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モンマルトルのサクレクール寺院

Posted in Paris, 建築物・造形物 on 6月 25th, 2011 by chibirashka – Be the first to comment

モンマルトルのサクレクール寺院

かなり詰め込み気味な市内観光スケジュールだったので、サクレクールは行けないはずだったんだけど、団体ツアーの割にはみんなちゃんと集合時間を守ってサクサク見て回ったので、ちょっとだけ寄ってもらえることに。

モンマルトルはパリで一番高い丘なので、見晴らしがいい。

去年初めてモンマルトルに行くまで、モンマルトルってもっと、洗練された憩いの場的な感じかと思っていた。Sacre-Coeur(聖なる心臓)なんだし、もっと清らかそうっていうか。でも、実際には、とても雑然としている。

特に、バスやメトロで向かうとロシュシュアール通り(Bd de Rochechouart)で降りて、そこから小さな商店の連なる坂道をぐーっと入っていくことになるんだけど、そこのカオスっぷりったらない。

服飾系の学生も多いということもあって、生地屋さんが多い印象だけど、お土産屋さんとか、これって誰が買うの?というようなものを売ってるお店がいっぱい。

ロシュシュアール通り(いや、クリシー通りなのか?)をバスで走ってる時も、アダルトグッズ屋さんやピンクな感じのお店、歌舞伎町か?みたいなトーンのお店ばっかりで、そんな中にムーランルージュもあるものだから、勝手に素敵な印象で行った去年はだいぶがっかりだった覚えがある。

もっとも、このロシュシュアールの方からの印象と、サクレクールの裏の方のテルトル広場の側では印象が違っていて、そっちの方は素敵に見えるお店や家もあったような気がするから、一括りにしちゃいけないとは思うものの、モンマルトルってあんまり好きじゃないな、というのがうちの夫との共通の感覚。

今回は、サクレクールの前でパチリと写真を撮っただけ。

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クリニャンクール蚤の市

Posted in Paris, ショップ on 6月 25th, 2011 by chibirashka – 1 Comment

クリニャンクールの一角

今回は蚤の市にも行ってみた。というか、市内観光ツアーみたいのに組み込まれていた。だいぶ広いエリアなので狙っていかないと全部見て回るのは大変そう。

クリニャンクール一角のマップ

アンティークのキッチン雑貨のようなものを扱うお店から、シャネルやエルメス、イブサンローランなどのバッグや洋服のヴィンテージ品を扱うお店、古い本や切手を扱うお店、おそろしく高そうなオブジェが並ぶインテリアのお店などなど、とても色々。「ここは上野のアメ横か?」と錯覚するような一角もあった。

目が利くほどアンティークに詳しくないし、単純に「わー、このヴィンテージのバッグ可愛いじゃーん!」と思って手にとってみたら、なんと7,000ユーロ、みたいな価格だったりして、なかなか難しい。

クリニャンクールで色々品物を見てまわる

クリニャンクールなどこうした蚤の市の固定のお得意様というのはアメリカの富裕層だそうで、自宅のインテリアのために高価なアンティークなどを購入してい たらしいのだけど、リーマンショック以降はその煽りをもろに受けて、蚤の市もだいぶ元気がなくなっているらしい。だから、閉まっているお店も多かったり、 時間通りにお店を開けていないところもあるんだとか。

見てまわるのは楽しかったけど、けっこう歩きまわるので疲れて、自由時間のうち後半30分ぐらいはLE VOLTAIREというカフェで休憩。

クリニャンクール蚤の市のあたりにあるカフェ LE VOLTAIRE

結局何も買わずに蚤の市巡りは終了。

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ノートルダム大聖堂

Posted in Paris, 建築物・造形物 on 6月 25th, 2011 by chibirashka – 1 Comment

ノートルダム大聖堂

去年は外観を見ただけだったから、今回は念願の(?)内部見学!
しかもちょうどミサの最中。

ミサ

パイプオルガンの音色や合唱が響き渡り、いっそう荘厳な雰囲気。

ステンドグラスは、建物の両側にあり、ガイドさんによると、どっちかよりどっちかの方が素晴らしいと言っていた気がするけど、どっちがいいなんて決められないほどどちらも立派だった。

