The Royal Hawaiian – A Luxury Collection Resort

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8月20日から、久しぶりにロイヤルハワイアンに滞在した。
ワイキキでの我が家の定宿といえばここなんだけど、2012年2月に滞在して以来、とても久しぶり。というのも、ここのホテルに泊まるのは夫と一緒の時だけだから。(ヘビースモーカーの夫と泊まれるホテルは限られているのだ)

一昨年の12月に一人でハワイに行った時はAirbnbとモアナサーフライダーに泊まり、2ヶ月前に母を連れて行った時もモアナサーフライダーに泊まった。

Airbnbで泊まった時の記事

大規模修繕工事が終わって、マイラニ・ロイヤル・ビーチタワーができてからは初めての宿泊となったので、最近泊まってたサーフライダーとの違いとか、改装後がどうだったかなどを紹介。



ホノルルには何度も来ているけど、泊まったことのあるホテルといえば、ハレクラニ、シェラトン、サーフライダー、そしてロイヤルハワイアンである。

ハレクラニは初めてハワイに来た時に泊まっただけで近年泊まっていないからちょっと分からないし、シェラトンは子供連れ家族向けで価格帯も若干安いのでここでは外すけど、サーフライダーとロイヤルハワイアンの比較でいえば、私の趣味でいくとやっぱりロイヤルハワイアンの方がいいなと思う。

同じようなオーシャンフロントの部屋をおさえれば、サーフライダーもロイヤルハワイアンも、部屋からのビューも価格帯的にもほとんど変わらない。

でも、サーフライダーはカラカウア沿いに建っていることもあって、オープンすぎるのだ。宿泊客以外も気軽に入りやすいだけに、ごちゃごちゃした印象になってしまう。

加えて、客室数が大幅に違うのか知らないけど、サーフライダーはフロントデスクがいつも長蛇の列!まぁまぁ宿泊費が高く、格式としても低いわけではないホテルで、こんな行列を許容しているとは驚きである。「ここってシェラトンだっけ?」というほど、本当にいつもびっくりするぐらい混んでいる。

一方、ロイヤルハワイアンは、カラカウアよりは奥まったところにエントランスがあるので、正面から入ろうとすると、シェラトン前を抜けて、ちょっとしたゲートを抜けないとたどり着けない。わざわざ行かない限りは入りにくく、そういう意味で闇雲に立ち寄ろうという人は少ないように感じる。

ロイヤルハワイアンセンターの、よくフラのパフォーマンスなんかをやっているあたりから、裏道を抜けてアバサワイキキ(スパ)の前を通り、ロイヤルハワイアンの敷地に入ることもできるから、決して排他的なわけではないんだけど、それでも、カラカウアから直接ばばーんと入れるわけではないので、やはり落ち着いていると思う。

フロントデスクも1-2人並んでいることはあっても「ぎゃー!なにこれー!」というほど行列になっているところはみたことがないし、フロントデスク周辺のしつらえも高級感が漂っている。

ヨーロッパの宮殿ホテルなんかと比べれば、南の島にあるだけに、オープンであり荘厳さには欠けるけれど、開放的で高い天井や回廊はなんとも言えない優美さがある。

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ロイヤルハワイアンのそういうところが好き。
サーフライダーはなんとなく、入り口入ったあたりが窮屈に感じられるのよね。

こないだ6月に母を連れてハワイに行った時に、ロイヤルハワイアンも偵察だけしにきたので知っていたけれど、リニューアル後のタワー側のエレベーター前には、専用チェックインデスクや、宿泊者だけがアクセスできるエリア(「マイラニ・ラウンジ」)が新設されたりしていた。

◎ 客室

さて、今回泊まった部屋は、マイラニ・タワー・オーシャンコーナー。

今までは予約取る時に「いつもみたく角部屋がいいんですけどー」的なリクエストを入れていたんだけど、今回からは、オフィシャルサイトから予約を取る際、客室一覧のなかにマイラニ・タワー・オーシャンコーナーというのがあったので、それを選んだ。

そしたら、偶然にも、以前にも泊まったことのある #1411という部屋。

前回泊まった時(2012年2月)の記事

リニューアルしたからといって、部屋の雰囲気が大きく変わったということはない。

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部屋からの眺めもいつもの通り。ただいま、ハワイ。
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でも、ゲストルームのアメニティはGilchrist & Soamsの製品からmalie organicsの製品に変わったりしていた。

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水回りの改修は特にしていなそう。ウォシュレットも相変わらず。

プライベートラナイには、コンパクトとはいえL字型のコーナーソファに加え、チェアとテーブル、そしてビーチチェアと何もかもが置いてあり、今まで以上に、ぼーっとするのが最適なラナイになっていた。

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寝そべりソファは取ってつけた感が否めない。っていうか、要らないような…。水着とか乾かすには便利なのか?
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◎ ルームサービス

便利なとこにあるホテルなのだから、外に出ればいいものを、初日は夫がグロッキーだったり仕事で缶詰だったりして疲れていたようなので、ルームサービス。

ルームサービスとはいえ、ラナイで食べれば、波音を聞きながら夕日が沈んでいく様子も見ることができるし、下のレストランでやっている生演奏の音もよく聞こえ、テラス席のレストランで食べるのと、そんなには遜色ない(と思いたい)。

