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Archive for the ‘ UX ’ Category

IA100:ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計

日曜日, 10月 11th, 2009

IA100

ついに!ついに!ついに、出ますよ!『IA100

Myボス長谷川さんが、睡眠を削りながら、執筆した一冊が。

自身のこれまでの知識、経験を惜しげもなく詰め込んでます。

情報アーキテクチャは、Webに関わる人であれば身につけておかなければいけないスキルの一つ。それを「情報アーキテクチャ」「IA」として認知しているかどうかは別として、むしろ実践していなければ、特に大規模サイトなんかは作るのが困難と思われます。

でも、抽象度の高いエリアでもあるので、勉強するにもとっかかりを掴みにくい分野とも言えるかもしれません。私も、IAについて知りたいと思って、どうやったら学べるんだろうと思って、過去に大学院を探したぐらい。結果的にコンセントに入って今に至るので、大学院には行かなかったけど。

他のスキルもそうだと思うけど、実践だったり、周りで実践している人のやり方を見て学ぶとか、そういうのが結局は学ぶための近道な気がする。とはいえ、やはり前提としてある一定の知識は必要だし、そうした知識はできるだけ体系だてて学ぶのが理想的だと思う。

IA100:ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計』は、これだけは知っておきたい100個の項目を、見開きで1トピックずつ丁寧に解説してます。本の作りとしては、「Design rule index—デザイン、新・100の法則」みたいな感じです。

「で、結局、IAの検討をドキュメントに落とすときは、どんな体裁になるのよ?」みたいな疑問だけが残ってしまわないように、実際のドキュメントサンプルなんかも図版としてふんだんに掲載してます。

書店に並ぶのは10月末ですが、予約受付が始まっています。

刊行キャンペーンとして、コンセントのサイトで『IA100』を予約/購入すると、コンセントが開発したSite-it! (IAプロトタイピングツール)がもれなく貰えますので、ぜひぜひお見逃しなく〜。(キャンペーンは12月20日までの期間限定です)

■書名:IA100:ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計
■著者:長谷川敦士株式会社コンセント
■出版社:株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
■版型:A4変形 224ページ
■定価:3,360円(税込み)
■刊行:2009年10月27日

Shangri-La Hotel Tokyo

土曜日, 10月 3rd, 2009

毎年、結婚記念日周辺は結婚式を挙げたハワイに行っているんだけど、今年はその時間が取れなそうなので、都内のホテルにステイすることにした。

近年、都内にはゴージャスな外資系企業がたくさん進出してきているので、どこにしようか迷ったんだけど、リッツはこないだハンバーガー食べに行ったし、コンラッドはちょっとビジネスライクな印象があるし、ペニンシュラはいつか犬達と泊まるかもしれないから今回じゃなくてもいいし、マンダリンもいいけど、うーん、うーん、というわけで、なんとなく「シャングリ・ラ ホテル東京」にしてみた。

15時チェックインだったけど、Chiスパの予約も15時で14:30にはChiスパにチェックインしないといけなかったので、14時過ぎぐらいにホテルにチェックイン。部屋に行ってもゆっくりする時間はないので、カードキーだけ受けとって、ラウンジでお茶だけしてから、Chiスパのトリートメントを受けに行った。

で、18時すぎに初めて部屋に入ったんだけど、部屋がすごく広い!
プレミアべイビュールームっていう部屋にしたので、まさに、このページの写真と全く同じなんだけど、
http://www.shangri-la.com/jp/property/tokyo/shangrila/rooms/premierbayviewroom
この見えてるとこ以外の廊下っぽい部分とかもゆったりしてるし、すごい!
よくみたら、客室面積68平方メートルなのね。ってことは、我が家と同じぐらいあるんじゃ!?

それでは、あとは写真でご覧ください。

窓側から撮った部屋

窓側から撮った部屋

ドレッサー?

ドレッサー?

ミラーがあるから余計に広く感じる

ミラーがあるから余計に広く感じる

写真には映ってないけど、パウダールームにもなぜかテレビがある

写真には映ってないけど、パウダールームにもなぜかテレビがある

バスルームからの夜景

バスルームからの夜景

お水はVOSS water

お水はVOSS water

お茶セットも充実

お茶セットも充実

スパの後で疲れてたので夕食は部屋で

スパの後で疲れてたので夕食は部屋で

全体的な感想としては、まぁ、設備自体はすばらしい。ゴールドやキラキラ系の装飾が多いのは、まぁ中国系のホテルだからそんなもんでしょう。しかし、オペレーションがとてもこなれていない!!

予約の時も、まずオンラインでの予約を試みたんだけど、サイト自体がすごく分かりにくい!多分、一部屋取るだけのフローなら、すんなりできそうなんだけど、部屋とスパの予約をしようとすると、画面がものすごい分かりにくい上、なぜか確認画面が表示されず、意図せず予約が入ってしまったりした。

私も一応はWebデザイン業界にいるので、そんなにITリテラシーが低い方ではないと思うんだけど、そんな私でもオンラインで予約ができないとは、かなりへこむ。

結局、電話で予約したんだけど、「まさかさっきオンラインでやったフローで予約入っちゃったりしてないよなー、Confirmation メールも来ないし・・」と思いつつ、念のため確認したら、なんと「承っております。」って、おいっ!!もし確認してなかったら、二重予約じゃんかよー。

しかも、その電話の応対も、高校生のインターンシップかよ!?と思うぐらい、敬語を使い慣れていないというか。。外資系だから外国人のオペレーターかも、と思ったりもしたけど、発音自体は日本語ネイティブだし、バイリンガル独特の発音もなかったから、普通に日本人だと思うんだけど、受け答えがとにかくこなれてない。

