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DOLCE & GABBANA表参道ストアオープニングレセプション

Posted in 未分類 on 9月 19th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
DOLCE & GABBANA omotesando store renewal opening reception

こちらのブログもすぐにポストが滞ってしまうので、ライトにでも日々の出来事をアップするようにしよう。
(と何度言ったことか…)

そういうわけで、ちょっと遡るんだけど、DOLCE & GABBANAの表参道ストアのリニューアルオープンレセプション。

DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ、以下ドルガバ)の表参道ストアは、去年の夏頃(だったかな?)まで、表参道ヒルズの正面玄関すぐ左手、表参道沿いにあったのだけど、移転に伴い閉店してしまった。
ちなみに、かつてドルガバが入っていたところは今はVALENTINOになっている。

閉店する時には、半年ほどで表参道エリアの別の場所にリニューアルオープンすると聞いていたけど、その後、別の店舗でのレセプションなどで担当者に会ったときには、デザイナーの2人(ドメニコとステファノ)が表参道のリニューアルにかなり興味を持って力を入れたいと言ったとかで、計画に変更が生じ、結局当初のリニューアルオープン予定の時期にはオープンしなかった。

結局、表参道を閉店してから1年ほどたった、先日9月10日(土)、Fashion’s Night Outにあわせるかのようにグランドオープンし、その前夜9日(金)にはオープニングレセプションが開催され、レセプションにご招待いただいたので行ってみた。

DOLCE & GABBANA omotesando store reception invitation

リニューアルした新しいお店は、以前のMIUMIUがあったところ。LA PERLAとPRADAの間の道を入った、MARC JACOBSやSONIA RYKIELの辺りにある。

そこは、私が毎日家からジムに行くときに通りかかる道であり、ドルガバ表参道ストアの馴染みの店員さんから、ストアができる場所を聞いていたので、毎日工事の進捗を気にして、時折写真を撮ったりもしていた。

https://www.instagram.com/p/BJOwPpWgzFr/

DOLCE & GABBANA omotesando store

レセプションは18:00からだったけど、私は大切な友人を連れて20:00頃に行ってみた。

招待客しか入れないパーティゆえ、お店の外にはスーツ姿でインビテーションを確認するスタッフの人たちや、タクシーで乗り付ける人に、一足先に会場をあとにする人たち…と、落ち着かない雰囲気。 お店の外で友人を待っていると、シャンデリアをビジューで描いた、とても存在感があるドレスを着た女性がお店から出てきた。 そうかと思うと、シチリアの太陽をいっぱい浴びたような鮮やかな色のプリントドレスを着た女性達が出てきたり、黒のドレスにちょっとゴツメのアクセサリーをした女性が会場に入っていったり…と、パッと見色々だけど、どれもこれもドルガバらしさが感じられる装いの人々。

会場には、私たちが行った時間でも、菜々緒、成宮寛貴、小栗旬などがいて、その後instagramを見ていたら、柴咲コウもいたことがわかった。というか、むしろ、私が友達を待っている間、お店の外で見かけた、シャンデリアドレスの女性が柴咲コウだった。ドレスしか目に入っていなかったということか…。前者の3名も、友人に言われるまで全く気づかなかったし…(汗)

店内は混んでいたけど、馴染みの店員さんや、ストアマネージャー、ストアイベントなどで私のスタイリングに大喜びしてくれるリテール責任者のOrazioにも会うことができて、今回のストアのリデザインについて色々聞くことができた。

DOLCE & GABBANA omotesando store opening reception

「光と影」が店舗デザインのコンセプト。ミュージアムのような展示。400個のライトがインストールされ、照明がプログラムでコントロールされているそうな。シチリアの太陽をイメージしたゴールドの階段や壁とか。ショーウィンドウの大理石は12メートルもあるという。

Processed with VSCO with c1 preset

照明に関してはもしかしたら若干賛否両論ありそうな気がした。
というのも、実際に商品を手にとってみているときに、ライティングが変わってしまい、商品が全然見えないほど暗くなったり、照明の色によって商品の色が適切にみえなかったりするから。
でも、その辺も含めて、「使い勝手のよさ」に傾倒してしまいがちなデザインとは一線を画しているともいえて、ドルガバみたいなブランドだからこそできるとも言える気がする。

ストアデザインを手掛けたのはフランス人のデザイナーで、「彼がそのデザイナーだよ」と教えてもらった先をみてみると、どこかで見覚えのある外国人男性がいたんだけど、どうにもこうにも思い出せない。知り合いだったかしら…と思いつつ、特に挨拶もせず、パーティをあとにした。 で、あとになって思い出したけど、知人の旦那さまだから見たことがあるんだ! フランス人のデザイナーとは、日本で活動する著名なデザイナー、グエナエル・ニコラ氏だった。直接的には面識がないのだけど…。 なんですぐに思い出さなかったのか、自分が信じられない…。

何を着ていったか

https://www.instagram.com/p/BKJ_73tAOpH/

  • DOLCE & GABBANA黒のレースのセットアップ(ノースリーブのトップスにペンシルスカート)
  • DOLCE & GABBANAビジューのついたチャンキーヒールのエナメルパンプス
    DOLCE & GABBANAレオパード柄のファーストール
  • ゴールドとパープルの大ぶりのドロップピアス(NORDSTROMで購入したと思う)
  • DOLCE & GABBANAボルドー色レザーのショルダーにもなるクラッチ

この日履いたスカートは、以前書いた
チビでも着こなせるペンシルスカート〜DOLCE & GABBANA表参道のパーティ
で着ていたのと同じもの。

普段はもっとミックス&マッチを意識した面白い格好で行くんだけど、オープニングだからいつものストアイベントとノリ違うだろうと思い、シーズン関係なしにドルガバの雰囲気にしといた。 夏の終わりを惜しんで、アイボリーのブロケードのドレスもいいかと思ったけど、やっぱり夜だし、こっちで正解だったような。

いつもの個性的なスタイリングとは対照的なシックな装いがOrazioにはかなり意外だったみたいだけど、「上品にまとめてるのも悪くないし、ピアスもドルガバのじゃないのに、ドルガバの世界観がすごく出てて、全体にうまくマッチしてる。いいの選んだね。」と褒めてもらえたからよかった。

ちなみに、3月だったか、春先にドルガバ銀座ストアで開催されたストアイベントにお邪魔したときには、こんな格好で行きました。

DOLCE & GABBANA ginza store event
MARNIスニーカー・サンダル
  • 通称、仏壇パンツと呼んでいるDOLCE & GABBANAのメタリックジャカードのショートパンツ
  • DOLCE & GABBANAブローチ付きカシミアロングカーディガン
  • DOLCE & GABBANAボルドー色レザーのショルダーにもなるクラッチ
  • CA4LA(だったかな)のファーのキャップ
  • MARNIのボルドーとゴールドのソックス
  • MARNIのスニーカー・サンダル

なんか、前回のイベントに履いていったMARNIのスニーカー・サンダルにファーが取り付けられたようなデザインの靴が今回出ていて、びっくり!素材感とか斬新に見える色の組み合わせとかが似ていて。

DOLCE & GABBANA shoes

https://www.instagram.com/p/BKJ-w-AgvuI/

ツイードアイテムやヘッドピースがけっこう豊富な今シーズン、パーティじゃないときに改めてゆっくり見に行こうと思う。

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イベント「偏愛トラベラーvol. 05 オリーブの島に暮らして」を開催しました

Posted in 未分類 on 9月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラーvol.5

9月7日「偏愛トラベラー」の第5回を開催しました。
今回は、小豆島ヘルシーランドの地域事業創造部マネージャーであり、MeiPAM代表である磯田周佑くんをお呼びして、小豆島やオリーブオイルの魅力についてたっぷり語ってもらいました。

さて、当日の様子。

普段の「偏愛トラベラー」では、「何かに偏愛している旅人」をゲストに呼んでいるんだけど、今回は「小豆島に偏愛している移住者」がゲスト。まぁ、なんというか人生そのものが旅に例えられることも多いので、そういうのもアリよね…と。(主宰者である私の独断と偏見です)

普段の「偏愛トラベラー」は基本的にはトークイベントなので、ゲストや私から話題提供などしつつ、参加者のみなさんとお話するような形式なんだけど、今回は、ゲストの磯田くんがオリーブオイルソムリエということもあり、なんと、オリーブオイルのテイスティングをするという体験型の回となりました。

で、ゲストをなんで「くん」呼ばわりしているのかといえば、私と彼は新卒で入社した大手通信会社の同期なのね。

同期とはいえ、彼は営業系や事業部系部門にいて、私は広報というコーポレート部門にいたし、物理的に勤務地も新宿と新橋とはなれていたので、入社直後に実施された2週間の新入社員研修と言う名の合宿や、その後ごくたまーに開催される同期会で顔を合わせたことがあるぐらい。

私は入社3年弱で早々で会社をやめて海外いったり、名古屋に移ったり…としていたから、その後は基本的に音信不通。

それが、なんと去年、私がPRを担当しているフラワーショップkusakanmuriが旅行事業で「小豆島への旅」を企画し実施したことがきっかけで、超偶然に磯田くんと再会することに。

そもそも、磯田くんが会社をやめて小豆島に移住したなんて思いも寄らず、本当にあまりに偶然すぎてびっくり!東京の大企業に勤めていた磯田くんが小豆島に移住したきっかけなど、「偏愛トラベラー」での彼の自己紹介は、私も知らないことがいっぱいで「へぇ!」と驚くばかり。

さて、本題。

小豆島ってどんな島?

