックプログラムとしてTimeWaverという量子デバイスを使ったコンサル的なこと、その他色々やっているんだけど、どんなツールを使うにしろ、というか、同じツール、メソッドを使っても、扱う人自身(この場合私)が持っている、そもそものエネルギーの質によって、提供価値はだいぶ変わるし、風の時代に入って数年経つけれど、ますます、周波数、vibesで物事を感じ取り、選び取る時代。

だからこそ、自分のカラーをより表に出したほうがいいな…と改めて思い。

で、なおこのエネルギーの質とは一体なんなのか…というと、自分では多分それが当たり前過ぎて自覚がないんだけど、「なおこのエネルギーは豊かさ(アバンダンス)」というのを、事あるごとに色んな人に言われてきていて、やっと最近それが腑に落ちるようになってきたというか。

超俗な言い方をすれば、もともと「あげまん」という自覚があるんだけど、この言葉の語源をみていくと、「上げ間」であり、「上げ=上昇」「間=スペース、物事や人間関係といっためぐり合わせ」ということなのだとか。

ある人には「なおこはラッキーチャーム」と言われたりもして、私がいることでなんとなーく、価値が上がるとか、雰囲気がよくなるとか、リアルに経済効果が高まるとか、そういうのがあり、これまでの物質的な豊かさの時代ではそれだったけれど、館をはじめてから、特に、精神的な目に見えないレイヤーのことを扱うようになってからは、いわゆるスピ業界でいうところの「アセンション(次元上昇)」担当か…という認識も出てきて、この次元上昇=スペースの上昇、間を上げる、となって、一周回ってあげまんじゃんみたいな。

なんとなく「あげまん」という言葉自体が上品ではないので、ちょうどよい言葉が見当たらないんだけど、ここ数年やってきたこと、人から言われることを総括して、結果、最近は「Abundance Alchemist」を名乗ってます。

豊かさってどこか外からもってくるものではなくて、みんな地球に来るときには、その人が地球でやりたいことをやるためのスペックをちゃんともってきていて、それをただすっかり忘れてしまってるだけで、自分だけの豊かさを誰もがちゃんと自分のなかに持ってる。

それを思い出すためのきっかけを提供したり、お掃除したり、磨き出す作業だったり、内側から発光させるためのサポートをする。そして、上から光の柱をおろして、その内側の光と統合してアンカリングする。誰もが自分の豊かさに気づいて、もっている豊かさの要素を錬金させて、場合によって変容を起こし、本来地球にきた目的をスムーズに遂行できるようにしていく。

それがAbundance Alchemistのお仕事。

そして私にとても相性がよく、やってて楽しくて、確かに思い返してみると昔からそういう系だったわ…と思うのが、周波数とか電磁波とかその手のこと。

だから、アルケミークリスタルボウルという音の周波数を用いることや、アルクトゥルス星の周波数を用いた量子エネルギーヒーリング、鉱物の周波数を用いたヒーリングを主なツールとしてつかってるというわけ。

ここ数年のことを1つの記事にまとめるってできないから、まぁ、これからはたまにはここのブログも更新しようかな…と突然思い立った、2024年の宇宙元旦(春分の日)

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2019年に行ったところ

Posted in 未分類 on 12月 31st, 2019 by chibirashka – Be the first to comment

naoko
毎年書いてるこの記事。

ここ何年もずっと旅が多かったけど、今年は多い年の1/5ぐらい、去年と比べてもほとんど行っていない。

しかし、去年の記事の最後に「さぁ、来年はどこに旅するのでしょうか。人生が変わるような旅に出たい。」と書いたけれど、まさにそんな旅をしたし、長い人生でもなかなかない大冒険の1年だった。

随分遠いところまで行ってしまったものだ…。

というわけで、ハイライトをまとめてみた。
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ファッションセミナーとワークショップの講師をしました

Posted in 未分類 on 9月 3rd, 2017 by chibirashka – Be the first to comment

うわー。今年に入ってから一度もここを更新していなかったとは!
普通の方のブログはたまに更新しているのだけど…。
http://chibirashka.jp/blog
※ この普通ブログの方でも、ファッション系イベントやレセプションなど色々アップしてるのでよかったらご贔屓に〜

7月後半に久しぶりにファッションセミナーとワークショップの講師を務めたのですが、遅ればせながらその時のスライド資料を公開したので、ブログ記事にしておきます。

開催は7月27日。
日本最大規模のデザイン会社「コンセント」の社員向けに、「コードとモード 名刺代わりのファッション」というタイトルで、座学とワークで2時間のプログラムとして行いました。
コンセントは私が本業として所属している会社でもあります。
https://www.concentinc.jp/

「コンセント」には、社内に持っているスキルセットをプログラム化した教育制度「CONCENT DESIGN SCHOOL」というのがあります。

もともと、社内勉強会や自主活動が盛んな文化で、またデザイナーやPMなどいろんな社員が、講演やセミナー、企業研修等の講師依頼、登壇依頼をいただくことも多いコンセント。ついには教育プログラムも自分たちでデザインしちゃったという感じ。つまり外でやってるのを中でやればいいじゃん的な感じでもあります。

毎月、けっこうな数のセッションが動いているうえ、さすが、さまざまなプロジェクトを扱ってる会社だけあって、ジャンルの幅広さとクオリティの高さには、自社ながら驚くばかりです。

「ウェブ戦略」あり「コンテンツ戦略」あり「プロトタイピング」あり「契約・法知識」あり「モーション」あり「撮影ディレクション」あり「雑誌づくり」あり「イベントの作り方」あり…

要はデザイナーとして必要なことであればなんでもやる!というデザインスクールなのですが、その一環で、この日はファッションを扱ったのでした。

私も外部でファッションセミナーの講師に呼んでいただいたり、自分でワークショップやったり、コラムを寄稿したり…とやってたのですが、社内でファッションセミナーやるなんて3〜4年ぶり!ここ数年、バラバラと小出しにしていた知見などを、ある程度体系立てて、そして体験できるように設計したのが、このファッションセミナー「コードとモード 名刺代わりのファッション」です。

産みの苦しみがだいぶあったけど、ここ数年自分がやってきたことのいくつかは、フレームワークにも落とすことができたし、「こういうことだったのかー!全部こうつながるんだー!」と我ながら、関係性の発見もあり、しかも、多分、誰もが(特にビジネスパーソンやデザイナーであればファッションに興味がない人でも)、ある程度までは自分自身のパーソナルスタイリストになれるというレベルに、再現可能性を高めた感があります。