なので、予約時点で「このホテルほんとに大丈夫?」と思ったんだけど、まぁ、怖いもの見たさもあり、そのまま予約は入れた。

で、そんな経験を予約のときにしたものだから、チェックインの時も「今度こそ大丈夫でしょうね?」と疑いの目で見てしまう。フロントデスクの人は男性だったんだけど、この人も、まぁ、ビミョーで、声が小さくモソモソしてて、何言ってるか分かんないし、やたら噛むし、こちらの質問やリクエストに全くもって的確に答えられず、要領を得ない。チェックアウトの時はまた別の人が担当だったんだけど、この人もチェックインのときの人よりはマシなものの、安心しては見ていられない感じ。

このクラスのホテルなら当然、期待してしかるべきレベルの立ち居振る舞いと応答ができていたのが、唯一、インルームダイニング(ルームデリバリー?)のスタッフと、その時の電話オペレーター。

うーん、あと2-3年すれば、いいホテルになるのかしら。

私が勝手に残念に思っただけで、普通にいいホテルだとは思う。ただ、「気配り」「おもてなし」の国日本、その国で最も先端のサービスを受けられるはずだと期待する東京で、と思うと、ガッカリ度が増すのかも・・・。

都内に住んでるから、そもそも泊まる必然性もないということもあるけど、多分、もう二度とわざわざ宿泊先に選ぶことはなさそうだなぁ〜。

MacBookAirのヒンジの修理

金曜日, 10月 2nd, 2009

確か先週の金曜日(9月25日)、いつも通り、家でMacBookAirで仕事していたところ、ミシミシッと音がした気がした。何なのか分からなかったので、とりあえず放置し夜中まで仕事をしていて、さて、マシンを落とすか、と思って蓋をしめようとしたら、閉まらない。引っかかってるような感じでもなく、ただ閉まらない。で、よくよく見てみたら、左のヒンジがものすごい割れていて、歪んでいる。

ヒンジ部分。蓋を閉めてるのに浮いてる状態。

ヒンジ部分。蓋を閉めてるのに浮いてる状態。

「えーっ!」(驚)

どこにもぶつけてないし、意味分かんない〜!

コツッと叩いてみたら直るんじゃないか?とか思い、軽く叩いてみたり、指で押してみたりとかしたものの全くもって直らない。

割れや歪みは見た目上直っていないものの、なぜか蓋は閉まるようになったし、ヒンジが割れている以外は普通に動作もする。

というような話をTwitterに投げていたら、@rnakajiさんが、ヒンジのトラブルシューティングのページを教えてくれた。

とはいえ、土日は自宅を空けていたのでアップルストアに持って行くこともできず、とりあえずGeniusBarの予約だけ取った。でも、3日先の水曜日。

水曜日まで意外とトラブルもなく普通にマシンは使えた。一応Time Capsuleのバックアップは、エラーが出やしないかといつも以上に気を使ったけど。

で、水曜日に持っていって見ると、まさに、修理の対象だったようで、話はスムーズ。蓋をあけるまでは・・・

というのが、蓋をあけるとトラックパッドのあたりが歪んで盛り上がってるのが見えてしまう。。過去にぶつけて思い切り歪んでしまったその傷を見た瞬間、Geniusの表情が渋くなったんだけど、とりあえずヒンジに関しては無料で直してくれることになった。しかし、修理には1週間もかかると言う。

うーん、1週間もマシンを預けるのは無理すぎる・・・。代替マシンを買うしかないか・・・。

と思っていたら、ProCareのことを教えてくれた。

なにやらProCareのメンバーになっておくと、最優先で対応してくれるので、即日で修理できる可能性が高いとのこと。「時間をお金で買う、というような感じになっちゃうのですが・・」と申し訳なさそうにGeniusが言っていたけど、むしろ、それはとてもmakes senseだし、金で事済むならそれに越したことはない。「それならぜひ、今すぐに!」と一瞬思ったけど、水曜日当日に作業したファイルをTime Capsuleでバックアップしてからにしようと思い、水曜日は預けずに一旦マシンを持ち帰った。

しかし、その晩、早速バックアップでもしようとマシンを立ち上げると、スリープから目覚めない。。

ん〜!?

と、よく見ると、目覚めているのに画面がかなり暗いままで、うっすらと何かは表示されているっぽい。マシン自体は壊れていなくてモニターだけがおかしいらしい。でも、画面が映らないと、バックアップが取れないー!エラーが出てるかどうかも確認できないし・・・

というわけで、まだ21時にはなっていなかったので、渋谷アップルストアに電話をし、状況と症状を伝えた。で、ProCareのことも聞いてみると、朝一でアップルストアの1FでProCareに入会し、その時にもらえるカードを持って2Fに行けば、予約なしでもGeniusのサービスが受けられるし、すぐに修理もしてくれると教えてくれた。

翌朝(つまり今朝)、早速アップルストアへ。

言われた通りにProCareに入会し、2Fに行って「ファーストトラックで」と伝えながらProCareカードをちらつかせるとw、すぐに席を案内してもらえた。しかも、普通にゲストとしてGeniusの予約を取るときより、心なしか対応が丁寧。

すごい!
Universal StudiosのVIPパスみたいなもんか。横入りカードっていうか・・・。

前日にGeniusで見てもらった時、受付番号的なものを名刺の裏に書いてもらっていたので、話もスムーズ。そして、単体モニターを借りてMacBookAirと繋いでもらい、とりあえず昨日の作業分のファイルもバックアップさせてもらった。で、安心して預けた。それがAM10:30〜11:00頃。

帰宅してしばらくして、まだ12時台だったと思うけど、そのタイミングで、「蓋部分(モニター部分)の交換作業自体は終了し、今から検証に入るので14時以降には返却できる」という電話がかかってきた。

仕事が早い!

