AIRBOAT SWAMP TOUR
ニューオーリンズ(カンファレンス)最終日、夕方近くからでも参加できるツアーがあるのを発見したので、スワンプツアーに行くことにした。
スワンプとは沼地のことなんだけど、このツアーの見どころはなんといってもワニ!野生のワニをエアボートに乗って見に行くというツアー。
ホテルのコンシェルジェで予約代行してもらった。
スワンプツアーは似た様なものがいくつかあったけど、ホテルのコンシェルジェが「こっちのツアーではワニの赤ちゃんを抱っこさせてもらえるって、帰ってきたお客さんがみんな喜んでたよ」と教えてくれた方に。
ホテルまでツアーバスが迎えに来てくれる。
バスで走ること45分ぐらいかな、ほったて小屋の前で下ろされる。そこでチケットを購入。
ここでは、帽子やらワニのおもちゃやらも売っていた。自動販売機もあってコーラなどが買える。
ボートは16人乗リで、私たちの回は2つのボートがツアーに出た。ちょうどスプリングブレイクの時期だったので、高校生ぐらいの若い子達がグループで来ていて、私たちのボートにはそのグループのうちの男の子達が、別のボートには女の子たちが乗り込み、ときおり、お互いのボートが近づくと手を振り合ったりキャーキャーやっていて「若いっていいなー」などと思ってしまう。
エアボートは、ボートの後ろにでかい扇風機のようなプロペラがついた船で、エンジンがかかると爆音で水面を走る。
あまりの爆音なので、乗客にはヘッドセットが渡される。ヘッドフォンのように音楽とかが聞こえるようなものではなく、シューティングレンジにあるような耳を塞ぐためのヘッドセット。
レンジャーというかガイドが船を操縦し、ところどころで船を止めて、この地域の産業や地理的なことを話してくれた。
(超早口で、おっさん英語なゆえ、眠かった私はあまり聴き取れなかったし、そもそも聞き取れた部分も、メモを取らなかったからすっかり忘れてしまった)
スワンプツアーというからには狭い沼地を進んでいくのかと思ったら、大海原!?と思うようなところへとかなりのスピードでボートを進めていった。海ではなく湖だったけど。
その後、迷路のように複雑に入り組んだ沼地へと入っていく。スピードをあげたりゆるめたり。
木や草が両岸から水路の中央へ向かって伸びているようなところでは、ワニがいるんじゃないかとつい目を凝らしてしまう。
そうして見ているとほんとに何匹ものワニがいたりする。
そして、ワニが寄ってきたりもする。
しばらくすると、そのまま水面下に消えてしまったり。
またワニを探して別のところにボートを進める。
このレンジャーとワニ達との間には長年の間に培った絆があるらしく、お互いかなり信頼しあっている。
餌付けしているようでもあるので、このあたりは賛否両論あるんだと思うけど。
レンジャーが呼ぶと、どこからともなく水面に浮上してきて、レンジャーのところにワニが寄ってくる。すごい!賢い!!
そして、レンジャーの手から直接エサを食べたりする。ちなみにこの餌は、マシュマロ。
餌を食べるだけでなく、なんとチューまでしちゃったりする!!
ワニがどれぐらい大きいか、しっぽの方を持ち上げてくれるレンジャー。
そんなに容易に自分のことを触らせてくれるもんなんですかね、ワニって。絶対違うはず!
そんなこんなしてると、「ほーら、ワニだよ」といって、船内のどこからか、赤ちゃんワニをレンジャーが持ちだしてきた。噂には聞いてたけど、ほんとに触らせてくれるんだ!
全長30センチぐらいの赤ちゃんワニで、ほんとに可愛らしいんだけど、赤ちゃんとはいえやはりワニ。それなりに危険らしく、抱っこしている人がワニの顔を腕や自分の顔に近づけすぎたりすると、レンジャーはかなり声を荒げて、「遠ざけて」とか言いながら、ワニの顔の向きを変えたりしていたな。
私も抱っこさせてもらった!
お腹がペトペトしているあたりが赤ちゃんっぽさ全開!(TAFFYも赤ちゃんの頃、お腹ペトペトしてたもんなー)
かわいい!!持って帰りたいぐらい!!
この赤ちゃんワニ抱っこがこのツアーのクライマックスで、このあとは岸に戻り、バスでホテルへの帰路につきました。
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