この日のセミナーは、

  • 男女両方
  • 新入社員からベテランまで入社年次も色々
  • デザイナーからPMなど職種も色々
  • ファッション好きから苦手な人までリテラシーも色々

というオーディエンスだったので、それに耐えうる抽象度を保ちつつ、持ち帰り感も担保できるよう具体的なものもたくさん入れました。

社会人、特に今回はクリエイティブ職種(デザイナー、アートディレクター、PM)向けだったので、通常業務のプロジェクトのプロセスにも即したような方法で、パーソナルスタイリングの全体像や具体的な取り入れ方などを紹介しました。

スライドの一部ですー。

座学では、特に4つのフレームワークやツールにフォーカス。

  • TPPOS
  • CODE & MODE
  • 5 LEVELS
  • WARDROBE SPECTRUM

そのなかでも、具体的に実践しやすいツール「WARDROBE SPECTRUM」をチラ見せしましょう。
以前、Rhythmoonでの「旅するファッションコラム」にも書いたものをブラッシュアップした感じのものです。

「ワードローブの傾向をスペクトラムで考えるクセをつけよう」
http://www.rhythmoon.com/column/2016/03/post-1708.html

前半の座学である程度の考え方などを入れた後は、パーソナルスタイリングの全体像の各フェーズを簡単に体験できるような、実際的なワークショップのセッションを行いました。

ワークショップの流れはこんな感じ。

  • IMPRESSION|調査と分析
  • EXPECTATION|仮説
  • VALUE|価値分析
  • CONCEPT|コンセプト作り
  • EXPRESSION|統合ワーク

世の中にパーソナルスタイリストはたくさんいるし、ファッション系セミナーやイベントなども、少なからずあると思いますが、このプログラムは私らしいバックグラウンドを活かして提供しているので、ユニークだと思います。

その理由として、このプログラムの設計・提供にあたっては、

  • 物事を言語化する能力がないと難しい
  • 視覚デザイン、平面デザインのバックグラウンドがない人にはできない
  • 情報アーキテクチャやユーザーエクスペリエンスデザインのバックグラウンドがない人にはできない
  • ビジネス言語(リアルな会社員の思考、一般的な企業での日常生活で使われている感覚含む)で話せない人にはできない
  • リアルにHIGH & LOWの両方の世界を知らないとできない
  • ワークショップファシリテーション経験がないとできない
  • ごく平凡なファッションから突き抜けた経験がないとできない

といったことがあるからです。

テーマとしてファッションやスタイリングのことを扱ってはいるのですが、ファッション業界経験しかない方にはおそらくできないブリッジの仕方をしています。

またさらに、実際の開催までの間には、デザインスクール運営事務局のメンバーと事前の何度かのミーティングやプロトタイプのレビュー、ランスルーも行ったので、精度があがりました!

ちなみにそのメンバーとは主に『なるほどデザイン』の著者である筒井美希さんや、プロジェクトマネージャーとして400名規模のセミナーで登壇経験もある(←しかもこの時のスタイリングは私)の中村朋子さんという豪華メンバー。

筒井美希さんの『なるほどデザイン』
https://www.concentinc.jp/labs/2015/08/naruhodo-design/

中村朋子さん登壇のCSS Nite LP40
http://cssnite.jp/archives/post_2812.html

終わったあとに参加者のみんながくれたお手紙(コメントか…)は、

  • 「目からウロコ。新しい世界が見えた」
  • 「こんなに構造化して振り返る機会がもててよかった」
  • 「コンセントの必修授業にしてもいいと思った」
  • 「理論的な説明で説得力があって「単におしゃれ好き」と切り捨てられなくてすみそう」
  • 「デザインとファッションを考えるプロセスは確かに似てる」
  • 「フレームワーク使ってみます!」
  • 「世の中の大体のことはIAのフレームワークで分解できることがわかった」

などなど…。嬉しい(涙)

日々の業務ともある程度リンクして考えてもらえた面も、あるいは普段考えなかったようなことに気づいてもらえた面もあったようで、ホッと一息。

ワークショップ内容は公開しませんが、スライド資料をこちらで公開しています。

CODE & MODE | What You Wear is Who You Are from Naoko Kawachi

Keynoteで作ったものをアップすると日本語が表示されない問題があるので、PPTXでの公開フォントや見た目が微妙に違って美しくないけど(涙)
よかったらご覧ください。

ちなみに最近の私は、本業のコンセントのほか、フラワーショップ「kusakanmuri」のPR担当、プロヴァンスのファッションやグルメを紹介するフランスのライフスタイルブランド「La Cigale(ラ・シガール)」のPR担当などもしていて、けっこう忙しくしているので、パーソナルスタイリングのご相談などはあまり積極的には受けていないのですが、スタイリングでも企業内研修としてのセミナーやワークショップなど、もしご興味ありましたら、ご連絡ください。



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安全ピン(Safety Pin)をつかった5つのスタイリングテクニック〜補正からスポンテニアスまで

Posted in 未分類 on 11月 20th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
safetypins

大統領選が終わり、次期大統領がトランプ氏に決まったアメリカでは、多くの人たちが「安全ピン」を胸につけていると聞きます。

選挙後のアメリカにまだ行っていないので、自分の目で確かめたわけではないのですが、宗教や国や性別について差別的発言をしてきたトランプ氏の勝利のあと、マイノリティに対する嫌がらせが起きているそうで、それに対して、「自分はあなたにとって安全です」という意思表示のため(=マイノリティへの支持)、人々が胸に安全ピン(Safety Pin)をつけ始めたとか。

国民投票でEU離脱が決まったあと、移民に対する差別が起きたイギリスでも、安全ピンをつけた人々の写真をネットでよく見かけました。

そんなふうに、最近は、安全ピンを目にする機会が多く、それで思い出したので、今日は安全ピンについて書こうかなと。

といっても、意見を述べる記事ではなく、あくまでスタイリングTipsとして。

バッグに常に忍ばせておける小さくも頼もしいツール、安全ピン

普段持ち歩いているものというのはいくつかあるけれど、私の場合、そのなかに必ずあるのが安全ピン。小さくて軽くて荷物になるわけではないのに、スタイリング上、けっこう大きな役割を果たしてくれることもある頼れるアイテム。

