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スイスの民間防衛

Posted in Book on 2月 21st, 2012 by chibirashka – Be the first to comment

[Summary]
This article is about a book introducing civil defense of Switzerland. The original book was published and distributed to every family by Swiss government in 1969. Since it was edited according to the situations under the Cold War, the book is not referred in Switzerland anymore. However, we maybe find some clues to protect ourselves physically and mentally especially after experiencing earthquake disaster.

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気づけばしばらくブログ書いてなかったなー。

「IA塾 in 京都」とか「World IA Day」とか、マウイでクジラ見たとか、標高3055mのハレアカラで美しいサンセット見たとか、面白いことはいろいろあったんだけども…。

ま、それはいつか書くとして(きっと書かなそう)久しぶりに面白い本を見つけたのでご紹介。

民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる スイス政府編さん

書籍「民間防衛 新装版―あらゆる危険から身をまもる」

大学受験のため先週から我が家に滞在している年の離れた高校生の弟に教えてもらって、Amazonで購入した。

私が買った本は2011年5月12日 新装版第27刷。
原書房のサイトをみてみると、2003年7月7日刊となっている。

すでに多くの人が読んでいる本なのだと思うけど、IA、UX、デザインシンキング、ビジネスモデル、マーケティング、マネジメント‥というようなジャンルを中心とした普段の私の購入履歴からはAmazonのレコメンドではひっかかってこなかった。冒頭で「面白い本見つけた」と書いたけど、万人にとって面白いであろうとかいう意味ではなく、普段あまり読まないジャンルだから面白いと思ったって感じね。

この本は、スイス連邦内閣の要請によって連邦法務警察省が発行したもので、スイス政府によって各家庭に配布されたというもの。その内容は核兵器、生物兵器、化学兵器について、消火活動や救助活動、戦争の危険について‥などなど、かなりショッキング。

「永世中立国」というとなんとなく戦争と無縁で安全が保障されているように考えがちだけれども、陸続きとなっているヨーロッパに位置しているという地理的条件、食料品や燃料などの多くを輸入に頼っているという世界経済への依存を考えれば、スイスだって安全といえないし、現時点で周辺国と緊張関係にあるわけではないものの当然のことながら将来どうなるかは誰にも分からない。

何が起きるかは分からないのだし、自由や平和は決して努力なしに永続的に享受できるものではないのだという姿勢に立って、危険から身を守る、あるいは常日頃から備えておくために、具体的な方法を示しているというのがこの本。

たとえば、避難所はどのようなところでないといけないか、そこで長時間過ごすためにどのような物資がどれぐらい必要か、有事の際、指揮命令がどのように組織されるか、生活用品の供給が制限されるときに備えて各自が準備しておくべき物資は何か(一人あたり米2キロ、砂糖2キロ、脂肪1キロ‥そしてその保存方法)、核爆発の圧力波に対する防御はどのようにしたらいいか、傷病者への応急手当の方法(例:意識混濁で呼吸困難な男性への処置、失神している女性への処置‥)といったことが図やリストを用いて説明されている。

化学兵器への備えのページ

巷にあふれるサバイバル術を紹介する本と違うのは、単に物理的な破壊活動とか、自然災害といったもののみならず、政治、経済、心理に至るまで危機が想定され、国民ひとりひとりがどのような決意と意志を持って対処するべきかといった心理的な防衛にまで及んでいること。しかも盲目的にではなく。

いくら想定し、どれだけ国民ひとりひとりが備えたところで、想定外なことは起こるものだし、完璧なんてありえないけれども、政府として少なくともこれだけの危機感を持っているんだなということが分かる。

単なる議論ではなく、具体的な指示として、誰が読んでも理解できるような方法で提示しているというところもすごい。

3.11の震災以降、「普段の生活が送れることは当たり前ではないんだ(ありがたいことなんだ)」と、経験から認識するようになって、日本でも一人ひとりの防災意識は高まっていると思うし、ああいう災害が起きたときに誰に言われずとも周囲と協力しあって、(少なくとも表面的には)大規模な暴動を起こすこともなく、礼儀正しく他人を気遣う振る舞いができた国民性は世界からも賞賛されたけれど、本当に危機に備えるためにはボトムアップだけではなくてやはりトップダウンも必要なんじゃないかなと思う。

この本が配られた各家庭が実際のところどれぐらい備えているのかは知らないけど、ボトムアップでできることがらについてトップダウンで提示できる国って強い気がするなと思った。

気になったのでちょっとWiki読んでみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/民間防衛

民間防衛とは
民間防衛(みんかんぼうえい、civil defense)とは、武力紛争等の緊急事態において市民によって国民の生命及びインフラストラクチャーや公共施設、産業などの財産を守り、速やかな救助、復旧によって被害を最小化することを主目的とする諸活動をいう。民防と略される。文民保護の機能もある(日本では国民保護に相当)。

ついでに読み進めてみたところ、このスイス政府から「民間防衛」が配布されたのは1969年で配布数は260万部らしいけど、そもそも冷戦に基づいた本であるため現在でスイス国内で使われることは全くないそうです。

ふーん。

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Swiss International Air Linesファーストクラス

Posted in Zurich, フライト・エアライン・空港, フライト(ファーストクラス) on 9月 17th, 2011 by chibirashka – 3 Comments

