『感情地図 ―心と身体を元気にする最高の方法』

感情地図

昨晩読み終わらなかったので、コーヒー飲みながら続きの読書。

先日、キネシオロジーのセラピーを受けて「えー!筋肉に感情があるだと!?副腎や膵臓の不調が、自分の想定外の子供時代の体験に基づく悲しみや、極度の共感力や同情心から来ていたなんて!」と衝撃を受けたのがきっかけで読んでみました。

…と書くと、怪しさしか感じないキネシオロジー。
ま、キネシオロジーについては、また余力があったらブログを書くかもしれないけど、一旦ここではスキップ。

『感情地図 ―心と身体を元気にする最高の方法』
キャロル・ライトバーガー・著、鎌田裕子(訳)

メディカル・インテュイティブ(直観医療者)による著書。
この本は特に、心理学的かつ霊的(スピリチュアル)見地からの治癒について述べたもの。

治療が肉体的な面だけに取り組む一方、治癒は心、感情、肉体、そして精神というあらゆる面に働きかけるという考え方で、思考、感情、信条、概念、コアテーマと病気の関係を深く掘り下げ、これらの要因が魂、心、身体の関係にどのような影響を与えているのかを紹介。

具体的な組織や器官などに現れる病気(症状)の根本原因となる感情や態度などが部位ごとにマッピングされているのが興味深い。

感情地図

これ以外にも、背面とか脊柱とか分泌腺に対応する感情地図なんかの図も載ってた。

リアルに「病は気から」、思考や態度次第、といった感じ。

ただし、通常の西洋医学(普通のお医者さん)においては、例えば腎臓に不具合が見られる場合でも、対処療法でしかなく、そこに象徴される(?)「(右腎臓の場合)恨み」「(左腎臓の場合)恥」といったものをもたらした過去の体験や出来事にまでは遡ったりしないし、仮にそういったプロセスを経るにせよ、過去の自分のこと(その時の感情も含めて)まで知り得るのは自分しかいないという意味で、結局、自分を治癒できるのは自分自身でしかなく、治癒に関しては積極的な関与が必要と説かれていた。

いかに普段から自分の内なる声に耳を傾けるのが大事か、ということなんだけど、まぁ、実際には「まず認識する」というところが難しいところよね。

この本、2017年時点で第6刷で、初版は10年ほど前だから、それなりに古いけど、わりと普遍的なことが書かれているので、今病気にかかっている人も、なんとなく不調な人も、薬が嫌いな人も、目に見えないエネルギー体みたいなものを信じる人も、読んでみるとよさそうな一冊です。

感情地図 ―心と身体を元気にする最高の方法

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