しかも、安価。
むしろ、アパレルショップによっては、値札や各種タグが安全ピンで止められていることもあるので、そういった安全ピンを捨てずにとっておけば、わざわざ買うようなものでもなく、きっとどのご家庭にもその辺に2つ、3つは転がってるようなものかなと思います。

安全ピンの5つの使いみち

さて、では、その安全ピン。
どんな風に使えるのか、私がよくやる5つをご紹介。

  1. 丈を詰める
  2. ウエストを詰める
  3. 開き具合を補正する
  4. シルエットを変える
  5. ほつれを仮止めする

1. 丈をつめる

例えばパンツの丈。私の場合、よく登場するのが黒のジャンプスーツ。ポインテッドトゥのヒールのあるパンプスでスパイシーでありつつレディライク、といった合せ方をしたいときもあれば、スニーカーでカジュアルに振り切りたいということもあります。

jumpsuit1
左のように高めのヒールにあわせてちょっとドレッシーに着ることもあれば、右のようにスニーカーに合せてスポーティカジュアルで着たいことも

しかし、着るたびにまつり縫いするのも面倒…というズボラな私。そんな時、片足2〜4ヶ所ずつ安全ピンでとめてしまいます。

jumpsuit2
片足2つのピンでとめる場合は、前後ではなく左右でとめるのが目立ちにくくておすすめ
jumpsuit3
表から見えるのはこれぐらい(水色の丸のなかの点)

表から多少安全ピンが見えても足元だとそれほど目立たないですし、特にジャンプスーツなんかは夜の外出で着ることが多いので、安全ピンで十分!

2. ウエストを詰める

基本的には、ジャストサイズにお直しするほうがいいですし、ベルトループがあればベルトで締めるのもよいのですが、ウエスト周りのデザインや作りによっては、アイテムそのものの値段に対してお直し代が高くつくような場合があります。カジュアル服で、かつトップスをオーバーにして着るようなボトムスの場合は、私は安全ピンでウエストをとめてしまいます。もちろん、詰める範囲が大きいとシルエットに多少の影響が出るけれども、自分が気にするほどには人は気にしてみていないことも多いので。

たとえば、こんなウエストにフェイクレザーが使われたパンツ。

waist_pants1
そのままでも着れないこともないけれど、ちょっとウエストがゆるい

内側で左右それぞれウエストにフィットするようピンで適当につまんでとめる

waist_pants2
ピンで穴があくので、リアルレザーなど高価なものの場合にはやめておいた方が無難だけど、そうでなければこれぐらい適当に。

スカートの場合も。例えば、こんなハトメのようなメタルの飾りのついたフリンジミニスカート。

waist_skirt1
腰骨でギリギリとまるのでそのままでも着れないこともないけれど…

サイドジッパーのあたりでウエストにフィットするようピンで適当につまんでとめます。

waist_skirt2
このスカートはベルト芯などなくてウエストが柔らかいので、ピンでとめるのも簡単。

平置きするとこんな感じです。

waist_skirt3
シルエットが多少変わってしまっても気にしない

「腰からずり落ちてこなければいいや、どうせウエスト部分隠れてるし…」といった、ここでもやはりズボラマインド。

3. 開き具合を補正する

胸元が大きく開いたミッドナイトブルーのレースのラップドレス。丈感、肩の位置などはピッタリなのに、私の胸にボリュームがないために、胸周りだけが少しガバガバになってしまう。そんなとき、中にキャミソールを入れて覗かせるのもアリですが、内側から安全ピンでとめて、開き具合を補正することも。

wrap1
胸元の開き具合を比較しやすいように、写真ではあえてキャミソールを差し込んでます。

けっこう深めに開いた胸元をピンでとめてこれぐらい浅くすることもあります。

wrap2
キャミソールがいらないぐらいの開き具合に

裏でこんな風に適当に安全ピンでとめているだけです。

wrap3
基本的にはピン1つでもOKですが、動いたときにピンが外れて胸に刺さることがないよう、負荷分散のために2ヶ所とめにしてます。

このワンピ、胸の開き具合を補正しなくてもなんとか着れないこともないので、欧米を旅行している時など、むしろ胸の開き具合が大きめでもそれほど気にならないケースではそのまま着たり、日本にいるときは控えめにしたり…と、その時々で安全ピンで対応。

このラップドレスを着てモンテネグロのスヴェティ・ステファンにて

4. シルエットを変える

私がバランスよく着るには少し丈が長いコクーンシルエットのワンピース。

dress1
吊るした状態ではわかりにくいけれど、シンプルなコクーンシルエットのワンピ。

単純に丈つめするのではなく、内側を安全ピンで適当につまんで裾の長さを調整して着ています。

ワンピの内側で、ランダムに2ヶ所ぐらい適当にピンでつまんでとめます。裾から何センチのところ…と厳密に測ったりせず、気分で適当に、左右バラバラの位置でとめるのがポイント。

dress3
この時は左右で1ヶ所ずつ。

平置きすると、ちょっとぐちゃぐちゃなように感じられますが、少し裾にバルーンのようなボリュームがでます。

dress2

もともとの丈だと私には少し長く、また素材とゆったりしたシルエットから、そのまま着てしまうとリラックス感漂いすぎるデザイン。でも、安全ピンでとめて裾をちょっとだけアシンメトリーにして動きをつけるだけで、少し気の利いた感じになり、ジャケットやストールを合わせるとオフィス仕様にも。

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実際に着るとこんな感じ。ドレープもできて動きがでます。

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同じワンピ、同じような黒のジャケットでもピンのとめ方を少し変えるとシルエットがまた少し変わります。

5. ほつれを仮止めする

めったにないですが、床ギリギリの丈のパンツでヒールを履いているようなとき、うっかりヒールでパンツの裾を踏んでしまったり、パンツに限らずスカートでも何かの拍子でひっかけて、裾のまつり縫いが切れてほつれてしまうことがあると思います。メンディングキットを持っていればその場で縫ってしまう方がよいのですが、日中、仕事で外出している時など、そんなことも言ってられません。

