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スカーフの結び方:ネックレス風(応用)

Posted in 未分類 on 1月 22nd, 2015 by chibirashka – Be the first to comment
scarf-necklace-advanced


先日、スカーフをネックレスとして使う巻き方をご紹介しましたが、今日はその応用をご紹介します。

スカーフ自体がスタイリングのアクセントになりますが、今日ご紹介する方法はスカーフをトップスの襟ぐりの飾りにしてしまうという方法です。

用意するものは

  • 薄手素材のノースリーブのトップス
  • 小さめで軽い素材のスカーフ

ここでは、シースルーの黒のトップスと、

scarf-necklace-advanced

シフォンのスカーフを使ってみます。

scarf-necklace-advanced

素材が似た感じのものの方が一体感が出ます。

やり方は…というほどでもありませんが、まずは、スカーフの準備。
スカーフをネックレスとして使う巻き方」でご紹介したように、スカーフの中央にコブのできた長い状態のスカーフを準備します。一応以下に手順を…。

scarf-bias-fold

1. スカーフをバイアス折りにする
⇒ スカーフの結び方:バイアス折り

2. スカーフの中央を一結びにする

scarf-necklace-advanced

こんな感じで、U字が襟ぐりのラインに沿うように配置し、長さを調節するといいですね。

6

3. スカーフの両端を、それぞれシースルートップスの両肩にそれぞれ固結びで結ぶ。
(素材の組み合わせでお互いにそれほど滑らなければ、一結びでもOK)

7


それだけです。

肩の結び目がポイントになり、またスカーフの端が羽のようにちょこんと肩からのぞくような形になります。そのため、肩や二の腕そのものよりもスカーフのポイントの方に視線を集めることができます。

また、衿ぐりに装飾ができることでコーディネートの高い位置にポイントができます。

肩や二の腕が気にになる方や、背が低めの方は覚えておくといいかもしれませんね。

また、日差しが強い時、首周りを保護するためにスカーフを使うことがあると思いますが、かといって汗ばむ季節だと、スカーフをし続けているのもしんどい時があります。そんな時に、スカーフを外してバッグなどに結んでおくのも良いですが、トップスのデザインによってはこんな風にトップスに結んでおけば、アクセサリー代わりになると同時にスカーフを無くすこともなくていいですね。

※ 使用したスカーフは、20年近く前に買ったノーブランドのものでシフォン。サイズは62cm x 62cm。


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スカーフの結び方:ツイストチョーカー

Posted in 未分類 on 1月 15th, 2015 by chibirashka – Be the first to comment
twist-choker

今日も、バイアス折りにしたスカーフを使って、またまた違う巻き方をご紹介します。
イメージ的にはグルグル巻き。

前回、「スカーフの結び方:シンプルに垂らす」の記事のなかで使ったのと同じ、シルクのスカーフを使います。

このツイストチョーカーという巻き方もとっても簡単です。

シンプルに垂らす」の状態からでも、首(肩)にかける前の状態でもいいのですが、とにかくバイアス折りにしたスカーフを、指に巻きつけるようにして、ねじっていきます。

授業中なんかに、顔にかかるサイドの髪を指でグルグルしてた、あの感じです。

スマホで写真撮るために、一瞬片手を離してますが、実際にはスカーフの両端を持って、引っ張りながら端から端までねじります。

twist-choker

ふわっとしたスカーフっていうよりもロープっぽいなーと感じる程度に、緩まないようにグルグルねじりましょう。

twist-choker

ねじり終わったら、ねじりが緩まないように気をつけながら首に巻きつけます。

巻きつけ終わったら、固結びします。
写真では、結び目をややサイドにずらしていますが、もちろん正面に持ってきてもいいし、あるいは正面で結んでから、スカーフ全体をぐるっと回して、結び目が真後ろになるようにしても可愛いですよ。

twist-choker

どちらかといえば首がすっと伸びた華奢な方に似合う巻き方ですが、タートルネックと同じように首が覆われる感じになるので、年齢を重ねたりして首のしわを隠したい時にもいいですね。

写真のように首元から胸元にかけて大きく開いたトップスを着て、肌が見える面積を増やすと首元もよりすっきり!

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スカーフの結び方:ネックレス風

Posted in 未分類 on 1月 13th, 2015 by chibirashka – Be the first to comment
necklace1

さ、そろそろバイアス折りにも慣れてきましたか?

さて、今回はそのバイアス折りを使って、シンプルだけど案外ほかの人がやっていない使い方をご紹介していきたいと思います。

それは、スカーフをネックレスとして使う、というもの。

実はこれ、私自身が朝の着替えで自分のスタイリングを考えていたときに「あー、この服に、大きめのネックレスかペンダントが合わせたいのに、大きいネックレス持ってないんだよなー」という状況から思いついたものなのです。

necklace2

思いついた時は「大発明!」と思ったのですが(当時持っていたいくつかのスカーフの結び方の本にも載っていなかったし)、その後たまたま買った、エルメスの元エキスパートの方が著者であるスカーフの本を見ていたら、こんなような結び方が載ってました。せっかく大発明だと思ったのにな…チェッ。

ま、それはそうと、やり方は簡単。

バイアス折りにしたスカーフを中央で一結びにして、ペンダントトップのようにポイントを作ります。結び目をつくる時に、三角形になるように意識するといいですよ。

あとは、スカーフの両端を首の後ろで固結びにするだけ。

上記写真では、首の後ろで結んでいるものの、まだ縦のラインが感じられます。そして色や柄もあいまって全体的に民族的なダイナミックさが出てきます。

一方、こんな風にコンパクトに結ぶと(結び目も小さめ、長さも短め)、フォルムがラウンドになり優しげな印象です。

necklace3

結び目を、ふわっと結ぶか固めに結ぶかで「ペンダントトップ」の大きさが変わり、また、首の後ろで調節すれば、「ネックレス」そのものの大きさも変えることができます。

ちなみに冒頭の写真はこれの変形版です。

バイアス折りにしたスカーフを中央で一結びにして、ペンダントトップのようにポイントを作るところまでは同じ。スカーフの両側を首の後ろで交差させたら、正面に持ってきて、チョーカーのように正面で固結びです。

