鹿児島の老舗割烹「山映」
5月19日の夜、鹿児島の老舗割烹「山映」さんにお伺いしました。大好きな女将のおばんざいをここで食べれるとは!
鹿児島に行くのは2度目だけど、初めて行った4年ほど前は出張で同僚と一緒だったし時間もあまりなく、ゆっくりできなかったのよね。
その時のことは、「サストコ」の「世界行脚」に記事にしてるのでよかったら…。(懐かし…)
さて、山映さん、今年で創業85年になるという。
西郷隆盛像の横の道を入ってすぐのところにある。
翌日乗った観光タクシーの運転手さんいわく、鹿児島にはそもそも割烹料理屋というのがそんなに多くないらしく「山映さんって言ったら、もうそりゃ老舗で立派なお店だよ。」
入り口がすぐ道路に面していて、変にもったいぶったり豪勢な風ではなくて上品。
入っていいのかしら…と思いながら、戸を開けるとすぐに女将が出迎えてくれた。ここでの女将は、私の友達の女将のお母さんであって、女将はここでは三代目若女将。
この日は若女将のおばんざいの日ということもあり、おそらくいつもより客層はカジュアル。カウンターに通されると、若女将が忙しそうにしていたけど、私達に気づくと「わぁ!きゃ〜!」みたいな感じで、いつもの女将なのであったw
カウンターには美味しそうなお料理が大皿で並び、若女将がそれをお客さんにきれいに取り分けてくれる。
カウンターが全部埋まっていて、そこには若女将が子どもの頃から通っているようなおじさまたちや、初めて来たという人たちもいたけど、うまく目配り、気配りしながら、ほどよい距離感でおしゃべりしたり、飲み物の具合を聞いてくれたり…。
女将(お母様)や厨房からは大将のお父様も出てきてくださって、家族で仲良く店を継いできているんだなというのがわかる、本当に温かで心地よいお店でした。
お母様はキュートだし、お父様はイケメンでノリがいい。
おそらくさまざまな要人を迎えてきたお店だろうし、まさにこのお店で歴史的なことが決まったことがあるんだろうと思う。そういう場面に立ち会ってきたこの割烹は、本来はもっと堅苦しい空気を纏うこともあるんだろうな…。
若女将のおばんざいの日だけでなく、本来の顔も見てみたい気がする。
また絶対行ってみたいお店。
割烹 山映
http://satsuma-sanei.com/
鹿児島県鹿児島市城山町2-18
099-222-8300
https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46002203/
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