地域活性や地域の特性や名産を生かした地域の価値向上、新規ビジネス開発に奔走している磯田くんから、移住した小豆島がどんなところか教えてもらいました。

偏愛トラベラーvol.5

小豆島のある瀬戸内海にはなんと727もの島があるということ

有数のオリーブの産地らしく、小豆島にはオリーブの木が街路樹のようにそこここに生えていて、車だと1周するのに2〜3時間ほどかかる大きさの島だということ。

醤油蔵が30軒ほどあり、それらは島の東側に集中していること。

そうめんの産地でもあり冬でもにゅうめんとしてそうめんを食べるということ。

高松や岡山といった大きな地方都市からも20km以上離れているため、夜は星空がとてもきれいだということ。

伝統芸能の「農村歌舞伎」はその伝統が失われずに脈々と続くよう、集落ごとに班が作られて持ち回りで毎年担当するという、保存のための仕組みがあるということ。

などなど。

オリーブについて

日本でオリーブ栽培が始まったのは108年前のことだそう。もともとは国家プロジェクト。日清・日露戦争の頃、戦争に勝つことで漁場を獲得し、イワシなど大きな漁獲を得るようになった。その魚の保存のためにオイルの缶詰にするのが良いということになり、オイル生産の必要が生じたんだって。ちなみに、鹿児島や三重県でもオリーブ栽培のトライがされたそうだけれど、成功したのは小豆島だけだったとのこと。

小豆島のヘルシーランドにある小豆島のシンボルのようなオリーブの1000年大樹は、スペインのアンダルシアからきたもので、2011年3月、震災の4日後に植樹されたものなんだって。日本に持ち込むときには葉はすべて切り落とされ、まるで枯れ木のような状態だったのに、あっという間にふさふさと葉が茂り、十分にオリーブオイルが取れるほどに成長。オリーブの生命力の強さを感じる。

そんなオリーブにはなんと3,000もの種類があるのだとか。
お店などで、緑のオリーブと黒のオリーブをみかけるけれど、色は熟度の違いによるもので、若いものが緑、熟してくると黒くなる。

モクセイ科のオリーブは金木犀のように小さな可愛らしい花をつける。でも、セミの命のようにわずか数日で散ってしまうため、見る機会がとても限られていてあまり知られていないとのこと。

オリーブオイルのテイスティング

参加者全員で磯田くんの周りに集まりテイスティングの仕方を教えてもらいました。

偏愛トラベラーvol.5


《テイスティング手順》

  1. 小さなプラカップにオリーブオイルを入れて、てのひらで蓋をするようにする
  2. 人肌くらいになるまで体温で温める
  3. 香りを確かめる
  4. 少量を口に含んで、口角から空気を取り込みながら口のなかでオイルと空気を混ぜあわせる(ストリパッジョ)
  5. のどごし、後味、喉からあがってくる味や香りを楽しむ

今回、オリーブで有名な小豆島の話だったので、小豆島のオリーブオイルを試飲するのかとおもいきや、まさかのオーストラリア産!(プラス、ゆずのオリーブオイルも持ってきてくれました。試飲用ではないけどね。)

オリーブオイル

というのも、手摘みによる小豆島のオリーブは大変貴重で、磯田くんの所属するヘルシーランドにもオリーブオイルも在庫がなかなかないそう。

オーストラリア産といっても、ヘルシーランドのパートナーで、収穫にもヘルシーランドの方が立ち会うなど生産管理は小豆島と同じクオリティが担保されている大変質のよいオイルということで、全く遜色ないとのこと。(実際、本当に美味しかった)

比較対象があった方が良さそうということで、kusakanmuriで販売中の超貴重な小豆島産「山田オリーブ園」のミッション種のオリーブオイルも開封!

kusakanmuri olive oil

小豆島といえばミッション種が有名らしいので、ちょうどよかったんじゃないかな?

甘み、苦味、渋み、辛味などを確かめながら、シードオイルとは違って、果実から採れるオイルならではのフレッシュな味わいを堪能。

olive oil tasting

あー、美味しかったなー。

さて、「偏愛トラベラー」の主催者であるフラワーショップkusakanmuriでは「旅する草冠の学校」として今年も小豆島への旅イベントを企画してます。
もしご興味ある方はぜひこちらから。

「〜旅する草冠の学校〜 オリーブとアートを訪ねて、瀬戸内をめぐる3日間」
http://www.kusakanmuri.com/travel/05.html

去年も旅も、オリーブを手摘みしたり醤油蔵を訪ねたり、寒霞渓や四方指、エンジェルロードといった景勝地をめぐったり…と、もりだくさんだったのですが、今年はそれらに加え、

  • 小豆島以外の島々にもわたって、瀬戸内国際芸術祭2016のアート作品を見れる
  • 年に一度公開される伝統芸能「農村歌舞伎」を鑑賞できる
  • オリーブオイルソムリエによるレッスンとオリーブオイルの試飲会がある

というパワーアップした内容になっています。

小豆島は素敵なところだけれど、都会ではないだけに、正直車がないと観光が不便だったり時間のロスが出てしまったりする。「旅する草冠の学校」では、ガイド付きの専用車で移動でき、地元の方々との交流も含まれているので、個人手配ではなかなか難しい体験がたくさんできるのがポイント。

オリーブ好きな人、島好きな人、アート好きな人、自然が大好きな人…など、ぜひ2泊3日の旅にでかけましょう。

ちなみに、お申し込みの際、「パーソナルスタイリスト河内の記事をみて…」というと、もしかしたらちょっとだけいいことがあるかもしれません。

それから、超貴重な小豆島のオリーブオイルやオリーブ雑貨もkusakanmuriのオンラインショップで取り扱いがありますので、よかったらぜひ!
http://shop.kusakanmuri.com/shopbrand/ct41/

この日のファッション

偏愛トラベラーvol.5

最後に、同期2人で記念写真。

ナチュラルな雰囲気がいいかなと思い、kusakanmuriカラーの白ワンピにグリーンのカーディガン。そして去年小豆島で買い求めた、オリーブ草木染のネックレスにオリーブの木のビーズで作った念珠ブレスレット〜。磯田くんもオリーブカラーのパンツ!

special thanks to:
小豆島ヘルシーランド
MeiPAM

小豆島の生そうめん

《後日談》
ちなみに〜、会場では磯田くんが持ってきてくれたオーストラリア産のオリーブオイルと、小豆島の、ゆずオリーブオイルを購入することができたんだけど、後日、休日のランチに、小豆島の生そうめんを食べようと思い、小豆島のヤマロク醤油の鶴醤を使ってめんつゆを作り、最初はそれでそうめんを食べて飽きてきたころに、ゆずオリーブオイルをちょろっと垂らして食べたら、超美味しかったー!おすすめ♪

【関連記事】
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「くらしと仕事」に掲載

Posted in 未分類 on 9月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment

むむ…。
下書き状態で公開するのを忘れていた(汗)

くらしと仕事


先日登壇させていただいた、リズムーン主催「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」トークイベントの様子を、「くらし」からはじまる働きかた提案メディア「くらしと仕事」で取り上げていただきました。

このJetset Closetのブログでも当日の様子を簡単にレポートしたけれど、「くらしと仕事」のイベントレポートの方がより詳しいです。ほとんど文字起こしといっても過言ではないレベル!(すごい!ありがとうございます)
取材してくださったサリー富田さんも、とても素敵な方でした。

「くらしと仕事」
インタビュー・講演「ファッションと私らしい働き方」
http://kurashigoto.me/articles/VSChR

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イベント「偏愛トラベラーvol. 04 Bon Voyage! 船で世界を旅しよう!」を開催しました

Posted in 未分類 on 8月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラー01

8月4日、「偏愛トラベラー」の第4回を開催しました。
今回は友人でクルーズトラベラーの内田祥彦さんをゲストにお呼びして、クルーズ旅行についてお話してもらいました。

さて、当日の様子。

「偏愛トラベラー」って面白くて、固定で毎回足を運んでくださる方もいれば、トピックへの関心から来てくださる方もいる。

「偏愛って名前にそそられて面白いに違いないと思ってきました」と言ってくださる方や、今回は「トラベルワードローブについて調べていたら、河内さんのブログをたまたま見つけて、そしたらこんな面白そうなことやってるんだというのを知って来てみました」と言ってくださる方もいて(ありがとうございます!)、本当に毎回色々。

主催であるkusakanmuri「草冠の学校」を全く知らずにお越しになる方も多いので、まずはいつも通り私から、kusakanmuriや「偏愛トラベラー」というイベントを始めた経緯などを紹介。

今回はテーマがクルーズだったので、そこへの導入としては、今年の4月23日〜6月19日まで紀尾井町で開催されていた「Volez, Voguez, Voyagez(空へ、海へ、彼方へー旅するルイ・ヴィトン展)」をちょっと紹介。

ヴィトンといえばやはりトランク!旅をテーマとしたこのエキシビジョンでは、列車の旅、空の旅、自動車の旅、船の旅…といった感じで、空間がデザインされ、トランクや衣装などが展示されていた。

そのなかでも私のツボはやはり、ワードローブトランク。移動式クローゼット的なやつ。

旅するルイ・ヴィトン展
旅するルイ・ヴィトン展
旅するルイ・ヴィトン展

これぞ、まさに、私の偏愛どまんなか!