ボリュームのあるメタルのネックレスだと、冬はキンキンに冷えちゃって首が冷たいですよね。

このスカーフの使い方は、金属アレルギーがある方や、真冬のメタルの冷たさが苦手な方におすすめです。もちろん、ボリュームネックレスの代わりにも

※ 使用したスカーフはどちらも、Dolce & Gabbanaのシルク100%です。サイズは92cm × 92cm。

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スカーフの結び方:シンプルに垂らす

Posted in 未分類 on 1月 13th, 2015 by chibirashka – Be the first to comment
dot scarf

さて前回はバイアス折りをご紹介しました。
バイアス折りができるようになったら、スカーフを使ってみましょう。

同じシンプルな使い方でも、色や柄で雰囲気が変わるというのもご紹介します。

ややこしいことを何もしなくてもOK。
冒頭の写真の通り、バイアス折りにしたスカーフをまずは首から垂らしてみましょう。

この使い方をする場合は、90cm四方程度のスカーフが良いでしょう。
まぁ、でも10cmぐらい誤差があっても大丈夫です。
ただし、背の高さのバランスもあるので、90cm四方を基本としつつ、背が低い場合はやや小さめのスカーフを、背が高い場合はやや大きめのスカーフを選ぶといいですね。

たったこれだけでも、アクセントになりますね。

特に、首から垂らすと長さが生かされ、縦のラインをつくることができ、視覚的にすっきりして見えます。

首周りで結ばないため首の詰まった感じはなく、また解放感があるので、スカーフを使い慣れていない方や、丸顔や首の短さを気にしている方におすすめです。

色についても、写真のケースではトップスもスカーフもモノトーンなので、メリハリが強くきいてキリッとした大人っぽい印象になります。

また、柄も永遠の定番、ドット柄。古びることなく、また年代も幅広く使うことができます。ドット柄は女性だけでなく男性も使う柄なので、オフィス、ビジネスの場での相性もいいですよ。

上記写真の状態に、テーラードジャケットなどはおると、きちんとした場でも浮くことがないうえ、ジャケットの(一般的に)ハリがある質感とシルクのやわらかな質感のコントラストによって、シャツとジャケットだけよりも、女性らしいVゾーンをつくることができます。

同じドット柄でも、例えばカラー×カラーだともっとポップな印象になるので、スカーフの結び方もポップな結び方にした方がより映えるかもしれませんね。

次は深いゴールドがメインカラーのスカーフ。
ベネチアのサンマルコ寺院のような細かいモザイク柄なので、遠目ではグラデーションのように見えなくもないような、そんなスカーフです。
全く同じ使い方ですが、すっきりとした…というよりはゴージャスな印象が強くなってくると思います(特に、背景として使っているトップスが黒なので)。

gold

スカーフの結び方をいくつも知らなくても、系統の違う色のスカーフを使えば、全く同じ使い方で印象は変えることができますね。

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ちなみに、首から垂らしたこのスカーフを一結びして、結び目を少しだけ斜めにずらすなんていうのも簡単にできます。

首から垂らしただけの場合が開放的であるのに対し、こちらは一結びすることで、首もとの露出が減り、また体の正面で布の重なりができるためややガードの固い印象になりますが、結び目が少し斜めにあることで真正面にあるよりもスタイリッシュです。

※ 使用したスカーフはどちらも、Dolce & Gabbanaのシルク100%です。サイズは92cm × 92cm。

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スカーフの結び方:バイアス折り

Posted in 未分類 on 1月 13th, 2015 by chibirashka – Be the first to comment
scarves

こんにちは。旅するパーソナルスタイリスト、チビラーシカです。

首元が寒い季節ですね。
首を覆うだけでもずいぶん暖かく感じられることから、マフラーやストールを使う方も多いと思いますが、今日は、同じように便利に使えるスカーフをご紹介します。

スカーフというと、いわゆるエルメスに代表されるシルクの真四角のスカーフを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、シルク以外にも色んな素材、そして正方形以外の形もあり、それら素材や形によって印象もずいぶん違ってきます。また、同じ1枚でも結び方によって雰囲気を変えることもできます。そういう柔軟性があるからこそ、私にとっては旅にも欠かせないアイテムであり、ワードローブからはずせない定番でもあります。

チビラーシカといえば、スカーフと帽子というイメージがあるからか、スカーフについては「スカーフって使い方が分からない。今度結び方教えてー。」と言われることがよくあります。

どうやら、スカーフを使い慣れていない人からすると、どういう順番で何をどうしないといけないんだろう?と、ちょっと身構えてしまうようなのです。

でも、最初にメッセージとして伝えたいことは、スカーフって自由ってことです。

ある意味、お料理と一緒だと思えばいいかもしれません。

ある料理を作ろうと思えば、それの基本的なレシピはあります。
でも、人によってちょっとアレンジが入ったりすることもあるし、この分量じゃないと、この料理だと呼んではいけない!というほど厳密なものは、家庭料理においてはそれほど多くないのではないでしょうか。

それに、冷蔵庫のなかにあるもので、なんとなくそれっぽい料理ができた、というようなこともよくあると思います。

スカーフもそんな感じです。
この形を作るにはこういう手順というように、レシピみたいなものもあったりしますが、その手順に則っていないからといって、「あの人はスカーフの使い方が間違っている!」と怒られたりするようなことはまずないです。(「もうちょっとこうしたらよかったかもね!」とアドバイスしてもらえることはあっても)

全くどこからやっていいか分からないという人は、慣れるまでは基本的な結び方をレシピ通りにやればいいし、慣れてきたら、こんな風に結んでみたらどうだろうか?と、好きなように結べばいいのです。

とはいえ、基本中の基本、知っておいた方がいいことというのはあります。
たとえ、スカーフマスターになろうと思っていないとしても。

というわけで、今日はまずバイアス折りを紹介しましょう。
紹介するほどでもなく、みなさんすでに「知ってるわい!」って感じだとは思いますが、一応ね。

バイアス折り

正方形のスカーフを帯のような形に折ることで長さをとることができるため、色んな結び方の基本となります。

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1. 裏が上になるように正方形のスカーフを平らなところで広げます

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2. 対角をそれぞれ内側に折ります

scarf

3. さらに、両側を中心まで折ります

scarf

4. 両側を合せるようにパタンと折りましょう

私の場合は、3から4の時に、中心でパタンと折るのではなく中心に向かって三つ折りにする場合もあります。

ま、とにかく、細長い形状ができました。
これが基本です。

もちろん、真四角のスカーフを三角に折る三角折りだって基本ですし、真四角のスカーフを半分に折って長方形にする長方形折りもありますが、バイアス折りはよく出てくる言葉なので、覚えておきましょう。

スカーフを使う前に忘れないで!