ホテルから空港へ

7月18日にBaur au Lacをチェックアウト。

空港までの車をお願いすると、黒塗りのメルセデスが用意された。タクシーではなく完全なるプライベートドライバーといった風。もちろん、メーターもない。スイスフランの手持ちがもうほとんどなかったので、若干ビクビク。ま、ユーロも受け取ってくれるんだろうけど。

車に乗り込むと、「Business Class? First Class?」と聞かれたので、First Classと答える。

もはやEconomyとか問題外なのね…。ホテルの格を考えればそりゃそうか…と思うけど。

結局空港までは80CHFぐらい。

First Class専用の車寄せがあり、そこからダイレクトにチェックインルームに入れるので、ドライバーがスーツケースとかも運んでくれた。そこでチェックインを済ませ、セキュリティチェックやパスポートコントロールは通らずに、エスカレーターで上の階に上がると、エアチケットを見せると通れる専用通路から免税店エリアに出ることができる。

Zurich Airport

チョコだけ買って、その後ラウンジに行こうと一番近いとこを探したらビジネスクラスラウンジだったので、また別のエスカレーターで階下に降り、筒状になった階段みたいなとこにSWISS First  Hon Circle Loungesという表示を見つけてそこからエレベーターで階上にあがり、ファーストクラスラウンジにチェックイン。

Zurich Airport

ファーストクラス専用ラウンジ

スイス航空のビジネスラウンジと比較したことないからわからないけど、スイス航空のファーストクラスラウンジは普通のラウンジと比べて、もっとアットホームな感じ。リビングのソファに座っているような感覚というか。ウッドのフロアにダークブラウンのレザーソファでとても落ち着いた雰囲気。

Swiss firstclass lounge at Zurich Airport

フードもドリンクもけっこういいホテルのビュッフェみたい。手の込んだお料理やスウィーツがいっぱいあって迷っちゃう。

SWISS firstclass lounge at Zurich Airport

私たちが入った時には、ユダヤ教のラビみたいな人が壁に向かってお祈りしていて、その奥さんと思われる上品でわりと小柄な女性は喪服のような黒いドレスにヘッドアクセサリーもつけていてなんだかとても素敵だった。1才ぐらいの女の子を遊ばせていたなー。

ちょうど前夜(前々夜だっけな)になでしこジャパンがワールドカップで優勝したので、彼女達の記事がちょこっとだけ載っていたUSA TODAYをもらっておくことにした。

朝ホテルを出る時すごく寒くて、40度-50ぐらいしかないから(華氏)暖かくしなさいねと言われたんだけど、新聞を見たらほんとに最低気温が10度(摂氏)ぐらいだった。

チューリッヒでもこの気温は普通でもないらしい。

最初は空いていたラウンジはだんだん、ビジネスマンで混み合ってきた。

ファーストクラスは、ラウンジから搭乗ゲートの最寄りまでシャトルで連れていってくれる。指定された時間にラウンジのチェックインカウンター前で待っていると係員の人が来たので、一緒にエレベーターを降り、専用のセキュリティチェックエリアへ。久々にブレスレットが反応せず、快適にセキュリティを通過。その間に担当の人がパスポートの手続きを終わらせておいてくれる。

セキュリティチェック、出国審査(?)が終わると、またメルセデスの黒塗りのバンが目の前で待っていてくれるので、それに乗せられ、ターミナルを移動。ゲートの最寄り入り口に到着。

機内

ファーストクラスキャビンへ。今回は我が家のほかにカップルが1組、ビジネスマンのおじさんが1人がいた。このおじさんが超大男。絶対2mぐらいありそう。そんなおじさんでも余裕のシート。

最前列だけど、ルフトハンザのファーストクラスより広くて、オットマンもある。

テーブルもでかい!広げると80cm×65cmぐらいありそう。要は一人分のフルサイズという感じなので、ソルト&
ペッパーミルも、フルサイズで出てくる。

table

ドリンクサービスからはじまり、パジャマやアメニティを持ってきてくれた。

アメニティ

アメニティはBALLY。なかにはまぁ、靴下やアイマスクや歯ブラシなどごく一般的なものが入ってるんだけど、特筆すべきは(そうでもない?)コスメティック系のものがLa Prairieなこと。

BALLY

パジャマもかわいい。

pajama

食事

これなんだっけなー。アミューズで出てきたんだと思うけど忘れた。

SWISS first class meal

スターターに寿司プレートかバルト海サーモンかオマール海老のカクテルとかが選べた。寿司プレートにしたんだけど、思いの外マグロが美味しくてびっくり。

SWISS first class meal

次はサラダかスープで、スープを選ぶときゅうりの冷製スープが出てきた。ちょっと酸味があってハーブが効いたすっきりとした味だった。

SWISS first class meal

そして、メイン、デザート。

SWISS first class meal

SWISS first class meal

ブレックファーストは、ジャムを選んでパンも選んで、ハムやチーズといったCold Cuts、フルーツ、オムレツが運ばれてきた。

SWISS first class breakfast

SWISS first class breakfast

ターンダウン

食事が終わるとベッドメイクまでしてくれる。シートがフルフラットになるのはもちろんなんだけど、パウダールームで歯磨きとかしている間に、シートのセッ ティングをして、ベッドパットを敷き、まくら、おふとんをセットしてくれる。サテンのクッションはそのまま置いておいてくれる。超快適!