自宅のぽんこつMacBookで仕掛かっていた仕事が一段落した15時過ぎに、再度アップルストアに受け取りにいってみると、この時はなぜか応対がグダグダで30分近く待たされたり・・・と、印象が悪かった。

しかーし、Genius自体の対応はよかったし、しかも蓋の交換のみならず、トラックパッド付近の歪みも少し補正してくれたらしく、クリックするときに必ず引っかかっていたところの引っかかりが完全に解消された。しかも、汚れもきれいに落ちていて、なんとなく(気のせいと思うが)キーボードも軽快に叩ける。もう、大満足!

修理後はヒンジもちゃんとあるべき位置に収まった。

修理後はヒンジもちゃんとあるべき位置に収まった。

こんなにすぐ直ると思ってなかったから、もう感謝感激雨霰!

もし、ProCareにまだ入ってない人がいたら、絶対入った方がいいよ〜。1回で元が取れる。というか1年間の有効期限だから、問題が起きてから入った方が、無駄がなくて得かもしれないけど、安心代と思えば入っておいて損はない。

ProCareの会員証

ProCareの会員証

Apple素敵〜。(今さらだけどさ)

企業のブランド戦略を促進するWebサイト設計の要点

木曜日, 9月 17th, 2009

Myボス長谷川さんがWeb担当者Forumに執筆している連載記事「IA視点のWebプロジェクト」の最新記事がアップされています。

第5回:「企業のブランド戦略を促進するWebサイト設計の要点」

先日のCSS Nite, LP7(IAスペシャル)のおさらいであると同時に、あの時、関心が高かったEIAとブランド戦略(カネボウ化粧品さんの事例で紹介)のことについて、より詳しく説明している記事です。

ボスと一緒に、3月のIA Summitでポスター発表してきた「EIA as Brand Strategy」を解説している感じかな。

コーポレートサイトのみならず、製品サイトやらマーケサイトやらブランドサイトやら、企業が複数のサイトを持つケースは少なくないわけですが、各サービスや製品のブランドをどのように展開するか、ということについては、ブランドポートフォリオ戦略が重要です。ブランドポートフォリオ戦略については、David. A. AakerのBrand Portfolio Strategy: Creating Relevance, Differentiation, Energy, Leverage, and Clarityに詳しいです。

顧客は、製品/サービス自体、カスタマーサポートの対応など通じてブランドを認知し、印象を受け取ります。Webサイトもブランドを伝えるものの1つです。ブランドポートフォリオ戦略が練られていても、それが顧客に正しく伝わらなければ、効果は発揮できません。そのため、Webサイトはブランド構造を反映したものになっているべきです。特に、サイトトップページやメインメニューには注意を払う必要があります。なぜならサイト利用者は、トップページやメインメニューから、サイトの主題やブランドを認識し、またそのサイトが自分向けであるかどうかを感じるからです。どんなユーザー体験をさせるか、ということは、ブランド体験にも影響します。(って、つい真面目モードで書いちゃったよ・・・)

でもそれ以前に、サイトの読み込みが遅いとか、やたらとプロモーションがうざいとか、構造以外のところで、イヤな経験をしてしまって、ブランドのイメージが悪くなる、とかはありえる。まさに、こないだShangri-La hotel Tokyoの宿泊とスパの予約をした時がそう!

と、話がそれたけど、そんなような話が書いてあるので、ぜひWeb担の記事読んでね!というお知らせ。

Brand Portfolio Strategyの日本語版は、これっぽい。

CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」

月曜日, 9月 14th, 2009

9月12日、CSS Nite LP7に行ってきました。

場所はベルサール神田。半蔵門線の大手町駅でベルサールに一番近いC1出口に向かう途中、なんとなく懐かしい感じに襲われながら、階段を上っていたら、KDDビルにつながってる出口だった。あー、なるほど〜。そりゃ、懐かしいわけだよ。

でも、だからといって決して大手町の地理に明るいわけではないので、迷わずタクシーでピューッとベルサールへ。(厳密には隣のデニーズで腹ごしらえ)

関係者としての出席だったので、チラシ折り込み(?)等準備で、受付開始の1時間ぐらい前からいたんだけど、着いてまず会場の広さに圧倒された。

そして、その広い会場もどんどん埋まって、満員御礼な感じは圧巻!

CSS Nite, LP7の会場

撮影:飯田昌之氏

しかし何よりも衝撃だったのは、生きてる間に二度とこの人には会わんだろうな、と思っていた人に遭遇し、さらに名刺交換する事態になったこと。Wow!

そういうわけで、心臓がバクバクなった結果、セッション自体は7-8割しか耳に入ってこなかったような気がしなくもない(おいっ)。

各セッションをかいつまんで、とりあえず記録。

[1]
情報アーキテクチャの全体像
〜ワークフローとケーススタディ〜

株式会社コンセント 長谷川敦士 Ph. D.

IAに登場する要素の全部入り的な、全体像を伝えるセッションでした。

  • IAは分かりやすさのデザインだよ
  • IA設計っていうのはみんなでやることなんだよ

実はコンセント社内でやっている「IA塾」という勉強会で、このセッションのリハーサル的なものをやり、社内のスタッフの反応をみつつ、構成を手直ししたり、時間調整を行ったり、けっこう気合いを入れてプレゼンの準備をしたのですよ。(私じゃなく、ボスがね)。

ちなみに、このセッションの中でボスが紹介していた、ドキュメント類などでコンセントのサイトからダウンロードできるようなものについては、このブログ記事の下の方に書いてますので、興味ある人はそこからどうぞ。

[2]
プロジェクトマネジメントから見たIAの大切さ
株式会社ロフトワーク 林千晶さん

IAの専門家ではない人が、中〜大規模なサイトを作るときのTIPSを紹介するセッションでした。

  • プロジェクトマネジメント計画書を作りましょう
  • 品質計画のための手法「ベンチマーク」というのは、暗黙の前提である。ベストプラクティスを使おう

プロジェクトマネジメント計画書は、コンセントで言うとこのクリエイティブブリーフみたいなもんですね。

CCBS(CMS Corporatesite Base Structure)の紹介の時に「これを作ったのは、前から4列に座っている彼女が作ったもので、今はコンセントにいるんだけど」と紹介され、鳩が豆鉄砲を食ったようになってしまった・・。確かに作った、、懐かしい・・。今の知識とかがあればもっとこうできたな、とか色々あるけど、きっとその後ブラッシュアップされていることでしょう。