ちなみに、一番大事なこととして、スカーフについているブランドタグや洗濯表示のタグはつけたままだとかっこ悪いです。これはストールでもマフラーでも同じ。

私も若い時は「これってつけたままなの?取った方がいいの?」とよく分からず、かといってタグを切る勇気もなく(?)、バイアス折りをつくる時にタグが内側になるように(結んだ時に見えないように)したりしていましたが、正式には、タグは取る、が正解です。

「えー、エルメスのタグなのにー!」とか思わずに取ってしまいましょう。

切り取る時は、普通の工作はさみではなく、写真のようなリッパーや、十徳ナイフについているような先の小さいハサミだと安心ですね。

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今日はバイアス折りのところまでですが、今度は結び方もいくつかご紹介しますね。
興味がある方はこちらの記事もどうぞ。

⇒ スカーフ9バリエーション
同じスカーフでも結び方でこんなに印象が変わります。


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チャンスをつかむ男の服の習慣

Posted in 未分類 on 12月 31st, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
チャンスをつかむ男の服の習慣


今年もあと数時間で終わりですね。

今年を振り返りつつ、来年の目標を立てたりチャレンジしてみたいことをうっすら思い浮かべている、そんな時期ではないでしょうか。

新しい習慣を身につけるために何かをスタートさせるのに、遅すぎるということはないし、思いついたらいつでもやるべきだと思うけれど、やはり新しい年の始まりというのは、一番しっくりきます。

多額の投資をしなくても、入会などの面倒な手続きをしなくても、ちょっとした心がけで大きな効果が得られるのがファッション(装い)

年末の大掃除の時期、新年で新しいことを始めるのにいい時期、セールで洋服など服飾品を買うことも増えるかもしれないこの時期、ちょっと知っておくだけで来年からの自分が変わる。

そのちょっとした知識のために、ある書籍をご紹介します。

それが、チャンスをつかむ男の服の習慣です。
私のパーソナルスタイリングの師匠である、政近準子氏の最新刊。
タイトルの通り、男性の装いについての内容です。

ファッションというと苦手意識を持つ人は案外多いように感じます。
「何を着ようとそれは自分の勝手であって人にとやかく言われたくない」という気持ちが働く人もいるようです。

その背後には、「自分なりのスタイルがある!」という主張もあれば、「自分のよく分からないことに踏み込んできて欲しくない!」という牽制したい気持ちもあるのではないでしょうか。

ファッションについてちょっと知りたいと思っても、ファッション雑誌に興味がもてない場合にはまず何から手をつけていいか分からないということもあるのかもしれませんし、そもそもファッション雑誌を見ても、自分ごとに感じられず、一体どこを見たらいいのかさっぱりピンと来ないということもあるかもしれませんね。

でも、ファッションって(というか、装いを自分の味方につけること)、実は、普段の仕事でやっていることとある程度同じプロセスであると、自分の経験から言えます。

単純作業、単なるタスクをこなす、そういった仕事の場合はそのままでは当てはまらないかもしれないけれど、多くの仕事には、何かしらの目的・狙いがあり、与件を踏まえて、目的を実現していくためにどんな打ち手を取るかということを企画し推進し実行すると思います。必ずしも取るべき戦術はひとつではないし、毎回チームメンバーが違ったり、予算が違ったりと使えるリソースや、制約事項はさまざまのはず。

ファッションも同じで、自分をどう見せたいか、どうありたいか、そのためにはどんな装いをしなければならないのか、自分が持っているアイテムは何で、TPOといった制約がどの程度クリティカルかといったことを全体観をもって企画することなのです。

ファッションというと、「センスでしょ」「おしゃれのことでしょ」「なんかチャラそう」というリアクションが返ってくることがあるけれど、アーティスティックなモードの世界ではなく、普段の装いということに関していえば、基本的には概ねロジカルで、学習可能な領域であり、またやって終わりではなく、PDCAサイクルを回していくようなものです。

また若い頃は自分勝手な、自己表現のためのファッションが中心でも周りは大目にみてくれるかもしれませんが、ある程度年齢を重ねたら、そして社会人生活のなかではファッションはやはり教養の範疇にもなってきます。

そのちょっとした教養を身につけるファーストステップとして使えると感じるのがこの書籍。

帯には「毎日1分間のブラッシングで4万円のスーツが10万円のスーツに勝つ」とあります。

ファッションはお金がかかる、お金がないとファッションが楽しめないと言う人もいますが、仕事だって、「予算が取れないから何もやらない」で済むことはほとんどなく、「予算のなかでやれる範囲でパフォーマンスが最もあがる方法を考える」ものだと思います。あるいは、「パフォーマンスが高いかどうかは分からないが、比較対象を得るためにまずスモールスタートでやってみて検証する」という手を取るのではないでしょうか。

手入れがされているかどうかや、サイズ感があっているかどうかの方が、パッと見の印象に強く影響するということを考えれば、上記の4万円と10万円のスーツの例もキャッチーだけどあながち嘘ではないと思います。

もちろん、年相応、立場相応、どう見せたいか、自分の置かれている状況のなかで何をコンセプトとして優先すべきかによるので、10万どころか30万程度のスーツを着ていないと、それを実現できない、という状況はありえます。だから一概には言えないのですが。

では、そもそも全体感として、一体どれぐらいの幅のシチュエーションがあり得るのか、各シチュエーションでは、だいたいどれぐらい(価格やフォーマル度、カジュアル度など)が妥当なのか、といったことは、場数を踏んでいないと分からないところもあります。だからといって、無防備にいきなりそのシチュエーションに自分がおかれるというのも避けたいところです。特に失敗が許されないようなシーンでは。だから書籍からのある程度の情報入手は有効です。自分のものとして身につけていくには、トライアンドエラーが欠かせないけれど、書籍からの知識を身につけておけば、最悪の失敗というのは回避できます。

