お食事会・女子会・季節もの

フランス人とお食事会

Posted in お食事会・女子会・季節もの, カフェ・レストラン on 10月 15th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

昨晩は、理佳ちゃんに誘われて(頼まれて?)、理佳ちゃんがひょんなことから知り合ったフランス人のguysとご飯を食べに行った。

なにやら、日本に出張に来ているフランス人で、職業としては監査らしい。Kateと同じだ。というか、ざっくり言えば、私よりはうちの旦那さんの領域の方が近そう。

そんな彼らのために理佳ちゃんがセレクトしたのは、永田町にある(駅としては溜池山王)「永田町 黒澤」。

黒澤っていうのは、そう、あの名映画監督の黒澤明。店舗は、黒澤組の美術スタッフが舞台セットのように、内装や外装の演出を手がけたそう。そしてお料理も黒澤家の味というか、彼が客人をもてなしたというお料理が振る舞われる。そんなお店。映画のポスターとかが貼ってあったり。かといって、安っぽいような印象でも、変に観光客向けになりすぎてる風でもなく、上品で落ち着いていてなかなか良い。
しゃぶしゃぶのコースだったんだけど、お肉も上質で良かったし!

永田町 黒澤のしゃぶしゃぶ

すっかりごちそうになりました。ほぼ見ず知らずのフランス人の方に。

こちらも向こうも母国語ではないけど、コミュニケーションは英語。でも、せっかくなので、短大のフランス語のクラスで習ったフランス語の覚えているもの全部(っつっても、3つか4つで全部という記憶力のなさ)のフレーズを言ってみた。どれも、挨拶とかだけどさ。

あんまり内容のある話はしなかったんだけど、一番印象に残ったのは、というか、ほんの会話の一部で、別に話題の中心がそれだったわけじゃないのに、妙に印象的だったのが、「ビジネスはどこで勉強したの?」というような会話。

私は特別titleも持っていないからあれだけど、理佳ちゃんの場合、取締役なので、そういう質問が彼らから出たんだろうな。

フランスはよく分からないけど、アメリカでは、大学を出るときにはそれなりに、ある程度の専門性を持って卒業するわけで、日本のように、「社命により、予期しない部署に配属される」ってことは基本なく、自分の専門性を生かせる会社やポジションを選ぶわけじゃない?フランスももし同じような感じなのだとしたら、「会社に毎日通ってるうちになんとなくビジネスのことを学びました」みたいなスタンスって基本ないのかな、って思えた。

実際、彼らはビジネススクールに行ったとか、MBA取ったとか言ってたし。

もちろん、ビジネススクールを出たからといって、そしてMBAホルダーだからといって、イコールビジネスができるという風には思わないんだけど、とはいっても、「よし、今日から会社を辞めて自分で仕事をしよう。私は社長よ。ビジネスをやるわ!」という意気込みだけで通用するのって、日本だけなんじゃ?って一瞬思ったんだよね。真偽は分かりませんが。

まぁ、二度と会うこともない人たちかもしれないけれど、それなりに楽しかったし、色々考えることもあって、なかなか良い機会でした。

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浴衣で神楽坂

Posted in Fashion, お食事会・女子会・季節もの, カフェ・レストラン on 7月 28th, 2009 by chibirashka – 3 Comments

「夏になったら浴衣パーティでもしよう」という話が出たのが、3月末のたけのこ会メンバーでの観桜会の時。気づけばもう夏。

というわけで、日経新聞のデスク(今はヴェリタス)髙橋さんが、早速浴衣でのお食事会をアレンジしてくれました。

※今回より、本名の登場でOKとのお許しが出たので(謎)、「T橋さん」から「髙橋さん」として書くことにしました♪ ヴェリタスのサイトに、ちょっと前は、髙橋さんの写真とかプロフィール的なものがあったと思ったけど、スペシャルサイトだったのか、今はもう見当たらないなぁ・・・。

私は(最近)、浴衣を持っていなかったので、この日のために一式新調し、また、浴衣を着る機会はなかなかないので、美容院にヘアセットの予約まで入れ、浴衣ヘアにトライ。ヘアに着付けに、慣れない下駄での移動、それだけで一苦労!

