Burberry Festive Dinner
12月9日の夜、BurberryからBurberry Festive Dinnerにご招待いただいたので行ってきました。
バーバリーの顧客向けイベントで、インフルエンサーやプレスイベントではなくクローズドなもの。リッツカールトンのバンケットホールで着席式のディナーでした。
チラッとご紹介。
この日は、kusakanmuriの仕事で「かまわぬ」浅草店での「リース展」行って、
半蔵門のST COLLECTIONで開催されていた京都のT HOUSEさんの「PLAYLAND IN TOKYO」に顔を出し、
通信会社の広報室時代以来かれこれ20年近くお世話になっている日経の方やご家族をお連れして、飯田橋のアンスティチュ・フランセで開催されていた「Marche de Noel」へ行って、La CigaleのPierreやaperoのChloeを紹介したり、色々商品ご案内した購入していただいたり
…という、かなりタイトなスケジュールで、ディナーに間に合うかヒヤヒヤ。
一旦帰宅してドレスアップして、Uberでリッツカールトンへ!
10分かからず到着できる距離なのに、ミッドタウン横の道がイルミネーションのせいか、大型バスもたくさんとまっていて大渋滞。バーニーズニューヨークからリッツまでで10分近くかかったような…。
Festive Dinner
メインエントランスまでバーバリーの担当者が迎えに来てくれて、エレベーターでバンケットホールのフロアへ。こないだDIGIDAYで来たばっかりじゃん!とか思ったけど、カンファレンスで来るのと、おもてなしされに来るのではテンションも違うしねw
会場に入ると、2列の長テーブルが並んでいて、そこに、それぞれ対面式でみんな着席。(写真は会が終わって人がかなりはけた後のもの)
会のスタートまでは写真撮ったりカクテル飲んだり。
ディナーはバーバリーのこれまでの歴史を凝縮したようなムービーでスタート。
開会の挨拶のあとは、バーバリージャパンの社長、小田切さんからのスピーチと続いた。
バーバリーはデジタル戦略に長けたファッションブランドとして知られていて常に色んな話題を提供してきたけれど、クリストファー・ベイリーがCEOを退いたり、またクリエイティブ・ディレクター/デザイナーとしての彼のコレクションは今度の2月で終了したり…と、まさに転換期にある。
数年前に三陽商会でのライセンスビジネスも終了していて、本国の直営化が加速。今後さらに店舗数も拡大していくそう。
また、第一次ブランド世代(40〜50代の人たち)に対して、今はミレニアル世代への対応が迫られているという意味でファッション業界では「リジュビネーション=rejuvenation」という言葉が盛んに使われているとのこと。「若返り」や「活性化」というような意味を持つリジュビネーションという言葉自体は美容業界などでも使われている。
そのあたりにひっかけて、楽しいことをしたり心地よい環境にいることで脳が活性化し、リジュビネーションにつながるので、会話やディナーを楽しんでくださいね、と小田切社長が挨拶されていた。
流れがスムーズでさすがのスピーチですね💕
着席していたのは50人ぐらいだけど、2〜3名の顧客に対して1人ぐらいの割合でBPC(バーバリープライベートクライアントコンサルタント=VIP対応部門のスタッフ)が着席していた。
私が普段表参道で最もお世話になっているコンサルタントは随分離れたところに座っていたけど、数年前にロンドンでのファッションショーにご招待いただいた時に、一緒に同行してくださった女性コンサルタントが隣にいて、またバーバリーのイベントきっかけで友達になった子が隣、またその隣には、去年あたり個人的にもちょいちょいお会いしていた男性コンサルタントが座っていた。
バーバリーには長いことお世話になっていて、顔見知りのスタッフが多いし、みんなフレンドリーだから、超快適かつ楽しい。
むかーし、バーバリー六本木ヒルズ店がオープンするぐらいのタイミングで六本木ヒルズの会員制フロアで開催されたこの手のディナーイベントの時は、日本全国からの顧客が来ていたけど、今回は東京と関西で開催とのことで、基本的には関東の顧客だけのようだった。
ジャズの生演奏を楽しみつつ食事がスタート。
お料理
コース料理をいただきました。
自家製スモークサーモンのコンフィー エストラゴンソース ポテトコンフィーとイクラ添え
メインかっていうぐらい厚みのあるサーモン!エストラゴンが爽やか。
南瓜スープ
シナモンが効いてて美味しい!おかわりしたい!w
オマール海老のポワレ 菜園野菜のスティーム ソース・アメリケーヌ
フィッシュスプーンが置かれていたけど、海老を切り分けるには微妙に使いにくく、フィッシュナイフの方がよかったなー(私だけか…)。
国産牛背肉のロースト 男爵いもピューレと季節の彩り野菜 丸茄子のコンフィー 赤ワインソース
サシがけっこう入っていてジューシーで甘く美味しいお肉だった!けど、年のせいか、最後の一口が食べきれず…。