この書籍では、スーツやシャツなどの価格帯別品質ラインが説明されていたり、何色のスーツはどんな印象を与えどんな時に使えるかといった情報が提供されています。

また、フォーマルと、ど・カジュアルの間を「ポスト・カジュアル」と位置づけ、スペクトラムを描くように、それぞれの段階でどの程度が妥当かが提示されていたりします。ジャケットならどんな素材の何色はOKか、それに合せるシャツは無地なのか柄なのか、ベルトはどんなものならOKかといった組み合わせが具体的にイラストで表現されているので、イメージしやすいと思います。

ところで、この本は男性向けですが、私個人としてはぜひ女性の方に読んで欲しいと思います。特に旦那さまやパートナーがいる方。

先日、海外出張に行った際、とある方に「さっき、あなたの会社の方にお会いしたけれど、あの方はご結婚されていないの?仕事に着ていく服について注意するような奥様はいらっしゃらないの?」と指摘されました。その方は少し年配の女性でしたが、男性がTPOに合った適切な装いをしていないと、奥様がちゃんとしていないんじゃないか、と勘ぐる人も少なからずいるということなんだと思います。

仕事に着ていく服は武器です。戦闘服です。
仕事ができる人なのかどうかが伝わるような装いを心がけることは大切です。

「旦那さまのお給料がなかなかあがらない」と思う時、お給料があがるような仕事ぶりを発揮するためには、どんな装いが適切なのかを、旦那さまと一緒に考えたり、あるいは旦那さまがそこに興味をもてない場合には奥様が代わりに揃えておくといったこともできるかもしれません。

サラっと読める1~2時間程度でサラっと読める本なので、年末年始のゆっくりした気分で読んでみてはいかがでしょう?

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ユニフォームの大事さ

Posted in 未分類 on 11月 2nd, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
city of chocolate

またまたすっかり更新していなかったこちらのブログ(汗)
9月、10月は旅行やら出張やらでかなりの期間、日本にいなくてかなりバタバタ。

パリで開催されたMaison & Objet(展示会、以下M+O)の視察がてらブリュッセル(ベルギー)とアントワープ(同)へ行ったのが9月初旬。一旦日本に戻りほんの2~3日過ごしたあと、また欧州に戻って、ベルリン(ドイツ)、ビアリッツ(フランスバスク地方)、サンセバスチャン(スペインバスク地方)を夫と巡り9月末に帰国。10月頭から中旬にかけては、北欧出張でストックホルム(スウェーデン)とコペンハーゲン(デンマーク)で過ごした。

そうしているうちに気づいたらもう今年の終わりも見え始める11月になってしまった。

で、今日のお話はユニフォーム(制服)について。

前述の通り、9月上旬にベルギーに行ったのだけど、M+Oを行程に入れていたのと乗継などの関係で、成田からは一旦パリのシャルルドゴール(CDG)に入り、空港内のホテルで一晩過ごして翌朝TGV(フランスの超高速列車)でブリュッセルと移動。ブリュッセルでは2泊することにしていて、ブリュッセルから電車で1時間ほどでいけるアントワープへは日帰りで行った。

ちなみにアントワープは「フランダースの犬」の舞台として有名。

ベルギーのノートルダム大聖堂

建物の後ろに見える高い塔がアントワープにあるベルギー最大のゴシック建築、ノートルダム大聖堂。

聖母被昇天

「フランダースの犬」でネロが見たいと思っていたルーベンスの絵。

そしてアントワープってモードの街。
アントワープ王立芸術学院の出身者には、アン・ドゥムルメステール、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ダーク・ヴァン・セーヌ、ダーク・ビッケンバーグ、ドリス・ヴァン・ノッテン、マリナ・イーなどがいて、この6人は同期でもあり、80年代にロンドンでコレクションを発表。そこから注目されたのがきっかけで、“Antwerp Six(アントワープ6)”と呼ばれ、アントワープ発のモードもまた注目されるようになったという。
※ マリナ・イーのかわりに、マルタン・マルジェラを加えてアントワープ6と呼ばれることもある。

DRIES VAN NOTEN

というわけで、ドリス・ヴァン・ノッテンの本店にもチラッと寄ってみた。

と、話がそれだけど…。

もはや記憶が曖昧なんだけど、多分、CDGからブリュッセルの車中か、ブリュッセルからCDGの車中での出来事。

TGV btw Brussels and Paris

一緒に行った友達のRikaちゃんと楽しく喋っていたところ、通路を通りかかった一人の男性に「君たちの荷物はどこだ?」声をかけられる。

なんでそんなこと聞かれるんだろう?

あまりに脈絡なく聞かれたので、Rikaちゃんと2人でポカーンとなっていると、
「だから、荷物はどこかと聞いてるんだ」とまた言われる。

あまりにまくし立てるように聞いてくるけど、こっちからしたら「なんであんたに教えなきゃいけないのよ!」って感じで「何のために荷物について聞いてくるわけ?」と返すと、今度は向こうが「はぁ!?」といった表情をしている。なので、もう一度、「なんで荷物の場所を教えなくてはいけないのか?」と聞くと、「CUSTOMS!(税関チェック)」という。

それならそうと早く言えー!!
スーツケースは乗り口近くのスーツケース置き場にあり、身の回り品はここにある、というような説明をしつつ、自分のスーツケースを指し示せというのでスーツケース置き場まで案内すると、「Thank you」といって立ち去っていった。

欧州内での国境をまたぐ電車移動は初めてではないし、電車内でCustomsに遭遇するのも初めてではない。

にも関わらず、今回「え?なに、こいつ?新手のスリか詐欺かなんか?」と思った理由は、その男性の服装にある。

この男性、ユニフォームを着ていなかったのだ。

ユニフォームでなくてもいい。CUSTOMSとでも書いた腕章でも、バッヂでもなんでもよいのだけど、そういった類の、所属を表すような何かを一切身につけていなかった。

どんな格好だったかというと、詳しくは覚えていないけれど、ハイゲージなニットにチノパンかデニム。そしてリュックサックを背負っているという、軽装のトレッキングスタイルのような感じで、完全に旅行者にしか見えない。