bed

CAさんの対応・アナウンス

今回ちょうど女子サッカーワールドカップの時期で、しかもなでしこが優勝したので、離陸までの間に、担当のCAじゃない人も「なでしこジャパン優勝おめでとう」とわざわざ言いにきてくれた。

ランディング体制に入る前には、やはり担当CAの人達が1人1人に挨拶に来てくれる。
そして、ランディング前のアナウンスでは、「後続のルフトハンザ機になでしこジャパンが乗っているので、成田で彼女達に会えるでしょう。」と言っていた。

確かこの便のファーストクラスキャビンには日本人のCAさんがいなかったと思うけど、アメリカの航空会社のような大味な感じはなかったし、キビキビと丁寧に、そして先回りして色々対応してくれた印象で、とても快適だった。

成田についたら、Arrivalエリアは、たくさんの報道陣でごった返していた。
そこに巻き込まれないよう、離れたいたので、結局なでしこ達がいつ通ったのか通らなかったのかはわからない。

それにしても、台風が来てるだけあって、東京も大雨だった。今回の旅行はほんと天気に恵まれなかったなー。

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Swiss Alps Glacier Tour(スイスアルプス氷河ツアー)

Posted in Zurich, 食べ物 on 9月 17th, 2011 by chibirashka – 1 Comment

これまた、もはや2か月前になってしまったけれども、アルプス氷河ツアーの備忘録。

この日が、前日のチューリッヒ市内観光とはうってかわって、超悪天候。

ホテルから観光バス乗り場まで、バーンホフストラッセを歩いている時もちょっと肌寒い感じで、雨もポツポツ。

この日のガイド兼ドライバーは、Gallusさんという人で、以前日本に住んでいたこともあるといっていた。しかも目黒。

ツアーメンバーは、私たち夫婦と、インドから来ていた家族、アメリカから2組の夫婦。
Internationalだね〜とか言いながら、氷河を見に行くツアーバスは出発。

Luzern

バスはまず、Luzernへ。ルツェルンは元上司(直属じゃないけど)のFさんから「スイスだったらチューリッヒよりルツェルンがいい」と聞いていたので、一度行ってみたいと思っていたけど、今回の旅程では無理と思っていたから、通過だけだったけども、雰囲気が分かってラッキー。

超可愛い町並みで、確かにチューリッヒよりも滞在するのに良さそうだった。ルツェルンに入るちょっと手前ではシャレータイプの建物が並ぶエリアもあって、そこもキュートだった。

シャレータイプの可愛い建物

シャレータイプの可愛い建物

Luzernは、ライオンのモニュメントやヨーロッパ最古の木製の橋で有名。ほんとはそこでせめて写真ぐらい撮る予定だったのが、なんとゼー橋走行中に交通事故現場に遭遇。まさに目の前でバイクが車とぶつかり、バイクの人が投げ出され道路上に横たわっている、という状況でバスは立ち往生。結局時間切れで(しかも土砂降りになっていたし)、ルツェルンはそれだけで終わり。

バス内からだし雨だしよく見えないけど多分Kapell-brucke

バス内からだし雨だしよく見えないけど多分Kapell-brucke

Aareschlucht(アーレ峡谷)

昔のこと過ぎてもはやあまり覚えてないんだけど、その後、グリムゼル峠やフルカ峠などを超え、Aare Canyonへ。Aareschlucht(アーレシュルフト)が正式名称?

途中、Brünig Passの(?)Lungern lakeで写真ストップ。ほんとはキレイな湖が見えるはずのとこだけど、天気が悪すぎて景色はいまいちキレイに見えず。

Lungern lake…多分。

Lungern lake…多分。

まずはアーレ峡谷のフードコートで腹ごしらえ。英語メニューがなく、英語も通じないから…といって、ガイドさんが注文するのを手伝ってくれた。実際には、英語メニューは確かにないから何が食べれるのかよくわからんものの、カタコトの英語は通じて、私はfish and chipsを食べた気がする。

アーレ峡谷のフードコート

アーレ峡谷のフードコートメニュー

氷河のみ見るツアーだと思い込んでいたので、峡谷が見れるとは思わず、全然調べていなかったんだけど、とにかくすごい迫力なので、ストーリーとかいらない!って感じだったな。

Aareschlucht

Aareschlucht西側入り口にあるマップ

ちょっとトンネル入って、道なりに木製の足場が張られた岩の割れ目を進んでいくんだけど、断崖がかなりの深さだし、岩と岩の隙間が1-2mぐらいしかないような場所でなんとなくスリルもある。特に、雨が降っていたこの日は水量も多いので余計に。

Aareschlucht

Aareschlucht

Aareschlucht

Aareschlucht

Aareschlucht

東西に入り口があるので、反対側から来た人とすれ違ったりもするけど、歩道も狭いのですれ違うのも一苦労。しかも傘さしてるし。私達は西側から入った。東側(西側から入ると後半部分)は道幅や岩場の幅が広くて見渡せるので、迫力にはちょっと欠けるかな。

反対側の入り口(出口)に到着し、他のメンバーが全員来るのを待った。
ちょっとしたお店があったんだけど、さすがスイス、商品棚がUSM Haller!