ステンドグラス

この天井の高さったらあるかしら!と、超感動。

モナコの大聖堂いった時も素敵だと思ったけど、ノートルダム好きだなー。

ノートルダム後ろ側

背面から見ると、正面とはまた全然印象が違ってもっと詳細でもっとシャープ。

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Oceans in Glass

Posted in Hawaii, ショップ on 3月 22nd, 2011 by chibirashka – 2 Comments

The Coffee Galleryと同じく、ノースショアマーケットプレイスにあるこのお店は、ガラス細工のギャラリー兼ショップ。割れ物だから手にとってみるのをつい躊躇してしまうけど、どんどん触ってみてね、とショップの人。

oceans in glass

落として壊したりしてしまっても、買取る必要ないから、とにかくじっくり見て欲しいのだとか。繊細な感じのものからダイナミックなものまで、同じガラスといってもいろいろ。可愛い。

oceans in glass

ちょっとした工房にもなっていて、ガラス細工をしているのを見るのも楽しい。

oceans in glass

それにしても、一応アメリカだというのに、JCBは使えるのにAMEXが使えないというのがビビった。

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Handmade Skirt

Posted in Fashion, ハンドメイド on 1月 6th, 2011 by chibirashka – Be the first to comment

我が家の近所はアパレルのアトリエとかオフィスとかショップが多いんだけど、そのひとつのお店がセールのついでに(?)ハギレも売っていた。お洋服屋さんだけあって、お洋服に使えそうな感じのものがいっぱいなのに激安。1mとか3mとかのウール地のハギレ(もはやハギレと呼んでいいのか分からないでかさ)が500円とか700円とか。

何種類か買ったんだけど、1mぐらいのハギレを使ってスカートを作ってみた。

ウールのハギレ

ウールのハギレ

先日のレザーペンケースに引き続き、ハンドメイドモードだ!

前もって言っとくと、作ったスカートを写真に撮って、instagramとかtwitterに載せたら、「お裁縫もできるのー?」とか「器用だねー」など色々お褒めの言葉をいただいたけど、そんなことはない。お裁縫など、中学校か高校の家庭科でやった程度だし、趣味ってわけでもない。中学校時代の家庭科の先生からの評価は「要領が悪く下手くそ」である(ショック過ぎて今でも覚えてるぞー!)。

※ちなみに言っとくと、たまに「料理はどこで習ったの?」って言われるけど、習ったことなんてない。強いていえば、中学校、高校時代の家庭科ぐらいなので、世の中の大半の人と同じぐらいと思う。

なんだかんだ、犬の洋服やら、ティッシュケースやらクラッチバッグやらを作ったりはするけれど、上手ってわけじゃないし、チャレンジ精神だけ旺盛ってぐらいのもんである。

さて、スカート作ろう!ってひらめいたものの、「スカートってどうやって作るの?」ってとこからスタート(おいっ)。

サイトを検索してみるも、これといって分かりやすいページもない。フリーの型紙とかおいてるサイトもあったけど、Mサイズじゃでかいし、型紙を補正する技術もないのでゼロから自分でやることに。

「ファスナーが必要なスカートは避ける」という方針にして(だって難しそう)、ラップ(巻き)スカートに決定。

とりあえず手持ちのスカートのうち、簡単に作れそうなやつをサンプルにして、型紙作り。といっても、紙にスカートを乗せて、「大体こんなもんかね?」というフリーハンドで鉛筆で線を引くだけ。重宝してるスカートのため分解はできないから、前身頃と後身頃のように分割されるべきところはイマジネーションで乗り切る(謎)。

型紙

型紙はダーツ位置も書き込み、折ってみたりして、ある意味プロトタイピング

型紙にはいわさきちひろカレンダー

ちなみに模造紙とかはないので、いわさきちひろカレンダー(2010年)の裏紙でございます

その後、ハギレの上に型紙をおいてまち針で止め、「縫い代とか多分必要だべ」と思い、型紙より1-2cm、場所によっては5cmぐらいでかいラインでテキトーにザクザクとはさみで切る。3つの身頃と1つのベルト部分ができあがるんだけど、身頃部分3枚はそれぞれ長さがマチマチという大雑把さ。「ま、試着しながら好きな長さで切ればいいし〜」ぐらいのテキトーさがないとやってられない。

とりあえず3つの身頃をしつけ糸で1枚につなげてみて、部分部分、ダーツを取って、ウエストとヒップの補正などしてみる。まぁ、大体こんなベースかね、というのが決まったら、縁という縁に、ジグザグの縫い裁ち目かがりを施し、あとはガーガーミシンをかける。

