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コンセントサイトをリニューアル

Posted in Diary on 7月 30th, 2009 by chibirashka – 4 Comments

Concent, Inc. Corporate site

ついに、コンセントのコーポレートサイトがリニューアルされました!(パチパチ)

自社サイトのリニューアルは、本当に難しいですね。社内プロジェクトはどうしてもクライアントプロジェクトの後回しになってしまいがちだし、自分たちの会社のアイデンティティを再確認するような作業でもあるから。

自分たちの会社なのだから、自社が何をやっていて、それはどういうジャンルの仕事なのかって、よく分かっているはずだけれど、それでも情報アーキテクチャ設計は難しいと痛感。いわゆるコーポレートサイトなので、それほど突飛なコンテンツがあるわけではないし、主にWebをデザインしている会社なので、他のデザイン会社、制作会社とも、そんなにはメニュー構成は変わらない(と思われる)。

でも、それをどんな品揃え感で見せるのか、そのなかで意図的に露出させていきたいものは何なのか、それはどんなノリで見せるのか、直接的に問い合わせ数を上げたい!(ギラギラ)のか、そうではないのか・・・、といったことは、コンセントが意志を持って決める部分。こうしたことがグローバルナビゲーションやローカルナビゲーションなどに大きく反映されることになる。

特に制作実績(PORTFOLIO)なんかは、色々な側面を持っているので、どんな切り口にでも見せられる、というところが逆に、どんな風な設計にもできてしまう、カワウソ、じゃなくて、カモノハシか・・カモノハシっぽいところがあり、何度もカードソーティングなどを繰り返したり、議論したりした。

当たり前だけど、Web構築はIAだけでは成り立たなくて、ビジュアルデザインやマークアップ、フロントエンドなんかと、協調してでき上がっていくんだよね。企画して、設計して、デザインに渡して、コーディングして・・と工程通りに順繰りにやっていくよりも、どの段階でも、各担当が率直に意見を言い合ったり、試しに作ってみて、それを評価していって、ボツになるものもあれば、仕様に落ちていくものもあったり・・と柔軟に進めることで、少しずつ磨かれていった気がする。
社内に各パートのスペシャリストがいるというのはすばらしい!

そして、自分の担当領域でないとしてもお互いに拾いあったり、稼働状況を考慮して助け合ったり、仮に何か手落ちがあった時でも、責めるような態度よりも解決策を一緒に考える建設的な態度で行動するとか、とてもいい文化だなと思う。そういうのがごく当たり前にできるのは幸せなことだ。(吊るし上げや罵倒がデフォルト、っていう環境から移ってくると、いっそう幸せがしみる・・・謎)

そういう文化まで伝えられるようなサイトに育っていくといい。

まだまだ気になるところ、改善した方がいいだろうという箇所はあるけれど、まずリリースできた、というところは大きな一歩のはず。

Concent, Inc.
http://www.concentinc.jp/

[Concent, Inc. Corporate Site Renewal Project]
P: 長谷川敦士
D: 福田基輔、河内尚子
PM: 福田基輔
AD/De: 小原千寿
TD: 計良拓行
Fl: 長谷川巧
マークアップ、HT: 平木聡子

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HCD-Netサロン|Webデザインと人間中心設計 – もの作りとしてのWebデザイン

Posted in IA / UX / HCD / UI, カンファレンス・勉強会・仕事 on 7月 14th, 2009 by chibirashka – 1 Comment

Webディレクターをやっていた時「Webを作ることはプロダクトデザインに近いんじゃないか」とずーっと思っていた。

Webって、情報を発信するだけのメディアというわけではなく、動きもあり、機能もあり、時間の流れの中でも使われる・・というものなので、使いたくなるかどうか、自然と使い方が分かるかどうか、もちろん目的を達成できるかといったことを考慮する必要がある。

特に会員サイトなどで機能を提供するような時には、長期に渡って何度も繰り返し使われることとか考えるし、車載端末内のインターフェース開発やコンテンツ開発の時なんかは、ハードスイッチとソフトウェア上のボタンの差は何か、というようなことを考えることも多かったので、感覚的にそう思うことが多かったのかも。