USM Haller in Aareschlucht

しかも棚だけで約10列、3〜5段ぐらい。壁掛けパネル的にも使われていたから、すごい量!きゃー!日本で買ったらすごい金額しそう!…とつい下世話なことを考えてるうちに、他のメンバーも到着。

http://aareschlucht.ch/

アルプスの産業

次の場所への移動中、ガイドさんがバスの中で話してくれたこと。

  • EUとの競合が激しいため、スイスでは農家や酪農家を政府が保護している
  • スイスアルプスの主な産業は、乳業、放牧業、発電。
  • 山間のファームでは寒すぎて夏が短く野菜を生産できないので乳製品を作っている
  • 5月末〜9月末まで、平地やmidlandのファーマーはお金を払ってアルプスの山の上の方に牛を送る。アルプスの上の方のファーマーが夏の間それらの牛の面倒を見る。そして、10月に牛を送り返す、そういうビジネスがある

Rhone Glacier

アーレシュルフトを後にし、メイン目的地である、ローヌ氷河へ!
入り口は、こんなお土産屋さんみたいな建物の裏にあるので、まずは階段上ってお土産屋さんへ。

Rhone Glacier
もう、超激寒い!7月なのに、ダウンジャケット+アウトドアジャケットを着てもまだ寒いぐらい。息は白いし、手もかじかむ。

裏口のようなところから出てちょっと行くともう氷河が見える!

天気が悪いせいか元々なのか、あんまりキレイな色には見えなかったけど、何千年もある氷河!すごい!

Rhone Glacier

大雨の中、みんな写真バシバシ。

そんななか、インド人のおじさんが喋りかけてきた。
「日本から来たんでしょ?じゃー、これ分かるよね。どうやってやるの?撮って!」
と、強引に自分の持っていたデジカメを私に渡してきて、なにやら動画撮影をしてくれと言う。
自分のカメラなのにやったことないんかいっ!
しかも、日本人だからガジェットに強いと思い込んでる、その揺るぎ無い先入観もすごい!

ま、期待に添えてよかったよ…(謎)

でも、そこでだいぶ強引な感じだったので、私ももはや遠慮なく、ガッツリ写真を撮ってもらうことにしたw

今度は実際に氷河の中に入るため、写真撮影ポイントから氷河の入り口まで傾斜をくだっていくんだけど、もう大雨なもんだから、あちこちにでかい水たまりや川みたいな流れまであって、超過酷!

Rhone Glacier

でも、その甲斐はあった。これぞまさにイメージ通りの氷河の色!グレイシャーブルー!超キレイ!!

Rhone Glacier

しばらくまたみんなで写真撮ったり氷河触ったりした後、もと来た道を戻り、お土産屋さんの下にあったちょっとしたカフェで休憩。

お菓子のパッケもいちいち可愛い

お菓子のパッケもいちいち可愛い

ちなみにこれはスイスフラン

ちなみにこれはスイスフラン

これはチーズ地図(日本語の発音だとジョークみたいだw)。

cheese map

cheese map

何気なく私はそれを見ていたけど、アメリカ人夫婦がそれを見て超感激していた。

彼ら曰く、「チーズにこんなにいっぱい種類があるなんて!アメリカでレストランとか行くと、チーズは、チェダーかスイスか…というように、スイスのチーズはスイスチーズとして一緒くただったよ」と。

なるほどー。

あったかいコーヒー飲んでちょっとあったまって、メンバーがみんな揃ったので、またバスで移動。
ほんとは、アルプスの美しい山々、草花、岩清水が見れるはずが、悪天候でほとんど見えないばかりか、岩からは滝や川かと見まごうばかりの水量の水が吹き出し、もはや恐怖!

濁流のようになってる!

濁流のようになってる!

Devil’s Bridge

ローヌ氷河の次に向かったのはゴッタルド峠のDevil’s Bridge(悪魔の橋)。

Devil's Bridge

Devil's Bridge
ガイドさんの説明によると、荒涼として岩だらけの場所にどうやって橋をかけたらいいか分からない人間たちに、Devilが橋の作り方を教え、谷から大きな岩を運んだりして、橋の構築を手伝ってくれたのだとか。

で、その見返りにDevilは、橋を最初に通過する者を生贄としてよこせ、という要求をしてきたのに対し、人間側は知恵を働かせて、ヤギをまず一番最初に渡らせたところ、激怒したDevilがデカイ岩(220t)で橋を壊そうとした。ところがある老婆が岩に十字架を描いて、Devilが岩を掴んで投げることができないようにした、という伝承があるそう。

実際(?)、その伝説の220tの岩は存在していて、ゴッタルドトンネル建設の際には、なーんと、巨額を投じて、その岩を移動したりもしたらしい。

で、ここは絶対に天気悪くても降りて見た方がいい、と言われて写真ストップがあり、みんな外に一旦は出たのだけど、あまりの暴風雨で傘は吹っ飛びそうだし、自分達も立ってるのがやっと、そして視界もほとんど見えず、かなり危険ということになって、結局バスの中に戻るよう退避命令が…。修行のようだ…。

ある意味文字通り「悪魔の橋」ではあった。

Devil?

Devil?