思い返してみると、レオナルド・ディカプリオ主演の「タイタニック」の影響をけっこう受けてると思う。あの豪華客船と乗船している人々の持ち物、衣装、すべてがツボ。あそこにありそうなものが、私の興味の対象っていうか。私がGlobe Trotter好きなのも多分そのせい。TSAロックもなければ4輪でもないGlobe Trotterは現代では便利とはいいがたい(そもそも、ポーターに持ってもらうものであって自分で運ぶためのトランクではないし)。それでも心惹かれるのよねぇ〜。

さらにいうと、Burberryと並んでトレンチで有名なAquascutumという老舗ブランドがあるんだけど、若いころ、そのブランドが出した50年代だか60年代の復刻版の、丸の内の本店のみで限定販売していたツイードコートというのを買ったことがあった。年代的には別にタイタニックでもなければ、船にも確かなんのゆかりもなかったはずなんだけど、それを見た時に私は勝手に「これを着て、ヴィトンのワードローブトランクを積んで、タイタニックみたいな豪華客船に乗るのだ!」と妄想したのを今思い出した。

ともかく、いまだに私は豪華客船で旅行したことないし、そのツイードコートだってあまりに重すぎて、ツイードがトレンドのシーズンでさえ、ほとんど登場させたことがないんだけど、なんか船の旅とファッションってあまりにも密な気がするのよね。なんかセクシー。

と、前置き長くなりすぎた。

内田さんのパートでは、Carnivalというカリビアンクルーズのサイトを投影しながら、どんなツアーがあるのかとか、船のなかの部屋はどんな感じなのかを見せてくれた。実際のところ、どうやってクルーズ探したり予約したりするんだろう?一体いくらかかるの?という疑問が一気に解消w

偏愛トラベラー

Carnival
https://www.carnival.com/

その後は、内田さんが行ったクルーズのなかでも、このカリビアンクルーズの様子を写真で順に見せてくれた。
毎日飽きないほど、多彩なレストランやエンターテイメントがあって、ほとんどは室料に込み。本来、土地から土地を移動するのに飛行機を使うようなところを船で移動するわけで、その移動代も入っているのだから、かなりリーズナブルな印象。アルコールは有料らしいけれど、かといってべらぼうに高いということもなく居酒屋で飲むぐらいの普通の金額らしい。

あとは、航行中毎日配布されるという「デイリープランナー」を実際に持ってきてくれて(持ってきてくれたのはカリビアンクルーズのではなく、ヴェネチアやコトルなどを巡るアドリア海や地中海のクルーズのもの)、会場では回し読み。その日のスケジュールや夜のイベントとそのドレスコードなんかが書いてあるようだった。日本人には日本語版が配られるんだって。

偏愛トラベラー

それから、船でいろんな国を回るときに、パスポートコントロールとかってどうなってるんだろう?ってずっと疑問だったんだけど、少なくともカリビアンクルーズで回った国々ではパスポートを提示したりするような入国審査なしで上陸できちゃうんだって!色々協定とかあるんでしょうねぇ。面白い!

偏愛トラベラー

ちなみに内田さん、クルーズだけじゃなく最近は秘境に行くことも多いということで、トークイベントのあとの、懇談時間ではその辺の話をしてる様子も。

写真は、ハイパーインフレーだった時のジンバブエの紙幣。200億ドルww

ジンバブエドル

さ、次回の偏愛トラベラーは、まだ告知ページが公開されていないけれど、9月7日を予定しています。テーマは小豆島!オリーブオイルの試飲とかもやろうかなーと思ってますー。

詳細はまた追ってお知らせしまーす。

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「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」でお話ししました

Posted in 未分類 on 8月 13th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
RIz Clutch

すっかり間があいてしまったけれど、7月9日に開催された「ファッションから私らしい働きかたを考える〜Riz Clutch完成お披露目会」で、ゲストスピーカーとしてお話ししました。

当日は土砂降りというあいにくの天気だったので、来てくださったお客様には本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

当日お話した内容を少しだけご紹介。

イベントの詳細については告知ページをご覧ください。
http://jetsetcloset.net/blog/rhythmoon-fashion-talk-event/

イベントでお話した3つのポイント

今回のご依頼をいただいてから、何話そうかとほんとに直前まで色々考えてたんだけど、私のバックグラウンド的なところの紹介も兼ねて、パラレルキャリアという働き方について少しお伝えし、ファッションに関しては、1)以前Slideshareにアップした「Dress Experience System」をブラッシュアップしたものと、2)「TPPOS」(パーソナルスタイリストの第一人者で私の師匠でもある政近準子氏が提唱)、3)「CODE & MODE」という何年か前からうっすら考えていて、まだ粗いざっくりとした考え方の3つを軸にして展開してみました。

1)Dress Experience System

装いと、装いによって経験できることの間には相関があり、また経験によるマインドセットや態度の変容はやはり装いの選び方にも影響する、という循環のようなものを図で説明。

Dress Experience System from Naoko Kawachi

2)TPPOS

これまでの登壇でだいたいいつもお伝えする話。すでに浸透しているTPOのようなものだけれど、それに加え、Person(会う相手やその場に居合わせる人々)、Social(置かれた状況において自分がどのような役割を果たしたいか、どのような社会性、関係性を築こうとしているか)といったことが含まれる。

3)CODE & MODE

ファッションや装いについて考えるとき、大きく「CODE」と「MODE」の2つで考えてみるのはどうだろう?という新しい提案。

CODE & MODE

ざっくり言って、

CODE:

  • 制服や服装規定、記号化されたもの
  • おおよそ客観的
  • ビジネスマナー(きちんとしている、相手の立場を慮る、常識的)

MODE:

  • 流行や時代性、新感覚や自由さ
  • おおよそ主観的
  • パーソナリティ(自由らしい、ユニーク、引っ掛かりがある)

という感じの分類。

ちょっと乱暴ではあるんだけど、特に働く場においてファッションを活用するときには「CODE」寄りが適切なのか「MODE」寄りが妥当なのか、どちらに寄せるかを考えるだけでも、効果的なんじゃないかと感じている。

特に今回のイベントは「リズムーン」という、女性フリーランスのためのコミュニティが主催しているということもあって、この話をしてみたかった。フリーランスに限らず、私もそうだけど、かなり多様な働き方が出てきていて、同じ一人の人間でも、それぞれの肩書(?)ごとに、求められる振る舞いやキャラが変わる場合もある。それらをファッションで表現するときに、ざっくりとでも、どちらに寄せたらいいかという指針を持ってるのは大事かなと。

特にフリーランスなど自分の名前で活動している場合は、いかに印象に残るかとか、覚えてもらえるか、ユニークな存在であるか認識してもらうことは営業活動に直結する。

CODD & MODE

イメージとしては、CODEは大企業サラリーマンのスーツ姿、MODEはクリエイターの独創的な服を思い浮かべてもらうといいかも。極端に言えばそんな感じだけど、もちろん、そこはスペクトラムになっているし、スーツ姿だからといってMODEになれないわけでもないゆえ、結局は一概にいえないところがもどかしいけど。

ただ、「私フリーランスのクリエイターなんです」と名乗る人が、大事なプレゼンだからといってスーツを着た時に、「え?それって、リクルートスーツ?」という印象では、ちぐはぐすぎて全く効果的ではない、ということね。

とまぁ、そんな感じでお話してみましたが、今回のイベントはリズムーンで商品開発した女性向けお仕事バッグの完成お披露目会も兼ねていたので、トークセッションが終わったあとは、バッグの開発プロセスの紹介や先行予約会も。

