クラッチバッグをハンドメイド
夏休みももう終わってしまう。
なんだかんだ先週は、レーシック中心で終わってしまって、何もやっていない。夏休みの思い出としては、もちろん視力が回復したっていうのがビッグニュースだけど、コンタクトしてるのと変わらんしなぁ〜、という感じで、特別感がない。
強いて夏休みの思い出といえば、土曜日に行って来た中学時代のプチ同窓会ぐらい。中学卒業以来多分初めて会う男の子がJALのパイロットになっててびっくり、とか、仕事帰りだという監査法人で会計士やってる同級生は、出張でもないのにキャビントロリー持ち歩いてて、ほんとに、DVD『監査法人』みたいなんだな、と思ったり、なかなか大変そうな学校で難しそうな子たちを相手に、ヤンクミみたいに先生やってる子にすごいなーと思ったり…
でも、なんというかそれじゃー、何かを成し遂げた感がないではないか。
というわけで、最後のあがき的に何かやろう!と思い立ち、お裁縫。
(前置き長いくせに、ただの裁縫かよっ!)
クローゼットの奥の方に、スウェードや山羊皮やらのハギレがあるのが見えたので、いい加減、その革たちをどうにかするか…と。
手縫いだと目打ちで穴打ってくのがめんどいし疲れるし、ごつくなるし、今日はミシン縫いにしようと心に決め、とりあえずグレーのスウェードをピックアップ。何を作ろうかと革を眺めること数分。
「そうだ!クラッチバッグを作りましょう!」
クラッチバッグって言っても、色んな形があるし、しかもどうやって作るのだ?
ま、そんな時はハンズだ。ハンズで色んな材料を見れば、なんかイメージも浮かぶでしょう。
というわけで、ハンズへ。渋谷センター街を抜ける途中、TVの取材クルーっぽいグループに囲まれる、でかい外人のおっさんを見た。
ハンズに行くと、色々ありすぎてまた迷う。。とりあえず、今年流行ってるし、あれば使うんじゃね?と思い、スタッズを色々買った。
しかし、革とスタッズだけじゃ、ただのキラキラがいっぱいついた布切れのままじゃん、ってことに気づき、渋谷駅前のマルナンに。
色々見てるうちにだんだんアイディアもまとまってきて、ファスナーとかリボンとか芯とかマグネットとか裏地用布とかゲット。裏地用の布はハギレコーナーで1m×2mみたいなやつを買ったんだけど、なんと160円がさらに値引きで128円!えー、タダみたいじゃん!
帰宅して、まずはハーゲンダッツ食べて気合いを入れ(謎)、ミシンとお裁縫セットを出して、いざ開始。
型紙を作るようなもんでもないし、そもそも、おおまかなイメージしかないから、精密に設計とかできるわけでもなく、目分量で革をカット。
ミシンで縫える厚さなのかおそるおそるミシンを走らせてみると案外いけたので、しばらく縫う。ファスナーをつけてみようと思い立ち、片側を何とか縫うも、反対側を縫う段になって、「やべ、革が厚すぎて融通がきかず縫えないorz」みたいなことに遭遇しつつ、いけるとこまで無理やりやって、縫えてないとこがあっても放置(おいっ)。
革の厚みでミシンで縫えないところをどうしようかと考え、穴あけ工具で穴をあけスタッズで止めることにした。
バッグ全体がリボンみたいになるようにしたかったので、絞って止めるようなループ兼留め具を、買って来たゴールドのリボンで作ってみる。マグネットを仕込んで留められるようにし、中央部分にはポイントとなるよう特大スターのスタッズを刺してみた。
こうしてできあがったのが、こちらで〜す。
縫い目も曲がってるし、ゴールドのリボン部分などは、もうミシン縫いするのがイヤで、革用ボンドで止めたりしてるけれども、思ったよりかわゆくできたので、満足。
あまり実用性はないけど、ハンカチとiPhoneぐらいは入るはず。でも、すぐ壊れそうだなー。常に、クラッチバッグの中に、ボンド入れておこうかなー。
ちなみに、これまでのハンドメイド〜
あ、そうそう、クラッチバッグ作りながらテレビでニュース見てたら、さっきセンター街で見かけたおっさんが出ていた。マイケル・ムーアだった。
[…] なんだかんだ、犬の洋服やら、ティッシュケースやらクラッチバッグやらを作ったりはするけれど、上手ってわけじゃないし、チャレンジ精神だけ旺盛ってぐらいのもんである。 […]