理佳ちゃんと代々木で待ち合わせて一緒に神楽坂に向かったのだけど、行き交うひと達が「あら〜、浴衣きれいねぇ〜。花火大会かしら〜。」と言っているのが聞こえ、「いえ、お食事会です!」と心の中で思っていたんだけど、どの人もどの人も「あら〜、花火大会かしら、いいわねぇ〜」を連呼するので、ついには「はい、花火大会でけっこうです」という気分になってきた。それもそのはず、隅田川の花火大会と同じ日程。

それはそうと、高橋さんがセッティングしてくれるお店はいつも素敵。今回は、神楽坂にある「高林」という日本料理のお店。もう、入り口の佇まいからしてツボ!大きなお店ではないので、貸し切りだったのも、とてもゆったりとしていて良かった。

理佳ちゃんとチビラーシカ

理佳ちゃんとチビラーシカ。理佳ちゃんみたく、襟元を広く開けた方が、粋な感じがしていいな・・

ほとんどみんな浴衣を着ていて、「あー、こういう帯との組み合わせも素敵ねー」とか、色々盛り上がりポイントもあり、最初のうちはパジャマパーティ並みにキャッキャとはしゃいだ。ま、浴衣パーティだから、ある意味パジャマパーティか。

一段落してカウンターに座ると、お待ちかねのお料理!出てくるお料理の一つ一つが、とても丁寧で、上品で、大将の動きにも無駄がなく、タイミングが絶妙。日本料理の料理人すごい!とイチイチ感動しながら、美味しくいただきました。

手元に釘付け

大将の手元に目が釘付け

鱧!

鱧!

しかも、大将がなんと花火まで用意してくれていて、お店の軒先でみんなで花火。

みんなで思いがけず花火

思いがけずみんなで花火

なんという気遣い!「大将が花火を買っといてくれた」といえばそれまでだけど、そうした準備をしてくれているのって、「隅田川の花火が見れなくて、さぞ残念に違いない。せめて花火気分を味わってもらおう。」という、先読みの意識が働かないと絶対にできないじゃない?それに、美味しい料理を作り、それを気持ちよく食べてもらう、ただそれだけでも、十分と言えば、十分なわけで、直接的に料理に含まれない範囲までも、感覚を研ぎすませているなんて、これぞまさにUser Experience!Theおもてなし!

あー、もうほんとPricelessな夜でした。

髙橋さん、ありがとうございました

髙橋さん、ありがとうございました

秋には、着物で紅葉 in 京都なんていうのもいいね!という話が出ていたので、次もまた楽しみです!

そうそう、普段着ない服(というか浴衣)を着て動いてみると、タクシーがこんなに乗りにくいなんて!とか、普段感じない制約を色々感じる。その辺も新鮮でした。

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好きなものへの嗅覚

Posted in お食事会・女子会・季節もの, カフェ・レストラン on 4月 12th, 2009 by chibirashka – 2 Comments

気づけば全然更新していなかった。。

他のブログを毎日大量に投稿しているので(謎)、そちらでお腹いっぱいだったからかしら。

さて、久しぶりにK社時代の同期の女の子達とランチした。

同期の女子はもっといるけど、その中でも新宿のKビル勤務で管理系の部門(広報、総務、経理)にいたこのメンバーは昔から特に仲良し。一人だけ大手町ビルの営業系の部門にいた子も今はジョイントしてる。まぁ、今はもう新宿だの大手町だのではなく、飯田橋にガッチャンコしてるみたいだけど。

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入社から13年目(?)に突入している私たちの代は、私のような転職組も多いけど、6名集まった女子の中で、まだ2人は在籍しているし、産休/育児休暇を経て復帰した子もいる。

色々ライフステージが変わる中でも、心地よく働ける会社というのはそんなに多くないんじゃないかと思うんだけど(特にこんなご時世で)、在籍してる子たちの話を聞くと、大企業だからこその安定した、条件の良い労働環境というのを改めて感じるし、新入社員の若い頃には気づかなかった会社の懐の深さが感じられた。