ベルトっぽい部分も合体させ、ボタンホールも作る。そして試着を何度か繰り返して、ボタン位置(最終的なウェスト位置)を決め、ボタンをつける。

そんな感じでできあがり。

ラップスカートのできあがり

ラップスカートのできあがり

めちゃざっくり書いたけど、なんだかんだ実際には7〜8時間ぐらいかかってると思う。私が持ってるミシンでは色々できるのを知ってたけど、直線縫い以外に使ったことがなかったから、ボタンホール作りや、ジグザグ縫い目裁ちかがりの練習(押さえパーツの着脱等々)などからスタートしてるし。

ま、初めて作ったにしては、まぁ悪くないんじゃない?作ったというか、手持ちスカートのリクリエイトって感じだし。なんか大学時代のDTPの授業でやった、レイアウトやフォントを完璧にコピーする、とかいうようなリクリエイトのクラスを思い出したよ…。

今日試しに、会社に履いていってみたけど、歩いてる途中でパーツが分解してパンツ丸見えとかマンガみたいなことにはならなかったから、一応実用に耐えれる程度には仕上がったということは立証できたと思う。

鯛を自分でさばいた時とかも思ったけど、自分でやってみると、(要領が悪いというのはあるにせよ)お店ってすごいなーと思う。お刺身が高いのも納得というか、自分であれだけの手間かけるんだったら、さばいてあるやつを買った方が効率的と思うし、自分では買わないもののH&Mとかで安くスカートが売られていることにも感激してしまう。自分でちょっとPhotoshopでなんかいじって、イチイチ時間がかかることを体験するたびに、デザイナーさんすごいよなーって思うのと同じ感じ。知ってるのとやって見るのは全く別だし、ただ作れることと、クオリティ高く仕上げられることは全く別だ、ということ。もちろん、自分で作ったものにはなんとなく愛着が持てるとか、なんとなく美味しく感じるとか、そういうのはあるけれど。

私が何かを手作りするというのは、上手に作れるからとか、自分にしか作れないものを作りたいから、というよりも、自分でやってみることで、自分がいかにできないか(できるけど、プロのクオリティにはならない)、ということを感じて、身の回りにある物にありがたみを感じたいからなのかもしれない。

それにしてもだ!私が持ってるJANOMEのミシンだけかもしれないけど、ミシンってものすごくデザインが良くない。ミシンの一部が外れてそこが入れ物になっていて、縫いパターンごとに必要なパーツとか、色んなものが収納されてるんだけど、「ここって外れそうだ」「ここは収納部分になってそうだ」というようなヒントが、デザインから全く得られない。「ホニャララができたら、ホニャララボタンを押してください、そうするとホニャララになります」というインストラクションがあり、ボタンを押してみるんだけど、押した感が全くないボタンで、押されてモードが変わったのかしら、どうなのかしら、ということが実際縫ってみるまで分からないけど、もし間違って縫われた場合には致命的になるので、躊躇してボタンが押せない、というようなこととか。

本体のデザインの悪さに加え、取説のインストラクションがこれまた、いまどきなかなか見ないような質の悪さでびっくり。テクニカルコミュニケーター協会に加盟して、色々勉強した方がいいよ、と思わずにいられないのでした…。(加盟したらよくなるというもんでもないが)

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Handmade Leather Pencase

Posted in ハンドメイド, モノ、グッズ on 12月 30th, 2010 by chibirashka – 1 Comment

今月はホームパーティが立て続けにあり、やたらと料理を作っていた。
料理も私にとってはクリエイティブワークなのだけど、料理じゃない何かをしたいと思い、この間、大量に布(1mとか2mとかのハギレ)を買った(まずは形から)。

布を広げてみてワンピでも作ろうかなーと考え(作ったことないけど作れるのか?)、とりあえずデザインを考えようと思ったんだけど、そうこうしてるうちに、クローゼットの奥からレザーのハギレを発見し、まずはこちらをどうにかしようか、と思い直し、突然レザークラフト。

ボルドーっぽい色のレザー

ボルドーっぽい色のレザー

大きさも中途半端だし小物しか作れない。何を作ろうかなーと考え、ペンケースを作ることに決定。

前からDELFONICSとか行く度に気になるペンケースがあって、買おうと思うのに、なんとなくピンとこなくて買ってなかったから。DELFONICSでよく見かけるのは、キャンバス地やレザーでできていてくるくる丸めて収納できるやつ。ペンを1本1本収納できるような小さなポケット式になっている。