だから最初、通路から男性に声をかけられた時、無意識のうちにも「この人、席探してるのかな。もしかしてチケットに表示されてるのと違う席に座ってしまったのかしら…」といった方向でしか頭が働いておらず、まさか何かの職員だとは全く思わなかったというわけ。

そう考えると、やはりユニフォームって大事だなと思う。
知らない人に話かける/話かけられることの違和感を和らげるし、そこで交わされる会話なり質問なりの妥当性をちゃんと証明してくれるだけのオーソリティの提示ということになるわけで。もちろん、逆に言えば、ユニフォームを悪用した犯罪というのもまたあるわけなのだけど。

どこに所属しているかが分かる装いって大事だなと思った次第。

ちなみに同じような話で、「どこに所属」というのは組織だけでなく地域というのもある。
その地域に住んでいる人かどうか装いから分かることもある。

例えば、こないだオカマの方がやっている浅草のスナックに行ったら「あなた、この辺の子じゃないわよね。どこに住んでるの?」というので「青山」というと、「やっぱりね。この辺歩いてる子たちと全然違うもの。なんか爽やかだし。」というようなやり取りがあった。年の離れた友達と下町を散策する日だったので、歩きやすさ重視で、まぁたいした格好もしていなかったけれど、浅草の地元色を纏っていなかったよう。

世界のあちこちを歩いていても、日本人の団体(2-3人の女の子グループであっても)ってすぐ日本人だと分かる。

どっちがいいとか悪いということではないのだけど、私は旅行に行く時(特に海外)には意図的に使い分けるようにしている。ただ、「なにをもって、その土地の人らしいと感じるのか」というようなあたりは、厳密に分解して理解できているわけではないので、まだまだ実験しながらなのだけどそのうち何らかまとめたい。

ちなみに私はその意図的な使い分けを心のなかで「ステルスモード」と「ステートメントモード」と呼んでいる。

ま、その話はまた今度。

《おまけ》

滞在中、ブリュッセルではベルギービールウィークの真っ最中。こんなコスチューム着た人も。

Belgian Beer Week

イベント関係者と一目で分かるので、何か困ったことなどあったらいきなり話かけて大丈夫そうだなと分かる。

小便小僧もこの日は同じようなコスチュームを着ていた。6月にブリュッセルに行った時は裸ん坊だったけれど。

「世界一の衣装持ち」とも呼ばれる小便小僧のジュリアン君

「世界一の衣装持ち」とも呼ばれる小便小僧のジュリアン君

アントワープでは日本から来たと思しきお坊さんの団体にも遭遇。日本でもこんなにまとまった数のお坊さんを見ることはないなぁ。パッと見でお坊さんと分かるのも、単に丸刈りだというのではなくこの装いをしているからこそ。

お坊さん in アントワープ

ちなみにお坊さんつながりでいくと(どんなつながり?)、出張で出かけたストックホルムでのカンファレンスでは、チベット仏教の僧によるメディテーションと講演という珍しいプログラムもあったんだけど、その僧が登壇する前日にも「きっとこの人が明日の登壇者だ」と気づいたのはもちろん独特な装いあってこそ。

Tibetan Buddhist Monk

ちなみに服の素材はフリースw イギリスのリバプールから来たと言っていた気がするし、北欧での登壇だし、寒いからね…。

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ララチッタ アムステルダム・ブリュッセル
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人生は服、次第

Posted in 未分類 on 8月 10th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
Rainbow

「着るものが変わったら、寄ってくる人が変わった」
これは、先日、パーソナルスタイリングをさせていただいたお客さまからいただいた言葉。

以前は、寄ってきてほしくない人から声かけられることが多かったけれど、パーソナルスタイリングをしてもらってからは「この人いいなぁ、ステキだな…」って思うような人が、向こうから自然と近づいてきてくれるようになったという実感があり、洋服で人生が変わるってこういうことなんだ、ということが初めて分かった、とおっしゃるのです。

単にBefore – Afterでスタイリングがステキになるということよりも、その人がその装いによってどんな経験ができるかということを私は大切に思っているので、これはとても嬉しいフィードバックです。

このお客さまは、パーソナルカウンセリング以前もとても質も品も良い洋服を選んでいらっしゃいましたし、ご本人が持っている雰囲気も上品で、きちんとした人ということが立ち居振る舞いからも伝わってくる方なので、「寄ってきてほしくない人から声をかけられる」といっても、その近寄ってくる人がそう変な人だったわけではないと思うのです。

それでも、かつての彼女のファッションは、ご自身がつい選んでしまうものと、ご本人の良さをより活かせるものとの間には少しギャップがあって、どこか垢抜けない、こなれていない印象があったのかもしれません。

こなれた印象を作れる(作るというよりも自然と醸しだされる)ということは、その人自身が、自分がどんな人であるかをわかっていて、自分の好きなものや心地いいと思えるものを多くのなかから選びとる力もあって、バランスよくコントロールできている状態のことです。つまり、迷いがないということと言えます。

「迷いがない」ことが装いから伝わるということは、「どこに時間やお金を費やすべきがわかっている人間です」という自己紹介となり、また「私はこういうものが好きで、こういうテイストを持っている人です」というアピールにもなるので、時間泥棒になるような人への牽制になるとともに、自然と似たような人、あるいはその人のテイストに惹かれる人が集まってくるようになるのだと思います。

それから、今回の彼女からのフィードバックで、実は一番のポイントとなっているところは、パーソナルスタイリストの手を借りずに、もう自分一人でそれができるようになっている、というところなのです。

「カウンセリングやショッピング同行を通じてアドバイスしてもらったことを今でも思い出しながらショッピングするようになった。完璧じゃないかもしれないけど、どんな観点で洋服を選んだらいいかが少しずつ分かるようになってきて、自分に似合うものを見つけられるようになったし、洋服を着るのが楽しくなった。」

人生にはいろんなステージがありますし、日常生活にもさまざまなオケージョンがあるので、もしかしたらまた、これまでとは少し違った服装選びが必要になることもあるかもしれません。そんな時は必要に応じてパーソナルスタイリストと一緒に改めて考えればいいでしょう。でも、普段の洋服生活では、パーソナルスタイリストがつかなくとも、ちょっとのヒントから自分自身で楽しみながら、自分にとって最も効果的な装いができることが理想です。

私が目指しているパーソナルスタイリングというのがまさにそれ。
極端な言い方をすれば、少なくとも私にとっては「いい意味でリピーターがつかない」ということが理想なのです。

ところでこの記事のタイトル、「人生は服、次第。」は、このお客さまからの感想を的確に表しているとともに、実は、日本でのパーソナルスタイリングの創始者、政近準子さんの最新刊のタイトルでもあります。

「人生は、服次第。」ではなく、「人生は服」という主張がポイントです!