実際の商品を手にとって触ったり、鏡の前で手に持ったりして、お気に入りのバッグを見つけるための時間も設けられ私も、参加者の方のお顔立ちや体型、キャラクターやお仕事内容などから、おすすめのバッグをアドバイスしたりして、楽しい時間でした。

来てくださった方、本当にありがとうございました。

お仕事バッグ「Riz Clutch」についてはこちら
http://www.rhythmoon.com/column/2016/07/post-1830.html

Riz Clutchはオンライン限定販売です。購入はこちら。
https://rhythshop.thebase.in/

集合写真

イベント終了後に、リズムーン編集長や運営メンバーと一緒に。お気に入りのバッグを持って。

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イベント「偏愛トラベラー vol. 3 世界のワークスペースから」を開催しました

Posted in 未分類 on 6月 21st, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラーvol.3 世界のワークスペースから


先日、ストックホルム&ヘルシンキから帰ってきました。
そして帰国早々、6月17日(金)に「偏愛トラベラー」を開催。
4月から始めたこのイベントも気づけば開催3回目。早いなぁ〜。
今回のゲストはコクヨ株式会社、『WORKSIGHT』編集長の山下正太郎さん。

今日はその様子を少しご紹介します。

偏愛トラベラーvol.3 世界のワークスペースから

イベントの詳細は告知ページ
【旅する草冠の学校meet up】偏愛トラベラーvol.03「世界のワークスペースから」
の方でご覧いただくとして…

「偏愛トラベラー」の企画をなんとなく思いついた時に、最初にゲストとして思い浮かんだのが実は山下さん!

山下さんが編集長を務めていらっしゃる『WORKSIGHT』は “働くしくみと空間をつくるマガジン”。
http://www.worksight.jp/

このメディア自体が旅に繋がるというわけではないのですが、山下さんは取材クルーと共に世界のあちこちの企業を訪問し、先進的なワークスタイルやオフィス環境事例などを取材していて、Facebookなどから垣間見える山下さんの様子は、いつも世界のどこかに行っているイメージ。かつ、お仕事とはいえ、オフィス環境への興味・関心度合いが異常に(?)高く、オフィスやワークスペースへの偏った愛を勝手に感じていたのでした。

諸事情でゲストにお招きするのが初回ではなく今回になってしまったのですが、ついにお話を聞くことができ、そしてまさに、偏愛ぶりをご紹介いただいて大満足!

山下さんはこれまで海外の50ヶ所ほどのオフィスを見てこられて、また国内を含めるとその数は200〜300にも及ぶということで、この分野では間違いなく一番の情報通!
また、コクヨといえば文房具というイメージを持つ人が多いと思うけれど、「働き方をつくる会社」として、空間ビジネスの分野でオフィススペースや働き方の提案をしているといいます。

ワークスペースとワークスタイルって切っても切れないもの。
ちょうど先日、私自身がパラレルキャリアのイベントでお話させていただく機会があり、(⇒「パラレルキャリアセミナーでお話してきました」)私の働き方もちょっと特殊なんだなと改めて認識したところでもあるので、冒頭で少しだけ私からもライトに話題(小ネタ)提供してみました。

私のパートでは

  • 出張で私自身も海外の企業を訪問しオフィスを見る機会がある
  • kusakanmuriのPR担当なだけに訪問先ではグリーンの使われ方が気になったりする。(西海岸のスタートアップ系では白と緑の草花が取り入れられているケースが多く、kusakanmuri、時代に乗ってるぞ!)
  • プライベートな旅でも仕事につながったり、そんな仕事の話やきっかけは必ずしもオフィスで起きているわけでもなく、場所や時間にとらわれない働き方を実感している
  • 先日の北欧では移動式コーヒー屋さんのおじさんがいたけど、そのおじさんにとっては広場に止めたチャリがワークスペースだよね(この記事の冒頭の写真がそれ)
緑と白の草花が飾られている西海岸の企業のオフィス風景

といった話を紹介しました。

ま、そんな前段はいいとして、山下さんのお話。

これまでの2回は、写真をスライドショーで見せながら、フリートークを繰り広げるといった感じだったけれど、今回は章立てのされたプレゼンテーションスライドで、ビジネスセミナーにも耐えうる貴重で充実したもの!

ワークスペースやワークスタイルということで、冒頭では、

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』という本が紹介されました。

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉新品価格
¥2,160から
(2016/6/21 00:26時点)

山下さんのパートでは、

偏愛トラベラーvol.3世界のワークスペースから|山下正太郎さん(WORKSIGHT編集長)のお話
  • テクノロジーによってオフィスの役割がどのように変わってきているかといった背景
  • それに伴ってコミュニケーション濃度を高めるためオフィスに取り入れられているオフィスデザインの例
  • 競争激化した人材獲得などのためコアバリューを感じさせるアジール(自由領域、聖域)について
  • 単に新市場獲得のためではなく、より刺激的で面白い環境を求めたグローバル進出の例や、企業が地域に融け合って都市と共に成長することによるエコシステム

といったところにまで話が及びました。

偏愛トラベラーvol.3世界のワークスペースから|山下正太郎さん(WORKSIGHT編集長)のお話

パッとみると硬そうに見えるかもしれないけど、実際にはワークスペースやワークスタイルといったテーマに馴染みがない人もすっかり引き込まれてしまうほど、わかりやすくお話していただきました。

出張は別として、海外旅行だと現地企業のオフィスを見て回る機会は普通の人にはそれほど多くないし、出張でオフィス訪問する機会があるとしても、特徴的なオフィスに遭遇するチャンスもめったにない。だから、こんなにバラエティに富んだオフィス環境を紹介してもらい、多様な働き方の可能性があるということを知ってびっくり!参加者の方にランダムにお話を聞くと、そんな反応が返ってきました。

偏愛トラベラーvol.3世界のワークスペースから|山下正太郎さん(WORKSIGHT編集長)のお話

私個人としては、聞いたトピック、事例、すべてが面白かったのですが、特に興味深かったのが「面白い会社のオフィスほど、あえてチープさを出していたり、ボロかったり、作りこんでなかったりする」と山下さんがおっしゃっていたこと。また、社員自らが空間を好きなように再構成できることを「Hackable」と呼んでいたりしたこと。

旅するパーソナルスタイリストとしてホストしていたので、なんとなくファッションにも通じるなぁと思って聞いていた部分です。

チープさ、ボロさ、作りこんでいない、というオフィス環境からは「揃えなくていいや」というメッセージを受け取る。つまり、適度な不揃い感が自由な発想を喚起するというようなこと。逆に、椅子の種類も色もすべてがきれいに整いすぎていると、緊張感が伝わり関与できる余地のなさを伝えてしまうということ。

これはファッションでいうとこのミックス&マッチ、ハイ&ローみたいだなと思ったわけです。

同じテイストでガチガチに固めすぎると、変な威圧感を与えてしまったり、まとまりすぎて逆にダサくなってしまうところを、テイストミックスしたり、あるいはハイブランドにあえてチープなものをあわせて、「ハズシ」とか「ヌケ」をつくることで「こなれ感」を出すといったような。

ガードが硬そうな人とはフレンドリーなコミュニケーション取りづらかったりするし、コミュニケーションが発生しないことには面白いこともなかなか起き得ない、という意味で近いんじゃないかなーと。

前にもどこかで書いたり喋ったりしているけれど、私は、オフィスで働く人々もオフィス環境をつくる要素だと思っています。洋服を着た人間も都市の一部でありオフィスの一部、環境の一部ということ。

言葉を選ばずにぶっちゃけ言えば、オシャレなオフィス家具が置かれたオシャレなデザインのオフィスであっても、働いてる人たちが着ているものに無頓着であったり、自分たち自身の仕事の内容や業界のトンマナを反映していなかったりすると、残念ながらちぐはぐになってしまって、トータルでは素敵なワークスペース、素敵な会社(組織)には見えないだろうと思っているのです。

あー、ワークスペースに、ワークスタイル、ファッション…。
パッと見、テーマとして遠そうなのに、意外と共通項が見えてきそうな気がする…。

このテーマでの第2回もやってみたい。

ところで、山下さんの旅スタイルについても少しだけ。

イベントが始まる前に打ち合わせ(という名の雑談?)をしていて、旅の相棒として欠かせないものとして山下さんが挙げていらっしゃったのが、Bose ノイズキャンセリングイヤホン QuietComfort 20でした。

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私もこないだアトランタ出張後にゲットして、今回の北欧行きでもかなり重宝した代物。旅行の時でなくてもわりと日常的に使っています。その良さと必要性に激しく同意!Boseの回し者ではないけれど、つい会場でもご紹介してしまったw

機内で長時間を過ごすときに映画を見るなり、ノイズやギャン泣き赤ちゃんに思考を遮られることなく仕事に集中するなり、とにかく世の中から隔絶された感が得られるのが最高!(我ながら根暗だ…)

みなさまも旅のお供にどうぞ。

あと、今回の「偏愛トラベラー」でものすごい印象的だったのが、山下さんのモテっぷり!

