化粧品のボトルデザイン

ここ8年近くLANCOMEから浮気してないんだけど、その中でも特に気に入っているのが美容液ジェニフィック

今日はジェニフィックはじめ、美容液のボトルについてちょっと書いてみる。

そもそも私、女性のわりにはそんなに美容に興味があるわけでもないし、美容液も使っているけど実はそんなに効果を期待していない。期待していないというか、何か新しい美容液を使ったからといって短期間に劇的にすごい!と思ったことがないし、中長期で使い続けて効果があったかどうか検証するにも、顔半分には試してもう片方には試さないなんてこともやってられないので、本当のとこどれだけ効果があったかなんて分からない。

若い頃なんて肌の悩みが全然なかったから美容液をつけようなんて発想もなかったけど、最近はトラブルも多いし、鏡見るたびにがっくり…と思うことが多いから、効果があるんだかないんだかは知らないけど、やらないよりはやった方がいいかもしれないと思って近年は美容液を使っている。

で、話を戻して、ジェニフィック。

これ、洗顔後、化粧水を肌に載せる前に一番最初に顔に塗る「ステップゼロ」美容液。ブースターとしてその後の化粧水などなどの効果を最大化してくれるもの(だと思われる)。

美容にちゃんと気を使っていない分、「なんとなくジェニフィックを使っていると安心」という気がして、朝晩のスキンケアも飛行機の中も旅先でも手放せない。

ストックを切らしちゃうのが怖く、またあちこちで使うので、行き先にあわせてサイズを持っているんだけど、気づいたら全サイズを持っているんじゃないかという気が。タラ〜ン。

左から100ml、50ml、30ml、7ml。

よくよく調べたら、全サイズじゃなかった!75mlという限定品があるっぽい。7mlのはコフレについてくるもので一般販売はない。

75mlは持っていないけどその代わり一般的に売っていない100mlを持っている。これ多分免税店限定なんだけど、でかいとたっぷり使っても罪悪感がないので(?)、自宅用には基本これ。

飛行機の中への持ち込みとか1〜2日の旅行には7mlのちっこいボトル。3日以上の旅行には30mlを持っていく。50mlは未開封なんだけど抑えとして(謎)強いて言えば、しばらく海外に行く予定がないとか、海外行くとしても成田で免税店寄る時間がなく100mlボトルを買うチャンスがない場合に備えて…というか。

記事:機内持ち込み荷物

封を開けたら早めに使う方がいいに決まっているので、何種類ものボトル開けないほうがいいとは思うんだけどさ。

ジェニフィックは使い心地がなんとなく好きということもあるんだけど、何よりボトルの色と形状も気に入っている。

半透明のボトルだから残量がうっすら見えるし、スポイト状になっていて手に取りやすい。そして、スポイトで吸い上げられないぐらい残量が超少なくなった時はボトルをひっくり返して直接手のひらにポンポンと出せる。だから「最後まで使い切れる感」があるんだよね。

ジェニフィック以外にあと2つこんな美容液を使っている(使いすぎ?)。

左2本がブランエクスペールダームクリスタルセラムで、右の緑のボトルがヴィジョネアセラム

ブランエクスペールダームクリスタルセラムが2本あるのは、1本目がもうすぐ使い終わっちゃうからストックも見せてるだけ。この、ブランエクスペールの方も、ジェニフィックと同じ理由でボトルが好き。ホワイトニングケアらしい涼しげな色もいいしね。

一方、ヴィジョネアセラムの方はプッシュして美容液を出すんだけど、これ、残量が外からあまり見えないしボトル自体がそれなりに重さがあって、ボトルを手に持っていると内容物がまだたくさん入っているように感じるのにプッシュしても出てこないという状況にイライラすることが多い。残量がなくなったからなのかボトルが壊れているのかが分からない。しかも蓋をはずすことができないのでボトルの中身がどれぐらいかを直接みたり手に出したりもできず、結局「なんかまだ半分ぐらい残っていそうなのになー」という気持ちのまま捨てることになる。

そのうえ、ヴィジョネアの乳液が、セラムと同じプッシュで出すタイプで、ボトルの色はもちろん細長いデザインまでそっくりで、ぼやっとしてるとセラムと乳液を間違えて出してしまうことが多々ある。そういう意味でもヴィジョネアシリーズのパッケージデザインは改良してほしいなと思っているところ。

美容液って化粧水と違ってバシャバシャつけるものでもないし、むしろ1滴1滴に効果が凝縮されているはずで、値段もそれなりに高いから、もっと最後の1滴まで使い切った感があるボトルデザインがいいんじゃないかなーと個人的に思うんだけど、どうでしょ?

LANCOMEから話がそれるけど、私長年ロクシタンを愛用していて、まだ日本にこんなにもお店がいっぱいなかった時から大好きだったんだけど、シャンプー・コンディショナーのボトルの作りが甘すぎというか、壊れていることが多く、壊れていない場合でもちょっとずつしかでてこないとかそういうのがバスタイムのストレスすぎて、使うのをやめてしまった。中身自体とパッケージの見た目のデザインは大好きだったんだけど。

製品そのものの効果ももちろん、「それを使っている自分が好き」みたいな感情面もそうだし、送られてくるDMの「あなたは特別な顧客です」感といったコミュニケーションの質とか、製品の使いやすさ(手に取りやすいとか)や使い終わった後の捨てやすさとか、そういう経験や感情などなど全部含めてデザインだと思うわけですね、消費者としては。

ところで私はLANCOMEユーザーではあるけれどカネボウへの愛着も強い。母が若いころカネボウのBA(美容部員)だったこともあるし、カネボウさんはコンセントの大切なクライアントの1つでもあるので(国産頑張って!というのもあるし)。

けれども、今カネボウさんの製品を使っていない理由としては、高校卒業後にいざ化粧をしようと思って迷わずカネボウを使い始めたけど、どうしても私の肌に合わなかったということがある。肌の調子ってしょっちゅう変わるからずっと永久に使えないというわけでもないんだけど、試す度に、顔がかぶれたり不調になるリスクをとるのがめんどくさくて…。

あと、なんとなく先進国だったらどこでも容易に手に入るというのも製品を選ぶ時のポイントかも。そんなにしょっちゅう海外行ってるわけでもないけど、アメリカのド田舎に住んでた時、渡米直前に使っていたブランドの製品がそんなド田舎でも簡単に手に入って、使い慣れたものを使えるのって安心だなと思った経験もあり…。

と書きつつ、こないだ6月にヘルシンキのStockmannに入ったらKaneboのSENSAIの売り場があって、つい写真撮っちゃった。あると思ってなかったところで日本ブランドを目にすると使う使わないに関わらず嬉しいと思ったり…。女心って複雑ね。

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