さて本の帯には

ファッションは「自信」に、自信は「魅力」に、魅力は「成功」につながります。

と書いてあります。

また、帯裏には

「政近さんの本を読むまで、ファッションってちょっと頭の悪いものだと思ってました」(29歳・女性)

という感想も載っています。

どちらにも共感する人がたくさんいるでしょう。
すでにファッションが変わることで世界が変わった人は前者に、ファッションへのなにか苦手意識や先入観がある方は後者に。

人生を変えるきっかけがまだ見つからない方は、パーソナルスタイリストに背中を押してもらうもよし、政近さんの書籍を手にとってもらうもよし。

最初の一歩を踏み出せるかどうかで、すでに他の人との差がつくといってもいいのかもしれませんね。

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BURBERRY顧客向けイベント

Posted in 未分類 on 7月 8th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
BURBERRY omotesando

6月27日(金)の夜、六本木でBURBERRY(バーバリー)の顧客向けイベントがあり、招待いただいたので行ってきました。

ちょっとステキだったので、着ていったものとともにご紹介。

すぐにブログ書こうと思っていたのに、翌日から約1週間も発熱などで寝込み、結局今。

我が家が普段行くのは表参道のBURBERRYなのだけど、六本木ヒルズ店の1周年記念で開催されたこのイベント。ショップのイベントというと、招待状さえ持っていれば出入りが自由で、ショップ内で、シャンパンとかフィンガーフードなどがふるまわれながら、最新のコレクションが見れたり…というものが多いと思います。

去年、六本木ヒルズ店のオープニングの時にもインビテーションをいただいたので、その時も行ってみたけど、まさにそんな感じ。でもお土産に現品サイズのBURBERRYの香水をいただきましたが。

でも今回のイベントはそういうものとはちょっと違っていて、どのように選ばれているかよく分からないけれど、全部で20組ぐらい(計40名ぐらい?)のBURBERRYの顧客に招待状が担当者から渡され、事前に出欠連絡も必要でした。

BURBERRY invitation

内容的には、

  • 六本木ヒルズクラブ(六本木ヒルズ内の会員制エリア)でのディナー
  • BURBERRY六本木ヒルズ店でのプライベートショッピング

で、決められた時間に行くといった感じ。

夫婦で招待されたので、夫の帰宅を待ってからヒルズに行ったので到着がちょっと遅くなってしまったんだけど、ヒルズクラブへアクセス(アカデミーヒルズのとこと同じ)するエレベーターのところでいつもの担当の方が待っていてくれて、ヒルズクラブへと案内されます。

六本木ヒルズのスリースター会員向けに、毎年ヒルズクラブから無料お試しチケット的なものが送られてくるんだけど、なんとなく使うきっかけもなく一度も行ったことがなかったので、たまたまとはいえ、ヒルズクラブがどんなところかがわかってよい経験になりました。

ディナータイム

今回のイベントは都内の顧客だけでなく、神戸だとか広島だとか遠いところからも招待されていた様子。大体、店舗ごとにテーブルが決まっていて、それぞれのテーブルに2-3組ずつ顧客が座っていたほか、各店舗のスタッフも何名か同じように座って、一緒にディナーをいただきました。

ディナーはフルコース。

アミューズから。

BURBERRY dinner

前菜。

BURBERRY dinner

お魚料理。

BURBERRY dinner

 お肉料理。

BURBERRY dinner

デザート。プレートにはBURBERRY。

BURBERRY dinner

このあと、コーヒーやプティフールがあったけれど、そちらはそこそこにして、BURBERRY六本木ヒルズ店の方に移動してプライベートショッピングタイム!

BURBERRYというブランド

バーバリーといえば、その代名詞ともなっているのがトレンチコート。英国を代表する老舗のラグジュアリーブランド。でも日本では三陽商会がディフュージョンラインとして、BURBERRY BLACK LABEL、BLUE LABELなどを展開していたので、もしかしたら若い人などはそちらのイメージの方が強いかもしれないですね。

でもこのあたりのレーベルは、ライセンス契約のもと三陽商会が企画・生産している日本のブランドであって、本当の(?)BURBERRYではありません。

MACKINTOSHとMACKINTOSH PHILOSOPHYの関係に似ています。(マッキントッシュ・フィロソフィーは日本でしか売ってません)

つい5月に、三陽商会がバーバリーロンドンの事業終了について発表したばかりなので、それをきっかけに知った人もいるかも?

若い子にとってはあちこちの百貨店に入っている、BLACK LABELなどのバーバリーに馴染みがあるかもしれないし、BURBERRYに興味がない人だと、トラディショナルなブランドであるがゆえに、もしかしたらちょっと古い、保守的といったブランドイメージを持ってる人もいるかもしれません。

が、しかし、BURBERRYはデジタル戦略において、他のアパレルブランドとは頭ひとつ分ぐらい出ている印象で、老舗でありながら先進的かつ挑戦的といったブランドイメージを私は持っています。

そのへんのことは、以前、「BURBERRY PRORSUM 2014-15 A/W ウィメンズコレクション」という記事でも書いたので、それはそれとして、ブランドのイベントとなると、そこでどんな空気が醸しだされるのか、どんな経験が提供されるのかというのが気になるところ。

今回の感想を一言でいえば「BURBERRYますます好きになった!」。

というのも、スタッフ一人ひとりのパーソナリティが、ハイブランドのイメージを壊すことなく生かされていて、かつ全体としては温かな一体感を醸しだしているように感じたからです。