あと、千晶さんは、草間彌生さんが大好きだし、そしてプレゼンの時は勝負靴を履く、とっても女性らしいキュートな方なので、草間彌生×LANCOMEのポーチをプレゼントしました。喜んでくれて良かった♪

[3]
IAの欠点〜IAの本来の目的と役目
ソニー株式会社 佐藤 伸哉さん

制作サイド、クライアントサイドの双方が「なぜIAを行うのか」を理解するためのセッション。

  • IAは全体プロセスの1ステップでしかないことや、IAだけでは完結しない(前後の工程が必ずある)ことがIAの欠点。
  • 前後に何があって、どういうことと関係するから、そのIA作業が必要なのかを考える必要がある。(各成果物を作る理由は?)
  • 不必要な作業はやらない。
  • 良いサイトを作るためにIA作業がある。

あえて反論的なタイトルで話を進められていたのが、さとさんらしい。とても理解しやすかった。

[4]
IAワークショップ〜LPOをテーマに〜
ネットイヤーグループ株式会社 坂本 貴史さん

特定のページへの誘導を目指すリニューアル、を題材として、ワークショップで実践力を養うセッション。

同業他社のサイトをベンチマークしてみる。他社と異なるコンテンツ(独自コンテンツ)が、その企業のアイデンティティを訴求する

・最適なメインメニューを書くには、

  1. 情報の共通項を見つける
  2. 他社との共通項を見つける
  3. 重視する方向性を決める

・ナビゲーションを考えるには

  1. 文脈を正確に
  2. 利用目的で方向性が決まる
  3. 行き止まりを作らない

・導線を考えるには

  1. 始点はホームだけじゃない
  2. 目的達成のための導線は個別最適

・IAは目的を実現するためのアプローチだよ

坂本さんは「導線」という言葉を使うのですね。コンセントだと「動線」です。

このセッションは宿題が出ていたんだけど、ちゃんとこなすまでは至らず。。構造がどうなってるか考えるために、ストラクチャを途中まで書いたところで、私は力尽きてしまった。。

ユーザーニーズによりサイト要件を整理する(WorkSheet IV)というワークがあり、ずーっと前に参加したWebSig(IA分科会)でもこんなアプローチのワークがあったんだけど、ユーザーニーズやシチュエーションを考えるときのフレームワークとしてはAIDMAはどうしても使いにくい、と思ってしまう。。InterestとDesireの差が曖昧というか。

それにしても、坂本さん、ほんとよく、いい題材サイト見つけてきますね。どうやって探してるんだろ。

[5]
実装視点からのボトムアップIA
Information Architecs, Inc. 小久保 浩大郎さん

前提:ページ<フロントエンド(ページはフロントエンドに含まれる)

  • IAはデザインタスクのどのレイヤーにも必要な「情報の抽象化」スキルを取り出したもの
  • インターフェースからインタラクションが発生
  • インタラクションの結果としてUX
  • インターフェース=ブランド
  • 今からでも遅くない。HTMLの文書モデルを学ぼう。
  • 見出しには、コンテンツのグルーピングのための見出しと、コンテンツの理解を促進するための句読点的な見出しがある。

う〜ん、分かったような、分からないような。

なんかもっと、具体的にコードを見せて説明するようなセッションかなーと想像してたので、ちょっと違った。

[6]
IAからWebサイトデザインへの突破口
長谷川 恭久さん

THEヤスヒサさん、なプレゼン。

  • サイトやページを探してるんじゃない。情報を探してるんだ。
  • 「共有」というのが必須コンセプトである。
  • 体験の具現化(利用シチュエーションをUIに生かす)
  • パターン(すでに共有されている知識の再利用)
  • オープンスタンダード(人が使ってるものを使うと、障壁を取り除くことに寄与)

[7]
パネルディスカッション
ALL

まったくもって、パネルで行われたQAの中身や本質とは違うんだけど、ヤスヒサさんが言った「IAの人は言葉にセンシティブ」っていうのが「AGREEEEEEEEEEEE!」って思った。

【イベント全般】

これだけの規模のイベントをオーガナイズするのは本当に大変です。出席者の期待感やIAの理解度も全然違う状況で、セッションの企画をしなければいけないし。それ以外の細かな点についても、色々フォローしていただいて、鷹野さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

そして、矢野りんさんや「カニの貴公子」益子さんも、当日のMCやセッティングだけでなく、企画段階からたくさんアドバイスとかくださっていて、スピーカー以外の多くの人の支援があってこそだなーと、改めて思いました。

【補足情報】

では最後に、私がCSS Nite中に、せっせとTwitter(@chibirashka)につぶやいてた、主に長谷川セッションの補足情報を。

visual vocabularyの翻訳版はこちら http://bit.ly/N3o0X

そうです!広報会議にも掲載されました。 http://bit.ly/EVkq9 #cssnitelp7 RT @skytaxi: 広報会議にも出てた図かも #cssnitelp7

コンセントがトータルプロデュースしているカネボウ化粧品さんのサイト http://bit.ly/e1lKR

「IA100」を予約申込していただくと、なーんと、非売品のSite-it! がもらえます。配付資料をみてくださいねー。

IA Institute http://iainstitute.org/en/

EIA as Brand Strategyはこちらでダウンロードできます。日本語版もあります。 http://bit.ly/1w2IkS

メニューラベルの検討については、HCD-Netのサイトを題材に具体的な例を、Web Designing8月号の「my first IA」という連載記事の中で書いてます。長谷川が。