当時はとてーも、クローズドな環境で仕事をしていて、あまり外部との接点を持っていなかったので分からなかったけど、「Webのデザインはプロダクトデザインに似ている」という発想は、Webデザインに携わったことがある人にとってはけっこう一般的というか、共感が得られる部分だなと感じる。

そんなことについてディスカッションを行うイベントが開催されるので、今日はそれのご紹介。mixiやらtwitterやらあちこちで、すでに告知しているけど、Webデザインを「ものづくり」と捉えてそれを実践しているデザイナーを迎え、パネルディスカッションを行うイベント。

HCD(Human Centered Design)分野の研究と、Webデザインの現場それぞれですでに蓄積している知見を相互に活用していくための取り組みの第1弾といった位置づけのもので、HCD-Net(人間中心設計推進機構)が主催。

HCD-Netのイベントというと、どこかの貸し会議室とか、どっかの大学とか、そういう場所でやることが多いけど、今回はカフェを貸し切り、飲み物でも飲みながらカジュアルな雰囲気で行うので、参加しやすそう。パネルディスカッションの後には懇親会も予定されていて、第一線で活躍しているデザイナーの方と直接色々お話するチャンスもあるので、ぜひ出かけてみてはどうでしょう。

第2回 HCD-Netサロン
「Webデザインと人間中心設計 – もの作りとしてのWebデザイン -」

日時: 8月7日(金)18:30〜20:30(受付開始:18:00、懇親会:20:30〜)
場所:アーキテクトカフェ(東京メトロ外苑前駅より徒歩1分)
主催:HCD-Net(人間中心設計推進機構)
協賛:株式会社コンセント
定員:60名
会費:パネルディスカッション(1,500円/ワンドリンク付き)
懇親会(3,000円)+ドリンク代(ドリンクはC.O.Dを予定)
概要:
パネルディスカッション形式で、WebデザインにおけるHCDの実際、その課題などを議論します。
パネリスト:
山崎和彦さん千葉工業大学/元IBM)
宮崎光弘さん(AXIS多摩美術大学
小泉望聖さん(イメージソース
長谷川敦士さんコンセント

お申し込みはHCD-Netサイトのイベント詳細ページからお早めに〜。

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CSS Nite in Ginza, Vol.38 -IAその2-

Posted in IA / UX / HCD / UI, カンファレンス・勉強会・仕事 on 7月 10th, 2009 by chibirashka – 1 Comment

なんだか夏ってイベントが多いですね。去年も夏は色々あったような気がする。

というわけで、CSS Nite in Ginza, Vol.38のご紹介です。
これは夏だから開催というわけではなく、月に一度、銀座のアップルストアで開催されているレギュラー版なんだけど、8月のCSS Niteに、Myボス長谷川さんが出演します。

さとさんが出演されたVol.36に続き、IA第二弾にあたる今回のテーマは「海外IA最新レポート:これからのIAが担っていく役割」。

この場合のIAは「インフォメーションアーキテクト」というよりも「情報アーキテクチャ」ですね。これまでのセミナーや講演などでも、インフォメーションアーキテクトという職業(人)が必要なのではなく、Webに関わる人であれば「情報アーキテクチャ」はスキルとして必要なんだよ、って話が、何度もされてきたしね。

さて、世の中の多くのサイトは、90年代なんかと比べると、ビジュアルデザインも情報構造も、ずいぶん整理されてレベルも高くなってきています。現在では多くの場合、「最初から全部作ろう!」とか「今までのをぶち壊して大リニューアルしよう!」というよりは、既存の資産を生かしながら、運用の中で改善をしていくようなフェーズにあって、一からの設計を求められることは相対的に少なくなってきているとも言えるのではないでしょうか。

「じゃー、IAとかいらないじゃん!」

ってなりそうですが、実際にはそうもいきません。提供される情報がより高度で複雑になっているとか、Webが当たり前に使われるようになってきたことで、期待されることが多くなったとか、理由は色々あると思います(ごにょごにょ)。

IAは決して新しい言葉や概念ではないし、言葉は知らなくても業務の中で自然とできているデザイナーさんは日本にもたくさんいるでしょう。とはいえ、IA Summitが今年で10周年なのに、日本ではまだ一度も開催がないということを考えると(まぁ、それは普及率云々の話じゃないかもしれないけど)、こうしたことについての議論は、やはり以前から欧米の方が盛んで、考察も進んでいると言わざるを得ません。

