2018年に行ったところ
今年もあっという間に1年が終わってしまう…。
Instagramはパパっと色々アップしてるけど、ブログが放置しがちなのは相変わらずか…。
そしてよくみたらこのブログ、2009年1月スタートとなってる!
てことはもう10年なのか…。
まぁ、それまでも90年代とかはスタティックなウェブサイトで日記やってみたり、2000年代はいろんなブログツール使ったりしていたから、Wordpressのこのフォーマットに変えてから10年ってことなんだけど…。
たまにしか更新しないので、2018年の出来事を振り返ってみよう。
去年、一昨年は、「◯◯年に行ったところ」という記事を書いたっぽいので、今年もそうしよう。
今年行ったところ
- 台湾・台北:2月、夫の仕事同行
- アメリカ・シカゴ:3月、IA Summitでポスター発表
- 台湾・台北:4月、夫の仕事同行
- 伊勢志摩:8月、夫とバカンスでAMANEMUへ
- ギリシャ・ペロポネソス半島:9月、夫とバカンスでAMANZOEへ
- フランス・パリ:9月、夫とバカンスでRitz Parisへ
- フランス・パリ:11月、母と弟を連れてバカンス
しかし、今年は例年になく旅行が少なめな年であった。多い年の半分ぐらい。平均と比べても30%ぐらい少なめ?
今年もいいホテルでの滞在やラグジュアリーなさまざまな体験をしたわりに、去年以上にブログ書かなかったので、ごくごく一部さらっと紹介してみるか。
シカゴでのIA Summit:ファッションについてポスター発表
3月にIA Summit(情報アーキテクチャーの国際会議)に出席するためシカゴへ。
3月のシカゴはまだ寒い。1〜2℃ぐらいから−2℃ぐらいをウロウロするような気温。
IA Summit自体についてはここに記事書いた。
http://chibirashka.jp/blog/2018/04/03/ia-summit-2018-chicago/
しかし、一番のハイライトは、今年自分でポスター発表してきたということ。
普段も、コンセント社としてポスター発表することは度々あるんだけど、コンセントがやっている仕事と関係ない、ファッションとIAについて、私個人として発表。
それこそ1年前の正月休みに「暇だなぁ〜、あ、IA Summitにポスター発表のプロポーザルでも送ってみるか」などと謎に思いたち、趣旨をまとめて、IA Instituteに送付。
そしたら正月休み明けに、プロポーザルが受理され審査を通過との連絡を受けたので、そこから必死に色々やる羽目に。
なぜ、大変になるのわかってて、わざわざ自分で忙しくしてしまうのか…。
まぁ、でも結果的には、大成功。
「IAをファッションに応用できるなんて考えたこともなかった」「明日から服選ぶのできるようになりそう」といった個人的感想から、アメリカの大手デパートKOHL’Sの人や、ファッション系ECの人からは「いつも何か欠けていたように感じていたけど、こういう視点だったのか。チームで共有したいからポスターのデータを提供してほしい。」「君、天才だ!今までにみたポスターの中で一番だ!ユニクロとかに持っていったほうがいいよ。」などなど、アパレル関連のECなどやっている人には仕事的にもまぁまぁ響いたっぽい。
そしてIA Summit自体の今年のホストにも翌日「あなたが、ファッションのポスターやった人ね。ものすごいいいポスターだったって、あちこちで聞いたわよ。」と声をかけられ、1〜3月、大変な思いをした甲斐があったというものです。
結局、「ポスター発表しました」っていう記事を書こうと思ってたのに書けずw
ま、ここに書いたからいいか。
ポスターデータはSlideshareで公開してます。
HOW TO MAKE SENSE OF MODE
https://www.slideshare.net/chibirashka/how-to-make-sense-of-mode
IA Summitのあとは、数日休みをとって、シカゴに住んでる留学時代の友達、Kateの家へ。
Kateのところは女性同士のカップルに、女児(Alex)が一人という構成。Alexには、彼女が早産で手のひらサイズで生まれてきたとき、ニュークの病院の新生児用ICUで対面したのち、2歳ぐらいのときにも会っている。さらに2年ぐらい経ってるから今4-5歳?私のこと忘れてるかなと思ったけど、会った瞬間から「ニャオーコ、ニャオーコ(Naokoのこと)」とずーっとそばを離れずかわいい。
Alexのスケートのレッスンを見にいったり、警察署への指紋登録についていったり、宇宙人と遊んだり、コスプレしたり(?)、楽しいひとときだったなー。
台湾・台北:マンダリンオリエンタル滞在
2月の台北は、確か台北に大寒波が押し寄せていて、普段冬でもそれなりに暖かく暖房設備が整っていない台湾では、それは恐ろしく寒い滞在だった。
レストラン行ってもみんなダウンジャケットを脱ぐことができなかったり…。
ホテルは定宿マンダリンオリエンタルで、そこはもちろん快適だったけど。いつも通りクラブフロアで、マンダリンスパもいつも通り堪能。
あ、あと台北って年に何度も行くけど、2月に初めて、台湾式シャンプーとやらをやったのでした。
4月の台北では、食あたりなのかなんなのか、私だけが急激にものすごく体調が悪くなり、帰国日もずっとベッドを出ることができず…。チェックアウトの時間になってもとにかく無理で、しかしそのスイートは別の予約が入っていて使えなかったので、フライトまでの時間、別の部屋に移動して寝込んでいた。
危うく日本に帰ってこれないんじゃないかというヤバさ。松山空港でも救護班のお世話になり、血糖値測ったり色々。
いつでも食いしん坊の私、飛行機のなかで何も食べなかったのって生まれて初めてかも!
