Uberを使ってみた
すでに去年のことになってしまったけれど、12月中旬にUberを使ってみた。
UberはiPhoneアプリでパパっと呼べるハイヤーサービス。
タクシーっ子の私は一日多い時だと3回ぐらい、少なくても2日に1回ぐらいはタクシーに乗っている。
流しのタクシーを拾うことが多いけど、家からエアポートリムジンバスの最寄り乗り場である渋谷のセルリアンタワーまで重いスーツケースを持って移動するようなときは、日本交通アプリを使ってタクシーを予約する。
今回は、この日本交通アプリの代わりにUberを使ってみたので、その時のことを。
Uberと日本交通アプリの基本
まずiPhoneでUberを立ち上げると現在地周辺地図とその中にいるハイヤーがこんな風に表示される。
パッと見る限り近くに2台いるのね、ということが分かる。そして、どちらのハイヤーが来るのかは分からないけど、7 minと書いてあるので、到着までに7分かかるのね、ということが分かる。
ちなみにいつ見ても、我が家の周辺では常に2〜3台のハイヤーのアイコンが見える。
一方、日本交通アプリは立ち上げるとこんな感じ。
一発で注文できそうだぞということも分かるけど、同時に、設定とかメニューっぽいボタンもあるので他にも色々できそうだということがUIから分かる。
さて、旅行や出張で出かけるときはフライトの時間が一番クリティカルなので、基本的には私は2時間以上前に空港に着くようにしている。エアポートリムジンバスにちょうどいい時間のものがないときは、フライト1.5時間前成田着よりは2.5時間前成田着を選ぶ。そうやって逆算していくとタクシーを呼ぶ時間も必然的に決まるため、希望した時間ぴったりに来て欲しいから、前日あるいは少なくとも数時間前には予約しておきたいところ。
日本交通アプリにはメニュー画面にこんな項目があって、今すぐ呼ぶことも、予約することもできるということが分かる。
なので普段は前日に予約設定しておく。ちなみに予約画面では詳細な待ち合わせ場所(目印の指示など)を決めたり、家の呼び鈴まで押してもらうかどうかなども設定できるので、エレベーターのないマンションの2Fに住んでいる私は、スーツケースが重い時は家まで来てもらって運ぶのを手伝ってもらっちゃう。
Uberの方は、さきほどのスクリーンショットで「SET PICKUP LOCATION」というところをタッチするとすぐにこんな画面。
基本的に取れるアクションは「REQUEST PICKUP HERE」しかなく、予約はできなそう。いや、でもしかし、このボタンをタップした後に実は詳細設定ができるのかも?と思ってタップしてみたら、注文が成立してしまったようですぐさまSMSにメッセージが届く。スクリーンショットだと、中央の2つ。
「25分後に行きます。」「星4.7の宏和があなたを迎えに行きます。」とか言われてしまった。
この時は、翌日用にUber予約できるんかなーと思って試しに夜中にいじっていたので、「えー、こんな夜中に来られても!!」あわわっ!!!となっていたんだけど、Uberのアプリ上でキャンセルができたので、とりあえずはホッ。
でも、「キャンセルを承りました」というようなSMSメッセージは届かないので、25分ぐらいは「キャンセルできてなかったらどうしよう???」とちょっとドキドキした。
予約できないとなると、時間ぴったりに…というわけにはいかなくなる。
Uberのトップページを立ち上げたときに表示される配車までの時間が、その時にならないと分からないので、「よし、準備できた。10分後ぐらいに来てくれるといいな」とUber立ち上げたときに、5 min とか言われてしまうと「それだとちょっと早いんだよね」ってことになるし、あるいは逆に28 minとかになっていると「えー、間に合わないー!」みたいなことになってしまう。
実際に利用してみると
そのへんは織り込み済みで、パッキングしながら時間も気にかけつつ、Uberにピックアップをリクエスト。その時は「18 min後に行きます」ということだった。で、ほんとに18分後ぴったりに家の前に到着。ちなみに到着の2〜3分前にはまたSMSで「Hi Naoko, your Uber is arriving now(ハイ、尚子。Uberがもう着きますよー)」とメッセが来る。
ドライバーが降りてきて、「河内様ですね。ドライバーの◯◯です。お待たせしました。」といった風に名乗って(もうずいぶん前のことなので具体的になんと言っていたかは忘れたけど)、ドアを開けてくれて、スーツケースも積んでくれて出発。
確か車種はクラウンだったと思うけど、パッセンジャーシートのヘッドレストがなく、バックシートからの視界も良い。バックシートにはアームレストにリモコンが設置されていてシートモニターも。
当たり前だけど、運転も安定していて(荒くなくトロくなく)、ドライバーもやたらめったら話しかけてくるということもなく、礼儀正しいし快適。そして、あらかじめクレジットカードを登録しておくので、目的地到着後も支払いの手間もなくて便利。
※日本交通アプリも事前にネット決済の設定をしておけば降車時の支払いは不要。
Uberは高いのか?
気になるお値段だけど、Uberのトップ画面(地図画面)下部にホームボタン的に配置されている車アイコンをタップすると、こんな画面になって基本料が分かる。
また、配車リクエストの画面で「FARE QUOTE」をタップすると、ざっくりだけどこんな感じで見積もりも表示してくれる。
ちなみに、実際にかかった金額は1,400円。こんなレシートがメールで届く。
家からセルリアンまで1,400円は高いのか?
日本交通アプリの方で見積もると、980円〜1,160円と出るので、一瞬「やはりUberは高いのね」と感じる。
でも実際には、確か日本交通の方も迎車料金が400円取られるので、家からセルリアンまで利用したときのレシート(紙)をさかのぼってみてみたら1,380円かかっていたことが判明。
というわけで、Uberで1,400円、日本交通アプリで1,380円だからその差はわずか20円。
結局、Uberと日本交通アプリとどっちがいいの?
もしそう聞かれたら「状況による」と答えるなー。
金額的にはそれほど変わらないのでどっちを使ってもいいんじゃん?と思うけど、何かと予約ができたほうが便利、という意味では日本交通アプリに一票って感じだし、ハイヤーの高級感(?)という意味ではUberだし。
超主観的に言えば、ドレスアップして高価なパンプス履いているような時、ラグジュアリーホテルや高級レストランに行くような時、そういう時はUberかなー。
セルリアンタワー(ホテル)にエアポートリムジン乗るために行く時っていうのは、どっちもありか…。ホテル自体はそこそこ高級だし、グローブ・トロッターでも持って行くようなときはUberでもいいかも。
でも、Uberだとサービス的にはスーツケースを持ってくれる勢いだけど、UI上「家まで来てピンポーン押してね」というメニューがないので、家からハイヤーの場所までスーツケースを持ってもらえない。そう考えると日本交通アプリのほうが融通がきく。
会社に行く時は流しのタクシーで十分だなぁ…。(そもそも会社にタクシーで行くなって声が聞こえそうですが…)
日本交通タクシー配車アプリ
http://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/iphone/