軽井沢で乗馬

10月21日、軽井沢で乗馬をした。乗馬はゴールデンウィークのニセコ以来。

家族旅行2日目のこの日、乗馬班とテニス班に分かれて行動。乗馬をやったのは私と義理の姉の2人。うちの夫は運転+撮影係にかりだしたw

ホテルから1時間ほどかかって馬場となる浅間トレッキングへ。


予約していた時間よりもだいぶ早く到着してしまったんだけど、馬を触らせてもらったりして飽きずに過ごして待った。

写真は、ギフト君3歳。人懐っこそうな性格だった。私がウールのニットキャップをかぶっていたせいか分からないけど、近づくとずーっと帽子の匂いをクンクン(?)嗅いでいて、時々鼻面で私の肩をぐいっとやったり、スリスリしてきたりしていた。

ちょっとやんちゃ!?鼻息ボフボフ!

顔を近くに寄せてると鼻息がボォボォ吹きかかってくすぐったい。可愛い。

が、しかし私が乗せてもらったのはギフト君ではなく、4歳のカンタ君。茶色のボディに顔に白い模様が入ってる子だった。

最初に場内を何周か回りながら基本的な乗り方を教わる。途中丸太をまたいだりもする。

ちなみにここではブリティッシュスタイル。ニセコではウェスタンスタイルだったな。ウェスタンな帽子もかぶせられたし。

だんだん慣れてきたら、次は外乗。林の中に入っていけるんだけど、馬場から林までは一般道を歩いていく。ポックポックと音がコンクリートの地面に響いて、車ともすれ違いながら行くなんて面白い!

許可を受けた人しか入っていけないという国有林の中を進んでいくんだけど、もう超気持ちいい!

写真では林のなかの道らしきところを進んでいく様子しか残ってないんだけど、実はこの後、道の両脇の草や木の生い茂った道なきところに馬で入っていった。手で草木をかき分けながら。道になっていなくて平坦でもないし、小さい木とはいえ倒木なんかもあったりして、馬上でもアップダウンの激しさが伝わってくる。場内で練習しているのとは全然違った感覚も体験できた。ほんとに木々をかき分けていくので、刺がチクチクした葉っぱが顔とか腕に引っかかったり、たんぽぽの綿毛みたいなのがついた植物のなかを突っ切っていくことになってシャツにフワフワがいっぱいついちゃったり。

でも、せっかく撮影係の夫を連れていったのに、その超自然いっぱいの乗馬シーンの写真やビデオは一枚もないという…。

馬にも乗らず徒歩で同行した夫は、そんな深い草の林の中を、スニーカーで入っていくことになるばかりではなく、私の馬と義姉の馬(ロッキー君)の間を歩いていたものだから、私と馬が避けた反動で跳ね返る木々にぶつかる羽目になり、そこで躊躇しようものなら、「早く行け」といわんばかりに催促してるような義姉の馬の顔が間近に迫り、大変だったそうだ。

ところで私が乗ったカンタ君は最近浅間トレッキングに仲間入りしたそう。

実は他の乗馬クラブで見放されてしまった馬なんだって。そこのクラブの方針や相性が合わずカンタ君はそこでは活躍できなかったそうなのだ。浅間トレッキングでもまだ研修生の身だとかで、私のような乗馬ど素人を載せるのは私が初めてなんだそう。乗る予定だったほかの馬が予想外に出払っていたため急遽カンタ君で行くことになったんだけど、まだ研修中とはいえ、ちゃんと言うこと聞いてくれるし、落ち着いてるしいい子だった。スタッフのシュッシュとの間の信頼関係が築けているから安心してるんだろうね。

人間でも、今の職場ではイマイチ冴えなかった人が転職先では大活躍しちゃうというようなことはあるし、馬も人間も環境と人間関係(馬関係?)次第なのね、きっと。

乗馬通勤!?

馬場内で練習したり、一般道で馬乗ったり、林の中を馬乗ってトレッキング(?)したりと満喫。

特に一般道を馬乗って歩いてると「馬で通勤できたらいいのに…」って思えてくる。そしたら「馬は軽車両なんで、できますよ。」とシュッシュが言う。マジー!?

原宿から恵比寿まで馬で通勤!明治通りを颯爽と!ものすごいかっこいいじゃないか!ラフォーレの辺りで観光客に取り囲まれそうだな…。

馬の好物といえば人参だけど、馬は一体一日に何をどれぐらい食べるんだろうかと思って聞いてみたら、干し草を食べてるらしい。一日に食べる量は数十kg(聞いたけど忘れた、10kg?30kg?)。

干し草なんてどうやって手に入れるんだろうかと思ったら、ロールで売ってるらしい。ロールって、アメリカのド田舎アイオワ住んでた時に秋の収穫期の後よく見かけた、コーン畑にゴロゴロ転がってたあれのことか?

1ロールで馬7頭の1週間分ぐらいのご飯って言ってた気がする。そしてロール5,000円って言ってたかしら。

RANDYさんとTAFFYさんのご飯よりも安いではないか。馬で出勤、これはけっこう現実的なんじゃないのか?

「会社帰りにさー、代々木公園通過してそこで草食べさせて帰ってきたら、食費も少し浮きそうだしいいんじゃない?馬飼ったらさー、時々乗せてよー。」と義姉。「うん、草持ってきてくれたら乗せてあげるよ。」と私。

一体どんな会話じゃ!

ちなみにその会話は、乗馬が終わった後続き、軽井沢から都内へ帰る時の大渋滞の車内でも盛り上がった。義理の姉妹とは言え、ウマがあうw

乗馬通勤できるぐらい馬に乗りこなせるようになれたらいいのになー。

浅間トレッキング、超おすすめ。

馬と触れ合える時間長いし、乗り方だけじゃなく馬の性格のことなんかも丁寧に教えてくれるし、海外での乗馬のように、林のなかをどんどん入っていって自然を満喫しながら乗馬ができる。シュッシュたちスタッフが優秀なおかげで、たった1時間ぐらい乗りに来たビジターの素人でも「馬をコントロールしてる感」を味わうことができる。

浅間トレッキング

ちなみに私たちが参加したのは、1時間コース(12,300円)。

Outfit for Horseback riding

ヘルメットとブーツは無料で貸し出してくれる。私はブーツは自分で持っていったのでヘルメットだけ借りた。 今回はこんな服。

(左から時計回りに)

前日のアーチェリーに引き続き、かなり大満足なアクティビティだったなー。

 

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