旅行用の靴 第2弾
この私のブログ chibirashka journalで、ここ1年ほどアクセス数トップを争っている記事がある。それが、
⇒ 旅行用の靴
の2つ。旅行の関心は高いのねー。
今日は旅行用靴の第2弾。梅雨時期にもおすすめの靴をご紹介。
基本的には試したものしか紹介しないので、数は少ないんだけども…っていうか、今回は1つだけなんだけど、梅雨時期にも大活躍なのでご紹介。
それが、これ。
またまたCOLE HAANなんだけど、AIR TALI LACE WEDGEという靴。
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6月前半にロンドンに行った時にも持っていき、ロンドンからの日帰り旅行でパリに行った時に履いていった。
旅行に良いと思うポイントとしては、
- 靴擦れしない(レザーが柔らかい)
- 疲れにくい(ソールのクッション性と適度なヒール)
- 雨に負けない(防水性)
の3点。
◆靴擦れしない(レザーが柔らかい)
この点については、どうしても個人差が大きいと思うので全員にそうとは言えないけど、慣れないうちから素足で履いても、かかとも指まわりも擦れて皮膚がめくれちゃうとかいうようなことがないほど、柔らかい。アッパー素材は牛革。ライニングと中敷きは羊革。
これまでコールハーンの靴で靴擦れしたことがないから、私の足には合っているのかもしれない。
そういう経験も含めての安心感。
旅行ではとにかく歩きまわるので、可愛く、洗練されていても歩けないような靴じゃ話にならない。
この旅行の時も1日で10kmぐらいは歩いたんだけど、全然問題なかった。
◆疲れにくい(ソールのクッション性と適度なヒール)
ピンヒールのようなヒールでは、都内でさえもそんなに長時間、長距離歩くのにはむいていないので、旅行の時の街歩き用には持っていかないんだけれど、じゃー、だからといってフラットシューズ、バレリーナシューズが万能かというとそうでもない。
「旅行用の靴」という記事のなかでも以前書いたんだけど、旅行先では路面がどうなっているかわからないことが多い。特にヨーロッパ。石畳が多いと足への影響がモロに出る。
なので、フラットシューズ的な靴だとしても、底が厚めのもの、クッション性があるものの方が、石のゴツゴツした衝撃が伝わるのを緩和してくれて足への負担が少ない。
それから、完全なフラットよりは2センチでも3センチでも、多少のヒールがある方が歩きやすい。
そういう点でも、このコールハーンはなかなかいい。
ご存知の方も多いだろうけど、コールハーンは(全部の靴ではないけど)ずいぶん前からNike Airのテクノロジーをソールに採用している。このシューズもかかと部分にナイキエアが搭載されている。
この靴のヒールの高さは4cm。絶妙!
ピンヒールよりはウェッジソールの方が多少ヒールが高くても疲れにくいように思うんだけど、それにしても、6cmとかになってくると、やっぱり10kmとか歩くような街歩きにはしんどい。
かといって、私のように背が低いと、ある程度ヒールがあった方が等身バランスを整えることができるゆえ、ヒールは欲しいところ。
で、「等身バランスをなんとか作り出すための高さ」 vs 「歩行に困難ではない高さ」のせめぎあいになるわけだけど、4cmというのは折衷案としてはなかなか優秀じゃないかと。
ちなみに羊革のインソールも少しフワフワした柔らかい履き心地。
去年あたり、「ナイキが、傘下のコールハーンを、トミーヒルフィガーの元親会社に売却」とかいうような記事が出ていて、コールハーンからナイキエア採用の靴がなくなるのか!?とか思ったけど、そんなことはないのね。
◆雨に負けない(防水性)
旅行用の靴としてはこれも大事。
今回、ロンドン旅行では雨の予報が出てる日が多く、そして私のなかでもロンドンって天気悪そう!ってイメージもあったので、靴が雨にそれなりに対応していないとまずいな…と思っていた。
最初から大雨間違いなし!であれば、いっそ、乗馬用に使っているAIGLEのショートエクイヤージョッパーブーツもありか?乗馬の国だしね…とか思ったりもした。
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ま、乗馬の時はこの写真みたくチャップスを着用した上で履くのだが…。
でも、雨が降らない場合にも使えた方が旅行の時は便利だし、ジョッパーは厚手のソックスを履く前提のサイズ感なので、今回は候補から外した。
でも、去年のクロアチアでの大雨とか、ニューオーリンズでのサンダーストームとか、あんな状況での街歩きになることも多少は想定した方が良いなと思い、大雨用には、AIGLE RANTAGEを投入。
朝から雨が降っているような日や、ストーンヘンジなどアウトドア的なとこに行く時にはRANTAGEと決めていた。
ストーンヘンジに実際に履いていった。
この日も天気が良かったので、正直、コンバースみたいなスニーカー程度でもよさそうではあったけど、大草原のなかに巨石がボーンと立っているような場所なので、前日に大雨が降っていたりしたら、ぬかるみっだっただろうと思う。なので、アウトドア系な靴を履いていくことをおすすめ。
話がちょっとそれたけど、ロンドン市内やパリ市内を歩く時だとあんまりツーリストっぽい格好もしたくない。
多少のオシャレ着を着てる時に突然雨がパラパラきちゃったら!?