そのイメージで最初は考えていたけど、1本1本収納するためのポケットを作ろうとすると、ステッチ数が増えてめんどいと思い、結局、封筒式+くるくるロールできる、そんなやつにすることにした。

ざっくりサイズ測って、はさみでレザー切って、ちょっとデザインを加えるためにシンプルなカシメを打って、手縫い用に菱目打ち(4穴)とトンカチ(?)で穴を打っていき、麻手縫い糸と2本の針を使って手縫い。

そうやって袋状の部分を作り、それが終わった後はフタになる部分に穴を開けて、今度はスターのカシメを2個所アクセントとして打つ。最後に、紐を通す穴をあけ、レザーの紐を通して終わり。

ほんとは紐用の穴にはハトメを止めたかったけど、家になかったので、穴あけっぱなし。

封筒式というのはつまりこういうことです

封筒式というのはつまりこういうことです

レザーがまだ少し残っていたので、ほぼ同じサイズ、同じデザインでもう一つ作ってみました。

広げた状態のものと丸めた状態のもの

広げた状態のものと丸めた状態のもの

ペン1本ずつといった仕切りがないので、大きいものも収納できます。(もはやペンケースじゃないんだけど)

ペン1本ずつといった仕切りがないので、大きいものも収納できます。右側のものには、モレスキンのCITYを入れています。

右側のものには、モレスキンのシティノートブックを入れています。そして紐のエンドにチャーム代わりの鍵などを結んでみました。

細めに巻くことも可能

細めに巻くことも可能

レザーそのものもハギレだからヨレていたりするし、私が大雑把すぎて縫い目も雑だし、レザーの端の処理とかちゃんとやってないから微妙だけど、まー、自分で使う分にはいいかなーと思う。壊れたらボンドで留めればいいし〜♪

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A Christmas Tree

Posted in インテリア・ファニチャー on 12月 9th, 2010 by chibirashka – Be the first to comment

クリスマスツリーを飾った。自分の身長よりもでかいツリーは飾るのは大変!
そして、ブラックレザーのソファーがオーナメントのラメでキラキラになってしまって、大わらわ。

でも、家にでかいツリーがあるのって、いい。3mぐらいのでかさのツリーが飾れたらもっといい。

コッパー&オレンジ系のデコレーション。
a christmas tree

ミニチュアダックスと比べてみてもでかい。
ミニチュアダックスと並べてもでかい

でかいTVと比べてもみてもでかい。
でかいテレビと比べてもでかい

そもそもは、「玄関前(家の外)が殺風景(傘しかない)だからツリーでも飾ろうかな」というところから思い立ち、「どうせ外に置くなら本物のもみの木を買おうか」と思って、まずはもみの木の種類から調べ始め、「まぁ、ウラジロモミかね」と思いつつも「日本の暑い夏は越せなそうだなぁ〜。」などと考えていたら、「やはりフェイクのツリーが無難か」となって、「どうせフェイクなら暖房の効いた部屋の中でもいっか」と思い始め、「いっそ部屋に置くならインパクトのある、許す限りでかいのが置きたい」となって、テレビ横の空きスペースにギリ収まるサイズにしてみた。

飾り付け終了後、大満足な気持ちになったのも束の間、飾るだけでこんな大変だったツリーって、シーズン後はいったいどこに誰が片付けるのじゃ?

26日がこなければいいのに。

ま、私は散らかす係で、夫が片付ける係だから、多分夫か…(謎)

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Cassina新作発表会

Posted in インテリア・ファニチャー, パーティ・レセプション・展覧会 on 5月 28th, 2010 by chibirashka – 1 Comment

cassina

気づいたらなんと1か月もブログを更新してなかった。
インテリア選定やら引越しやら…で、大忙しの1か月だった。

BoConceptとUSM Hallerを中心にインテリアネタで記事書こうと思いつつ、書きたいことがいっぱいありすぎてどこから手をつけようかと思ってるうちに、気づいたら1か月無更新…。

そんな今日、「ブログ更新にはもってこい!」なネタがww
それは、カッシーナの新作発表会。

みゆきちゃんから、カッシーナの新作発表に誘ってもらったので、青山本店に行ってきた。

カッシーナはイタリアの家具ブランド。ニューヨーク近代美術館に所蔵されてしまうほどの家具がたくさんあることで有名ですね。

ixc(イクスシー)という展開で、日本の住宅事情にあわせた、サイズも価格も本家カッシーナよりもコンパクトで、でもしかし洗練されている感は全然劣らないモダンファニチャーも揃えている。(ixcの方は日本でデザインされていて、オリジナルブランドだけじゃなく、世界中の素敵プロダクトもたくさん扱ってる)