1年半か2年前ぐらいに仕事で初めてお会いした時から、知的で穏やかな印象のすごく素敵な方だな〜と思っていましたが、山下さん、知る人ぞ知る(てか、みんな知ってるのか?)、有名人のお兄さんでいらっしゃいまして、その有名人というのも、ちょっと売れてる芸人とかのレベルではなく、今をときめく★★★な方ということもあり、そして山下さんご本人も弟さんと一緒にメディアに出たりもしているようで、イケメン兄弟としてファンの間でも有名なのだそう。

今回の「偏愛トラベラー」の会場にはファンの女の子たちが来ていたり、会場にお花が届いたりしていました。会の終了後は撮影大会。(衝撃!)

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山下さん、本当にありがとうございました。
世界のオフィスを訪問する機会はあっても、分析的にみたことがなかったので、私自身すごく勉強になりました。

偏愛トラベラーvol.3世界のワークスペースから|山下正太郎さん(WORKSIGHT編集長)と旅するパーソナルスタイリスト河内尚子

プロジェクションされた文字が顔に入ってる方がカッコイイと聞いて(謎)

なお、このイベントでご紹介いただいた世界のワークスペース事例などは、『WORKSIGHT』でも読むことができます。写真がとっても素敵なので、ぜひご覧ください。

ちなみに、『WORKSIGHT』には私の本業でのボスをインタビューしていただいた時の記事

顧客に提供するすべては「サービス」。企業の使命はその価値を最大化すること|長谷川敦士(株式会社コンセント 代表取締役、インフォメーションアーキテクト)

ですとか

顧客の価値観を洗い出しそれを元に事業を再編する|長谷川敦士(株式会社コンセント 代表取締役、インフォメーションアーキテクト)

ですとか、私が1月から最近まで広報窓口的に仲介(?)/コーディネーターをしていた

ステークホルダーとの共創で生み出すGEのインダストリアル・インターネット|カトリーヌ・ラウ(GE シニアUXリサーチャー)

コ・クリエーションを成功に導く5つの原則と実践法|カトリーヌ・ラウ(GE シニアUXリサーチャー)

といった記事も掲載されています。

ぜひぜひご覧ください!(偏愛トラベラーと関係ないけども!)

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イベント「偏愛トラベラー vol.02 服とカメラと建築と」を開催しました

Posted in 未分類 on 5月 24th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラーvol.2

5月17日の夜、私がホストするとトークイベントシリーズ「偏愛トラベラー」の第二弾「服とカメラと建築と」を恵比寿のamuで開催しました。

今日はそれについて簡単に少し。

イベントの詳細は

【旅する草冠の学校meet up】偏愛トラベラーvol.02 「服とカメラと建築と」

をご覧いただくとして…。

タイトルの通り今回は、大きくテーマが3本立てとなっていて、

  • 服(装い):旅するパーソナルスタイリスト河内尚子
  • カメラ(写真):ロフトワークの石川真弓さん
  • 建築(都市デザイン):ziba tokyoの山田理湖さん

という担当で話題提供しつつ、会場のみなさんとインタラクティブに対話を楽しみました。

最初に私から会の趣旨など説明して、本題は、タイトルとは順を変え、カメラ⇒建築⇒服という風に持ち回りでお話。

◎マユミンのカメラの話

マユミンは、会社を辞めて夫婦で3ヶ月の世界一周旅行にでかけた経験があることから、どんな経路で旅をしたのかを話してもらいつつ、旅先の風景写真をふんだんに紹介してもらいました。

また、彼女はHDR写真の魅力をたっぷり伝える書籍『HDR写真 魔法のかけ方レシピ ~撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方』の著者でもあるので、HDRで撮ったものとそうでないものの写真を比較しながら、素敵な写真を撮るコツとあわせて紹介してくれました。

HDR写真ってiPhoneカメラの基本機能にもあってそちらは普段使っているけど、ミラーレスとかで撮影するときにもこれからはちゃんとRAWでも撮っておこうと思いました。

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◎理湖さんの建築の話

理湖さんもヨーロッパ各地を旅した経験があり、印象に残っている都市やそこでの風景写真、アート、人々の様子を紹介してもらうとともに、さらに貴重な経験である、デンマークのフォルケホイスコーレという教育制度(全寮制の学校)への留学についても話してもらいました。彼女は元々建築や都市デザインなどに興味があり、旅の出発点は『シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする (宣伝会議Business Books)』という一冊の本だったそうです。そこで扱われている事例の都市をめぐるため、長くヨーロッパに滞在する方法としてホイスコーレへ。本人は貧乏旅行と言ってましたが、一般的な旅行では得られない人生の財産だなーと思える経験談でした。

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◎私からの服の話

私からはトラベルワードローブへの偏愛の話。

偏愛トラベラーvol.2

私の旅先でのクローゼット写真を見せながら会場のみなさんに「旅先で服はクローゼットにかけますか?スーツケースから都度着るものを取り出しますか?」と聞いたら、数名をのぞいてほとんど全員がスーツケースから取り出す派でした。びっくり。私はぜーんぶアンパックしてホテルのクローゼットを私物化してしまうので。

前提として少しTPPOSの話をしたり、

  • 装いは相手への思いやりでありギフト
  • 服を着た人間も環境や都市の一部=公共物

ということについて話しました。

それから私の旅服選びのコンセプト「Feel Safe, Fail Safe」についても紹介。

トラベルワードローブを考えるときの私なりのコツはいくつかあるのですが、その一部として必ず検討している要素は

  • 気候
  • 街の特徴
  • 旅の目的
  • クラス感
  • 一つで二役、三役になるかどうか

ということがあります。

それらを簡単に説明したあとに、各国、都市を訪問した時、どういう考え方でどういう服を選んだのか、という説明とともに事例を紹介しました。主にはその都市の特徴をどう捉えたかとか、時間帯やドレスコードなどとあわせた相対的なコーディネートということですが。理湖さんの話でもあったけれど、やっぱり都市によって、建築物や人々の様子、街の熱量って全然違います。だから同じビーチリゾートでもトロピカルが似合う街もあれば、洗練方向が似合う街もあるというように違いがあると思っています。そういうことを風景写真とその場所で着ていた服写真を合わせて紹介しました。

トラベルワードローブというと軽量化や荷物を減らす方向性の記事、ライフハック的なものが多く、実際そのほうが合理的でもあるし、私自身もそういう話は嫌いじゃないんだけど、このイベントではあえてのアンチテーゼ的な話題提供にしてみました。

だって、旅先に行くと日本人ってすぐわかっちゃうんだもん。旅のTPPOSに合っていなかったりドレスコードをちゃんと理解していなそうな装いであることから…。

合理性、機能性だけを追求したら、アウトドアブランドのトラベルラインで揃えるのが一番です!でも、そうじゃない旅服の楽しみ方もあるよ、ということをオプションの一つとしてぜひ知って欲しいな…と思って。

若干時代に逆行している考え方でもあるので、来てくださる方々にドン引きされたらどうしようと思いましたが、

  • 「ファッションを通して街と調和するという旅の新しい楽しみ方を発見できた」
  • 「自分もその国に住んでるような、その街と一緒に呼吸してる気になれる。次の旅ではもっといろんな服を持っていって着ようと思った」
  • 「おしゃれしたいなとワクワクした。もっと旅服も楽しもうと思います!」

といったコメントももらえて一安心。

旅服や装い、まだまだ話したいことがたくさんあるけれど、まぁ、今後にとっておこう。

マユミン、理湖さん、来てくださったみなさん、どうもありがとう!

前回も参加してくださった方がリピーターとして来てくださったり、今回はじめて来て下さった方も、今後ぜひゲストスピーカーにお迎えしたいなーと思えるほど色んな旅・現地経験をお持ちだったり…と、やってみたらどんどん広がる「偏愛トラベラー」。面白い。

偏愛トラベラーvol.2

次回の「偏愛トラベラー」は6月17日に開催予定です!

