2014年9月に行ったバスク旅行

biarritz
2014年9月15日〜24日までバスクを主なディスティネーションとした夫婦旅行に出かけました。
この記事では、インデックス的に概要をまとめます。



バスクはフランスとスペインにまたがる、独自の文化や言語を形成する独特な地域です。ビスケー湾やピレネー山脈の山々など豊かな自然を背景にバラエティに飛んだ食材が手に入ることと、フランス、スペイン両方の料理の影響を受けながらバスク人の間で発達してきたことから、豊かな食文化を育んできたバスク地方の料理は国際的にも影響を与えるようになってきていて、バスク地方は美食家の間で特に有名です。

しかし、バスク地方はフランスのパリやスペインのバルセロナやマドリードといった主要都市から離れているため、日本からの旅行で行くにはアクセスしづらい場所でもあります。

バスクだけ(バスク内の複数地域)行ければ満足!という私と、1回の旅行で国数、地域数を稼ぎたい(?)& 第二次世界大戦周辺の歴史に興味があって「ベルリンにも行きたい」という希望をもつ夫。

ベルリンとバスクだと移動の無駄が多くて嫌だなーと思いつつも、資金提供者である夫の要望を取り入れなければ、旅行自体が頓挫しかねないため、頑張って旅程を組む以外の選択肢はありません。

ただでさえアクセスしづらいバスクに加え、直行便がなくて同じくアクセスの悪いベルリンが加わり、旅程を組むにはかなり難易度の高い旅行になりました。

訪問した主な国/都市

ドイツ

  • ベルリン

フランスバスク

  • ビアリッツ:海辺の高級リゾート
  • バイヨンヌ:生ハムやチョコレートが有名
  • エスペレット:赤唐辛子がそこここに干してある可愛い村
  • サン・ジャン・ド・リュズ:元祖マカロンの店もある海沿いの街

スペインバスク

  • サンセバスチャン:言わずとしれた美食の都。バスクでバル巡りといえばここ
  • パサヘス:サンティアゴ・コンポステーラへの「巡礼の道」の中継地にもなっている港町
  • オンダリビア:城壁に囲まれた旧市街に、カラフルな家が立ち並ぶ港町。

さまざまな条件を考慮してこれがベストと思われる旅程を何とか組み、いざ出発してみたわけですが、なんと、日本からヨーロッパへと最初のフライトを飛んでいる間にエールフランスが類を見ないほどの大規模ストライキに突入し、私達の今回の旅行はそれに翻弄されることになってしまいました。

このエールフランスのストライキの件がショックすぎて(思い出したくもない)、バスク旅行の記事をまとめられずにいたんだけど(ほんとか?)、なかなかよい旅先だったので、いまさらながら、思い出せることだけでも記事にしていこうかと。

※ エールフランスのストライキによるこの旅行での影響については別記事にまとめます。



さて、気を取り直して、今回の旅行の大まかなプランはこんな感じです。

旅程

9月15日:成田からパリに移動【パリ空港内ホテル泊】
9月16日:パリから午前中にベルリンに移動、市内観光【ベルリン泊】
9月17日:終日ベルリン観光【ベルリン泊】
9月18日:ベルリンからパリ経由でビアリッツに移動【ビアリッツ泊】
9月19日:ビアリッツ観光【ビアリッツ泊】
9月20日:フランスバスク観光&サンセバスチャン(スペイン)に移動【ビアリッツ泊】&【サンセバスチャン泊】(※)
9月21日:スペインバスク観光&ビアリッツ(フランス)に移動【ビアリッツ泊】
9月22日:ビアリッツ観光【ビアリッツ泊】
9月23日:ビアリッツからパリに移動、パリからフランクフルト経由で成田へ【機内泊】
9月24日:成田に帰着
※)ビアリッツのホテルはとったまま、1泊分の荷物だけ持ってサンセバスチャンのホテルに宿泊。

この旅における私の最大の楽しみは

といったあたり。

今回泊まったホテルは

  • Sheraton Paris Airport Hotel & Conference(パリ/CDG内)
  • Westin Grand Berlin(ベルリン)
  • Hotel du Palais(ビアリッツ)
  • Hotel Maria Christina, Luxury Collection Hotel(サンセバスチャン)

です。

また、フライトは、日本からヨーロッパの長距離路線はANAのビジネスクラス、ヨーロッパ圏内の移動はエールフランスのビジネスクラス(一部、ビジネスクラスの設定がない路線についてはエコノミー)です。

しかし冒頭でも述べた通り、エールフランスの大規模ストライキに巻き込まれたため、実際には、

  • ANAビジネスクラス(成田⇒シャルル・ド・ゴール)
  • Air Franceビジネスクラス(パリ⇒ベルリン)
  • Lufthansaビジネスクラス(ベルリン⇒ミュンヘン⇒シャルル・ド・ゴール
  • Britair(オルリー⇒リヨン)
  • HOP! (リヨン⇒ビアリッツ)
  • Lufthansaビジネスクラス(ビルバオ⇒フランクフルト)
  • ANAビジネスクラス(フランクフルト⇒成田)

と、いろいろなエアラインのいろいろな機材に乗りました。

行くの大変だったけど、それにしてもバスク地方は本当にいいところでした。大都市ではないだけに逆に印象深い。

同じバスクでも街によって雰囲気が違うので、街の様子や行ったお店などは、別記事として追って紹介しようと思います。

疲れたのでこの記事はここまで。



Share

Leave a Reply

CAPTCHA