WACOAL LOVE MODE GALLERY
Posted in 未分類 on 12月 8th, 2013 by chibirashka – Be the first to comment
いつも仕事で大変お世話になっている、ワコールさんからご招待いただいて、金曜日にWACOAL LOVE MODE GALLERYに行ってきました。
ワコールというと、ブラジャーをはじめとする女性下着ブランドというイメージが最も強いと思いますが、最近ではCW-Xとかクロスウォーカーとか、スポーツウェアタイプのメンズ下着もよく見かけるようになって、進化し続ける老舗、という印象があります。
「生活とアートの融合」をコンセプトに、ギャラリーや雑貨ショップ、レストランなどを展開している、南青山にある複合文化施設「SPIRAL」も、実はワコールのグループ会社による運営ですね。
さて、今回お伺いしたイベント。
商品の展示会かな…ぐらいに思っていたら大間違いでした!
単に来シーズン商品の展示というのではなく、文化的、アート的な側面の強いものでした。
Beyond下着!下着はモード!という感じ。
だからといって完全なアート作品というわけではなく、春夏コレクションの商品が使われていて、リアルさがあります。
招待ゲストのみのクローズドなイベントなのがもったいないぐらいに、追求度、完成度が高く、展示数は決して多くないものの見ごたえがありました。そして、ランジェリー作品の展示にあわせて、その作品を表現するスウィーツとのコラボレーションもあり、目でも舌でも楽しめるという贅沢仕様。
iPhoneしか持っていなかったのが残念!でも、素敵だったのでご紹介。
Lace is Mode 〜光と影のエレガンス〜
会場を入ってすぐ目に飛び込んできたのがこちら。
モヒートっぽい味の、でも色は薄いピンク色のシャンパンのような、でもノンアルコールという、おしゃれなウェルカムドリンクに気を取られていたせいで、一枚に収めた写真を撮り忘れました…(汗)
黒のマットなマネキンは特注(これに限らず会場にある全てのマネキンがスペシャルオーダーだそう!)。レースの繊細さと大胆さが映えます。
使われているランジェリーは、Trefleのブラとショーツ、STUDIO FIVEのキャミとショーツだそうです。
そして、この作品を表現したのがこちらのスウィーツ。
ランジェリーの色にそれぞれ合わせた、オレンジとピスタチオがのったガトーショコラ。滴るようにかかったチョコレートがちょっと妖艶。
Mode is Stoical or Sexy? 〜禁欲と官能の間に〜
会場入ってすぐに、そのファッション(ランジェリーとジュエリー)が醸しだす華やかな雰囲気を感じて、「わぁ!青山のPRADAでやっていたグレート・ギャッツビー展みたい!」とつい口に出したところ、「グレート・ギャッツビーをテーマにした作品もありますよ」と説明していただいたのがこちら。
映画『華麗なるギャッツビー』は、1920年代のニューヨークを舞台にした作品で、豪華な衣装もとても話題になりましたね。こちらの展示は床いっぱいに大小さまざまなガラス玉が敷き詰められ、映画のなかの煌びやかなダンスシーンを思い出させます。映画のなかではたくさんのヘッドドレスも使われていたけれど、こちらのマネキンもヘアアクセサリーをつけています。黒のレースのランジェリーを身につけたマネキンの表情、メイクも凛としていますね。それにしても、足を組んだマネキンは、足の交差部分の肉の盛り上がりといい、もうとってもリアルで怖いぐらいです!
使われているランジェリーはTrefleのキャミとショーツ、STUDIO FIVEのブラとショーツ。
せっかくなので、初夏に開催されていたPRADAでの展示の写真も載せておきましょう。
青山のPRADAで以前開催されていたグレート・ギャッツビー展
さて、この黒のレースの作品に呼応するスウィーツは、フルーツシャンパンのジュレ。
ジュレで艶やかに輝くフルーツがまるで宝石みたいですね!シュワシュワと弾けるシャンパンジュレとフルーツを最初に少しいただき、その後シャンパンを注いでもらいます。飲み口がシュガーのスノースタイルになっていて、シャンパンを飲み干す最後まで楽しめる計算になっています。
Mode Hunter 〜着ることは挑むこと〜
「アミ」「光」「透け」を効果的に使ったフレッシュで元気さの感じられる肌見せスタイル。
今年の春夏もモダンフューチャリズムやライトな傾向があって、トランスペアレント素材や光物っぽいディテールをよく見かけましたね。来年も、軽さやほどよく肩の力が抜けたようなエフォートレスな空気が続行するようです。だからといってラクちんな格好とか、気楽に肌見せというムードよりは、透ける素材やネットのようなアイテムとあわせて奥行き感が出せると良さそう。
この展示の右のマネキンは、大きめのラインストーンが胸元から腕にかけてあしらわれたビニール素材の上着を着ていてプレイフル!ちなみに、この透明な上着はデザイナーさん自ら作られた1点ものなんですって!WOW!
そしてこの深いピンクのような色も注目(私が個人的に勝手にだけども)!
ちょうど、昨日だったか一昨日だったか、国際的なカラーのオーソリティであるPantoneから2014年のオフィシャルカラーが「Radiant Orchid」というアナウンスがありました。
完全に同じ色とは言いがたいけれど、Pantoneの発表を受けて、ファッション系のサイトなんかでは、まさにこの展示で使われているような色のアイテムを押しているところもあり、けっこうタイムリー!