今回のCSS Niteでは、そんな海外での最近の動向なんかを紹介しながら、IAって今後何を担っていくのかね、ということを一緒に考えていく、そんな回になると思います。

ちょうど、長谷川さんが来週あたりから、HCI International Conference 2009での論文発表のため、サンディエゴやサンフランシスコあたりに行く予定なので、もしこの出張で、面白い話なんかがあれば、そんなことも盛り込まれるかもしれません(盛り込まれないかもしれません)。

さぁ、8月20日の夜は、銀座のアップルストアに行こう!

CSS Nite in Ginza, Vol.38
2009年8月20日(木)19:00〜20:00
場所:アップルストア銀座 3Fシアター
出演者:長谷川敦士コンセント
主催:CSS Nite実行委員会
定員:180名
参加費:無料

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IA/UX研修(ワークショップ)

Posted in IA / UX / HCD / UI, カンファレンス・勉強会・仕事 on 4月 26th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

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金曜日の午後、代々木公園のオリンピックセンター研修室を借りて、社内研修を行った。元々は、IA/UXチームの研修会として企画が持ち上がったのだけど、PMやディレクターや、コンセントにいるメンバーはできるだけ出た方がよい、ということになったので、ほぼ全員参加の研修に。

研修の前半は座学でのIA、Webプロジェクトのプロセスといった内容で、後半はワークショップ型でいくつかのサイトをヒューリスティック評価するというもの。

昨年の吉田塾以降、社内のマーケ部、ログ部といったクラブ活動(自主参加型勉強会)の中でも、ワークショップを行うことが多い。内容はさまざまなので、ここでは割愛するけど、どのワークショップでも必ず感想として挙がるのは「時間が足りない」ということ。

今回のワークショップでも、正味小一時間で、ブレスト的なポストイット書き出し(個人ワーク)、サイトマップ作成(デカイ紙に)、書き出したポストイットのグルーピングと、課題の抽出、発表準備まで行う必要があり、「あ〜、全然終わらんっ!」っていうのが真っ先に思うところだった。

ユーザビリティ評価として、ヒューリスティック評価のほかにユーザーテストが挙げられることも多いけど、ユーザーテストに対し、エキスパートレビューとも呼ばれるヒューリスティック評価は、専門家の経験、知見、経験則により、比較的短期間で網羅的に評価できるのがメリットでもあるし、実際のプロジェクトで業務として行う時にも、限られた時間内で行う必要があるので、こういう訓練は必要だと思った。

サイトを評価する観点として、ざっくりと

  • 構造(サイトストラクチャ)
  • UI/デザイン(エリア-ゾーニング、要素、ナビゲーション、ふるまい)
  • コンテンツ

があるんだけど、そう分かっていても、時間もない!というプレッシャーが加わると、どこから見ていっていいのか分からなかったり、あちこちクリックして見てるつもりでも、焦るばかりで評価できるほどにはちゃんと見ていないなんてこともある。(課題になりそうな「何か」に気づけなかったらどうしよう・・というような不安とかもあり)

この辺もやはり訓練次第なんだろう。どのサイトも(基本的には)オーダーメイドなのだから、まず、ここから見れば絶対にOKです、なんてことはないだろうし。

というわけで、ヒューリスティックの「いろは」というわけにはいかないけど、各チームの発表やそれに対する長谷川さんの総評などから、今後覚えておきたい(いや、知っていてもなかなかできないことが多いから念頭に置いておきたい)ことをメモ的に挙げておく。

【評価時】

  • そもそもユーザビリティ評価をしているにも関わらず、「ユーザビリティが良くない」と判断するのは意味がない。どこがなぜ、が分からないと。
  • ECサイトの評価では、実際の購入フローを重点的にチェックする
  • 使う人の気持ちでのシミュレーション(認知的ウォークスルー)ができると良い。
  • 個々のインターフェースを細かく取り上げて説明するより、それが何の問題であるかを言ってしまうと良い(これこれのリンクルールが違っていたり、各メニューごとにレイアウトが違っていたり・・云々 ⇒ デザインガイドラインが定まっていないように見受けられる)
  • そのサイト(または企業、事業者)独特の問題があれば、それをポイントに考えてみるのもよい(例:既に広く認知されたブランドの場合は、そのブランドで期待されるエクスペリエンスがサイト提供されているかどうか・・など)
  • メニューやコンテンツといったサイト内の要素だけでなく、サイト自体の立ち位置(B2BかB2Cかなど)を俯瞰して見てみる