ほつれの範囲が大きいと、裾がダランとなってしまい、余計にほつれが進んでいったりするので、そんな時の応急処置として安全ピンでとめておきます。

5つほどご紹介しましたが、いずれにしても、テンポラリーに!というのがポイントです。また状況としてもカジュアルなシーン、またはエマージェンシーの時に、ということです。

フォーマルな状況では、基本的には前もって色々準備しておくことが、その場で出会う人に対しての礼儀になるので、きちんとお直しに出すなどして備えておく方が無難でしょう。

今年のトレンド「スポンテニアス」にも

ところで、今年のファッショントレンドとして「スポンテニアス」というのがあります。

Spontaneous
【形】自発的な、自然に出てくる、のびのびとした、おおらかな、任意の

どことなく、計画性がなく、ちょっと奇抜さもあり、枠にはまらないような、そんなニュアンスもあり、ファッションでいうと、着る人次第でコーディネートが自由自在なスタイルとでも言ったらいいでしょうか。

袖が大きく膨らんだデザインや、ギミックが効いてシルエットに変化をつけることができるデザインのアイテムなどがあげられます。前でも後ろでも結べたり結ばずに垂らしたままにできるリボンのついたアイテムであったり、とめたりとめなかったりできる飾りとして変則的についたジッパーのあるアイテムなどもよく見かけますね。

ちょっとした遊び心で着こなしに「外し」を加えるのがポイント。

安全ピンの5つの使いみちの4つめに紹介したように、安全ピンがあれば、手持ちのアイテムのシルエットを簡単に変えることができるので、ちょっとしたスポンテニアスにも。

トレンドも意識しつつ、手持ちのアイテム同士を安全ピンでくっつけてみたり、洋服の一部を安全ピンでとめてシルエットを変えてみたり、安全ピンを使って自由なスタイリングにトライしてみてはいかがでしょう?


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服は、あなた。

Posted in 未分類 on 10月 15th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
服は、あなた。

私のパーソナルスタイリングの師匠であり、日本におけるパーソナルスタイリングの第一人者である政近準子氏の最新刊『服は、あなた。』をご紹介。

先日の三連休、半分仕事、半分プライベートで小豆島に行ってきた。
予約していたこの本が届いたのは旅行の数日前だったけど、旅行前は時間が取れずなかなか読めずにいた。
なので、今回の旅の間にすきあらば読もうと持ち歩いていたけど、結局読めたのは帰りの新幹線。

ファッションは生き方そのものであるから、この本はファッションを超えて生き方の本と言ってもいい。

さて、7月に「ファッションから私らしい働き方を考える」というテーマで講演させていただく機会があった。

それって、私がパラレルキャリアでパーソナルスタイリストをやっており、なおかつ元々の私のバックグラウンドがファッションではないからこそいただいた機会だったのだと思うけれども、そのときに、ファッションと働き方の共通点、コアなものってなんだろうと改めて考えてみた。

で、そこで思い至ったのは、何を着るか、どう装うか、どんな働き方をするか、どんな仕事を選ぶかというのは、『あなたってどういう人なんですか?』を表すことじゃないかということだった。
なので、ブログ記事にも書いたけれど、その講演ではそれを軸に話すことにした。

⇒ 記事: 「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」でお話ししました

この本のタイトルを借りれば「装いは、あなた。」「働き方は、あなた。」である。

経験上、装いと、装いによって経験できることの間には相関があり、また経験によるマインドセットや態度の変容はやはり装いの選び方にも影響する、という循環があると感じていて、それを図で表現して説明したりすると、うすうす感じていた人にとっては「確かにー!」となり、実際に、腑に落ちてくれる人も多いんだけど、見て見ぬ振りをしてきた人や、もしそうであると自分にとって都合が悪い人にとっては、耳障りの悪いことでもあるゆえ、伝えることが本当に難しい。

衣食住は全部つながっている。心と体の健康もつながっている。点でしか見えていないと本当にもったいない。

…ということを、パーソナルスタイリストの第一人者で圧倒的な経験をもつ筆者の著書を読んで、改めて「間違ってなかったー!」って思えたことはなんと心強いことか。

なにか人生でうまくいかないと思うことがあったら、うまくいっていないことそのものではなく、その周辺を疑ってみると何かが見えるかもしれない。

なんかモヤモヤするのに、何から手をつけていいか分からないときに、手にとってみたらいい本。
男性も女性もね。

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DOLCE & GABBANA表参道ストアオープニングレセプション

Posted in 未分類 on 9月 19th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
DOLCE & GABBANA omotesando store renewal opening reception

こちらのブログもすぐにポストが滞ってしまうので、ライトにでも日々の出来事をアップするようにしよう。
(と何度言ったことか…)

そういうわけで、ちょっと遡るんだけど、DOLCE & GABBANAの表参道ストアのリニューアルオープンレセプション。

DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ、以下ドルガバ)の表参道ストアは、去年の夏頃(だったかな?)まで、表参道ヒルズの正面玄関すぐ左手、表参道沿いにあったのだけど、移転に伴い閉店してしまった。
ちなみに、かつてドルガバが入っていたところは今はVALENTINOになっている。

閉店する時には、半年ほどで表参道エリアの別の場所にリニューアルオープンすると聞いていたけど、その後、別の店舗でのレセプションなどで担当者に会ったときには、デザイナーの2人(ドメニコとステファノ)が表参道のリニューアルにかなり興味を持って力を入れたいと言ったとかで、計画に変更が生じ、結局当初のリニューアルオープン予定の時期にはオープンしなかった。

結局、表参道を閉店してから1年ほどたった、先日9月10日(土)、Fashion’s Night Outにあわせるかのようにグランドオープンし、その前夜9日(金)にはオープニングレセプションが開催され、レセプションにご招待いただいたので行ってみた。

DOLCE & GABBANA omotesando store reception invitation

リニューアルした新しいお店は、以前のMIUMIUがあったところ。LA PERLAとPRADAの間の道を入った、MARC JACOBSやSONIA RYKIELの辺りにある。