カッシーナといえば、去年、大豪邸を建てた友達の家に行ったら、家具が全部カッシーナだった。住居面積だけで300平米ぐらいあって、敷地面積だと300坪だったっけな。なんかとにかくでかい家で、玄関からリビングに続くウェイティングエリアみたいなところだけでも20帖近くあったり、そんなところに、「これって座る用途じゃないよな…」というようなチェアやテーブルがおいてあったりと、もうまさにカッシーナのための家といった感じ。リビングのソファもマラルンガだったし。住んでる友達本人は夫婦揃ってインテリアとかにあまり興味がないようで、すっかり専属のインテリアコーディネーター任せにしてる上、むしろそのコーディネーターからは、勝手にインテリアをいじるな指令が出てるとか言ってたな。

っと、話がそれたけど、インテリアの凝ったお宅訪問はもちろん、インテリアショップを覗くのはいつだって楽しい。それがIKEAであっても、イルムスであっても、IDEEのようなお店であっても。だけど、若い時に比べて、細かい雑貨たちよりも、より空間的な広がりが感じられたり、たった一つから家そのものを想像できるぐらいイマジネーションをくすぐってくれるような、そういうグランドさが感じられる家具やブランドの方が、最近は見ていて楽しい。

となると、カッシーナ以上にそんな欲求を満たしてくれそうなところはそうそうない。

前後の予定があったので、発表会の滞在は数十分とかなり駆け足で見て回ったのだけど、それでも十分楽しめた。いくつか印象に残ったものがあったのでメモメモ。

まずはなんといっても、圧倒的な存在感のこちらのテーブル。

Cassina ROTOR

ROTOR
Designed by PERO LISSONI

アシンメトリーで、どこがどう水平なんだろうとか、どこが中心なんだろうとか、「あれ?」って思うのに、全く気持ち悪さとかはなくて、やはりバランスがとてもいいから不思議。

EVE(写真内)はステッチが全く見えないという、ディテールまでとても丁寧に作りこまれた椅子で、座り心地も抜群だった。

写真は撮らなかったけど、NAANというエクステンションテーブルが一番の驚きだったかも。エクステンションテーブルっていうと、なんとなくボテっとした野暮ったい印象のものが多い気がするけど、NAANは、言われなかったらエクステンションだなんて気づかないほど華奢。エクステンションでないテーブルと比べたって、ずいぶん薄い。エクステンション部分は折りたたむのではなく、外して引き出しの中に収納するような、そんな作りなんだけど、それもとてもスマート。

普通エクステンションといえば、1辺に1人が座るのがやっとぐらいの正方形のものが、1辺に2人座れるぐらいに長くなる、そういう機能を想像するわけだけど、このNAANはすごい。エクステンションしない時でさえ240センチもあるんだから。フルにエクステンションすると340センチ。WOW!こんなでかいテーブルが置ける場所だったら、そもそもエクステンションとかする必要あるのか!?とか思った。

ちなみに今回の新作の名前は回文になっているのだとか。ROTORもそうだけど、アームチェアのEVEも、エクステンションテーブルのNAANも、上から読んでも下から読んでも同じ。面白い。

下の階におりて、今度はixcをチェック。

全体的にコンパクトな作りで使い勝手も良さそうだから気ままな一人暮らしとかだったらixc良さそう。しかもおしゃれにまとまりそう。MAGNOLIAというテーブルにJASMINというチェア。可愛い!