【発表時】

  • 全体のうちのどの部分を話すのかを最初に明らかにする(例:サイトの全体構成はこれこれこういう風になっていますが、今回評価するのはこの部分です。)
  • 仮説を置いて説明する
  • 有限の時間では最初に結論を言えると有益(例:重複コンテンツが多く見られるのが問題だと思いました。なぜなら・・・)
  • 事実なのか評価なのかを分けて話す

私自身の反省と今後につなげたい点としては、時間配分もだけど、チーム内役割分担かな。同じチーム内にリテラシーの極端に低い人がいる場合に、どうやって進めるかをよく考えないと、その人があまり参加できないままになりグループワークであることの意義が埋もれてしまう。

というのも、たとえば、書き出したポストイットをある見出し(文脈)でグルーピングしているそばから、「こっちのグループのポストイットにもあっちのグループのポストイットにも”メニュー”という言葉が書いてあったので、ひとまとめにしてグループにしておきました」と言って、文脈を崩されてしまう場面が多々あったから。「うんとね、言葉で分けているわけではなくてね・・・」みたいな・・(汗)

こうなると思考が思わぬところで止まってしまったり、作業のやり直しが発生したりしてしまう。だからといって、「構造というのは・・・」「UIというのは・・・」「ふるまいというのは・・・」から説明するのも時間的に厳しかったりするし。。。今回は、若干自己嫌悪になりつつも牽制しながら(謎)、それとなくカタチにしたんだけど、グループワークでやる以上は、参加者全員が同じぐらいの力を出して、同じようにアイディアを出したり発表するのが望ましいと思うし、知識や経験の差によって見方が違うからこそ新しい発見もあるかもしれないしね。なんとかその辺の課題をクリアしていきたいと思った。ヒューリスティック評価自体の話じゃないんだけど、どちらかといえばファシリテーション技術なのかね。

なかなか奥が深い。。。むずいな、ワークショップ。

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my first IA

Posted in IA / UX / HCD / UI on 4月 20th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

本日2本目のお知らせエントリー。

Myボス、長谷川さんの新連載がWeb Designingでスタートしました。
IAというと概念的であったり、小難しそうな印象だったり、ちょっと敷居が高いと感じている方もいるかもしれません。

この連載は、普段のWebサイト構築で、「うんうん、そういうの、あるある〜」という場面を取り上げながら、「ほっ!IAって実はそういうことだったんだー(・・と言うと若干語弊があるけど・・)」と気づいてもらえるきっかけになるような、気軽に読めるネタを提供しています。

ぜひ読んでみてください〜。

クリックしても大きくなりません。買って読んでね!

クリックしても大きくなりません。買って読んでね!

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IA視点のWebプロジェクト

Posted in IA / UX / HCD / UI on 4月 20th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

これまた、IA Summit 09 & IxDA interaction 09 Redux Tokyoの記事を先に書けって話ですが、書きやすいこちらに逃げてみよう。

Myボス、長谷川さんの最新コラムがWeb担当者Forumにあがっています。

Webサイトは、情報が追加されたり修正されたり、「変化」していくメディアです。

このコラムでは、クリストファー・アレグザンダー氏が、提唱した「パタン・ランゲージ」やスチュアート・ブランド氏の著書『How Buildings Learn』内に登場する「ペースレイヤリング」という概念を紹介しながら、「変化」をWebの設計にどのように織り込んでいくかということについて書いています。