そこは、私が毎日家からジムに行くときに通りかかる道であり、ドルガバ表参道ストアの馴染みの店員さんから、ストアができる場所を聞いていたので、毎日工事の進捗を気にして、時折写真を撮ったりもしていた。

https://www.instagram.com/p/BJOwPpWgzFr/

DOLCE & GABBANA omotesando store

レセプションは18:00からだったけど、私は大切な友人を連れて20:00頃に行ってみた。

招待客しか入れないパーティゆえ、お店の外にはスーツ姿でインビテーションを確認するスタッフの人たちや、タクシーで乗り付ける人に、一足先に会場をあとにする人たち…と、落ち着かない雰囲気。 お店の外で友人を待っていると、シャンデリアをビジューで描いた、とても存在感があるドレスを着た女性がお店から出てきた。 そうかと思うと、シチリアの太陽をいっぱい浴びたような鮮やかな色のプリントドレスを着た女性達が出てきたり、黒のドレスにちょっとゴツメのアクセサリーをした女性が会場に入っていったり…と、パッと見色々だけど、どれもこれもドルガバらしさが感じられる装いの人々。

会場には、私たちが行った時間でも、菜々緒、成宮寛貴、小栗旬などがいて、その後instagramを見ていたら、柴咲コウもいたことがわかった。というか、むしろ、私が友達を待っている間、お店の外で見かけた、シャンデリアドレスの女性が柴咲コウだった。ドレスしか目に入っていなかったということか…。前者の3名も、友人に言われるまで全く気づかなかったし…(汗)

店内は混んでいたけど、馴染みの店員さんや、ストアマネージャー、ストアイベントなどで私のスタイリングに大喜びしてくれるリテール責任者のOrazioにも会うことができて、今回のストアのリデザインについて色々聞くことができた。

DOLCE & GABBANA omotesando store opening reception

「光と影」が店舗デザインのコンセプト。ミュージアムのような展示。400個のライトがインストールされ、照明がプログラムでコントロールされているそうな。シチリアの太陽をイメージしたゴールドの階段や壁とか。ショーウィンドウの大理石は12メートルもあるという。

Processed with VSCO with c1 preset

照明に関してはもしかしたら若干賛否両論ありそうな気がした。
というのも、実際に商品を手にとってみているときに、ライティングが変わってしまい、商品が全然見えないほど暗くなったり、照明の色によって商品の色が適切にみえなかったりするから。
でも、その辺も含めて、「使い勝手のよさ」に傾倒してしまいがちなデザインとは一線を画しているともいえて、ドルガバみたいなブランドだからこそできるとも言える気がする。

ストアデザインを手掛けたのはフランス人のデザイナーで、「彼がそのデザイナーだよ」と教えてもらった先をみてみると、どこかで見覚えのある外国人男性がいたんだけど、どうにもこうにも思い出せない。知り合いだったかしら…と思いつつ、特に挨拶もせず、パーティをあとにした。 で、あとになって思い出したけど、知人の旦那さまだから見たことがあるんだ! フランス人のデザイナーとは、日本で活動する著名なデザイナー、グエナエル・ニコラ氏だった。直接的には面識がないのだけど…。 なんですぐに思い出さなかったのか、自分が信じられない…。

何を着ていったか

https://www.instagram.com/p/BKJ_73tAOpH/

  • DOLCE & GABBANA黒のレースのセットアップ(ノースリーブのトップスにペンシルスカート)
  • DOLCE & GABBANAビジューのついたチャンキーヒールのエナメルパンプス
    DOLCE & GABBANAレオパード柄のファーストール
  • ゴールドとパープルの大ぶりのドロップピアス(NORDSTROMで購入したと思う)
  • DOLCE & GABBANAボルドー色レザーのショルダーにもなるクラッチ

この日履いたスカートは、以前書いた
チビでも着こなせるペンシルスカート〜DOLCE & GABBANA表参道のパーティ
で着ていたのと同じもの。

普段はもっとミックス&マッチを意識した面白い格好で行くんだけど、オープニングだからいつものストアイベントとノリ違うだろうと思い、シーズン関係なしにドルガバの雰囲気にしといた。 夏の終わりを惜しんで、アイボリーのブロケードのドレスもいいかと思ったけど、やっぱり夜だし、こっちで正解だったような。

いつもの個性的なスタイリングとは対照的なシックな装いがOrazioにはかなり意外だったみたいだけど、「上品にまとめてるのも悪くないし、ピアスもドルガバのじゃないのに、ドルガバの世界観がすごく出てて、全体にうまくマッチしてる。いいの選んだね。」と褒めてもらえたからよかった。

ちなみに、3月だったか、春先にドルガバ銀座ストアで開催されたストアイベントにお邪魔したときには、こんな格好で行きました。

DOLCE & GABBANA ginza store event
MARNIスニーカー・サンダル
  • 通称、仏壇パンツと呼んでいるDOLCE & GABBANAのメタリックジャカードのショートパンツ
  • DOLCE & GABBANAブローチ付きカシミアロングカーディガン
  • DOLCE & GABBANAボルドー色レザーのショルダーにもなるクラッチ
  • CA4LA(だったかな)のファーのキャップ
  • MARNIのボルドーとゴールドのソックス
  • MARNIのスニーカー・サンダル

なんか、前回のイベントに履いていったMARNIのスニーカー・サンダルにファーが取り付けられたようなデザインの靴が今回出ていて、びっくり!素材感とか斬新に見える色の組み合わせとかが似ていて。

DOLCE & GABBANA shoes

https://www.instagram.com/p/BKJ-w-AgvuI/

ツイードアイテムやヘッドピースがけっこう豊富な今シーズン、パーティじゃないときに改めてゆっくり見に行こうと思う。

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イベント「偏愛トラベラーvol. 05 オリーブの島に暮らして」を開催しました

Posted in 未分類 on 9月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラーvol.5

9月7日「偏愛トラベラー」の第5回を開催しました。
今回は、小豆島ヘルシーランドの地域事業創造部マネージャーであり、MeiPAM代表である磯田周佑くんをお呼びして、小豆島やオリーブオイルの魅力についてたっぷり語ってもらいました。

さて、当日の様子。

普段の「偏愛トラベラー」では、「何かに偏愛している旅人」をゲストに呼んでいるんだけど、今回は「小豆島に偏愛している移住者」がゲスト。まぁ、なんというか人生そのものが旅に例えられることも多いので、そういうのもアリよね…と。(主宰者である私の独断と偏見です)

普段の「偏愛トラベラー」は基本的にはトークイベントなので、ゲストや私から話題提供などしつつ、参加者のみなさんとお話するような形式なんだけど、今回は、ゲストの磯田くんがオリーブオイルソムリエということもあり、なんと、オリーブオイルのテイスティングをするという体験型の回となりました。