ゴッタルド峠は、峠一つ超えればアルプスを縦断して、ミラノやドイツに行くことができる主要なルート。ちょうどこの週末からスイスではホリデーシーズンが始まったところだったので、ゴッタルドトンネル付近では、南に向かう車の量が多く渋滞もしていた。

アンデルマット

帰り道にアンデルマットのあたりを通った時に、ガイドさんに聞いた話。
アンデルマットは軍事施設がある場所らしいのだけど、スイスアーミーの規模はシュリンクしてきている。

そんななか、エジプトの大富豪Mr. サビリス(?)が、このエリアを買い上げリゾートに作りかえる計画をスタートしているそう。実際すでに建設中で、4-5年以内には豪華でナイスなリゾートが出来上がると言っていた。へぇ〜。

ツーク湖

チューリッヒへ帰る頃にはだんだんと天気もよくなってきて、ツーク湖を通過する頃には少しは晴れ間も。
ほんと景色がよくていいとこだなー。

Zug lake

スイスの食べ物

これもガイドさんに聞いたお話し。スイスで食べた方が良いものといえば、
・Lake fish(湖の新鮮なお魚)
・Veal + Roesti
・チーズフォンデュ←でも普通冬にしか食べない
・アップルサイダー
・スイスビール
・スイスチョコ(LindtやSprungli)

とのこと。

ちなみに、スイスっぽい料理だとは知らずに前の晩にもルームサービスで頼んで食べたんだけど、美味しかったので、この日の夜も、Veal + Roestiを注文。
牛肉の入ったクリームソースをポテトパンケーキにかけて食べるような、そんな料理。

veal-roesti

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Munich, Salzburg and Zurichまとめ記事

Posted in Munich, Salzburg, Zurich, まとめ記事 on 8月 31st, 2011 by chibirashka – 2 Comments

ザルツカンマーグート

6月前半のパリに引き続き、7月10日〜18日まで、ヨーロッパに行ってきた。

ミュンヘンを基点に、ベルヒテスガーデンやザルツブルクなどを周り、その後スイスのチューリッヒに移動し、アルプスの氷河などを見るという旅程。

パッケージツアーだったら、こんな組み合わせありえないんだけど、そこは個人旅行のいいところ。

しかも、今回ビジネスクラスが取れなかったのでファーストクラスに乗ってみた。
行きはルフトハンザで帰りはスイスインターナショナル航空。

せっかくファーストクラスなんだし、ホテルも超ラグジュアリーなホテルの、それなりのランクのお部屋で統一することに。

もちろん、上には上があるので、追求し始めるとキリがないものの、一般庶民が見れる範囲としてはけっこうテッペンを見ちゃったなーという感じ。

その上で、私はまだまだビジネスクラス止まりだなーとも思った。
何基準だかよくわからんけど。

習い事とかさっぱり興味ないけど、うっかり、会社辞めて本格的なマナースクールにでも行こうかとさえ思った。ま、そんな気持ちもあっという間になくなったけど。
帰ってきてからすでにだいぶ経つので、何を見て、体験してそう感じたか、今となってはもう忘れてしまった。

全体的な印象としてはミュンヘンって何かキレイじゃない!

天気にあまり恵まれなくて町全体がどんよりして見えたというのもあるかもしれないし、やたら工事が目立って、景観があまりよくない時期だったのかもしれないんだけど、「絶対にまた行きたい!」という感じの町ではなかったなー。

オーストリアの湖水地方や、チューリッヒなどは毎年でも行きたいぐらい!

アルプスの氷河を見に行った日はひどい天候で、修行のようだったけれども、それはそれでいい思い出。これに関してはもう一度行ってリベンジしたい!

次回は、氷河エクスプレスで「世界の車窓から」的な攻め方をしたいところ。

けっこう長い旅行だったので、いっぱい書きたいことがあって、まだ全部は書き終わってないけど、書いたものからリンク。

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Zurich City Tour(チューリッヒ市内観光)

Posted in Zurich on 8月 31st, 2011 by chibirashka – 2 Comments

チューリッヒ市内観光ツアーに参加するため,マクドナルドを出てから中央駅を横切って、

zurich hauptbahnhof

zurich hauptbahnhof

スイス国立博物館の前のMuseumstrasseを進み、

schweizerisches-landesmuseum

観光バス乗り場へ。

車両を利用したようなGraylineの案内所とBEST OF SWITZERLAND TOURの案内所がある。
ミュンヘンの時のように「◯◯ツアーの人はこっちですよー」というような案内はないので、バス乗り場についたら、さっさと、各案内所でチェックインした方がいい。

市内観光はトロリーバスに乗ってスタート。

trolley

私が申し込んでいたのは、トロリーバスとチューリッヒ湖遊覧ボートのコンビネーション。我が家以外にもう1組もそれに申し込んでいたので、私たち2家族には、ボートに乗るためのバウチャーのようなものが配られた。

voucher

前日、ミュンヘンからの到着後にぶらぶらと通りを歩いたりしたので、景色としてはすでに見ていたけど、手元にガイドブックがなく、なんの建物か知らずに見ていたりしたので、ツアーで説明が聞けて良かった。

オーディオガイドによると、チューリッヒは33万人の人口のうち1/4が外国人で、産業構成としては85%がサービス業とのこと。32万人が就労していると聞いた気がする。33万人のうち32万人が就労ってわけないよね?聞き間違えたか、あるいは、郊外から通勤している人もいれて、32万人の就労者がいるということなんだろうか。