7つのナビゲーションの説明に使われているHCD-Netのサイトは、アックゼロヨン・アワード入賞しました。 http://bit.ly/NckF3

7つのナビゲーションの資料はこちらです。英語版ですけど。 http://bit.ly/3yBdkc

Site-it! についてはこちら http://bit.ly/5H8FK

詳細まではお見せできませんが、コンセントの、シナリオ/ペルソナを用いたプロジェクトポートフォリオです。 http://bit.ly/2wKl9n

コンセントで翻訳したクリエイティブブリーフはこちらでダウンロードできます。 http://bit.ly/Zrkw0

浴衣で神楽坂

火曜日, 7月 28th, 2009

「夏になったら浴衣パーティでもしよう」という話が出たのが、3月末のたけのこ会メンバーでの観桜会の時。気づけばもう夏。

というわけで、日経新聞のデスク(今はヴェリタス)髙橋さんが、早速浴衣でのお食事会をアレンジしてくれました。

※今回より、本名の登場でOKとのお許しが出たので(謎)、「T橋さん」から「髙橋さん」として書くことにしました♪ ヴェリタスのサイトに、ちょっと前は、髙橋さんの写真とかプロフィール的なものがあったと思ったけど、スペシャルサイトだったのか、今はもう見当たらないなぁ・・・。

私は(最近)、浴衣を持っていなかったので、この日のために一式新調し、また、浴衣を着る機会はなかなかないので、美容院にヘアセットの予約まで入れ、浴衣ヘアにトライ。ヘアに着付けに、慣れない下駄での移動、それだけで一苦労!

理佳ちゃんと代々木で待ち合わせて一緒に神楽坂に向かったのだけど、行き交うひと達が「あら〜、浴衣きれいねぇ〜。花火大会かしら〜。」と言っているのが聞こえ、「いえ、お食事会です!」と心の中で思っていたんだけど、どの人もどの人も「あら〜、花火大会かしら、いいわねぇ〜」を連呼するので、ついには「はい、花火大会でけっこうです」という気分になってきた。それもそのはず、隅田川の花火大会と同じ日程。

それはそうと、高橋さんがセッティングしてくれるお店はいつも素敵。今回は、神楽坂にある「高林」という日本料理のお店。もう、入り口の佇まいからしてツボ!大きなお店ではないので、貸し切りだったのも、とてもゆったりとしていて良かった。

理佳ちゃんとチビラーシカ

理佳ちゃんとチビラーシカ。理佳ちゃんみたく、襟元を広く開けた方が、粋な感じがしていいな・・

ほとんどみんな浴衣を着ていて、「あー、こういう帯との組み合わせも素敵ねー」とか、色々盛り上がりポイントもあり、最初のうちはパジャマパーティ並みにキャッキャとはしゃいだ。ま、浴衣パーティだから、ある意味パジャマパーティか。

一段落してカウンターに座ると、お待ちかねのお料理!出てくるお料理の一つ一つが、とても丁寧で、上品で、大将の動きにも無駄がなく、タイミングが絶妙。日本料理の料理人すごい!とイチイチ感動しながら、美味しくいただきました。

手元に釘付け

大将の手元に目が釘付け

鱧!

鱧!

しかも、大将がなんと花火まで用意してくれていて、お店の軒先でみんなで花火。

みんなで思いがけず花火

思いがけずみんなで花火

なんという気遣い!「大将が花火を買っといてくれた」といえばそれまでだけど、そうした準備をしてくれているのって、「隅田川の花火が見れなくて、さぞ残念に違いない。せめて花火気分を味わってもらおう。」という、先読みの意識が働かないと絶対にできないじゃない?それに、美味しい料理を作り、それを気持ちよく食べてもらう、ただそれだけでも、十分と言えば、十分なわけで、直接的に料理に含まれない範囲までも、感覚を研ぎすませているなんて、これぞまさにUser Experience!Theおもてなし!

あー、もうほんとPricelessな夜でした。

髙橋さん、ありがとうございました

髙橋さん、ありがとうございました

秋には、着物で紅葉 in 京都なんていうのもいいね!という話が出ていたので、次もまた楽しみです!

そうそう、普段着ない服(というか浴衣)を着て動いてみると、タクシーがこんなに乗りにくいなんて!とか、普段感じない制約を色々感じる。その辺も新鮮でした。

UPA2009@Portland報告会

木曜日, 6月 25th, 2009

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今日は、UPA 2009 International Conferenceの報告会(HCD-Net主催)に行ってきました。

UPA はUsability Professionals’ Associationのことで、ユーザビリティやユーザー中心設計の知識体系を整えていくようなこととか、Human Centered Designの観点から、ユーザビリティの専門家達を支援する活動をしている組織。私も会員登録している(今のところは活動してないけど)。

UPA 2009は、そのUPAのアニュアルカンファレンスで、今年は6月8日〜12日までオレゴン州ポートランドで開催。前々からサイボウズやカレンダーに登録はしておいたものの、(ビビリぃなので)イマイチ踏み切れず、私はポートランドにはいけなかったので、せめて、報告会でも行こう!と思って、会場のミツエーリンクスさんへ。

報告会のアジェンダは、

  • UPA2009の概要説明(HCD-Net国際事業部の金山豊浩さん)
  • Beginner視点で見たUPA2009(ミツエーリンクス Reva Glassmanさん)
  • 参加したプレゼンからのいくつかのトピックス(サイバーエージェント大塚敏章さん)
  • スペシャルイベントについてのお知らせ

という感じ。

【HCD-Net 金山さんの報告】

UPA2009には21カ国から550名の出席があったとのことだけど、去年の出席者は800名だったということなので、IA Summitもそうだけど、景気の影響で随分減っている。でも、カンファレンスのプログラム自体は、77のチュートリアル(講義型)、54のワークショップ、103のセッション(プレゼンテーションとか)、その他Posterや展示などと、かなり充実していたよう。