伊勢志摩:AMANEMU滞在
なぜか日本のAMANリゾートに行ってみようということになり、AMANEMUへ。
他の地域のAMANリゾート同様、AMANEMUはアクセスしづらい。
ゆえに行く際に以下の3つの方法を考えていた。
- 東京からアマネムにヘリコプターをチャーターして直行
- 東京から名古屋まで新幹線、名古屋市内からアマネムまでヘリをチャーター
- 東京から名古屋まで新幹線、名古屋駅からリムジンでアマネムに移動
最終的には3になったんだけど、ヘリを却下した理由として、以下の3点。
- AMANEMUと契約のある朝日航洋のヘリは、赤坂アークヒルズあたりのヘリポートは利用できず、出発が新木場になるため、家から新木場まで行くのがすでに萎える。
- 名古屋駅からヘリの場合も、名古屋駅周辺から乗ることができずセントレア発とのことで、名古屋からセントレアまでの移動が不毛。
- ヘリの利用料が高い。片道190万円。往復380万円。もちろん、高いのは折込済なんだけど、家の近所からパパっと乗れるならともかく、新木場まで行くという不便さにもかかわらずこの金額はないな…と。
名古屋まで新幹線で行って、新幹線のホームまでドライバーに迎えに来てもらった。
AMANEMUに普通にハイヤーを手配すると、トヨタクラウンやアルファードなんだけど、夫が嫌がるので、別ルートで手配してもらってメルセデスSクラスを利用。
そしたら、そのメルセデスのハイヤー、わざわざ京都から来てくれてたww
そして、去年京都を3泊ほどで訪れたとき、全日利用したハイヤー会社と同じで、担当者も知り合いだったww
AMAN SPAももちろん利用。アマンプリかそのあたりからスペシャルなセラピストが来日していたので、そのプログラムを受けた。バランス取れててさすがにうまい!
伊勢志摩の記事もあまり書かなかったけど、
世界の筋トレルームから〜 AMANEMU(日本・伊勢志摩)
http://chibirashka.jp/blog/2018/09/30/gym-amanemu-japan/
をお楽しみください。
そうだ、英虞湾でボートクルーズするとき、縦歩きしてるカニに遭遇。宇宙のリズムにのってるカニ!
ギリシャ:AMANZOE滞在
去年滞在したらものすごく良かったので、我が家にしては珍しく2年連続で同じ地域の同じホテルへ。
前回は、アテネからそんなに遠いと思わず、空港からホテルをハイヤーにして、それに懲りて、帰り空港までをヘリにしたけど、今回はアテネからホテルまでヘリで移動。
パルテノン神殿も上空からバッチリ!