ブランド全体としてはガバナンスを効かせる必要があるから、ユニフォーム一つにしても、接客態度にしても、ある程度ガイドラインが定められているんだと思うけれど、それをそのままやってしまうと無機質になりそうなところを、個々のスタッフが前職などこれまでのバックグラウンドのエッセンスも入れながら、ボトムアップでそれぞれの個性を生かしていて、BURBERRYという歴史のあるブランドにさらに幅を出してるように感じました。

そういうボトムアップの良さを許容している感じとか、傍目に見ててもスタッフ同士仲が良さそうというところに好感が持てたりとか。

さらに、アパレルショップでたまに聞くのが、同じブランドでもショップ間、スタッフ間での競争が激しく、客を取り合ったり、あるいは客が求めるアイテムの融通が効かないというようなこと。

BURBERRYはそれが全くない。いや、全くないかどうかは分からないけど、少なくとも顧客にはそういうのを感じさせません。

私は表参道の顧客だけれど六本木ヒルズ店で買っても嫌な顔されないし、もちろんその逆もそうだし、むしろ海外のBURBERRYで買ったものをサイズお直しのために表参道に持ち込むようなことがあっても快く対応してもらえるという保証があります。

それから、リアル店舗とECサイト。

これも、ブランドによっては店舗とECがカンニバりをおこしていたり、それぞれのチーム間であまり連携されていなかったりするらしいのですが、BURBERRYはそのあたりもうまいなと思います。店舗にはECサイトが表示されたMacが置いてあって、店舗にないものはそこから買うことができます。

ECサイトなので自宅で買ってもいいわけですが、実はリアル店舗でECサイトで購入するというメリットもあるらしいのです。それが、納期。

自分でBURBERRYのECサイトから購入するより、店舗でECサイトで購入して決済すると、UKからの発送にしろ半分とか1/3ぐらいの日数で届くらしい。厳密に何日と言っていたか忘れてしまいましたが、1〜2日かぐらいで店舗に到着だったような。

そういうわけで、なんというか、チャネル分断ということもなく、うまく連携されていていいなと思ったわけです。

ドレスコードは「バーバリー」

今回のイベントは招待状に「バーバリーご着用」とドレスコードが指定されていました。

バーバリーならTシャツに短パンといったようになんでもいいのかというと、そういうわけにもいきません。お呼ばれなのでそりゃそうだろ、って感じですが、そもそも会場である六本木ヒルズクラブのドレスコード(スマートカジュアル)もあるからですね。

そういうわけで、私は今回こんな装いで行きました。(切抜きが下手くそすぎる…汗)

outfit for burberry event

(左から時計回りに)

  • BURBERRYエンブロイダリーライトウェイトカシミアスカーフ
  • パールとゴールドのスカーフクリップ
  • BURBERRY LONDONベルテッドボートネックドレス
  • スワロフスキーのフープピアス
  • BURBERRYサテンジェムディテールクラッチバッグ
  • 貝殻のリング
  • コールハーンのエナメルオープントゥバックストラップパンプス

夫もBURBERRYの薄いグレーのスーツ。ただ、ちょっとしたドレスアップのため、スウェードでできた赤系の作家モノのラペルピンと麻の白のポケットスクエアをさしてもらいました。

BURBERRY event
BURBERRY event

スタイリングのポイント

夫と二人で撮った写真をFacebookにアップしたら知人から「ストールにお花のようなポイントがあるのは、元々のデザイン?それとも、ブローチでそんな風にとめてるの?とても素敵!」と質問コメントをもらいました。

その1個前に掲載したアイテム写真でも分かる通り、ストールクリップを使っています。

ストール自体はごくごくシンプルな薄手のカシミアのもので、クリップにストールを少し通して、ストール自体も少しクシュッとなるように整えて顔に近いところにポイントを作りました。

ストールの色がちょっと地味で、落ち着きはでて良いのですが、この会場の照明で、また夜という時間帯を考えると少しキラっとしたものが入っていた方があっていると思ったことと、夫のフラワー型ラペルピンにあわせて私もフラワーモチーフ入れることにしたのです。

また、イベントのメインが着席型ディナーと聞いていたので、テーブルより上に出る上半身(特に顔周り)にポイントがあった方が良いといった判断もありました。もしこれが、立席形式のイベントだったら、クラッチバッグだけでも十分存在感と華やかさがあるので、ストールクリップは使わなかったかもしれません。

それから、立ち写真でもあまりよく分からないと思うのですが、実はストールの左右の長さをわざと変えています。

ストールを首から垂らす時、左右の長さが同じになるように左右対称にしますよね、普通は。

でも、「BURBERRY PRORSUM 2014-15 A/W ウィメンズコレクション」という記事でチラッと書いたけど、このコレクションのランウェイの様子をみていたら、どのモデルさんも、ストールを使ったスタイリングではアシンメトリーに垂らしていました。(左右の長さがわざと違う)

これを普通に街中でやってしまうと多分「あの人、左と右の長さが違ってて変だね」とか思われてしまうのですが(少なくとも2014年の夏時点では)、BURBERRYのコレクションを知っている人であれば「お。あのスタイリングですね。」となるわけです。

そして今回のイベントはBURBERRYのイベントで、共通言語(同じ視点を持っている)人が大勢集まるということから、私は左右の長さをずらしてストールをかけていきました。イメージ的にはこんな感じ。

BURBERRY boat neck dress & cashmere scarf

それからワンピースの方も、これまた、共布のベルトはごく普通に留め具が中央になるようにとめてもいいのですが、このベルトがトレンチコートのベルトをイメージソースにしているように感じたので、私はトレンチコートをとめるようにして左側にややずらして片端結びのようにしていきました。(アイテム写真を参照)

こういうイベントの時は

  • 指定されたドレスコードを最優先する
  • 会場のドレスコードを確認する
  • 一緒に行く相手とのトーン&マナーを揃える
  • そこに集まる人がどんな人たちかどの程度のリテラシーがありそうかを想像する

といいですね。

ディナーとプライベートショッピングのあとは、ハイヤーまで手配されていたので、ショップ前から車に乗せられて帰宅しました。

BURBERRYがこういった顧客イベントを行うのは初めてのことだったようですが、とても好感のもてるいいイベントで、ステキな夜になりました。

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フォーマルな帽子をオーダー

Posted in 未分類 on 6月 25th, 2014 by chibirashka – Be the first to comment
FRA Römerberg