あるいは、大雨用の靴を履くほどでもないけど、小雨が降ってる状況だったら!?
というわけで防水機能がある方が安心ではある。
このコールハーン、オシャレ靴にも関わらず、ウォータープルーフ素材が使われていて天候を選ばない。
パリではカンカン照りだったので防水であろうがなかろうが結果的には関係なかったけど、ある程度の防水性がある、歩きやすい靴が手元にあることの安心感といったら!
写真では足元が写ってないけど、この服の時にコールハーンのこの靴を履いてたわけね。
そして、日本では今、梅雨の真っ只中。
なんだか今年はまとまった雨が降っていないような気もするけど、ちょいちょい雨の日はあって、靴選びが悩ましい。
なので、旅行に限らず、都内にいる時も、この子の出番がけっこう多い今日このごろ。
◆ついでに、この靴のデザイン性(見た目の)について
トゥに紐状のリボンがついていてややフェミニン。最近あまりフェミニンな格好をしないので、私が最近着ているどんな服にも100%マッチしている!とは言いがたいんだけど、形がシンプルで、色も黒で主張が控えめなので、合わせやすいことは合わせやすい。そしてつま先がパテントになっているというコンビ素材なのも私としては好きなポイント。CAMPERのKIMと同じようにちょっと小粋というか。
あ、ちなみにロンドン市内の街歩きでは、CAMPER KIMを履いてることが多かったな。
足元がこの写真だと見えてないけど、靴はKIM。服にはロンドン的カラーの赤、青を入れ、リバティプリント的小花柄のジャケットなど。
パンツスタイルでも。
ちなみに、1足の靴が2役、3役であることに越したことはないけれども、私旅行先でも、けっこう色んな格好をするゆえ、出発日当日履いて行く靴を含めると、大体3足は旅行に靴を持っていく。
そうそう、今回コールハーンのこの靴にしたけど、旅行用靴としていいんじゃないだろうかと検討していたのは、他に、このあたり。
GEOXもこれまでの経験上、私はけっこう信頼していて、特にここ最近、ヒールスニーカーがファッショントレンドに入っていたりもするので。
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GEOXを却下した理由は、オシャレではあるものの、結局スニーカーだもんなー、というところ。
色んなシーンを考えた時の汎用性が低いというか。
◆おまけ
ウォータープルーフじゃない靴でスコールにやられた時もあった。3月のシンガポール。
南国だし鮮やかなサンダルが欲しいなーと思い、現地のCharles & Keithにてこんなサンダルをゲット。
お店を出る時にすでに履いていくことにし、アラブストリートへ繰り出したところ、ありえないぐらいの大雨。雨宿りの意味がないほどにずぶ濡れになり、買ったばかりのサンダルもぐしょぐしょに。
まぁ、でも、ファストファッション雑貨のお店価格ゆえ、そんなにショックでもないし、一晩で乾いて翌日も普通にはけちゃったから、防水性とかではなく、価格で割り切るっていうのもありかもねー。
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