200年前に2万人だった人口が現在では33万人だけど、最近の傾向としてはチューリッヒの人口は減少しているそう。若い年齢層の人たちが、物価や家賃の高い都市よりも、自然が豊かな郊外に住むことを選んでいるかららしい。

約1マイルあるバーンホフストラッセの途中にはParadeplatz(パラデ広場)という、トラムの乗り換えができるような大きめの広場があるんだけど、ここは昔家畜市場で、1832年にSAVOYホテルができたとか、

市民の憩いの場ともなっているチューリッヒ湖はBC8,000年に氷河が溶けてできた湖。幅4km、長さ(?)40kmって言ってたっけな。冬でも1960年以降は凍結していないとのこと。

雪どけ水が注ぐチューリッヒ湖は飲料水と同じぐらいと言っていいほどの品質ということで、こんなに都市部にある湖なのに、ほんとに深くまで澄んでいて、魚がいるのも見えるし、泳いでいる人もたくさんいる。

エンゲの港で10分ほど停車して休憩して、また出発。

朝歩いたばかりの、蚤の市のやっているビュルクリ広場のあたりを通って、Fraumunster(聖母聖堂)のあたりの広場でも停車。うちの夫は、チャーチルが演説したとかいうロココ調の建物のあたりを見ていたけど、

churchill

churchill-building

私はFraumunsterの中に入って、シャガールのステンドグラスを見てきた。

fraumunster

なんと83才の時の作品なんだって。Fraumunsterは修道院が前身の教会で、ゴシック様式の建物。入り口を入って左手後方の小部屋みたいなところに入ると、正面に左から、青、緑、黄色の3枚のステンドグラスがあり、その左右にも、赤やオレンジの作品がある。写真撮影が禁止だったので、記憶と、あとはサイトに載っている写真だけが頼り…。けっこう好きな感じの教会。Parisのノートルダムほどでかくなく、ザルツカンマーグートの教区教会ほど陰鬱というか重々しくなく、挙式したHawaiiのSt. Andrews中聖堂ぐらいの清い感じ。数分でささっと見ただけだけど、機会があればもう一度行ってみたい。

Fraumunster
http://www.sacred-destinations.com/switzerland/zurich-fraumunster

リマト川の反対側にあるGrossmunster(大聖堂)も見た。

grossmunster

これは12-13世紀に建てられた、ロマネスクからゴシックへの移行期のもの。前日に旧市街を歩いてる時にたまたま通りかかって、やや高台にあるこの教会のあたりからリマト川の景色を見たんだった。目の前から写真撮ろうと思ったらでかすぎて写真に収まりきらなかった教会。前日は時間が遅く、またシティツアーでは行程になくて中に入れなかったんだけど、行ってみたい!

その後、オペラ座近くのベルビュー広場のあたりを通って、トロリーバスはホッティンゲン(住宅街)へ。

チューリッヒでは、住居を持っている人は人口の(世帯のうち?)6%だけで、70%以上は借家に住んでいる。宗教改革以降、チューリッヒ市民は基本的にプロテスタントだけど、移民が増えるにつれ、カトリックの割合も増えている。とオーディオガイドが言っていた。大学や工科大学のあたりを通ったけど、午前中にだいぶ太陽を浴びたせいか、その頃には眠さマックスで、説明はほとんど覚えていない…。

再度、ベルビューのあたりを通った時に、KRONENHALLというレストランの説明があった。19世紀の建築で、店内には有名画家の絵が飾られている、品のいいオススメのレストランということだった。いつか行ってみよう。
KRONENHALL
http://www.kronenhalle.com/

またまたビュルクリ広場のあたりにバスが来ると、チューリッヒ湖ボートライドの客は降りろといって、我が家ともう一家族はトロリーから下ろされた。「あの辺にいけば遊覧船がいるからあとは適当に」ぐらいのいい加減なインストラクションを受け、トロリーは去って行った。

とりあえず言われた通り、ケー橋近くの桟橋に行ってみると、遊覧船はちょうど出航してしまったばかり…。

boat on zurichsee

結局、炎天下のなか30分近く待つ羽目に…。でも、おかげで先頭近くに並べたので、いざ乗船の時には、席がわりと好きに選べたから良かったけど。

boat-ride on zurichsee

遊覧はほんと最高!湖がキレイなのは言うまでもなく、湖畔の街や家いえが本当に可愛らしい。各街の船着場周辺に芝生が気持ちよさそうな公園とスイミングエリアがあって、大人も子どもも思い思いに過ごしている様子が微笑ましい。

少年たちよ、飛び降りるのかい?どうなんだい?

少年たちよ、飛び降りるのかい?どうなんだい?

飛び降りたー!(ボートの観光客からは歓声が!)