またまたすっかり久しぶりの更新になってしまいました。

先々週から先週にかけてはまた海外に行ってました。今回はフランクフルト(ドイツ)とパリ(フランス)とブリュッセル(ベルギー)。どこも駆け足だったのでゆっくりはできなかったけれど、カラッと晴れた日のヨーロッパの都市は気持ちがいいですね。冒頭の写真は雨上がりのレーマー広場(フランクフルト)。帽子などちょっとしたコスチュームでラッパを手に持って広場に入ってくる子どもたちのグループ。何のイベントなのかはわかりませんが…。

さて、今日は帽子の話。

「自分らしいワードローブを育てる」という記事にも書いたのだけど、私はベレー帽が好き。

夏は(特に近年の日本の夏)はあまりに暑いので、麻のような素材であってもベレーはあまりかぶらないけれど、ハットはかぶることも多いです。でも、わりと帽子をかぶる方なのにこれまでフォーマルな帽子というのを持っていませんでした。

そんななか、先日、WAGANSEというお帽子屋さんの受注会があったので、初めてフォーマルなお帽子を作ってもらうことにしました。WAGANSEは、長くイブ・サンローランのショーデザインなどを手がけてこられた、帽子デザイナーのglicoさんのブランド。

ゴールデンウィーク明け頃にオーダーして約1.5か月ほどでできあがり、週末に手元に届きました。

こんなに可愛い箱に入って届きます。

IMG_3780

オーダーしたのはトーク(toque)と呼ばれるツバのない帽子です。ファッション辞典の定義によると、

トーク [toque] :頭にぴったりとした円筒形の浅い縁なしの婦人用の帽子。または、羽飾りがついた、ふっくらとしたクラウンに狭いつばのあるビロードの帽子。

とされています。

すごーくざっくり言ってしまうと、多分映画などで見る海外のお葬式の時に女性がかぶっていそうな感じの、ネットやベールのついた黒いちっこい帽子、みたいな感じでしょうかね。

私が選んだのはこんなタイプ。

toque

真上からみるとこんな感じです。土台のフェルトとは違う素材で華やかにギャザーが施されています。そして、スワロフスキーが散りばめられ、カラフルなパーツに羽根飾りもついています。

toque

華やかな要素があるので黒いトークとは言っても、お葬式のようなシーンにはふさわしくないですね。

逆に、お葬式でかぶれるタイプのトークはフォーマルパーティにも使えます。お葬式でのトークの役割は顔を隠したり、悲しみを表現したりするものであって、着飾るためのものではないため飾りやデザインが控えめです。それをそのままパーティに使おうとすると、ちょっと地味になってしまうので、コサージュなどで華やかさを加えるのが良いと思います。

今回の帽子オーダーに関しては、室内でのちょっとしたお食事会やパーティなどを想定して揃えることにしました。トークのようにツバ(ブリム)のない帽子は、より改まったフォーマルな印象になるからです。
(皇室の方々、海外のロイヤルファミリーの方々の装いなどを思い出すとピンと来るのではないでしょうか)

フォーマルパーティでも屋外の場合(ガーデンパーティやウェディングなど)では、トークではなくブリムのある華やかな帽子をかぶるのがマナーです。

ちなみに少し話が巻き戻りますが、お葬式の話で言うと、「お葬式やお通夜に参列する際、トークをかぶってもよいか?」という疑問があるかと思います。Googleなどで検索していくと、Yahoo! 知恵袋やその他冠婚葬祭マナー系のサイトなどでは

  • おしゃれをしていく場所ではないから避けた方が良い
  • 喪主などでない限り、一般参列者が装うのはおかしい

という回答が一般的だと思います。

トークは改まった装いに使えるものであり、実際、外国映画などを見てもお葬式のシーンでかぶっている様子を目にすることが多いので、洋服のマナーとしてはNGではないのだと思いますが、洋服導入の歴史が浅い日本の冠婚葬祭文化と照らすと適切とはいえない、ということなのでしょう。

ただ、実際には、マナー系サイトに載っていることが絶対というわけでもないように思います。

というのも、先日、同級生が亡くなったため告別式に参列してきた際、参列者の女性の数名はトークをかぶっていたからです。このことで場の雰囲気を壊したり、あるいは場の雰囲気を壊さないまでも「おや?」「あれ?」と思うような空気になったり…ということも全くありませんでした。また、誰かの気持ちを害したりしているようにもみえませんでした。むしろ、トークを被ったブラックフォーマルはどちらかといえばしっくりきたぐらいです(私は葬儀にふさわしいトークを持っていなかったので被っていったわけではありませんが)。

なぜならこの時の葬儀が教会式で、式が執り行われたのが銀座の教会であったため。そして、数百人に登る参列者のうちの一部には外国の方もいらっしゃっていたためです。つまり環境や人、社会性の観点からです。

というわけで、日本での葬儀にトークを被るべきかどうかは、TPPOS次第かと思います。

さて、オーダーしたこの帽子。小さめの帽子といっても、受注会の時に色んなものを試してみると、ほんの僅かな違いでも印象がだいぶかわることがわかりました。私は身長も低いし、頭も小さめなので、同じトークでもこれよりちょっと大きいだけでかなり「なんか不自然に乗っかってる」感が出てしまいます。

といっても、大きさのイメージがつかないと思うのでこの1枚。
受注会の時、デザイナーのglicoさんと一緒に撮っていただいたもの。

私の頭に乗っかっているのがまさに今回オーダーしたモデルです。KAGAYAKIというステキな名前のついたトーク。

WAGANSEのglicoさんと

お帽子もやはり、体型が大柄な人は大柄な帽子を、小柄な人は小柄な帽子を選んだ方がバランスよく見えますよ。

それにしても、glicoさんも、WAGANSEの経営全般をみていらっしゃるglicoさんのご長男の天野さんもとってもステキな方でした。

ちなみに、お帽子が届いた箱のなかには、サシェも入ってたんです。

waganse toque

しかも手書きのお手紙まで。

お人柄が伝わるようなこういうサービス、嬉しいですね。

WAGANSE
http://waganse.com/

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