ヘリをチャーターするためにヘリ会社に予約入れるときも「あー、去年、何度かもうちのヘリを使ってくれてたよねー」と覚えていてくれたのでスムーズ。
ヘリを降りたら、見覚えのあるスタッフが「おかえり」と出迎えてくれて、心地よかった。
そして今年は、去年よりも少しだけ早めの時期に滞在したので、プールに入るにも海に入るにもちょうどいい気候で、前回、暴風のなか1度しか行かなかったビーチクラブも割とちゃんと利用したし、ビーチクラブへもマウンテンバイクで移動するなど、堪能。
去年はイドラ島や、エピダヴロスの遺跡、ミケーネ遺跡、ナフプリオンなんかに行ったけれど、今回は、ボートをチャーターしてスペツェス島へ行ったり、AMANZOEから7kmほどのとこにあるポルトヘリという街をちょっと歩いたり、のんびり。
スペツェス島ものんびりしていいところだった。村上春樹が一時期居を構えていたんだとか。
ポルトヘリには可愛い教会があった。ちょっとした街だけど観光客が押し寄せる感じではなく、スーパーに立ち寄ったりもして、AMANZOEのリゾート内にはない、ローカルな雰囲気を味わえた。
とにかく全部好き、AMANZOE。
気候も、抜けと広がりのある感じも、植物に囲まれて自然の一部になれるみたいな感じも、神殿に住んでるみたいな気分になれるところも。
AMANスパももちろん利用。
いろんな国をたくさん周りたい!と思っていたけれど、もはや、もうずーっとバカンスはAMANZOEがいいです。
余談:ヘリをチャーターする価格
あ、ちなみにどうでもいい情報だけど、「ヘリっていくらかかるの?」とたまに聞かれるので相場観だけ書いておくと、超ざっくり1分1万円って感じ。
ギリシャのアテネ空港からペロポネソス半島にあるAMANZOEまで、車だと3.5時間ぐらいかかるけどヘリだと30分ぐらい。それで大体2,500〜2,600ユーロ。
機種にもよるんだけど、所要時間35分ぐらいかかる少し小さめのヘリだと、2,000ユーロぐらい。
フランス・パリ:Ritz Paris滞在
ギリシャを出たあとパリへ。ここではRitz Parisのジュニアスイートに滞在。
AMANZOEとは方向違いのラグジュアリー。格式高く伝統的。
ゲスト以外に対してはかなり厳しく排他的な印象さえするけれど、ゲストに対してはどこまでもフレンドリーで忠実。
過去10年ぐらいの間の前半は、いわゆるこのRitzみたいなタイプのホテルやラグジュアリーが好きだったんだけど(宮殿ホテル的な)、この数年はギリシャのAMANみたいなのが好きだな。ウェルネス志向で過度に装飾的ではないところが心地よい。
パリでは、初めてHERBORISTERIE(ハーブ薬局)なるものに行ってみたり。夏頃から突然「あ、フィトテラピー」などと思い立って、この旅行中、フィトテラピーの本などを読んでいた。そして、パリについたらちょっと体調崩しそうという予感があったので。
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そして春先に一緒に仕事してた、フランスのオーガニック・グラノーラブランド「La Mere Mimosa」のオフィスにも挨拶に行った。
そういえば今回、結婚12周年ぐらいなんだけど、Cartierのラブブレスを買い足した(夫に買ってもらった)。
もともとつけているラブブレスは10年ぐらい前に、シャンゼリゼのCartierで買ってもらったものなんだけど、今回はRue de la Paixの本店で。細めのやつ。
顧客情報が残っていて「10年前、このラブブレスいくらで買ったか覚えてる?」と聞かれたので、覚えていないと答えると、「◯◯ユーロよ。ラブブレスはすごく値上がりしてるから、今買うと◯◯ユーロ。ほぼ倍の金額ね!」だって。ひょえー!
そんな驚きのパリ。
フランス・パリ:母と弟を連れて
その2ヶ月後の11月。今度は母と弟を連れて3人でパリへ。
去年はこの時期3人でハワイに行ったけど、ヨーロッパはさすが全く雰囲気違うね。秋のパリは美しかった。
このときはサンジェルマン地区にある、ごく普通のホテルに滞在。
3人だしバス・トイレが2つあったほうが便利かと思って、コネクティングルーム的な作りの2部屋をとって。
パリやフランスは何度も訪れているけれど、今回始めて、ヴェルサイユ宮殿やモンサンミッシェルにも行ってみた。
ヴェルサイユ宮殿、確かにゴージャスだし、フランスの歴史の重要なパートを占めるところでもあるので「おぉ!」と思ったけれど、なんというか、宮殿や宝物庫的なところって、けっこうあちこちで行っているから(ミュンヘンやウィーン、ヴァチカン、ヴェネツィアとか?)、生まれて初めてそういうところに行ったときと比べると感動が薄かった…(汗)
モンサンミッシェル行く途中にはオンフルールという小さな港町にも立ち寄り、またバスで高速道路を走っているときには、「ヤドリギ」を見ることもできた。
ほんの数十分のストップだったから、あまり散策することもできなかったけれど、夏のバカンスシーズンにはこの小さな町も賑わうんだろうな。フランスバスクのサン=ジャン=ド=リュズや、コルシカのポルト=ヴェッキオみたいな感じなのかなーって思った。
Parisでは、たまたま同じ時期に滞在してた、ネイルアーティストのHana4ちゃんと合流して一緒にご飯食べたりも。
『情熱大陸』に出演したことがあったり、本出したり、機内誌で特集されていたり…という大活躍な彼女に、うちの弟「有名人だ!! 」と大喜びww
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マルシェで買った、ちょうどこの時期が季節というクレモンティーヌ(みかんみたいなフルーツ)、美味しかったなぁ〜。
滞在期間中、ドイツ降伏とWWI終結記念の戦没兵士を追悼する祝日があったり、パリ同時多発テロの追悼イベントがあったり…で、あちこち交通規制もあった。
その後しばらくして、ニュースをみていると、ジレ・ジョーヌの話題なんかが続いていて、母を連れているときにこれが起きてたら大変だったな…と思ったり。
さぁ、来年はどこに旅するのでしょうか。
人生が変わるような旅に出たい。