室生龍穴神社の奥宮(吉祥龍穴)
3/21にインスタにアップした記事
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今回の奈良旅に呼ばれた理由の一つがこの、室生龍穴神社の奥宮、吉祥龍穴
春日大社の写真のとこにも書いたけど、節分の頃、なぜか「あ、3月13日頃に春日大社行かなくちゃ!」と思っていたら、いろんな人が現れて、いろんなキーワードや宇宙からの情報を渡され、そのうちの一つは「封印解きに富士山のとこの龍穴に行ってきて」というものがあり、これまで私の人生にほぼ登場したことのない「龍穴」という言葉とか、そもそも「龍」そのものだったりが、その時期、やたら目白押しだった。
そんななか、これまたひょんなタイミングで連絡くれた人から、「奈良の室生寺がいい」という話を聴き、この人なんで突然そんなこと言ってるんだろ?と思ってたけど、あとから地図見てみたら、室生寺よりもそのそばにあった龍穴神社と、吉祥龍穴が目に止まり、あー、これに気づくためか…と納得。
3次元感覚では、車なしでアクセスするのめんどくさそうだし、うーん…と思っていたけど、どうしても一人で行ったほうがよいってことなんだよな…と直感的には思っていて、覚悟を決めていくことに。富士山の龍穴のときの「お仕事」と似たような感覚で。なんとなく前夜ぐらいから謎に緊張…。
室生龍穴神社を出たて、室生寺と逆方向に川沿いをしばらく歩き、そこから山のなかに入っていって、室生龍穴神社の奥宮、吉祥龍穴へ。
普段こんな山道、車でしか通らないよ…というところをてくてく歩いていく。一本道だから間違えようもないけど、雨だし誰も通らないし、ほんとにこの道でいいのかなーと思いつつ歩いていくと、突然「天の岩戸」の看板が出現。
鳥居をくぐってみると、ほんとに真っ二つに割れたかのような対になった巨石にしめ縄がかけられていた。近くには祠も。
そこからさらに奥宮を目指して歩いていくと、吉祥龍穴の入口が見えてきた。鳥居のとなりには、竹の棒がおいてあって、けっこう急な山道なのかしら…と思いながら入っていった。
雨降ってるから足元すべるし、片手には傘をさし、もう片方では竹の棒を持ち、なかなか気が抜けない。
水の音が聞こえてくる方向に歩いていくと、一枚岩みたいな滝が見えてくる。さらに近づいていくと、ガゼボみたいなのが見えてくる。
そしてそのあたりで、一人の男性が写真撮ったりしていた。雨のこんなとこで人に会うと思ってなかったから、お互いに「あら」という感じで「雨だし足元危ないから、お互い、気をつけましょうね」と挨拶して、彼は立ち去っていった。
龍穴どこじゃ?と思っていると、そのガゼボみたいのが遥拝所になっていて、土足厳禁のそこに靴を脱いで入っていくと、そこからやっと洞窟のような「吉祥龍穴」が見えた。
確かに龍がいると言われたらいそうな雰囲気ではある。
なにか感じるかしら、なにかメッセージ降りてくるかしら…と思ったけど、わかりやすい形では特になかった。
ただ、全身で何かを受け取った感覚はあって、なぜか知らないけど自然と出てきたから「ひふみ祝詞」を唱え、その後は、ライトランゲージ(宇宙語)が自然と出てくるのに任せ、「終わった」と思ったから、その場を離れて、もと来た道をてくてくと戻る。
善女龍王が猿沢池から逃れてきたのがこの地ということになっているけど、一方、スサノオの娘で、大国主の后の須勢理姫命(記紀などなどではけっこう隠されている存在っぽい)がこの龍穴に身を隠した(しかもでかい巨石で穴を塞いだ)という話もあり、なんか天岩戸伝説感もある。
ちなみに、スサノオは現地妻的な妻たちがたくさんいて、統治王のスサノオに対して、それぞれがその土地での祭祀王的な側面があったとか、その妻(姫)たちの役職が「瀬織津姫」だったという説もあったりする。
瀬織津姫も大祓詞にのみ登場し記紀には登場しない、須勢理姫命同様、隠された存在とされていたりもするけど、なんとなく瀬織津姫の方が須勢理姫命よりも、水神、穢の浄化と相関が強いし、女系系譜にまつわるきな臭いなにかがありそうな…。
(須勢理姫命は大国主の后であってスサノオの后ではないけれど、そもそも煙に巻くためか、記紀やら色々では、親子関係と兄弟関係、時系列なんかがミックス、ツギハギされていたりして、各地に残る口伝や古文書とは整合取れてなかったりするから、すべてはミステリー)
ついでに、前日春日大社で五大龍神めぐりしたときの出発点、夫婦大国社の御祭神が大国主と須勢理姫だったなー…とか。出雲族ルートを辿らされてるのかなー、とかとか。