老舗「ぼたん」で鳥すき焼き

昨晩は、鹿児島の老舗割烹「山映」の若女将と一緒に、神田(淡路町)の「ぼたん」さんでお食事。

明治時代から続く老舗。

お店は入母屋造りの一軒家で都の選定歴史的建造物になっているようです。確かにこの一画だけ、時代が違うみたい!

予約は4名からとのことで、予約なしで18時頃に伺いました。靴を脱いで上がり、待合室のようなコの字型のスペースに通されて少しだけ順番待ち。

そこから見える室内の様子も平成の世とは思えない。天井も美しかったな。


竹という部屋に通されました。そこには家族連れ、海外から観光できていると思しき若い外国人カップルがすでにいて、私たち2人を加えて3組で相部屋。

昔ながらに、床に座りながら、小さなテーブルでいただくスタイル。

銅板の火鉢に備長炭が赤く燃え、そこに小さな鉄鍋が置かれて、お店の人が鳥すきを作ってくれる。といっても、第1ラウンドまでで、それ以降は自分たちで肉や野菜を加えて作る。


女将と色んな話をしながら鳥すきをいただいていたら、どこかから、太鼓の音が聞こえてきた。何事かと思ったら、明日からの大相撲春場所を知らせる、触太鼓という練り歩きらしかった。


玄関先で歌うようにお相撲さんの名前などを読み上げたあとは、お店のなかに入り、二階へとあがっていった。


こんなものに遭遇するとは、本当に珍しい。

鳥すき食べ終わったあとは、そこに溶き卵を落としてくれる。お櫃に入ったご飯をお茶碗によそってくれて、そこに親子丼のようにかけてシメ。お漬物とみかんも。

最後まで美味しい!
海外からの友達とか連れて行くのもいいかも。

ぼたん
03-3251-0577
東京都千代田区神田須田町1-15
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000336/



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