で、ゲストをなんで「くん」呼ばわりしているのかといえば、私と彼は新卒で入社した大手通信会社の同期なのね。

同期とはいえ、彼は営業系や事業部系部門にいて、私は広報というコーポレート部門にいたし、物理的に勤務地も新宿と新橋とはなれていたので、入社直後に実施された2週間の新入社員研修と言う名の合宿や、その後ごくたまーに開催される同期会で顔を合わせたことがあるぐらい。

私は入社3年弱で早々で会社をやめて海外いったり、名古屋に移ったり…としていたから、その後は基本的に音信不通。

それが、なんと去年、私がPRを担当しているフラワーショップkusakanmuriが旅行事業で「小豆島への旅」を企画し実施したことがきっかけで、超偶然に磯田くんと再会することに。

そもそも、磯田くんが会社をやめて小豆島に移住したなんて思いも寄らず、本当にあまりに偶然すぎてびっくり!東京の大企業に勤めていた磯田くんが小豆島に移住したきっかけなど、「偏愛トラベラー」での彼の自己紹介は、私も知らないことがいっぱいで「へぇ!」と驚くばかり。

さて、本題。

小豆島ってどんな島?

地域活性や地域の特性や名産を生かした地域の価値向上、新規ビジネス開発に奔走している磯田くんから、移住した小豆島がどんなところか教えてもらいました。

偏愛トラベラーvol.5

小豆島のある瀬戸内海にはなんと727もの島があるということ

有数のオリーブの産地らしく、小豆島にはオリーブの木が街路樹のようにそこここに生えていて、車だと1周するのに2〜3時間ほどかかる大きさの島だということ。

醤油蔵が30軒ほどあり、それらは島の東側に集中していること。

そうめんの産地でもあり冬でもにゅうめんとしてそうめんを食べるということ。

高松や岡山といった大きな地方都市からも20km以上離れているため、夜は星空がとてもきれいだということ。

伝統芸能の「農村歌舞伎」はその伝統が失われずに脈々と続くよう、集落ごとに班が作られて持ち回りで毎年担当するという、保存のための仕組みがあるということ。

などなど。

オリーブについて

日本でオリーブ栽培が始まったのは108年前のことだそう。もともとは国家プロジェクト。日清・日露戦争の頃、戦争に勝つことで漁場を獲得し、イワシなど大きな漁獲を得るようになった。その魚の保存のためにオイルの缶詰にするのが良いということになり、オイル生産の必要が生じたんだって。ちなみに、鹿児島や三重県でもオリーブ栽培のトライがされたそうだけれど、成功したのは小豆島だけだったとのこと。

小豆島のヘルシーランドにある小豆島のシンボルのようなオリーブの1000年大樹は、スペインのアンダルシアからきたもので、2011年3月、震災の4日後に植樹されたものなんだって。日本に持ち込むときには葉はすべて切り落とされ、まるで枯れ木のような状態だったのに、あっという間にふさふさと葉が茂り、十分にオリーブオイルが取れるほどに成長。オリーブの生命力の強さを感じる。

そんなオリーブにはなんと3,000もの種類があるのだとか。
お店などで、緑のオリーブと黒のオリーブをみかけるけれど、色は熟度の違いによるもので、若いものが緑、熟してくると黒くなる。

モクセイ科のオリーブは金木犀のように小さな可愛らしい花をつける。でも、セミの命のようにわずか数日で散ってしまうため、見る機会がとても限られていてあまり知られていないとのこと。

オリーブオイルのテイスティング

参加者全員で磯田くんの周りに集まりテイスティングの仕方を教えてもらいました。

偏愛トラベラーvol.5


《テイスティング手順》

  1. 小さなプラカップにオリーブオイルを入れて、てのひらで蓋をするようにする
  2. 人肌くらいになるまで体温で温める
  3. 香りを確かめる
  4. 少量を口に含んで、口角から空気を取り込みながら口のなかでオイルと空気を混ぜあわせる(ストリパッジョ)
  5. のどごし、後味、喉からあがってくる味や香りを楽しむ

今回、オリーブで有名な小豆島の話だったので、小豆島のオリーブオイルを試飲するのかとおもいきや、まさかのオーストラリア産!(プラス、ゆずのオリーブオイルも持ってきてくれました。試飲用ではないけどね。)

オリーブオイル

というのも、手摘みによる小豆島のオリーブは大変貴重で、磯田くんの所属するヘルシーランドにもオリーブオイルも在庫がなかなかないそう。

オーストラリア産といっても、ヘルシーランドのパートナーで、収穫にもヘルシーランドの方が立ち会うなど生産管理は小豆島と同じクオリティが担保されている大変質のよいオイルということで、全く遜色ないとのこと。(実際、本当に美味しかった)

比較対象があった方が良さそうということで、kusakanmuriで販売中の超貴重な小豆島産「山田オリーブ園」のミッション種のオリーブオイルも開封!

kusakanmuri olive oil

小豆島といえばミッション種が有名らしいので、ちょうどよかったんじゃないかな?

甘み、苦味、渋み、辛味などを確かめながら、シードオイルとは違って、果実から採れるオイルならではのフレッシュな味わいを堪能。

olive oil tasting

あー、美味しかったなー。

さて、「偏愛トラベラー」の主催者であるフラワーショップkusakanmuriでは「旅する草冠の学校」として今年も小豆島への旅イベントを企画してます。
もしご興味ある方はぜひこちらから。

「〜旅する草冠の学校〜 オリーブとアートを訪ねて、瀬戸内をめぐる3日間」
http://www.kusakanmuri.com/travel/05.html

去年も旅も、オリーブを手摘みしたり醤油蔵を訪ねたり、寒霞渓や四方指、エンジェルロードといった景勝地をめぐったり…と、もりだくさんだったのですが、今年はそれらに加え、

  • 小豆島以外の島々にもわたって、瀬戸内国際芸術祭2016のアート作品を見れる
  • 年に一度公開される伝統芸能「農村歌舞伎」を鑑賞できる
  • オリーブオイルソムリエによるレッスンとオリーブオイルの試飲会がある