ストリップステーキのサラダと、アヒポキと、バーガーだったかな。

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ロイヤルハワイアン、そしてワイキキといえば、「マイタイ」である。マイタイバーのマイタイもオーダーできるので、いつもならシャンパンやワインにするところだけど、マイタイにしときました。
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ダイヤモンドヘッドにカンパ~イ!なんちって。
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◎ サーフラナイでの朝食

リニューアル前は、宿泊パッケージのなかに朝食付きプランというのがあり、その場合の朝食はこのサーフラナイというメインダイニングでの朝食だったのだけど、マイラニ・ロイヤル・ビーチタワーになってからは、タワー宿泊者はラウンジ利用がもれなくついてきて、朝食も夜の軽食もそのなかに含まれてしまう。

なんだけど、むしろサーフラナイの朝食食べたいからハワイに行っているといっても過言ではない(いや、多分過言だけど)我が家にとっては、パッケージに何が含まれていようとも、サーフラナイの方が心が踊る。

そういうわけで、ラウンジでの朝食はブッチして、サーフラナイへ。

2日目の朝食。カルアピッグよねー、やっぱり。

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間近にサーファーやビーチを散歩している人が見えるのがいい。
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3日目はあまりにお腹がすいていなさすぎたので朝ごはんはスキップ。

4日目の朝(出発日)はパンケーキ。
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ほっといても、スムージーが出てくる。ピントが合っていないな…。
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ブルーベリーパンケーキももちもちで美味しい。トッピングだけでなく、生地のなかにもたくさんブルーベリーが入っている。白いシロップはココナッツシロップだったと思う。
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もちろん、サーフラナイでの食事代は宿泊費とは別料金になってしまうんだけど、その価値はあるなーと思う。

あとは、従業員の人たちが相変わらず元気に働いている様子を見れるというのも、なんだか嬉しいポイント。彼らからすれば、私など年間何万人(?)も訪れる客の一人でしかなく、定宿といったって、多くて年に2-3回、少なければ数年来ないという程度の客である。だから覚えているわけもないだろうけれど、私からすれば滞在中に接する限られた従業員たちの一人であり、もちろん私だって彼ら全員を覚えているわけではないけれど、それでも、あー、いつものあのおじちゃん、おばちゃんが、解雇されず、辞めたりせず元気そうに働いていて良かった、などと勝手にホッとするのである。

ところで、サーフラナイにこだわらずパッケージに含まれる朝食などで済ませることが苦でないとしたら、海がバッチリ見えるステキな部屋を取ってちょっとした贅沢旅行をしたいけど、かといって予算が潤沢にあるわけじゃないという人にとって、タワー宿泊は、食事代がかからないという意味で、案外リーズナブルであるとも言える。

ラウンジでの朝食や夕刻の軽食(アルコール含む)は宿泊費に含まれている。レストランに出かければ、大したお店でなくたって、チップなど考慮すれば、夜など1人あたり40〜50ドルぐらいは軽く行ってしまう。特に今は数年前と違って円安であるから、それを3泊分も5泊分もやっていたら、相当の出費になっちゃう。そう考えればいい節約にもなる。

まぁ、もっとも、決して安いホテルではないから、根本的に節約するなら安宿に泊まるべきだけれど、リニューアル直後でキャンペーン価格などもやっているから、普段の自分にとっては高い価格だとしても、絶対的な価格として安くなっているのであれば、いいホテルでいい経験をする絶好のチャンスと考えてもいいんじゃないのかな…と。

◎ アーリーチェックイン

そうだ、今回大失敗&がっかりしたのがアーリーチェックイン。

UA880/879ビジネスファースト便の記事にも書いたけど、ユナイテッドのホノルル線の出発/到着時間が早くなった。当然、ホテルにも早くついてしまう。

オフシーズンでラッキーなら、早朝にホテルに到着しても部屋に入れることもあるけれど、通常のチェックイン時間を考えれば、基本的にはお昼頃まで部屋に入れないとしても文句は言えない。

部屋にチェックインできないことも考えて、いつも到着直後の時間帯(9時頃)にスパの予約を入れてるんだけど、とはいえ、早く部屋に入れるに越したことはないと思い、予約の際、80ドルか100ドルぐらい払って、アーリーチェックイン確約というオプションをつけた。

フライトも順調で、イミグレの混雑にも巻き込まれずに済み、H1も特に渋滞していなかったので、ホテルには8時頃には着いてしまったから、「あー、アーリーチェックインつけておいてよかった」と思ってフロントデスクに行き、チェックイン手続き。

そしたら、アーリーチェックイン確約をつけていても、確約されるのは10:00〜であって、まだ部屋に入れないという。まぁ、予約の時にそこまで細かく見ていなかった私が悪いといえば悪いんだけど、10:00といわれても、その時間ならむしろスパにいるし、スパ終わったらお昼頃だから、だったらアーリーチェックイン付けなくても良かったんでは?という感じで、無駄な気がした。

アーリーチェックインのオプションつける方は、どうぞお気をつけください。

あー、ロイヤルハワイアン、本当に好きだなぁ。
帰ってきたばかりだけど、すでにもう、ハワイに行きたい。





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