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イベント「偏愛トラベラー vol.01北欧に魅せられて」を開催しました

Posted in 未分類 on 5月 1st, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
偏愛トラベラーvol.01 北欧に魅せられて


4月27日の夜、恵比寿にあるamuというイベントスペースで、フラワーショップkusakanmuriが提供しているトラベルブランド「草冠の学校」主催で、イベントを開催しました。

「偏愛トラベラー」というトークイベントシリーズの初回。
ホストは、旅するパーソナルスタイリストの私。
ゲストは、Nordic Lifestyle Design/自由大学クリエイティブチームの岩井謙介さん。

今日はその様子をほんのすこしだけ。

kusakanmuri

イベント会場amuはkusakanmuriと同じ敷地内にあるので、通りから入り口へ抜ける小道はお花がいっぱい。特にいまの時期は母の日ギフトの受付中でもあり、ギフトにも喜ばれそうな白いあじさいがモコモコと咲いていました。

このイベントの概要については、以前ポストした告知の記事をご覧いただくとして、イベント当日は20名ぐらいの方にご参加いただきました。

はじめに私から、主催であるフラワーショップ「kusakanmuri」、そしてイベントタイトルのショルダーにもつけている「草冠の学校」や「旅する草冠の学校」についてご紹介。

flowershop kusakanmuri

kusakanmuriは白と緑の草花だけを扱う特徴的なフラワーショップ。恵比寿にリアルショップがあります。もちろんオンラインショップも。

草冠の学校

そのkusakanmuriでもう一つ特徴的なのが、レッスン事業「草冠の学校」をやっていること。フラワーショップらしく、フラワーアレンジメントのレッスンなどもありますが、日本茶のレッスンやヨガ、アロマ、などなど色々あります。

そして、その「草冠の学校」の課外授業的位置づけとしてトラベル事業「旅する草冠の学校」を昨年からスタート。第一弾では、11月に小豆島にオリーブ三昧の旅に行きました。

旅する草冠の学校

⇒ 小豆島に行った時のファッションについての記事はこちら|「みんなのごはん」Powered by ぐるなびに掲載

旅する草冠の学校「1年で最も太陽のパワーが高まる本物の夏至に逢いにいくフィンランドの旅6日間」

そして、この「旅する草冠の学校」の第二弾として、6月22日出発のフィンランドツアーが予定されています。テーマは夏至!日本の6月というと梅雨の時期で太陽のことなんて忘れがちだけど、ヨーロッパでは夏至のお祭りが盛んな国がたくさんあります。
特にこの夏至の日にはけっこう、愛とか恋にまつわるようなストーリーもあったりしてちょっとロマンチック。

⇒ 旅する草冠の学校 1年で最も太陽のパワーが高まる「本物の夏至」に逢いにいくフィンランドの旅6日間

そんなフィンランドツアー企画のあたりから、北欧についてちょっと色々感度高くしていたところ、今回のゲストとなる岩井さんと出会って今回のイベントが実現したわけですね。

「偏愛トラベラー」の背景

ちなみに、偏愛トラベラーについて少し補足すると、月並みではあるけれど、旅のスタイルって今までになくパーソナライズされていると思うわけです。その要因としては例えば

  • LCCの登場や羽田の国際化なんかで誰でもが比較的容易に海外にも行きやすくなった
  • PinterestやTripitなど、何かを計画したりするためのツールが充実
  • AirbnbやUber、Yelpなど現地に行ってからもローカルな人たちと同じような過ごし方ができるような、特別な欲求に応えられるプラットフォームもできてきた
  • Selfie文化やFacebook、InstagramなどSNSに見られる、興味関心ベースの共有文化の浸透
  • ノマドワークやパラレルキャリアなど柔軟性のある働き方による余暇の持ち方の多様化
  • 不快で面倒なことがついてまわるアウトドアも、サービス事業者の登場でグランピングなど快適でラグジュアリーなものへと昇華

などがあるかと。

偏愛トラベラー

ま、そんなこんなでありきたりではなく自分らしい、あるいは「興味関心ベース」ということが重要になってきたことで、旅というのは一層、個々の価値観を強く反映するようになってきたんだろうと思うわけです。そして、その興味関心というのは当人にとっては至極当たり前のことなのだろうけど、他人からみると妙なこだわりに見えたり、今まで考えたこともなかったような驚きとして映ったりするんじゃないかな。

そしてそういうのを見聞きすると、自分の刺激になって、次の旅へのヒントになったり、自分の「こだわり」がさらに研ぎ澄まされることにもつながるのではないかなーと考えて、こんなイベントの開催に至ったわけです。

「偏愛トラベラー」は、誰か先生が偉そうに講義を展開するというものではなくて、みんなで経験を持ち寄ってお話するスタイルを目指しています。一応ゲストや私から話題提供をしたりもするけれど、参加者の方の方が詳しいトピックがあれば飛び入りでそれについて話してもらうと面白いかと思っていて、今回もそんな感じで進められるように、最初に参加者のみなさんで、近くに座ってる方々と簡単に自己紹介なんかしてもらいました。

偏愛トラベラー

ちょっとした自己紹介タイムをやってみたら、「へぇ、この人こんなところに行ったことあるんだー!」とか「わ、この人、北欧に住んでたんだー!」「えー、この人前から会いたかった人だ!」なんてことがわかったりして、思いの外びっくりが飛び出す時間になりました。

北欧のはなし

ここからは岩井さんにバトンタッチして、北欧の話。

岩井さんと北欧の出会いって実は『北欧流ブランディング50の秘密 現代のバイキングたちの世界戦略』という一冊の本。

偏愛トラベラー

就職活動中に、マーケティングのこととか勉強した方がいいかしら…って感じでたまたま書店で手に取った一冊の本がその後の彼の人生を変えてしまうというね。

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まずは就職先決めて就活終わらせて、いても立っていられないといった感じで、学生時代のうちに最初にフィンランドに向かったそう。初めての飛行機、初めての海外がフィンランド。

降り立ったフィンランドで右も左も分からないといった状況の時に、現地の方に親切にしてもらったり、その後の滞在中も人のあたたかさに触れてすっかり北欧にはまってしまったのだとか。

その後も休みごとに北欧各地を旅して、ネットワークも広げてきたそう。

もともと現地に知り合いや友達がいたわけではなく、人づてに紹介してもらったそう。特にカフェやバーなどは情報が集まる場所なので、「今一番おもしろいところはどこ?」って色んな人に聞いていくと、いい情報に出会えることが多いとのこと。確かに!

岩井さんが2月に行ってきた北欧の写真をスライドショー形式でみながら、その場その場で会場の参加者にも話を振りつつ進めたんだけど、色んなトピックが出て面白かった。

北欧のイメージは?という質問とそれに続く対話のなかからは

  • 税金が高い
  • 北欧とひとまとめにされがちだけど国ごとに全然キャラクターが違う。デンマークはちょっとラテンぽいとか
  • 美に溢れてる(細部にわたってデザインされてる)
  • 美男美女が多い
  • 人がとても優しい
  • 日本人とフィンランド人は似てる気がする
  • 日本とフィンランドのデザインは、木をふんだんに使っていたり、色使いが派手に見えても自然からインスピレーションを得ているせいかしっくり馴染む
  • 北欧は起業するということにマイナスなイメージがない(セーフティネットがあるからかもしれない)
  • 外国人でも比較的起業しやすい
  • 他国と比べて人種差別が少ない
  • 店が商品を売る場ではなく体験の場になっていってる
  • Nomaの成功で注目されてるノルディック料理で、最近流行ってるのはHöst。食を体験させてる。
  • 日本ではサードウェーブコーヒーが熱いけど、北欧では4th waveと言えるようなコーヒーのムーブメントが起きている気がする。

などなど、色んなコメントやトピックが出てきてました。

偏愛トラベラー

岩井さんからは「旅は学び。いつまでも終わらない。何度行っても学ぶことがある。」という締めの言葉が印象的でした。

私もそう思う!

会場では岩井さんが作っているZINE「a quiet day」も販売。企画、編集、取材、撮影、執筆、デザイン、販売までとにかく全部やってるというのがすごい!クオリティ高くてびっくり。

a quiet day

最近ではこの「a quiet day」と、国連大学のファーマーズマーケットで開催される「Nordic Lifestyle Market」の編集テーマをリンクさせるということもしているそうで、来週からの北欧取材旅行の内容は、次回ZINEと、6月25、26日に開催されるNordic Lifestyle Market| Season03:Summer 2016に反映されるようで、こちらも楽しみですね!

北欧に興味がある方はぜひ岩井さんのサイトも要チェックですよ!

