ブドヴァ(Budva)とスヴェティ・ステファン(sveti Stefan)

コトルの旧市街を出て、次はBudvaへ。(2012年9月18日)

コトルの旧市街を散策した時の記事

Budvaは周辺のスヴェティ・ステファン(sveti Stefan)やベチチ(Becici)を含む25kmにおよぶブドヴァ・リヴィエラの中心地でモンテネグロでも屈指のリゾートタウン。

この記事では、ブドヴァとスヴェティ・ステファンについて。

モンテネグロは2006年にセルビアから独立したばかりの若い国。Budvaは5年で人口が3倍になった成長スピードの早いエリア。

モンテネグロは旧ユーゴスラビアの中でも最もpoorなrepublicだったために海外からの投資を積極的に受け入れており、その結果、歴史的価値のあるものなども含め多くのものが海外に買われてしまっているとのこと。その多くはロシア資本。特にBudvaはロシア色が強く、あちこちにキリル文字が見られる。ロシア語の標識やロシアンタウン、ロシアンスクールなど。

コトルの旧市街を出てBudvaに向かう途中には、ダニエル・クレイグ主演の007シリーズ『カジノ・ロワイヤル』に出てくるスプレンディッドホテル(Splendid hotel?)の横も通過。

クロアチアもモンテネグロもカジノは合法とのこと。

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 ◆スヴェティ・ステファン(sveti Stefan)

その後しばらく車を走らせたあと、少しだけ車を止めてSveti Stefanを背景に撮影タイム。

SandraやMarojeに撮ってもらおうと思ったら、そのすぐ近くで観光客相手に絵かなんかを売ってたおじさんが撮ってあげるよ、とのことだったので4人で撮ってもらった。

sveti Stefanは元々漁村だったようだけど、現在はシンガポール資本の高級リゾートになっている。島全体がラグジュアリーホテルなんだって。潮の満ち引きを利用していけるような島だったのが、今は本土との間に道ができている。

ユーゴスラビアの大統領ティトがソフィア・ローレンやエリザベス・テーラーといったセレブリティ達との親交があったため、sveti Stefanを含むブドヴァは、南仏のサントロペのようにセレブが多く訪れるリゾートになったそう。

ブドヴァには、クロアチアのドゥブロヴニクにはないナイトクラブなど夜遊びスポットが充実しているため、ドゥブロヴニクの若い子達は不満でいっぱい。とはいえ週末にはブドヴァへ多くのクロアチアっ子が遊びに来るとのこと。


◆ブドヴァの城塞(Citadela in Budva)

ブドヴァでは城壁に囲まれた旧市街を見学。ブドヴァはBC6世紀には記述に登場している古い都市。

ホテルアストリア脇の入り口から旧市街に入る。

入ってすぐ右手のビーチへと続く小道を入っていく。

するとこの景色。

海の透明度高っ!

ビーチで日光浴していたりする様子はほんとリビエラっぽい!

その後もと来た道を戻って旧市街の街並みを歩く。

Citadela(城塞)のサインがあったので、入ってみることに。

入り口で€2.00払った。

入場チケットは絵葉書みたいになっているからお土産になるね。

中に入ると海に面した広場がある。城塞は、ヴェネツィア共和国配下の1300〜1700年頃のもの。

そこからさらに石の階段を登っていく。

旧市街一番の高台へ。

すごいいい眺め!

日差しも強くて歩き疲れたので、城壁外のホテルアストリアのテラスカフェで一息。

私はモヒートメロンというカクテル。

夫はローカルビア。

そして、近くで撮ったBudvaのワンコさん。(Budvaのリゾートに滞在しているツーリストのワンコさんなんだろうな)

⇒ かかった費用やこの旅行の日程、見どころについて書いた記事一覧


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