Hotel Imperial Vienna, A Luxury Collection Hotel
2013年9月10日〜16日まで滞在したウィーンでは、ホテルインペリアルに泊まった。
今まで泊まったホテルのなかで、好きなホテルベスト3に入りそう。
233号室でジュニアスイートだったんだけど、インテリアも素敵だったので、写真でご紹介。
私たちが宿泊した2013年というのはちょうど140周年だったよう。
ホテルインペリアルは元々はヴュルテンベルク王子のレジデンスとして1863年に建築され、その後、1873年に万国博覧会の貴賓を迎えるため、皇帝フランツ・ヨーゼフによってホテルに変えられたという、いわゆるハプスブルク家の宮殿ホテル。
ウィーンの伝統と格式を備えたホテルで、現在でも国賓の迎賓館として使用されており、天皇皇后両陛下も宿泊されたことがある。
そんなホテルなので、パブリックスペースも客室も本物の豪華な装飾が施されている。
なんというか、東京にもいくつもの素晴らしいホテルがあるけれど、最近のデザインホテルや外資ホテルでは到底真似できそうにない、そういう空気を持っているホテル。歴史の重みというのかしら。
◆ 客室
というわけで、ジュニアスイートのお部屋をご紹介。
エレベーターを降りて客室のドアをあけると、クローゼットの扉が並ぶ廊下があってさらに部屋に通じるドア。
部屋へのドアをあけると高い天井から吊るされたシャンデリアがお出迎え。
廊下を入ってすぐのソファエリア
ベッドエリア
ルームキーはかなり重い。なんというかアナログなのかハイテクなのかよくわからん。
ちなみにこの旅行では、私はスーツケースを2つ持っていった。どっちもGlobe-Trotterで、28インチのSAFARIコロニアルブラウンと、21インチのダイヤモンドジュビリーコレクション。部屋の雰囲気に超合う!!カワイイ!!
⇒ Globe-Trotter Diamond Jubilee Collectionについて書いた記事
バルコニーからの眺め。ホテルはKarntner Ring(ケルントナーリンク)に面していて、この写真はバルコニーからScubertring(シューベルトリンク)方向を撮影したもの。
バスルーム
バスタブとシャワーブースがある。シャワーはハンドヘルドで使いやすい。
ちなみに、アメニティはブルガリだったんだけど、今まで泊まった、ブルガリがアメニティとして使われているどのホテルのやつよりも、ボトルがでかかった。1週間分ぐらいありそうな…。そして、ボディソープと髪の毛用のシャンプーが兼用というのも初めてみた。
◆ ホテル館内
全体的に重厚だけどロマンティック。
ヴェネツィアのホテルダニエリを彷彿とさせる、大理石がふんだんに使われた装飾。
客室階のエレベーターホール
ちょっとドレスアップしてるのは、オペラ観に行く時に撮ったから。(フロアだけ撮った写真がなかった…)
ついでに。同じ場所で撮っても、全然違うテイストの服を着てると別な場所に見える…。これはウィーンの森に行く日。
◆ ルームサービスなど
我が家はせっかく海外に行っても夜は疲れてルームサービスにしてしまうことが多い。(夫が食に全く興味がないゆえ…)
到着日の夜は、ホテル1Fにある「インペリアルレストラン」でサラダとシュニッツェルで軽く済ませた。
2日目の夜はオペラ鑑賞の後、ストリートベンダーでポテトとシュニッツェル的なものをテイクアウトしたような…。
3日目は1日ブダペストに行き、ルームサービスでタコのマリネ的なものとビスクを注文。確か天皇陛下が来たときのスペシャルメニューの復刻だったような…。夫はクラブサンド?ビスクは美味しかった。
タコらしい歯ごたえがなく、タコは日本で食べるのが一番美味しいと思った気がする。
4日目は1日、プラハに出かけた。そして夜はまたルームサービス。
確か、Veal Goulash with home made Nockerl。Nockerlはなんというかすいとんみたいな感じ?「グヤーシュは美味しいけどしょっぱかった」とノートにメモが残っていた。しょっぱかったらしいw
5日目、ウィーンでの最後の夜もまたルームサービスw
当時残したメモによると、注文したのは
- Imperial Hamburger
- Imperial Salad
- Clear Ox-Broth with Marrow Dumplings(Furst Otto von Bismarkck -signing of the Three-Emperors-Agreement October 22nd, 1873)
歴史あるホテルらしく、歴史上の出来事にまつわるシーンで料理を提供していて、このクリアブロススープは、ビスマルクが1873年10月22日に三帝協定を締結したときにサーブされたらしい。ちなみに、「スープは美味しかったけど超しょっぱい」とメモが残っていた。グヤーシュといいこのスープといい、全体的にしょっぱかったのね…。
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ちなみに記事の冒頭で「今まで泊まったホテルのなかで、好きなホテルベスト3に入りそう。」と書いたんだけど、今のところのベスト3は、
- ロイヤルハワイアン(ハワイ・オアフ島)
- ホテルダニエリ(イタリア・ヴェネツィア)
- ホテルインペリアル(オーストリア・ウィーン)
色んなホテルに泊まってみると、なんとなく自分の好きなホテルの傾向が見えてくるなー。
これまであまり意識していなかったけど、この3つだけで見てみると少なくとも、私は宮殿ホテルやグランドホテルと呼ばれるような王室や貴族階級に関係するようなところが好きっぽい。あと、偶然だけど、この3つともがLuxury Hotel Collection。なるほど。
Hotel Imperial, Vienna
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