Nordic Lifestyle Design
http://nordiclifestyledesign.com/

24/7kiosk konjiki
24/7kiosk

あと、この日は代官山にある、24/7kioskという、私がよく行くコーヒー屋さんの「金色(konjiki)」という中煎りコーヒーと焼き菓子をご用意してみました。


日中にも飲んだけれど、やはり美味しい。
ポットサービスもしているので近隣にお住まいの方、オフィスの方、オススメですよ。

24/7 KIOSK(トゥエンティフォーセブン キオスク)
http://commercial-art.net/wp/tokyo/247-kiosk/

偏愛服

偏愛トラベラー

今回はあまり私の偏愛対象の服について話をしなかったので、ここでちょこっと、この日に着てた服について。

まぁ、紹介するほどでもないけれど、北欧、特に岩井さんが最初にかなりの影響を受けたのがフィンランドということもあり、また次回「旅する草冠の学校」の行き先がフィンランドということもあり、国旗カラーのブルーと白を取り入れることにしました。

でも、一般的に北欧というとスウェーデンの印象も強いのではないかと。スウェーデンとなるとブルーとイエロー。なので、この3色を基本パレットにしました。デンマークとノルウェーを入れ始めると赤も…となっちゃうんだけど、今回はなんとなく入れずに。

ブルーのは実は変形カーディガンなんだけど、スカートに左右に突っ込んでカシュクール風にしてみました。

そしてスカーフ。旅に限らずある意味私のトレードマーク的でもあるし、旅行の時にスカーフは欠かせないものだから。

何年か前にヘルシンキに行った時、marimekko本店で買い求めていた、「Helsinki」って書いてあるコットンの水色のスカーフを頭にヘッドバンドとして巻いてみました。森と湖が豊かなフィンランド。自然に囲まれてお花なんか摘みながらお散歩するときはなんとなくスカーフをこんな風に使ってみたい。シルク素材じゃなくてコットンが似合う。

サングラスは日常にも旅にも欠かせない、これまた私のMUSTアイテム。まぁ、この日の服に合わせるつもりなかったんだけど、イベント開催前にバタバタしてて、日中付けてそのまま胸にさしてたのをすっかり忘れてそのままになっていた(汗)

あー、ジャムとパンの入ったバスケットとか持ってればよかったなー。

着てたものリスト

  • カーディガン:DOLCE & GABBANA
  • インナーに着たイエローのリブタンク:UNIQLO AND LEMAIRE
  • 白のプリーツスカート:Interscape by FREE’S SHOP
  • スカーフ:marimekko
  • 白のオックスフォードシューズ:Luca Grossi
  • サングラス:MARC JACOBS
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「アスレジャー」にみるライフスタイルのファッション化

Posted in 未分類 on 4月 17th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
workout

近年のファッショントレンドのなかには「スポーティ」「スポーツミックス」というキーワードがあります。

「究極の普通」を追求した「ノームコア」というトレンドも去年、一昨年あたりはかなり盛り上がって、そのなかにはモノトーンのパーカーやスウェット、Tシャツ、スニーカーなど、気楽でアスレチックなアイテムが多数見られましたね。

そして今年は「アスレジャー(Athleisure)」というトレンドワードが見られるようになってきました。

今日はそんな「アスレジャー」に注目してみたいと思います。

「アスレジャー」とは「アスレチック(Athletic:運動)」+「レジャー(Leisure:余暇)」の造語です。ざっくりいえば、普段着として着つつも休憩中などには運動もできちゃうようなジャンルの服ということで、すでにWikipediaにもページがあります。

ここでも、ジムでの運動だけではなく、ジムの外でも、なんならオフィスやショッピング、その他でも着られるというようなことが書いてあります。

周りを見てもほんとスニーカー祭り。すれ違う人すれ違う人、みなNew BalanceかAdidasのスタンスミスなんじゃないかと思うほどです。

オフィス環境で考えてみても、クリエイティブ業界やスタートアップなどは元々服装がカジュアルであるところも多く、トレンドかどうかに関わらずスウェットやTシャツ、短パン、スニーカーで出勤なんてところも少なくないと思いますが、そうでない業界でも、世の中全体の傾向として、ライフスタイルのなかにランやヨガなど運動を取り入れる人や、ヘルシーな食生活を心がける人も増えているからか、特に米国ではカジュアル傾向が強まっているように感じます。

4月6日〜8日まで東京ビッグサイトで開催された「ファッションワールド東京」での、BEAMSの社長室 上席執行役員/クリエイティブディレクター窪浩志氏の基調講演では「衣食住すべてが今はファッション。ライフスタイル提案型のセレクトショップも増加している。」といった話がありました。

私自身、表参道というファッション感度高めなトレンドの中心地に住んでいることもあり、新たにオープンするショップのジャンルや品揃え、アパレルショップのディスプレイ、行き交う人々を見ていても実際そう感じます。青山界隈で人気のカフェやベーカリー、コーヒーショップの多くがよくよく見てみるとアパレル会社の運営だということも偶然ではないでしょう。

ライフスタイルがファッションと切り離されたものではなく、いっそう融合していくとなれば、この「アスレジャー」も単にファッショントレンドということでもなく、コモディティ化していくというか、当たり前のスタイルとして市民権を得ていくと思われます。

しかし、逆に言えば、それはすなわちライフスタイルもそうなって(ヘルシーでアスレチック)いなければフィットしない(ちぐはぐに見えてしまう)ということでもあります。

例えば花柄やフリルの流行とか単なるファッショントレンドであれば取り入れるのは比較的簡単です。でもライフスタイルの体現となってしまうと、今の自分のライフスタイルが時代性にマッチしていることが求められます。

ランやヨガなどを生活に取り入れている人が増えているからこそ、このファッショントレンドがあるとも言えるのですが、そういう生活をしていない人にとってはハードルが高いということでもあるのです。

実際、「アスレジャー」的コーディネートを考えてみると、スポーツタイツ(レギンス)、スウェットやジョガーパンツ、スニーカーやリュックなどなど、一見すると「ラクちんそうでいいじゃーん!」と思えるアイテムたちが目立ちますが、カラダのラインを拾いやすい素材感やアイテムが多く、これらがファッションのトレンドスタイルとしてカッコよく見えるよう成立させるためには、きちんとカラダがメンテナンスされ鍛えられていることが絶対条件といえるのです。さもないと、トレンドだからとアイテムだけを取り入れても、ただのズボラな格好になってしまい、印象としても「今っぽい」「素敵!」には仕上がらないでしょう。

例外は、鍛えていなくとも、モデル並に等身バランスがとれてスタイルが良いことです。

ところで、パーソナルスタイリングは、それぞれの人がもつ個性や長所を引き立てて、一層魅力的に見える装いを実現していくものです。

そのなかには、内面的な性格や価値観が反映されることや、今やっている仕事や置かれている立場などが適切に伝わるようにすること、また外見的にも身体的特徴のなかで長所だと思うところをより引き立て、短所はカバーするというようなことが含まれます。

私自身は150cmと日本人のなかでも小柄で、また、残念ながらバストやヒップなどもグラマラスではなくメリハリがある体つきではないため、洋服を着るにはあまり恵まれた体型とは言えません。

それでも、背の低さをカバーするようなバランスメイクを心がけている時はたいてい実際の身長より高く見られます。例えばたとえばハットを被ったり高めのヒールを履いてカサ増しするとか、トップスをコンパクトにして重心をあげるとか、アクセサリーなどで視線が上に集まるようにするなどなどですね。

逆にバランスメイク以外を優先したスタイリングの時に「こんなに背が低いと思わなかった!」と驚かれることも多かったりします。

また、全体的には細身な方ですが、上半身の細身具合や身長に比べると腰回りや腿が張り出していたり、引き締まった肉感でもないという、自分にとっては短所と思うところもあります。スキニーなど履くとさらに強調されるので、細い部分だけが見えるようにトップスをチュニック丈にするとか、あるいはそもそもワイドパンツなどで足のラインが見えないものを選んでカバーすることもあります。

というわけで、装いで体型のバランスを整えて見せることは一定の効果があるのですが、それはあくまで「めくらまし」でしかありません。

装いでなんとかすることもできますが限度があります。
そこで今年は肉体改造でもしてみようかと思い、1月後半からジムに通い始めました。

私はこれまで、どちらかといえば運動嫌いで学生時代を含めてもスポーツとはほぼ無縁。

運動らしい運動で強いていえば一時期通っていて、今はごくたまに乗りに行く乗馬ぐらい。唯一興味が持てる運動が乗馬だったわけですがその理由としては、大好きな動物と触れ合えるからということと、「ジョッパーズ(パンツ)」「ジョッキーブーツ」「サイドベンツ」「ハッキングポケット」など乗馬由来アイテムやディテールがファッションに多く見られること、そしてその手の乗馬ファッションがなぜか昔から好きだったからということだけです。

これまでもジムやヨガに通ったことがないわけではないのですが、それほど熱心に通ったわけでも、続いた記憶もありません。むしろ「月会費を払って満足…」だったことも。

でも、今回はけっこう真面目に通っています。
頻度でいえば、週に最低でも2回、平均では3回、多い時は4回、先週は月曜〜金曜まで5日間毎日!!