飛び降りたー!(ボートの観光客からは歓声が!)

swimming-area in zurichsee

往路では、ちょうどKUSNACHTというエリアのあたりでウェディングパーティが催されているところにも遭遇。

wedding on lakeside

wedding reception party on lakeside

KUSNACHTよりMeilen寄り(?)を通過する頃には、教会の鐘があちこちで鳴り響いていた。

ヨーロッパの街で何が好きかって、こうやって、教会の鐘が聞こえてくるところなのかもしれない。高校の時、オランダから取り寄せて設置されたとかいうカリヨンが、校舎の上でチャイム代わりの鐘や校歌とかを奏でていたから、懐かしいのかも。

そうそう、チューリッヒに行く前にたまたま旅チャンネルの、「大人のヨーロッパ街歩き」という番組で、チューリッヒの回がやっていたので見たけど、行ったことがない街のことはあまりピンと来ず、何ひとつ今回の旅の役には立たなかった。
http://www.tabichan.jp/overseas/otona_europe

でも、帰ってきてから「あ、そういえば」と思って、録画してあったものをもう一度見てみたら、バーンホフストラッセとか主要なところはさておき、KUSNACHTのことを少し扱っていた。番組では冬の様子だったけれど、打ち寄せるような少し波のたった湖畔の様子がビーチのようで、このあたりはステキそうだなと、最初にテレビで見た時に思ったのを思い出した。これが、前述のウェディングパーティをやっていたあたりの街だったのか…。高級住宅地というか洗練されたエリアで、センスのよいインテリアショップなどもあると紹介されていたので、次回こそ絶対、行ってみる!

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Zurich Bahnhofstrasse and McDonald’s(チューリッヒのバーンホフ通りとマクドナルド)

Posted in IA / UX / HCD / UI, Zurich, カフェ・レストラン on 8月 31st, 2011 by chibirashka – Be the first to comment

7月16日は午後からGraylineのチューリッヒ市内観光ツアーに申し込んでいたので、午前はちょっとだけぶらぶらすることにした。

遅めの午前にホテルを出てみたら、目の前のビュルクリ広場で蚤の市をやっていたので、その中を通って、アンティークやら単に古いだけのガラクタにしか見えないものやらが売られている店をチラ見して歩いた。

flea market at Burkliplatz

flea-market2

バーンホフストラッセより一本リマト川沿いの道を中央駅方向に歩いていたのでひと通りはそれほどなく、この日はとても天気がよくて日差しが強かったけど、空気はひんやりとしていたので、ノースリーブでも長袖でもどちらでもちょうどいいぐらいの、とても気持ちのよい散歩だった。

途中でバーンホフストラッセに出てからは、週末でショッピングで賑わう様子を見ながら歩いた。

bahnhofstrasse

チューリッヒでは高級時計店やブランドショップを中心に、アラブ系の人をたくさん見たけど、黒人はほとんど見かけなかった気がする。

人に慣れているのか、道端の鳩とか全然逃げない。

そして、たまたま見なかっただけなのか分からないけど、ミュンヘンでもチューリッヒでも、ファーストファッションのH&MやESPRITはあちこちで見かけるのに、GAPはないようだった。

St. Gotthardホテル近くのカフェでちょっとお茶して、それから1本裏の道に入ってみると、アウトドアブランドMAMMUTのお店を発見。

今回のチューリッヒでは、滞在3日目にアルプス氷河ツアーを入れていたので、MILLETのアウトドアジャケット(ソフトシェル)を夫とお揃いで東京で買って持っていった。そして、ベルヒテスガーデンとかアルプス以外にも山の方にも行く予定もあったので、万が一の寒さってことも考え、私はインナーダウンも持ってきていたんだけど、夫の服の準備がだいぶ甘く、しかも今回の旅行は、思いの外寒い日が多かったので、夫の服が心配だなと思っていた。

市内観光の集合時間まで時間もあったので、MAMMUTストアに入って、夫はフリースっぽいトップスを買った。

お店を出た後、中央駅前を通って、バーンホフ橋手前にあるマクドナルドでランチを取ることにした。同じ駅でも曇った日と晴れた日とでは全く印象が違って見える!

zurich-hauptbahnhof

さて、マックでは、ごくごく普通のハンバーガーとドリンクとポテトのセットを注文。

スイスのマクドナルド

しかし、これがすごく高い!なんと11.50スイスフラン。2人分なので23スイスフラン。マックチキンナゲットとかサラダとかオプションをつけたわけでもないのに、マックで2,000円超えるって高い!

これだけ高いと、子どもとか貧乏旅行者とかが迂闊に入れない感じなのか、身なりのきれいな人が多いし、店内もとても整っている。トイレなんて、今まで入ったどんなトイレよりキレイ!と言っていいぐらい。ダイソンのハンドドライヤーはもちろん、ものすごい上品でいい香りまで!中央駅の有料トイレ(1〜2スイスフラン)よりも断然きれいなので、オススメ。

ちなみにここのマックは2Fのトイレは普通に入れるけど、1Fのトイレは、マックのお客さん以外を排除するためか、購入レシートにかかれているPINコードを入れないと入れないようになっていたので注意。

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A stroll around the hotel(ホテル周辺の散策)

Posted in Zurich, 建築物・造形物 on 8月 31st, 2011 by chibirashka – 1 Comment

(もうだいぶ前すぎるけど、チューリッヒ旅行日記の続き)

ホテルにチェックインして、荷物を置いたあと、バーンホフストラッセをあてもなくとりあえず歩き、気になる通りを進んでみる。

zurich-stroll

そろそろランチか、という時間でもあったので、適当なお店に入ってみることにした。
ガイドブックも持たず歩いていたので、それが最初有名な教会とは気づかなかったけど、ヨーロッパ最大の時計を持つ、チューリッヒで一番古い教会St. Peterskirche(聖ペーター教会)のすぐそばにあるイタリアンかなんかのレストランでテラス席に座った。