RIGATO

RIGATO
フロアランプ

うまく写真が撮れなかったんだけど、このランプもとても素敵だった。写真でもカタログでも超シンプルで質感までイマイチ伝わらないんだけど、実物はもっとニュアンスがあるんだよね。4mm幅ぐらいにシュレッドされた素材が編まれている感じで。和にも洋にもアジアンにもしっくりきそう。

ARIA

ARIA
テレビボード

必要に応じてパーツを取り外しができるなどシンプルだけど十分機能的。背面パネルもないので、配線も楽そうだし、オーディオデッキを収納できるシェルフはフレーム内に入れずに使うこともできそうで、住む場所やインテリアの要件が変わっても、柔軟に色々な使い方ができそうだなーと思った。とはいえ、扉は、左右どちらか一方にスライドさせて使う感じなので、シアターボードでDVDも収納したい、という用途には向かない。あ、ixcとか選ぶ人は収納力とか小さいことを考えないのかもしれないけど。。

最後はこちらのランプ

CHOCOLATE

CHOCOLITE
テーブルランプ

前からサイトで見て欲しい、欲しいと思っていたんだけど、やはり実物は可愛い。

まるで照明の熱でチョコレートのシェードが溶け出しちゃった、というようなライト。ストーリーがあるプロダクトは素敵。

引越しに伴って、家具や大きい家電を買い換えた(厳密には買い足しか…)ばかりだから、しばらくは買えないな〜と分かってはいるものの、もらったカタログを見てるだけでワクワク!

Cassina Catalog

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原宿に引っ越します

Posted in インテリア・ファニチャー on 4月 10th, 2010 by chibirashka – 1 Comment

今住んでる池尻大橋も超気に入ってるんだけど、引っ越すことにしました。

池尻大橋は渋谷から田園都市線で1駅。田園都市線は半蔵門線に接続しているので、表参道も家から2駅。しかも今の家は商店街の中にあり、かつ駅から徒歩1分(厳密には数十秒)。どれだけ便利かを書きたいところだけど、場所が簡単に特定できちゃうので、一応ブログではやめておこう。

今の間取りは1LDKだけど、広い。玄関もお風呂もリビングもダイニングもキッチンも一続きで、23帖ぐらい(間取り図によると)あり、それ以外に7-8帖のベッドルームがある。なにより、周りに遮られるもののない、超広いルーフバルコニーもある。

と書くと、超おしゃれそうな感じがしなくもないけど、実際には築35年ぐらいの物件で、室内に洗濯機置き場もなければ、脱衣所もない。我が家に来たことがある人は知ってると思うけど、エレベーターがすごい。いまどきこんなのみたことないんですけど?みたいな感じ。

目黒川もすぐそばだし、居心地の良いカフェもある。三宿にも中目黒にも代官山にも渋谷にも歩いていける。

とってもいいところなんだけど、なんといっても住み始めて3年以上。引越しが趣味で2年に1度ぐらいは引っ越したい私にはだんだん厳しくなってきた(謎)

というわけで、実は1年ぐらい前から物件を探していたんだけど、なかなか希望に合うものが出てこない。というのも、我が家にはワンコさんが2匹いるから。

「ペット可」という条件をつけた瞬間に、該当物件は1/20ぐらいに激減。さらに謎なことに、小型犬1匹はOKだけど、2匹以上はNGってとこも多い。家賃予算に±5〜10万ぐらいと幅を持たせても全然出てこない。

もちろん、条件が多いことは自覚してるんだけど…。

で、やっと出会ったのが今度引っ越す物件。ほんとは青山、表参道界隈で探していたんだけど、見つかったこの物件は原宿。とにかく、犬2匹OKでありがとう!

今度の物件もリビングが22帖、ダイニングキッチンが10帖、ベッドルーム16帖。広々〜。小さく部屋がいっぱいあるより、ドドーンっていう物件が好きだ。何よりも今度は室内に洗濯機置き場もあるし脱衣所もある!お風呂から出てきたら玄関ってならないだけですごい進歩!そして今のルーフバルコニーの広さには負けるけど、控えめな感じのウッドデッキのバルコニーもある。窓も大きいし、賃貸のマンションのくせに、トップライトで室内に日が入るので十分明るい。

ブラインド閉めて電気消してても明るい

ブラインド閉めて電気消してても明るい

リビングとキッチンエリアが離れてるのはちょっと残念

リビングとキッチンエリアが離れてるのはちょっと残念

天井が斜めでトップライトがあるというヘンテコなところはGOOD!

天井が斜めでトップライトがあるというヘンテコなところはGOOD!

今の家だと駐車場まで歩いて6-7分歩かないといけないので、めんどくさすぎて年に何度かしか車に乗らないけど、今度は一応敷地内にあるので、車を活用できそう。

引越しとなると、インテリア考えるのも楽しいし〜。

もちろん、100%希望通りってわけじゃないし、妥協したところもいくつかある。引越しそのものについても、手続きやらめんどくさいことはいっぱいあるんだけど、ちょうど季節的にもいいし、かなりワクワク!