冒頭でアスレジャーの話をしておきながらアレですが、通い始めた理由は、特にいまフィットネスが流行っているからとか、アスレジャーにトライしたいからということでもなく、またダイエットしたかったからでもありません。

友達にジムに誘われたということと、別の友達がそのジムに関わっていたという、どちらかといえば社交上の理由です。

他にも無理やり理由を挙げるならば、乗馬するにしても基礎体力もうちょっとあったほうがいいかも!?と思ったことと、洋服をきれいに着たいということでしょうか。通うことにしたからには、まぁ肉体改造できたら面白いな…という具合で、後付けです。

そんな全く気合の入っていない理由から始めたにも関わらず、今のところ飽きることもなく、苦痛でもなく、徐々にカラダを動かすことが習慣化してきました。

続いている理由の一つは時々パーソナルトレーナーをつけて、カラダのコンディションをみてもらいながら、無理なく自分にとって必要な種目を適切な量で指導してもらっていることが挙げられます(多分)。

たかだか3ヶ月弱しか通っていない初心者(しかもアラフォー)でも、それなりに感じられるメリットがいくつかあります。
たとえば

  • 姿勢が少しずつよくなっている
  • 肉が少しだけ引き締まってきた
  • 食事が自然と健康志向に
  • なんとなく気分がポジティブ
  • 疲れにくくなった

といったこと。

さすがにジムで肉体改造といっても背は高くなりません。でも、姿勢がよければ多少はスタイルがよく見えるはずです。

ジムでは筋トレ中心にやっていますが、ごく僅かながら筋肉量が増えてるからか体重自体は右肩上がり。でも体重が増えたからといってこれまで着ていた服がきつく感じるということはありません。ジム通い以前なら、「この体重になっちゃうと着るのがしんどい」という服でも、不思議とこれまで通り入ります。そして、実際それらを履いていても、今までは細い筒に無理やり肉を押し込んでいたような感覚だったのに、今は肉にファブリックを纏わせているというか、筒のなかで肉が自立しているような感覚があり、見た目で痩せたという実感は全くないものの、肉質は変わってきたのかもしれないと感じます。

また、特に食事制限などはしていませんが、運動のあとはなぜか、コッテリしたものやガッツリ系よりも、もっとシンプルでヘルシーなものが食べたくなり、頑張らずとも比較的健康的な食事を取る機会が増えました。

さらに、気分がポジティブで疲れにくくなると、外出して歩きまわったり人に会うことが億劫ではなくなります。そうすると、色んな新たな出会いがあったり、面白い話や物事に出くわしたりして、より「楽しい!」と感じることが増えたように思います。

だいたいいつも筋肉痛ということを除けば、いいことづくめ!
いいサイクルができるとそれがそのままライフスタイルになっていくのかも!?

特に私の性分的に、表面的にだけやるのってちょっと罪悪感を感じてしまうということもあるし、貧乏性というのもあるかもしれません。どうせやるならちゃんとやらないともったいないとか。

乗馬スタイルが好きだからといっても単にそういうテイストの服を着るだけではダメで、実際に乗馬をやってみて、なぜ乗馬ではそのディテールの服でないとダメなのかということを体感できないと納得感が得られないというか。そうでないと、実際、ファッションに乗馬スタイルを取り入れるときに、どの部分は外してはダメかという勘所がないままにやることになってしまいます。

何年か前にヨガウェアのlululemonが流行った時も(日本だと今が流行?)、実際lululemon着てヨガやってみたら分かることがあったりとか…。

なんにせよ腹落ち感がないと「いいね!」とは思えないのです。

ちなみにヨガ自体はあまり自分に合うと思わなかったせいか「いいね!」と声を大にして言えないんだけど、lululemonに関しては動きやすいのはもちろんスタイルもよく見えるので、ヨガ好きではないものの「いいね!」と思って超活用してます。

「アスレジャー」の流行にも見られる、ライフスタイルのファッション化(あるいはファッションのライフスタイル化?)はすなわち、パーソナルな部分(普段自分がやっていること、性格、置かれている立場、そして生き方!)のファッションにおける表現でもあり、それはすなわちパーソナルスタイリングに通じることでもあります。

表面的に一時的に流行りだから取り入れるのか、あるいは自分の生活の一部として取り入れるのか。

自分らしさや自分のスタイルって、そういうところから生まれてくるものなのではないでしょうか。

そして、自分らしいスタイルを表現できるかどうかや、世の中で流行っているとしても自分のライフスタイルとマッチしていない場合には選択しないといった判断ができることもまた、現代においては大切なスキルになっていくのかもしれません。

元々の私の性格や好きなもの似合うものなどを考慮すると、アスレジャーに代表されるようなアイテムというのは、私のトップリストには入りにくいけれど、これだけリアルにジム通ったり、一日平均8〜12kmぐらい歩くような生活をしてると、少しは似合うようになってきてもいるのかしら…と思う今日この頃。

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「みんなのごはん」Powered by ぐるなび に掲載

Posted in 未分類 on 3月 15th, 2016 by chibirashka – Be the first to comment
ぐるなび「みんなのごはん」

メディア掲載情報というほどでもないけれど…。
11月に小豆島に行ったのですが、その時に着ていた服が微妙に取り上げられたので一応…。
長い記事ですが後半の「番外編:ナオコさんのオリーブファッション」というコーナーですw

みんなのごはん Powered by ぐるなび
日本一のオリーブパラダイス!瀬戸内海「小豆島」の絶品グルメスポット【もてなし飯 第15話】
http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/taniguchi_ma/2950

さて、せっかくなので、掲載情報だけでなく旅服についても。


記事内にも掲載してもらってるんだけど、旅服って、機能的であることはもちろん、旅先の雰囲気を壊さないことも大事な要素かなと思ってます。

今回の小豆島は、オリーブづくしの旅だったので、自然とオリーブ色やカーキっぽいもの、ナチュラルカラーのパレットになりました。また、この旅はフラワーショップkusakanmuriが企画したツアーだったのだけど、このkusakanmuriというのが、白と緑の草花だけを扱う、カラーパレットをかなり絞った展開のフラワーショップだったこともあり、全体的に、白と緑というパレットから大きくハズレないようにしようということも意識してました。(ピンクとか赤とかを意識的に排除)

ちなみにkusakanmuriはファッション誌やライフスタイル誌などでもよく取り上げられている、隠れ家的なお店で、ECサイトもあるので興味ある方はぜひみてみてください。

フラワーショップkusakanmuri
http://www.kusakanmuri.com/

旅服の話に戻って。
小豆島はオリーブが育つ比較的温暖な土地として知られているけれど、私達が訪れた11月末は都内よりも気温が低いぐらいで、確か5度とかそれぐらいだったかと…。その気温で屋外での活動も多かったので、防寒もしっかりと考える必要がありました。

shodoshima-fashion

写真の洋服について

  • カーキのダブルワッチニットキャップ
  • 伸縮性に富んだコクーンシルエットのカットソーワンピ
  • オリーブ草木染めの手まり風ネックレス
  • オリーブの木のビーズとパワーストーンの念珠ブレスレット
  • グリーンとブラックのバイカラータイツ
  • 歩きやすいエンジニアブーツ

そして写真には写っていないものとしてはアウターに

  • シアリングとナイロンのリバーシブルになったアウトドアベスト
  • ダウンフィルドジャケット内蔵のカーキ色のナイロンジャケット

補足すると、

  • ネックレスは、前日に小豆島にある草木染めのお店「木の花」さんで買ったもの(現地調達)。
  • ブレスレットは、前日に多聞寺というお寺でのワークショップで作ったもの(現地調達)。
  • ワンピは伸縮性にとても富んでいて裾を捲し上げてカットソートップスのようにして着ることもできるもの。この時は動きやすいようにひざ上丈になるように安全ピンを使って丈を調節してスタイリング。
  • 靴にブーツを選んだのは、小雨の予報もあったり寒かったり、足もとの悪いかもしれないエンジェルロード(潮の満ち引きで現れる海の中の道)やオリーブ農園などにも行く予定があったので、歩きやすく足首の隠れるものの方が、防寒や悪路歩行などの観点でも良さそうと判断。(かといって、完全なアウトドアでもないし普通のリゾートホテル泊だったのでアウトドアブーツではなく…)
  • アウトドアでの活動も多かったので、フード付き、ライナー(というか取り外せるダウン)付きのジャケット、リバーシブルに着ることで暖かさも変わるベストなど、脱ぎ着が用意でさまざまな温度変化に耐えられるアウターをチョイス。

上記、グルメ記事のなかには全部のアイテムが入ったスタイリングが載ってます。

それにしても小豆島ってすごく素敵なところでした。
オリーブオイルがびっくりするほどおいしくて、いままで使っていたオリーブオイルは一体なんだったのか!って感じだったし、昔ながらの木樽で作られたお醤油もそのストーリーとともに味わい深いものであったし、やったことないこと見たことないことが盛りだくさん。

kusakanmuriではまた小豆島ツアーをやるかもしれないっぽいので、興味ある人はウォッチしておくとよさそうですよ。レポートも載ってます。

〜旅する草冠の学校〜 小豆島ツアーレポート
http://www.kusakanmuri.com/tsushin/report/201511_shodoshima.html

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