ミュンヘンの空港でそれなりに朝ごはんを食べていたから、軽めに…と思って、サラダとカラマリとビールを頼んだんだけど、けっこうなボリュームで食べきれず…。

zurich-lunch

しかもランチだというのにめちゃ高い。たったこれだけで70スイスフランぐらい!コース料理でもないのに昼から7,000円とかって、スイスの物価恐るべし…。

食べた後は、多分Rennwegとかいう可愛らしい通りを通って、バーンホフストラッセに戻り、中央駅の前を通過。
station

バーンホフ橋を渡り、川の反対岸のリマト通りを歩いて、また橋を渡って…と適当に歩いたような…。
The Limmat

一旦ホテルに戻ってちょっと休憩してからは、チューリッヒ湖のそばを通って、
zurichsee

ベルビュー広場、湖畔の広場などをちょっと歩き、
zurichsee2

オペラハウスなども見つつ、
opernhaus

それから旧市街方向へ。

Grossmunster(大聖堂)を外から見た。でかすぎて写真に収まらないw
grossmunster

大聖堂の前の広場は少し高台になっていてリマト川の眺めがゆっくり楽しめる。
grossmunster前の広場

さらに奥の道を入って、Munstergrasse(だと思う)という通りへ入る。小さな雑貨やさんからブティック、エスニックな雰囲気の漂う飲食店などが犇めき合うように店を構えた通りで、欲しいものが見つかる気はしないんだけど、冷やかしで歩くには楽しい。

旧市街

oldtown2

何時の鐘か分からないけど、あちこちから教会の鐘の音が響く。空は明るいけど、それなりにいい時間だったので、散策はそろそろ終えてホテルへ戻った。

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Baur au Lac

Posted in Zurich, ホテル, ホテル on 8月 13th, 2011 by chibirashka – 2 Comments

ミュンヘンからチューリッヒに移動し、タクシーでホテルまで。思ったよりあっという間についた。

ホテルはチューリッヒ湖のそばにあるBaur au Lac。

Baur au Lac

ノーベル平和賞の授与もこのホテルのサロンの1室で行われたり、ワーグナーの楽劇「ワルキューレの騎行」のワールドプレミアが開催されたりと、歴史のあるホテル。

フロントはとてもこじんまりとしている。そして、最近では珍しく、カードキーではなく、普通の鍵。

外出時はキーを預ける。

お部屋は確か3階で、湖側のデラックスジュニアスイート。広〜い!
Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

クローゼットもウォークインだし、バスルームもマーブルで、洗面台が2つに、でかいバスタブ、シャワールームととても贅沢な作り。

Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

ミニバーは全部フリーでデイリーベースで補充してくれる。
ウェルカムフルーツも。チェリーが大きくて、かといって大味でもなく甘くて美味しかったな。

welcome fruits at Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

部屋からは、遊覧船の停泊するチューリッヒ湖の眺め。

view from Baur au Lac Deluxe Junior Suite Lakeside

ホテルのテラスカフェの先には庭園も。
なんか墓石っぽさが気になったけど、PRADAのオブジェとかもあった。
庭園作るのに出資したのかしらねぇ。

Baur au Lac garden

そして、敷地内には運河も。

Baur au Lac 運河

パビリオンというレストランの裏。水の透明さにびっくり。チューリッヒ湖からアヒル達も泳いでくる。

Baur au Lac 運河

スタッフの人たちも気取ったところがなく、とてもフレンドリーで、礼儀正しく丁寧で、とても良かった。

ホテルに出入りしている人たち(宿泊客やレストランの利用者)の年齢層が、我が家よりはもう少し上という感じだし、身なりや振る舞いも、なんというか良い家柄な感じを彷彿とさせる人が多かったなーという印象。

Baur au Lac
http://www.bauraulac.ch/

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Swiss Internationalビジネスクラス

Posted in Zurich, フライト・エアライン・空港, フライト(ビジネスクラス) on 8月 12th, 2011 by chibirashka – 1 Comment

7月15日の早朝6:00頃、ケンピンスキーをチェックアウトして、ミュンヘンに移動するために空港へ。

夫がめんどくさいというので、空港でtax refundの申請はしなかった。

ブレスレットのおかげで、やはりまたセキュリティチェックでひっかかり、猛烈なチェックを受ける。

早朝すぎてホテルでの朝食は取らなかったので、空港のダルマイヤ(高級デリカテッセン)のCafeで朝ごはん。すっごいお腹空いてるわけじゃないのに、ついソーセージを頼んでしまう。

ダルマイヤカフェでの朝ごはん

なんだかんだドイツに数日いたのに、プリッツェルは最終日の空港が初。
フワフワで美味しい!

ドイツのプリッツェル

ヨーロッパ内は国をまたぐとは言え国内線的なので、ファーストクラスはなく、移動はビジネスクラス。

牧歌的な絵の描かれた機体が可愛い。

牧歌的な絵が書かれたスイス航空の機体

ほんの小一時間のフライトだったけど、ヨーグルトやフルーツが出た。

フルーツとヨーグルトの機内食

エコノミークラスとの境ぐらいの席だったんだけど、見てたら、ビジネスとエコノミーでシートピッチとかはそんなに違わなそうだなーと思った。シートの質も同じに見えたし。機内食が出るかでないかぐらい?

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