[連載]IA視点のWebプロジェクト
http://web-tan.forum.impressrd.jp/l/3133

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好きなものへの嗅覚

Posted in お食事会・女子会・季節もの, カフェ・レストラン on 4月 12th, 2009 by chibirashka – 2 Comments

気づけば全然更新していなかった。。

他のブログを毎日大量に投稿しているので(謎)、そちらでお腹いっぱいだったからかしら。

さて、久しぶりにK社時代の同期の女の子達とランチした。

同期の女子はもっといるけど、その中でも新宿のKビル勤務で管理系の部門(広報、総務、経理)にいたこのメンバーは昔から特に仲良し。一人だけ大手町ビルの営業系の部門にいた子も今はジョイントしてる。まぁ、今はもう新宿だの大手町だのではなく、飯田橋にガッチャンコしてるみたいだけど。

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入社から13年目(?)に突入している私たちの代は、私のような転職組も多いけど、6名集まった女子の中で、まだ2人は在籍しているし、産休/育児休暇を経て復帰した子もいる。

色々ライフステージが変わる中でも、心地よく働ける会社というのはそんなに多くないんじゃないかと思うんだけど(特にこんなご時世で)、在籍してる子たちの話を聞くと、大企業だからこその安定した、条件の良い労働環境というのを改めて感じるし、新入社員の若い頃には気づかなかった会社の懐の深さが感じられた。

とはいえ、やはり部署によって性格や事情はかなり異なるようではある。大きな合併を2回繰り返し、最初の1回目の合併では比較的同じトーンの会社がくっついた印象があるけど、2回目の合併では誰の目かららみてもぱっきりと文化が異なる会社がくっついたので、それは合併から10年近くを経た今でも完全には融合してなさそう。同じ制度が導入されていても、その解釈と運用は部署ごとに違っていたりとか。異動による社員シャッフルを繰り返してもね。国際インフラ整備や、各国間のタリフの交渉・計算、基礎研究に係る部門はやはりK寄りっぽいし、ケータイ事業やコンテンツ提供に係る部門はやはりD寄りっぽい。

私の場合、学生時代の就職活動で、K社もD社も受けていて、D社が最終選考まで進む中で、先に第一希望のK社から内定をもらったので、結果的にK社に進んだけど、まぁ数年後に合併したので、あの時もしD社に行っていても、結果的には同じ会社で勤めることになった、というオチがある。

なんだけど、やっぱり私は、私自身が体育会系じゃないから、文化的にK社だっただろうなー。草食系で、どちらかといえばアカデミック。博士や修士がわんさといて、海外経験がある人が多く、昔から女性が大勢活躍している職場というか。

と考えると、規模は全然違うものの、コンセントってかなりKとかぶるような気がする!あー、だから、私はコンセントが居心地いいのか。。。色々な会社を経験したけど、何か同じ匂いを嗅ぎ付けて、めぐりめぐって、本能的にそこに落ち着くんだ〜、という発見。偶然なのか必然なのか分からないけど。

ところで、ランチに選んだお店は新宿小田急のCAFE TROISGROS。落ち着いた雰囲気のお店で、予想外に眺めも良かったのでおすすめ。

グリーンピースのスープ

グリーンピースのスープ。オレンジピールなんかが浮かぶ。

ほうれん草ソースのニョッキ。グレープフルーツがアクセント。

ほうれん草ソースのニョッキ。グレープフルーツがアクセントに。

パインスライスと飴細工の上にのった、ハニーのアイスクリーム

パインスライスと飴細工の上にのった、ハニーのアイスクリーム

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NOKA Chocolate

Posted in 食べ物 on 3月 14th, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

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深呼吸を3回してからいただくNOKAのチョコレートです。

コンセント男子が、バレンタインデーのお返しにということで、コンセント女子のために準備してくれました。

カルティエを思わせる真っ赤なギフトボックスに入った上品なチョコレート。超高級な感じの味で美味しかったです〜。

ごちそうさまでした。

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web creators 2009 April

Posted in Diary on 3月 1st, 2009 by chibirashka – Be the first to comment

最新号のweb creatorsの特集に、コンセントのディレクターのインタビュー記事が載ってます。

カネボウ化粧品のコーポレートサイトや、ルナソルなどのブランドサイトを手がけているディレクターなのですが、クライアントや商品のブランドを十分に引き出す方法、そしてそれをWebで表現するためのディレクションや心がけなどについて紹介していますので、ぜひご覧ください〜。