チーズケーキ ラズベリーソース クレームシャンティー添え
コーヒー 紅茶
私はハーブティーにしてもらいました。
…というメニューでした。
食事後半には、ラッキードローも。
会場に入る時にくじ引きしていて、手元のカードの番号で豪華景品が当たるというもの。
リッツのスパとかアフタヌーンティー券とかそんなだったかな。
私、こういうのくじ運が全くないのよね…。
お食事が終わるとわりとあっさり会は終了。
終わったあと、担当の森本さんと写真。
その後、小田切社長とも一緒に写真撮りました。
インフルエンサーやプレス向けイベントとオペレーションチームが違うのか、なんというかSNSバージン(?)な感じがする。
「Burberry」とブランド名が出ているところが、プロジェクションされたスクリーンしかなくて、みんなここで写真撮ってたのがもったいないなーと思って。せっかくお金かけて、ここまでやっているのだし、もっとインスタとか意識したフォトスポットとか用意しておいたらよかったのに…(余計なお世話か)
ま、プロモーションよりも顧客リレーションを重視しているからこうなってるのだろうし、そういう意味では、ものすごく好感もてるんだけど。
何着ていったか
ドレスコードはバーバリー。
てことで、私がこの日着ていったもの
- ショールカラーのタキシードジャケット(BURBERRY)
- ラフカラーチュールトップス(BURBERRY)
- 側章入りパンツ(SAINT LAURENT)
- カマーバンド代わりに黒のサッシュベルト(ADA)
- ビジュー付きシルクのクラッチ(BURBERRY)
- ビジュー付きバックストラップのポインテッドトゥのスウェードパンプス(DIOR)
- ベレー帽(VIVIENNE WESTWOOD)
- フープピアス(SWAROVSKI)
- タッセル付きネイビーのケープ(BURBERRY)
着席のディナーだから、上半身は基本バーバリーで固めることに。
もし夫が一緒に行っていたら、タキシードジャケットは着ずにもう少し女性らしいコーディネートにしたかもしれないけど、夫は行かないというので、一人で行くならマスキュリン寄りでもいっか、と思って。
会場に来ていた1組のカップルの男性の方がタキシードジャケットを着ていて、コンサルタントからは「タキシードジャケットは多分お客様だけですよ」と言われていたっぽいのだが、タキシードジャケットがもう一人いて、しかもそれが私みたいなチビスケの女性なんかで、かぶっちゃってごめんなさーい!
ま、そんな感じのやり取りでコミュニケーションが生まれて楽しいね。
バーバリーかどうかに関わらず、それなりにドレスアップしていると、特にホテルのような場では、会場の方にも喜ばれるし、おすすめですw
お土産
帰りには、お土産に「バーバリー クラン」をいただきました。これは、バーバリーのデザインスタジオで誕生したという、スタッズやカシミヤ、レザーなどでできたチャーム。人によってキャラクターはバラバラだったのかな。私がいただいたのは、「サンドラ ザ バセットハウンド」と思われる。なんかヘンテコな生き物のぬいぐるみみたいな感じで可愛い。
それ以外にも、ホリデーシーズンらしいイラストのボックに入ったPRESTATのチョコレートや、テーブルフラワーとして使われていたHANAHIROさんのアレンジメントも。
PRESTATのチョコレートは懐かしい。ロンドンでのファッションショーにご招待いただいた時、同行してくれたコンサルタントと一緒にショー当日の朝、急いでPRESTATにお土産とか買いにいったの思い出す。女子旅みたいで楽しかったなー!
フラワーアレンジメントの方は、うーん、いまいち。
ちょっとださいな…。古いというか。
お花をプレゼントするっていう発想はすごくいいんだけど、ブランドとのフィット感があるデザインでもないし、季節感があるでもないし、イマドキ感もないし…。
あと、お花ということでいうと、各テーブルに配置されていたナプキンに挟まれたメニュー(冒頭につかった写真のやつ)に添えられていたお花が造花だったのが気になる…。なぜそこで生花を使わないのか!ま、それはリッツ・カールトンの問題か…。
なんにせよ、kusakanmuriのお花にしとけばいいのに(爆)
一人ひとりの顧客との接点を大事にして、販売しているアイテム以外でもブランド体験を提供するという姿勢はとても好きなんだけど、ラグジュアリーブランドとしての路線を目指すのであれば、ブランドエクスペリエンスのあらゆるタッチポイントで使われる、バーバリーのアイテム以外のありとあらゆるものについても、さらに感度を高めて欲しいなーと思ったり…(私個人の意見であって、ほかの顧客はそんなこと思ってないかもしれないけど)。
ジャパンだけでなくグローバル全体で、Burberryは体制がガラリと変わったので、これからのBurberryにも期待してます!ご招待ありがとうございました。
Burberry
https://jp.burberry.com/