ユーザビリティのプロフェッショナルが多く集まるカンファレンスということもあり、ホスピタリティも随所に感じられるものだったらしい。IA Summitでも見られたメンターブースのようなものや、Jobボードなどはもちろんのこと、カンファレンスでせっかくポートランドに来た人達のために、観光スポットやレストランなんかを紹介してくれるような「UPA Hospitality」というブースもあったとのこと。

また、新しくUPAに入った人や、今回初めてカンファレンスに参加する人にもとてもWelcomeなムードが漂っていたそうで、New Peopleのネームホルダーにはピンク色のステッカー(逆にスピーカーなんかはブルーのステッカー)が貼られて、親しく声をかけてもらえるような仕組みもあったとか。

また同時に、配布されるカンファレンスプログラムの中で、初心者向けのセッションは色分けされていて、どれを受講したらいいか分かりやすくなっているということと、その初心者セッションを受講するとスタンプラリー式にスタンプがもらえ、いくつか揃うとユーザビリティについての基礎知識を持った人と認定されるような「Usability Fundamentals Programs」というのもあったということで、ユーザビリティの大切さの認知が高まるにつれ、エキスパートの育成や認定といったことへの取り組みも進んでいるようだった。

※日本では、5月に内閣官房IT担当室から「電子政府ユーザビリティ・ガイドライン(案)」が公開されて、その中で、ユーザビリティの専門家の参加の必要性が書かれているので、スタンプラリーかどうかは別としてw、こうしたエキスパートの育成や認定への取り組みは今以上に必要になりそう。(⇒長谷川さんのブログの「HCD-Netシンポジウムと電子政府ユーザビリティガイドライン」という記事に詳しく書いてあります)

【ミツエーリンクス Revaさんの報告】

今日の発表者の1人のRevaさんは、ユーザビリティ分野に関しては全くの素人という立場でUPA 2009に参加されたそう。新人にとってUPAが有益である理由として、

1. to meet people
世界中から多くの人が集まるカンファレンスなので、1カ所でポテンシャルビジネスパートナーから、競合から、現時点で取引しているような人たちから、自分がやりたいと思っていることをやっているような人たち、ヤコブ・ニールセンなどユーザビリティ分野のスターまで、さまざまな人にたくさん会える

2. to learn
変な独自解釈をしてしまったり、bad habitが身に付いてしまう前に、専門家からベストプラクティスのような知識を得ることができる。特に、具体的な例や情報を聞けるのも、実践者からの話であるからこそ。ボキャブラリーやリソースに関する情報も豊富で、どのようにしたらもっと学べるか、どんな言葉がどう使われるか、といったことも分かる。

3. to be inspired
この分野のスターたちに会えたり、500名もの人たちが自分と同じようにユーザビリティにコミットしていると知るのが誇らしく感じられる。

4. to find a job
いわずもがな

といったことを挙げていた。

その他、彼女が取った、CUE(Comparative Usability Evaluation)に関するものやなぜフィールドワークが大事か、といったセッションについての話もあったけど、かなり駆け足。特にCUEの方は、「ヒューリスティックは99% badでsuck(無価値で最悪)である」と主張している人による、ユーザビリティテストやヒューリスティックにおける問題点とかって話っぽかったので、もう少し聞いてみたかった。

Revaさんのプレゼンテーションは英語でした。

【サイバーエージェント 大塚さんの報告】

ユーザビリティやUXの必要性を業務上感じていて、比較的最近UPAを見つけて入会し、UPA2009に早速行ってみた、という方。アメブロのUI設計をしている部門のマネージャー。いわゆるWeb業界の制作側とか、ユーザビリティに感度の高いプロダクトメーカーではなく、サービス提供事業者の方がこうした分野に入ってこられているのは、とても興味深い。

「UXとは何か」を取り上げた、Jared SpoolのKeynoteについては、

  • UX≠Usability
  • ユーザビリティだけ考えてるんじゃ、取り残される
  • 例えばAppleで言えば、アップルストア自体やスタッフの対応も、アップル製品を使っているのと同じような感覚、体験を提供できているかどうか、ということがUXを実現できているかということである
  • sustainable(長く使えることの大事さ)というのもポイント

というようなことを紹介してくれた。また、Jaredからの3つの質問ということで、こんなチェックリストの紹介もあった。

あなたの会社のUXヘルスチェック

・Vision
チーム全員が自社のデザインが5年後どう使われているか説明できるか?
※UXってある程度長期的視点で実現されるべきなので、5年。

・Feedback
最近6週間いないに、自社または他社のデザインの利用を2時間以上かけて観察したことがあるか?

・Culture
最近6週間以内に、デザイン上の失敗を見つけたメンバーに報酬を与えたか?
※問題を発見できる人材を発掘、育てることが大事。

自問してみましょうww

その後の、Nathan Shedroffの「どうやってUXをデザイン戦略に落とし込むか」というセッションの話では、

Experiences are designable(エクスペリエンスはデザイン可能である)とし、エクスペリエンスには5段階のステージがあることを紹介。

  1. MEANING:意味(価値観やアイデンティティが利用者にどんな意味があるか)
  2. VALUES:価値観/アイデンティティ(どういう自分になっていけるかとか)
  3. EMOTIONS:感情(使用感についての感情とか。感情は一定してるわけじゃないから、↑のアイデンティティが大事。)
  4. PRICE:価格(価値観になり得る。価格帯が高いことに意味があるとか)
  5. FEATURE:機能面

また、エクスペリエンスの意味として、15個のコア属性が挙げられた。例えば、Accomplishment, Creation, Beauty, Community, Harmony, Oneness, Freedomなど。提供するエクスペリエンスが15個全部を満たす必要があるということではなく、ブランドやサービスによって特徴となる属性は異っていて良い。(AppleだったらCreation,  Community, Freedom。ディズニーだったらWonderとホニャララとか)