というパワーアップした内容になっています。

小豆島は素敵なところだけれど、都会ではないだけに、正直車がないと観光が不便だったり時間のロスが出てしまったりする。「旅する草冠の学校」では、ガイド付きの専用車で移動でき、地元の方々との交流も含まれているので、個人手配ではなかなか難しい体験がたくさんできるのがポイント。

オリーブ好きな人、島好きな人、アート好きな人、自然が大好きな人…など、ぜひ2泊3日の旅にでかけましょう。

ちなみに、お申し込みの際、「パーソナルスタイリスト河内の記事をみて…」というと、もしかしたらちょっとだけいいことがあるかもしれません。

それから、超貴重な小豆島のオリーブオイルやオリーブ雑貨もkusakanmuriのオンラインショップで取り扱いがありますので、よかったらぜひ!
http://shop.kusakanmuri.com/shopbrand/ct41/

この日のファッション

偏愛トラベラーvol.5

最後に、同期2人で記念写真。

ナチュラルな雰囲気がいいかなと思い、kusakanmuriカラーの白ワンピにグリーンのカーディガン。そして去年小豆島で買い求めた、オリーブ草木染のネックレスにオリーブの木のビーズで作った念珠ブレスレット〜。磯田くんもオリーブカラーのパンツ!

special thanks to:
小豆島ヘルシーランド
MeiPAM

小豆島の生そうめん

《後日談》
ちなみに〜、会場では磯田くんが持ってきてくれたオーストラリア産のオリーブオイルと、小豆島の、ゆずオリーブオイルを購入することができたんだけど、後日、休日のランチに、小豆島の生そうめんを食べようと思い、小豆島のヤマロク醤油の鶴醤を使ってめんつゆを作り、最初はそれでそうめんを食べて飽きてきたころに、ゆずオリーブオイルをちょろっと垂らして食べたら、超美味しかったー!おすすめ♪

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日本一のオリーブパラダイス!瀬戸内海「小豆島」の絶品グルメスポット10【もてなし飯 第15話】


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「くらしと仕事」に掲載

Posted in 未分類 on 9月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment

むむ…。
下書き状態で公開するのを忘れていた(汗)

くらしと仕事


先日登壇させていただいた、リズムーン主催「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」トークイベントの様子を、「くらし」からはじまる働きかた提案メディア「くらしと仕事」で取り上げていただきました。

このJetset Closetのブログでも当日の様子を簡単にレポートしたけれど、「くらしと仕事」のイベントレポートの方がより詳しいです。ほとんど文字起こしといっても過言ではないレベル!(すごい!ありがとうございます)
取材してくださったサリー富田さんも、とても素敵な方でした。

「くらしと仕事」
インタビュー・講演「ファッションと私らしい働き方」
http://kurashigoto.me/articles/VSChR

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イベント「偏愛トラベラーvol. 04 Bon Voyage! 船で世界を旅しよう!」を開催しました

Posted in 未分類 on 8月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラー01

8月4日、「偏愛トラベラー」の第4回を開催しました。
今回は友人でクルーズトラベラーの内田祥彦さんをゲストにお呼びして、クルーズ旅行についてお話してもらいました。

さて、当日の様子。

「偏愛トラベラー」って面白くて、固定で毎回足を運んでくださる方もいれば、トピックへの関心から来てくださる方もいる。

「偏愛って名前にそそられて面白いに違いないと思ってきました」と言ってくださる方や、今回は「トラベルワードローブについて調べていたら、河内さんのブログをたまたま見つけて、そしたらこんな面白そうなことやってるんだというのを知って来てみました」と言ってくださる方もいて(ありがとうございます!)、本当に毎回色々。

主催であるkusakanmuri「草冠の学校」を全く知らずにお越しになる方も多いので、まずはいつも通り私から、kusakanmuriや「偏愛トラベラー」というイベントを始めた経緯などを紹介。

今回はテーマがクルーズだったので、そこへの導入としては、今年の4月23日〜6月19日まで紀尾井町で開催されていた「Volez, Voguez, Voyagez(空へ、海へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン展)」をちょっと紹介。

ヴィトンといえばやはりトランク!旅をテーマとしたこのエキシビジョンでは、列車の旅、空の旅、自動車の旅、船の旅…といった感じで、空間がデザインされ、トランクや衣装などが展示されていた。

そのなかでも私のツボはやはり、ワードローブトランク。移動式クローゼット的なやつ。

旅するルイ・ヴィトン展
旅するルイ・ヴィトン展
旅するルイ・ヴィトン展

これぞ、まさに、私の偏愛どまんなか!

思い返してみると、レオナルド・ディカプリオ主演の「タイタニック」の影響をけっこう受けてると思う。あの豪華客船と乗船している人々の持ち物、衣装、すべてがツボ。あそこにありそうなものが、私の興味の対象っていうか。私がGlobe Trotter好きなのも多分そのせい。TSAロックもなければ4輪でもないGlobe Trotterは現代では便利とはいいがたい(そもそも、ポーターに持ってもらうものであって自分で運ぶためのトランクではないし)。それでも心惹かれるのよねぇ〜。

さらにいうと、Burberryと並んでトレンチで有名なAquascutumという老舗ブランドがあるんだけど、若いころ、そのブランドが出した50年代だか60年代の復刻版の、丸の内の本店のみで限定販売していたツイードコートというのを買ったことがあった。年代的には別にタイタニックでもなければ、船にも確かなんのゆかりもなかったはずなんだけど、それを見た時に私は勝手に「これを着て、ヴィトンのワードローブトランクを積んで、タイタニックみたいな豪華客船に乗るのだ!」と妄想したのを今思い出した。

ともかく、いまだに私は豪華客船で旅行したことないし、そのツイードコートだってあまりに重すぎて、ツイードがトレンドのシーズンでさえ、ほとんど登場させたことがないんだけど、なんか船の旅とファッションってあまりにも密な気がするのよね。なんかセクシー。

と、前置き長くなりすぎた。

内田さんのパートでは、Carnivalというカリビアンクルーズのサイトを投影しながら、どんなツアーがあるのかとか、船のなかの部屋はどんな感じなのかを見せてくれた。実際のところ、どうやってクルーズ探したり予約したりするんだろう?一体いくらかかるの?という疑問が一気に解消w