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クラッチバッグをハンドメイド

Posted in Fashion, ハンドメイド on 12月 1st, 2009 by chibirashka – 1 Comment

夏休みももう終わってしまう。

なんだかんだ先週は、レーシック中心で終わってしまって、何もやっていない。夏休みの思い出としては、もちろん視力が回復したっていうのがビッグニュースだけど、コンタクトしてるのと変わらんしなぁ〜、という感じで、特別感がない。

強いて夏休みの思い出といえば、土曜日に行って来た中学時代のプチ同窓会ぐらい。中学卒業以来多分初めて会う男の子がJALのパイロットになっててびっくり、とか、仕事帰りだという監査法人で会計士やってる同級生は、出張でもないのにキャビントロリー持ち歩いてて、ほんとに、DVD『監査法人』みたいなんだな、と思ったり、なかなか大変そうな学校で難しそうな子たちを相手に、ヤンクミみたいに先生やってる子にすごいなーと思ったり…

でも、なんというかそれじゃー、何かを成し遂げた感がないではないか。

というわけで、最後のあがき的に何かやろう!と思い立ち、お裁縫。
(前置き長いくせに、ただの裁縫かよっ!)

クローゼットの奥の方に、スウェードや山羊皮やらのハギレがあるのが見えたので、いい加減、その革たちをどうにかするか…と。

手縫いだと目打ちで穴打ってくのがめんどいし疲れるし、ごつくなるし、今日はミシン縫いにしようと心に決め、とりあえずグレーのスウェードをピックアップ。何を作ろうかと革を眺めること数分。

「そうだ!クラッチバッグを作りましょう!」

クラッチバッグって言っても、色んな形があるし、しかもどうやって作るのだ?

ま、そんな時はハンズだ。ハンズで色んな材料を見れば、なんかイメージも浮かぶでしょう。

というわけで、ハンズへ。渋谷センター街を抜ける途中、TVの取材クルーっぽいグループに囲まれる、でかい外人のおっさんを見た。

ハンズに行くと、色々ありすぎてまた迷う。。とりあえず、今年流行ってるし、あれば使うんじゃね?と思い、スタッズを色々買った。

しかし、革とスタッズだけじゃ、ただのキラキラがいっぱいついた布切れのままじゃん、ってことに気づき、渋谷駅前のマルナンに。

色々見てるうちにだんだんアイディアもまとまってきて、ファスナーとかリボンとか芯とかマグネットとか裏地用布とかゲット。裏地用の布はハギレコーナーで1m×2mみたいなやつを買ったんだけど、なんと160円がさらに値引きで128円!えー、タダみたいじゃん!

帰宅して、まずはハーゲンダッツ食べて気合いを入れ(謎)、ミシンとお裁縫セットを出して、いざ開始。

型紙を作るようなもんでもないし、そもそも、おおまかなイメージしかないから、精密に設計とかできるわけでもなく、目分量で革をカット。

ミシンで縫える厚さなのかおそるおそるミシンを走らせてみると案外いけたので、しばらく縫う。ファスナーをつけてみようと思い立ち、片側を何とか縫うも、反対側を縫う段になって、「やべ、革が厚すぎて融通がきかず縫えないorz」みたいなことに遭遇しつつ、いけるとこまで無理やりやって、縫えてないとこがあっても放置(おいっ)。

革の厚みでミシンで縫えないところをどうしようかと考え、穴あけ工具で穴をあけスタッズで止めることにした。

バッグ全体がリボンみたいになるようにしたかったので、絞って止めるようなループ兼留め具を、買って来たゴールドのリボンで作ってみる。マグネットを仕込んで留められるようにし、中央部分にはポイントとなるよう特大スターのスタッズを刺してみた。

こうしてできあがったのが、こちらで〜す。

手作りクラッチバッグ

縫い目も曲がってるし、ゴールドのリボン部分などは、もうミシン縫いするのがイヤで、革用ボンドで止めたりしてるけれども、思ったよりかわゆくできたので、満足。

あまり実用性はないけど、ハンカチとiPhoneぐらいは入るはず。でも、すぐ壊れそうだなー。常に、クラッチバッグの中に、ボンド入れておこうかなー。

ちなみに、これまでのハンドメイド〜

あ、そうそう、クラッチバッグ作りながらテレビでニュース見てたら、さっきセンター街で見かけたおっさんが出ていた。マイケル・ムーアだった。

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