また、ブランド間でコア属性が異なるという話と同時に、Corporateとしての意味、Teamとしての意味、Customerとしての意味、といった三者間でもそれぞれにコア属性はあるもので、それぞれが持つコア属性のうち、重なる部分が特に優先されフォーカスされるべき属性であり、そういったことを考えるのが戦略的デザインだ、というような話だった(と思う)。ここももうちょっと聞きたかったな。

ほかにも、ゲームデザインにおけるユーザビリティテストの話とか、Yahoo! GO(モバルサイト)におけるモバイルのユーザビリティ手法といった話が駆け足で紹介された。

うーん、なんでしょう。正直言って、UPAの会員であるものの、UPAとIA Summitってどう違うんだろう、というようなのがあんまり分からなかったんだけど(UPAはユーザビリティで、IA SummitはIAで、共通項としては多分UXがあって、というのはおいといて)、感覚的に今日思ったのは、IA Summitの方がより概念的で、UPAの方は具体的な調査手法など実践的かなということ。もっと穿った見方をすると、IA SummitというかIAの方は、ユーザーなり情報なりを類型化するといった意味で、ユーザー1人1人というよりはもっと俯瞰して全体を見てる感じで、UPAというかユーザビリティの方は、ユーザー1人1人をよく見ているという印象。あー、そうやって書くと、なんかちょっと語弊があるな。うまく説明できないけど、そんな感じ。

UPAカンファレンスで得られるものが、具体的にイメージわかなかくて、IA Summitとの差とかもあんまり腑に落ちてなかったから、今回ポートランドに行こう!絶対行ってやるー!とまでは思えなかったんだけど、なんとなく、IA SummitとUPAの使いわけ(?)というのが分かったので、来年はちょっと行ってみたいかも、と思った。

ちなみに2010年は「Embracing Cultural Diversity -UXD for the world-」というテーマで、ドイツのミュンヘンにて開催されるんだって。テーマも面白そう。うーん、でもなー、どうせ行くなら、何か発表とかしてこないともったいないし、そう思うと、なかなかハードルも高いから、行けるかどうかはビミョー(やっぱりビビリぃ♪)。

リッツ・カールトンのUX

日曜日, 5月 17th, 2009

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リッツ・カールトンといえば、最高のサービスを提供するホテルと認知され、「ホスピタリティ」や「すばらしいエクスペリエンス」といった言葉を想起するブランドの1つなのではないかと思う。

そのサービス精神や企業風土については、さまざまな本も出ているし、あちこちで語られているので、リッツ・カールトン従業員全ての行動の源泉となっている「クレド」については、知っている人の方が多いだろう。

私ももちろん、言葉やその大体の内容については知っていたけれど、どうせリッツに行くなら、実際に見てみたいw

というわけで、WOW Burgerを食べるついでに、おばちゃん根性丸出しでUXや最高のサービスデザインの調査のため、「クレド」を見せていただくことに。

Burgerを持って来てくれたウェイトレスの方(っていう呼び方でいいの?)にお願いすると「クレドのこと、よくご存知ですね」と言いながら、さっとポケットから取り出して、手渡してくれた。クレドについてはよく聞かれるだろうし、私みたいな客への対応は日常茶飯事だろうに、嫌な顔一つせずに気持ちよく対応してくれるところに、イチイチ感心。

クレドを見ていたら、「もし良かったら、新しいものを1部お持ちしましょうか。差し上げますよ。」といってくれたので、「ぜひ!」とお願いすることに。

クレドを持って来てくれたのは、さっきのウェイトレスの女性ではなく別の男性。これまた、テーブルに来てくれたタイミングが絶妙で、ちゃんと食事が済んでゆったりしているところを見計らってくれている(と思われる)。

新品のクレドは折り目のない1枚の長い紙。「クレドには折り方があるんです」といって、その男性が折り方を見せてくれる。といっても、表紙がちゃんと見えるようになっていれば、どう折るかは個々に任されているよう。

いただいたクレドを見てみると、

  • 表紙(クレド)
  • サービス・バリューズ
  • サービスの3ステップ
  • モットー
  • 従業員への約束

で構成されていた。

サービス・バリュー部分は12の項目が載っているんだけど、クレドを持って来てくれた男性が、「こちらは差し上げるわけにはいかないのですが・・」と言いながら胸ポケットから出した別のクレドには20の項目があり、「リッツ・カールトンのサービスは時代にあわせて変わっていくので、クレドもそれに伴って変わって行くのです。このクレドは、大阪時代にもらったクレドで、以前は20の項目がありました。」と説明してくれた。

項目を照らし合わせて比較するところまでは、なんとなく気が引けてしなかったんだけど、現状の評価に甘んじることなく時代を感じながら柔軟に対応していく姿勢に好感が持てた。

超長くなっちゃうけど、クレドの内容を書いておこう。

<—ここから—>

【クレド

リッツ・カールトンはお客様への心のこもったおもてなしと快適さを提供することをもっとも大切な使命とこころえています。

私たちは、お客様に心あたたまる、くつろいだそして洗練された雰囲気を常にお楽しみいただくために最高のパーソナル・サービスと施設を提供することをお約束します。

リッツ・カールトンでお客様が経験されるもの、それは、感覚を満たすここちよさ、満ち足りた幸福感そしてお客様が言葉にされない願望やニーズを先読みしておこたえするサービスの心です。