クリックしても大きくなりません。買って読んでね♪

クリックしても大きくなりません。買って読んでね♪

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IA視点のWebプロジェクト

Posted in IA / UX / HCD / UI on 1月 29th, 2009 by chibirashka – 1 Comment

長谷川さんがWeb担当者Forumで連載しているコラム「IA視点のWebプロジェクト」の第2回記事が公開されました。

『プロジェクトリーダーに求められるIA視点–プロジェクトアーキテクトという役割』

以前、私は他社でWebディレクターをしていました(某自動車メーカーとその子会社ですが)。さまざまな経緯があり、私はなぜか、その某メーカーの部長(兼 子会社社長)の特命係みたいなことになっていて、Webに限らず色んな不定形案件が降ってくることが多い状況に置かれていました。

アウトプットとしてWebだったり、アプリだったり、ムービーだったり、海外での施設だったり、クルマがガンダムになるためのシナリオ(謎)であったり、さまざまではあるものの、少なからずそのプロセスのどこかでは、サイト構造、画面イメージ、利用フロー、といったものが出てくることから、その部長が言っていることを、それ以外の人とイメージとして共有できる「何か」を書ける人として、使われていたんだろうなと思います。(優れた能力があるわけでもない私が重宝されていた別の理由としては、出世なんかと無縁の小娘であったがゆえ、彼に対して、物怖じせずに反対意見を言えた、ということがあります・・多分。)

ただ、そうしたあまりに不定形な案件では、そもそも、画面や利用フローに落とす前段階での検討事項が多く、それはシステム要件といったWebに関わるようなものだけでなく、日本と海外現地法人の間でのプロジェクト予算の按分のための根回しであったり、ユーザーやコンテキストを考えると絶対にいらないコンテンツだけど、会計上の問題を避けるため+政治的な制約のためにどうしても利用せざるを得ない、というようなことであったり、すでに存在しているサービスとの整合の問題であったり、複雑怪奇な与件がたくさんあるわけです。

もちろん、私1人で解決できる話でもないので、社内外と調整しながら課題を洗い出しつつ、プロジェクトの方向性の落としどころをつけて行くのですが、当時、私自身は「自分は多分Webディレクター」みたいな意識だったこともあり、「Webの検討なんて到底まだまだ先の、この段階のこの話って、Webディレクターの範囲なのか?」と思っていたのです。

Webっぽい仕事の場合でも、例えば同じ会社が持っている複数サイト間の関係性みたいなものの検討(今思えば、Enterprise IA的なもの)の場合、組織構造に絡む話も多いので、UIやら実装方法やら以前の話が多く、小娘が考える「Webディレクター」の範囲を圧倒的に超えていたわけです。

仕事をやりたくないというわけではなくて、「企画といえば企画だし、設計といえば設計だけど、んー、Web?」という感じで、ただ腑に落ちない。最終的なアウトプットがWebって言ったって、検討事項はWeb以外の絡みのことが多いじゃん!みたいな。

そんな中で私なりになんとなく「情報アーキテクチャ」というのがキーワードとして上がってきていて、その時は、サイト構造、せいぜいEIAという観点でのキーワードだった気がするけど、なんとなく、不定形プロジェクトを推進するためのロールとしてIAっていうのが重要なんじゃないかとぼんやり浮かんできた。そして、タイミングよく長谷川さんの講演とか聞いて、超ビビっときて、すごく腑に落ちたわけです。(で、紆余曲折を経て、いま私はコンセントにいるわけです。)

そもそも、私がその手の話で悩んでいたのは2002年〜2006年ぐらいの話で、その頃にはとっくのとんまに日本でもIAのことは取り上げられ、実践されていたはずなので、私が勉強不足で気づくのが遅かったってだけですが。

ま、とにかく、そのすーっと腑に落ちた内容が、今回のコラムに凝縮されている気がします。プロジェクトとIA(情報アーキテクチャという考え方自体でもあり、IAという役割でもあり)の関係がとても分かりやすく整理されているので。

変な人と思われるかもしれないですが、私はこのコラムが読めて超嬉しい!

って、コラム紹介するには長過ぎるエントリーだな・・。

ぜひぜひこのコラム読んでみてくださーい。

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