使われているランジェリーはどちらも、STUDIO FIVEのブラとショーツ。
スウィーツもご紹介。ポップでキュートなマカロンです。
ラズベリー、ブラックベリー、ゆず、チョコだったかな。
Luxe White Mode 〜一生に一度のモード〜
ウェディング系の展示も2つ!ため息がでちゃうぐらい素敵ですね。
1つ目は、ウェディングドレスのなかを覗くような作品。ブラとショーツが商品なわけですが、ジュエリーやロンググローブ(こちらもデザイナーさん手作り!)、パニエのボーン(ワイヤー)部分(こちらも手作りだそう!)があるせいかイヤラシさが全くなく、露出高いのにとても清純に見えますね。
そして2つ目がこちら。
ミニスリップなのに、オーガンジー(あー、シフォンかなー)のベールと合わせると、途端にミニドレス風に見えてウェディングでも「アリ!」と感じてしまう不思議さ。
使われているランジェリーはTrefleのブラとショーツ、STUDIO FIVEのブラとショーツとスリップ。
ウェディングらしいスウィーツも!
ウェディングブーケに見立てたバタークリームやラズベリージャム、ホワイトチョコ。
最後まで美味しい!
モードとスウィーツの甘い関係
ちょうど、書いたばかりの記事「Prêt-à-Portea: Fashionista’s afternoon tea in London」もそうだけど、ファッションとスウィーツのコラボって、よくよく考えたらけっこうありますね。
何年か前に招待してもらったCELINEのイベントでも、Laduréeのケータリングが入っていたし、ちょっと前に行った六本木ヒルズのLOUIS VUITTONの秋冬コレクションのプレビューイベントでも、シャンパンとケーキのおもてなしだったし。
LOUIS VUITTONでのスウィーツのおもてなし
ランジェリーとモード
そして、LOUIS VUITTONといえば、まさに、ランジェリー!
2013年の秋冬コレクションが、センシュアルで、退廃的なムードも漂わせる、ランジェリーを思わせるようなドレスにマニッシュなコートをあわせたテイストミックスが印象的で、実際に(ケーキを食べながら見ていた)ヴィトンのショップでも、なめらかなスリップドレスにファーを合わせていたり…と、一瞬ドキッとするようなコーディネートも。
優雅さとリラックス感を兼ね備えた、レースが使われたスリップドレスなんかは、もしかしたら来期のトレンドにも合うのかもしれないですね。
最後に、イベント会場では、いつもお世話になっているワコールのみなさんと写真を撮ってもらいました。
みなさん、ドレスアップされていて素敵!部長さんも鮮やかなストールをタキシードに重ねていて、会場でひときわ華やかな空気を作っていらっしゃいました。遊びを効かせることができる大人の男性の装いっていいですね。
それから、デザイナーの方とも写真撮らせていただけば良かったと超絶後悔!
女性デザイナーで、日本の大人の女性はみんなこうだったらいいなのに!と思うぐらい、素敵な方でした。ジュエリーの使い方から、大人のドレス選びまでとっても参考になりました。
ちなみに、このイベントの展示で使われている全てのジュエリーは、このデザイナーの方の私物と聞いてさらに感動!これだけのジュエリーを使いこなせるということ自体がもう、倒れそうなほど素敵!
この会場からクロークまでの廊下に展示されたボディアート作品も素敵だったし、たくさんのお土産もあって、また最初から最後まで社員の方がアテンドしてくださって、おもてなし感いっぱいのイベントでした。
ボディアート作品の方はウェブサイトでも見れるので、ぜひ見てみてください。2014年のワコールカレンダー用の作品のようですが、メイキングを見ることができます。
何着ていった?
あ、そうそう。私はこの日、何を着ていったかもついでにご紹介。
お誘いをいただいたのが前日の夜だったんだけど、どういうイベントか(ギャラリー的なのかパーティなのか)もわからず、当日もオフィスから16時頃駆けつけたので、どっちでもなんとかなる程度のところに設定。
クローゼットのなかから、最もランジェリーっぽさが感じられる、レースがチラリと覗くワンピをメインに選び、スワロフスキーのネックレスとイヤリングを合わせました。ランジェリーや水着の展示では、ジュエリーが欠かせない要素になっていることが多いので、ジュエリーはつけていこうと決めていました。
何年か前にハワイのNordstromで買ったBailey44のジャージワンピ
胸元にレースがあしらわれている
生地が二重になっていて裾からはレースがチラッと覗くデザイン
ウィーンで買ったスワロフスキーのネックレス
同じくスワロフスキーのイヤリング
ノースリーブワンピなので、オフィスにいるときは、グレーのフェルトっぽいウール生地のジャケットを着ていたけれど、金曜日はとても暖かく、バタバタと動いていたらむしろ暑いほどで(特に渋谷の半蔵門線のホーム!!)、地下鉄の中ではコートどころかジャケットも脱いで、一人で季節不詳な人になってました。
プラダを着た悪魔 [Blu-ray]新品価格 ¥1,373から (2013/12/7 18:27時点) | マリー・アントワネット (初回生産限定版) [DVD]新品価格 ¥4,116から (2013/12/7 18:30時点) |
華麗なるギャツビー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]新品価格 ¥2,187から (2013/12/7 20:13時点) | Louis Vuitton: Architecture and Interiors (Highlight)新品価格 ¥7,214から (2013/12/7 20:28時点) |