サービス・バリューズ

私はリッツ・カールトンの一員であることを誇りに思います

  1. 私は、強い人間関係を築き、生涯のリッツ・カールトン・ゲストを獲得します。
  2. 私は、お客様の願望やニーズには、言葉にされるものも、されないものも、常におこたえします。
  3. 私には、ユニークな、思い出に残る、パーソナルな経験をお客様にもたらすため、エンパワーメントが与えられています。
  4. 私は、「成功への要因」を達成し、コミュニティ・フットプリントを実践し、リッツ・カールトン・ミスティークを作るという自分の役割を理解します。
  5. 私は、お客様のリッツ・カールトンでの経験にイノベーション(革新)をもたらし、よりよいものにする機会を常に求めます。
  6. 私は、お客様の問題を自分のものとして受け止め、直ちに解決します。
  7. 私は、お客様や従業員同士のニーズを満たすよう、チームワークとラテラル・サービスを実践する職場環境を築きます。
  8. 私には、絶えず学び、成長する機会があります。
  9. 私は、自分に関係する仕事のプランニングに参画します。
  10. 私は、自分のプロフェッショナルな身だしなみ、言葉づかい、ふるまいに誇りを持ちます。
  11. 私は、お客様、職場の仲間、そして会社の機密情報および資産について、プライバシーとセキュリティを守ります。
  12. 私には、妥協のない清潔さを保ち、安全で事故のない環境を築く責任があります。

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(図)

ミスティーク

エモーショナルエンゲージメント


機能的

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サービスの3ステップ

  1. あたたかい、心からのごあいさつを。お客様をお名前でお呼びします。
  2. 一人一人のお客様のニーズを先読みし、おこたえします。
  3. 感じのよいお見送りを。さようならのごあいさつは心をこめて。お客様のお名前をそえます。

モットー

“We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen.”

【従業員への約束

リッツ・カールトンではお客様へお約束したサービスを提供する上で、紳士・淑女こそがもっとも大切な資源です。

信頼、誠実、尊敬、高潔、決意を原則とし、私たちは、個人と会社のためになるよう、持てる才能を育成し、最大限に伸ばします。

多様性を尊重し、充実した生活を深め、個人のこころざしを実現し、リッツ・カールトン・ミスティークを高める・・・リッツ・カールトンは、このような職場環境をはぐくみます。

<—ここまで—>

そうか、だからバーで席についた時に、名前を聞かれたのか・・・。

派手で目立つサービスというわけではないんだけど、さりげなく、邪魔にならないおもてなし加減が心地よいと思った。テーブルに来てくれるタイミングや、話しかけてくるタイミング、絆創膏をはっていたら「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる気遣いとか、こうやって字にしてしまうとなんてことないんだけど、それぐらいの普通のことを絶妙に、気持ちよくやってくれるというところが素敵なのね。

WOW Burger

土曜日, 5月 16th, 2009

Marriott VACATION CLUBの説明会はミッドタウンでの開催だったので、説明会後、ザ・リッツ・カールトン東京の45階のラウンジ&バーに行った。ニコチン切れの旦那さまがコーヒー飲めるとこっていうと、その辺しか思いつかなくて。

朝から何も食べていないことに気づいたので、ついでに何か食べることに。で、メニューを見ていて思い出したのが、『WOW Burger』。前にIA/UXチーム会で、「最高級のハンバーガーを食べるエクスペリエンスをせよ」という指令がきみちゃんに下っていた、まさにそのハンバーガー。価格はなんと13,450円!!

旦那さまはクラブサンドイッチを注文するという。

1万円以上のハンバーガーにしようかななんて言おうものなら「馬鹿じゃないの?」って言われるかしらと思いつつ、「WOW Burgerにしてみようかな」とシレーっと言ってみたら、「食べたいならいいんじゃないの?」とあっさりとした返事だったので、遠慮なく注文。

注文する時、アボカド嫌いな旦那さまが「あー、クラブサンドイッチにはアボカドが入ってるのか・・」と残念そうに言っていたら、ウェイトレスの方が「アボカドを除いてお持ちしましょうか」と言っていたので、アボカド好きな私は、「じゃー、その除いたアボカドをWOW Burgerに入れてください」とすかさずリクエスト。「アボカドがいっぱい入ったバーガーは美味しいですものね」と、あっさり受け付けてもらえたので、ちょっぴりカスタマイズしたバーガーを待つこと十数分(多分)。

最初にサーブされたのは旦那さまのクラブサンド。美味しそう・・・。

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さらに期待が高まる・・・。早く!早く!

で、ついに到着、WOW Burger。

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ほほぉ〜。ハンバーガーがそびえたっている!

「バンズを外して、ナイフとフォークでステーキのようにお召し上がりください」と説明を受け、早速いただく。

バンズを外すと、炒めて甘くなった玉ねぎ、和牛のパティ(ハンバーグ)、トマト、レタス、アボカド(盛りだくさん)などが!!

和牛のパティはさすが。クオリティのいいお肉じゃないとこのパティは作れないよね、という感じで、ミンチにしすぎず、食感が残るぐらい肉の形が残っていて弾力がある。ナイフを入れるとジュワーっと出てくる肉汁は、甘くて美味しい。トリュフソースも自然な甘みと深みのある味で絶妙!

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これは美味しい!

ハンバーガーとしても最高だけど、今まで食べたどこのハンバーグやステーキよりも美味しいかもしれない。。。

旦那さまにも食べさせてみたけど、バンズも含め、かなり気に入った模様。

しかし、食べ進めると、あまりのジューシーさに、だんだんもたれてくるというか、美味しいから口には入れたいんだけど、ちょっとくどく感じてくるという残念さも。あ〜、ピクルスとかが別で添えてあったら最後まで、もたれずに食べられるのかもしれない。。。

とか言いつつも、バーガーは全部たいらげた!そのかわり、大好きなフレンチフライは半分以上残してしまうことに。。。もったいない。。ミニボウルにケチャップもたっぷり入っていたのに・・・。

美味しいから、お値段はそのままでいいから、フレンチフライを半分にして、バーガー(というかパティ)もサイズをちょっぴり小さくして、ピクルスつけてくれたらパーフェクト!私的にはね。

ん〜、たまには、ピアノとバイオリンの生演奏を聞きながら、ゴージャスなハンバーガーを頂くというのもいいものです(って、普通じゃあり得んシチュエーションだけど)。

味も価格も、色んな意味でWOWなburger。さぁ、みなさんも、最高のWOW burger Experienceを!