偏愛トラベラー

Carnival
https://www.carnival.com/

その後は、内田さんが行ったクルーズのなかでも、このカリビアンクルーズの様子を写真で順に見せてくれた。
毎日飽きないほど、多彩なレストランやエンターテイメントがあって、ほとんどは室料に込み。本来、土地から土地を移動するのに飛行機を使うようなところを船で移動するわけで、その移動代も入っているのだから、かなりリーズナブルな印象。アルコールは有料らしいけれど、かといってべらぼうに高いということもなく居酒屋で飲むぐらいの普通の金額らしい。

あとは、航行中毎日配布されるという「デイリープランナー」を実際に持ってきてくれて(持ってきてくれたのはカリビアンクルーズのではなく、ヴェネチアやコトルなどを巡るアドリア海や地中海のクルーズのもの)、会場では回し読み。その日のスケジュールや夜のイベントとそのドレスコードなんかが書いてあるようだった。日本人には日本語版が配られるんだって。

偏愛トラベラー

それから、船でいろんな国を回るときに、パスポートコントロールとかってどうなってるんだろう?ってずっと疑問だったんだけど、少なくともカリビアンクルーズで回った国々ではパスポートを提示したりするような入国審査なしで上陸できちゃうんだって!色々協定とかあるんでしょうねぇ。面白い!

偏愛トラベラー

ちなみに内田さん、クルーズだけじゃなく最近は秘境に行くことも多いということで、トークイベントのあとの、懇談時間ではその辺の話をしてる様子も。

写真は、ハイパーインフレーだった時のジンバブエの紙幣。200億ドルww

ジンバブエドル

さ、次回の偏愛トラベラーは、まだ告知ページが公開されていないけれど、9月7日を予定しています。テーマは小豆島!オリーブオイルの試飲とかもやろうかなーと思ってますー。

詳細はまた追ってお知らせしまーす。

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「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」でお話ししました

Posted in 未分類 on 8月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
RIz Clutch

すっかり間があいてしまったけれど、7月9日に開催された「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」で、ゲストスピーカーとしてお話ししました。

当日は土砂降りというあいにくの天気だったので、来てくださったお客様には本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

当日お話した内容を少しだけご紹介。

イベントの詳細については告知ページをご覧ください。
http://jetsetcloset.net/blog/rhythmoon-fashion-talk-event/

イベントでお話した3つのポイント

今回のご依頼をいただいてから、何話そうかとほんとに直前まで色々考えてたんだけど、私のバックグラウンド的なところの紹介も兼ねて、パラレルキャリアという働き方について少しお伝えし、ファッションに関しては、1)以前Slideshareにアップした「Dress Experience System」をブラッシュアップしたものと、2)「TPPOS」(パーソナルスタイリストの第一人者で私の師匠でもある政近準子氏が提唱)、3)「CODE & MODE」という何年か前からうっすら考えていて、まだ粗いざっくりとした考え方の3つを軸にして展開してみました。

1)Dress Experience System

装いと、装いによって経験できることの間には相関があり、また経験によるマインドセットや態度の変容はやはり装いの選び方にも影響する、という循環のようなものを図で説明。

Dress Experience System from Naoko Kawachi

2)TPPOS

これまでの登壇でだいたいいつもお伝えする話。すでに浸透しているTPOのようなものだけれど、それに加え、Person(会う相手やその場に居合わせる人々)、Social(置かれた状況において自分がどのような役割を果たしたいか、どのような社会性、関係性を築こうとしているか)といったことが含まれる。

3)CODE & MODE

ファッションや装いについて考えるとき、大きく「CODE」と「MODE」の2つで考えてみるのはどうだろう?という新しい提案。

CODE & MODE

ざっくり言って、

CODE:

  • 制服や服装規定、記号化されたもの
  • おおよそ客観的
  • ビジネスマナー(きちんとしている、相手の立場を慮る、常識的)

MODE:

  • 流行や時代性、新感覚や自由さ
  • おおよそ主観的
  • パーソナリティ(自由らしい、ユニーク、引っ掛かりがある)

という感じの分類。

ちょっと乱暴ではあるんだけど、特に働く場においてファッションを活用するときには「CODE」寄りが適切なのか「MODE」寄りが妥当なのか、どちらに寄せるかを考えるだけでも、効果的なんじゃないかと感じている。

特に今回のイベントは「リズムーン」という、女性フリーランスのためのコミュニティが主催しているということもあって、この話をしてみたかった。フリーランスに限らず、私もそうだけど、かなり多様な働き方が出てきていて、同じ一人の人間でも、それぞれの肩書(?)ごとに、求められる振る舞いやキャラが変わる場合もある。それらをファッションで表現するときに、ざっくりとでも、どちらに寄せたらいいかという指針を持ってるのは大事かなと。

特にフリーランスなど自分の名前で活動している場合は、いかに印象に残るかとか、覚えてもらえるか、ユニークな存在であるか認識してもらうことは営業活動に直結する。

CODD & MODE

イメージとしては、CODEは大企業サラリーマンのスーツ姿、MODEはクリエイターの独創的な服を思い浮かべてもらうといいかも。極端に言えばそんな感じだけど、もちろん、そこはスペクトラムになっているし、スーツ姿だからといってMODEになれないわけでもないゆえ、結局は一概にいえないところがもどかしいけど。

ただ、「私フリーランスのクリエイターなんです」と名乗る人が、大事なプレゼンだからといってスーツを着た時に、「え?それって、リクルートスーツ?」という印象では、ちぐはぐすぎて全く効果的ではない、ということね。

とまぁ、そんな感じでお話してみましたが、今回のイベントはリズムーンで商品開発した女性向けお仕事バッグの完成お披露目会も兼ねていたので、トークセッションが終わったあとは、バッグの開発プロセスの紹介や先行予約会も。

実際の商品を手にとって触ったり、鏡の前で手に持ったりして、お気に入りのバッグを見つけるための時間も設けられ私も、参加者の方のお顔立ちや体型、キャラクターやお仕事内容などから、おすすめのバッグをアドバイスしたりして、楽しい時間でした。

来てくださった方、本当にありがとうございました。

お仕事バッグ「Riz Clutch」についてはこちら
http://www.rhythmoon.com/column/2016/07/post-1830.html

Riz Clutchはオンライン限定販売です。購入はこちら。
https://rhythshop.thebase.in/

集合写真

イベント終了後に、リズムーン編集長や運営メンバーと一緒に。お気に入りのバッグを持って。

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