とはいえ、やはり部署によって性格や事情はかなり異なるようではある。大きな合併を2回繰り返し、最初の1回目の合併では比較的同じトーンの会社がくっついた印象があるけど、2回目の合併では誰の目かららみてもぱっきりと文化が異なる会社がくっついたので、それは合併から10年近くを経た今でも完全には融合してなさそう。同じ制度が導入されていても、その解釈と運用は部署ごとに違っていたりとか。異動による社員シャッフルを繰り返してもね。国際インフラ整備や、各国間のタリフの交渉・計算、基礎研究に係る部門はやはりK寄りっぽいし、ケータイ事業やコンテンツ提供に係る部門はやはりD寄りっぽい。

私の場合、学生時代の就職活動で、K社もD社も受けていて、D社が最終選考まで進む中で、先に第一希望のK社から内定をもらったので、結果的にK社に進んだけど、まぁ数年後に合併したので、あの時もしD社に行っていても、結果的には同じ会社で勤めることになった、というオチがある。

なんだけど、やっぱり私は、私自身が体育会系じゃないから、文化的にK社だっただろうなー。草食系で、どちらかといえばアカデミック。博士や修士がわんさといて、海外経験がある人が多く、昔から女性が大勢活躍している職場というか。

と考えると、規模は全然違うものの、コンセントってかなりKとかぶるような気がする!あー、だから、私はコンセントが居心地いいのか。。。色々な会社を経験したけど、何か同じ匂いを嗅ぎ付けて、めぐりめぐって、本能的にそこに落ち着くんだ〜、という発見。偶然なのか必然なのか分からないけど。

ところで、ランチに選んだお店は新宿小田急のCAFE TROISGROS。落ち着いた雰囲気のお店で、予想外に眺めも良かったのでおすすめ。

グリーンピースのスープ

グリーンピースのスープ。オレンジピールなんかが浮かぶ。

ほうれん草ソースのニョッキ。グレープフルーツがアクセント。

ほうれん草ソースのニョッキ。グレープフルーツがアクセントに。

パインスライスと飴細工の上にのった、ハニーのアイスクリーム

パインスライスと飴細工の上にのった、ハニーのアイスクリーム

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観桜会

Posted in お食事会・女子会・季節もの, カフェ・レストラン on 3月 30th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

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毎年恒例となっている、たけのこ会(謎)メンバーでの観桜会があり、旦那さまと理佳ちゃんを誘って、播磨坂まで行ってきました。

この観桜会大好きです。ブルーシートを敷いて、カップ酒片手に・・・というお花見とは違い、桜の見える素敵なレストランで、ゆったりとお食事とお酒をいただきながら、おしゃべりも楽しみながら・・というスタイルが。

今回は、La Campanaというスペイン料理屋さん。

日経のデスク某T橋さん(もう、これで行きますよ、いっそ。伏せ字になってなさそうな伏せ字で。)が、いつも桜の見える素敵なレストランを予約してくださるのです。観桜会に限らず、T橋さんチョイスのお店はいつでも素敵です。さすが、桜色のスカーフをさりげなく身につけ、専属デザイナーに仕立ててもらったお洋服で登場しちゃうだけのあるチョイ悪オヤジですww(イメージも、これでいきましょう。チョイ悪オヤジ。)

新江ノ島水族館のキュレイターに転職したYちゃんや、メイベリンのPRのMさん、前回の神楽坂たけのこ会でお会いした日経のWさんやKさんに、広島出張からかけつけデザートタイムにギリギリ間に合った文藝春秋のAさん・・と、話題の豊富な方々ばかりで、またまた楽しく過ごしました。

ここ最近の冷え込みのためか、桜自体はまだ3分咲きぐらい。でも、席から見える範囲で見える桜は5分先以上。桜色のロゼスパークリングや、メイベリンのMさんにお土産でいただいたメイベリン製品が春らしいピンク色で、気分はすっかり春〜♪

お店を出てから、ほんの少しばかり播磨坂の夜桜を楽しんだものの、寒空には勝てず肩をすくめながら茗荷谷を後に・・・。

きっと次回のたけのこ会は、こんな寒さをイメージすることもできないぐらい、気温がぐぉーっとあがった頃に、浴衣パーティなんかをするのでしょう。

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