Zurich City Tour(チューリッヒ市内観光)

チューリッヒ市内観光ツアーに参加するため,マクドナルドを出てから中央駅を横切って、

zurich hauptbahnhof

zurich hauptbahnhof

スイス国立博物館の前のMuseumstrasseを進み、

schweizerisches-landesmuseum

観光バス乗り場へ。

車両を利用したようなGraylineの案内所とBEST OF SWITZERLAND TOURの案内所がある。
ミュンヘンの時のように「◯◯ツアーの人はこっちですよー」というような案内はないので、バス乗り場についたら、さっさと、各案内所でチェックインした方がいい。

市内観光はトロリーバスに乗ってスタート。

trolley

私が申し込んでいたのは、トロリーバスとチューリッヒ湖遊覧ボートのコンビネーション。我が家以外にもう1組もそれに申し込んでいたので、私たち2家族には、ボートに乗るためのバウチャーのようなものが配られた。

voucher

前日、ミュンヘンからの到着後にぶらぶらと通りを歩いたりしたので、景色としてはすでに見ていたけど、手元にガイドブックがなく、なんの建物か知らずに見ていたりしたので、ツアーで説明が聞けて良かった。

オーディオガイドによると、チューリッヒは33万人の人口のうち1/4が外国人で、産業構成としては85%がサービス業とのこと。32万人が就労していると聞いた気がする。33万人のうち32万人が就労ってわけないよね?聞き間違えたか、あるいは、郊外から通勤している人もいれて、32万人の就労者がいるということなんだろうか。

200年前に2万人だった人口が現在では33万人だけど、最近の傾向としてはチューリッヒの人口は減少しているそう。若い年齢層の人たちが、物価や家賃の高い都市よりも、自然が豊かな郊外に住むことを選んでいるかららしい。

約1マイルあるバーンホフストラッセの途中にはParadeplatz(パラデ広場)という、トラムの乗り換えができるような大きめの広場があるんだけど、ここは昔家畜市場で、1832年にSAVOYホテルができたとか、

市民の憩いの場ともなっているチューリッヒ湖はBC8,000年に氷河が溶けてできた湖。幅4km、長さ(?)40kmって言ってたっけな。冬でも1960年以降は凍結していないとのこと。

雪どけ水が注ぐチューリッヒ湖は飲料水と同じぐらいと言っていいほどの品質ということで、こんなに都市部にある湖なのに、ほんとに深くまで澄んでいて、魚がいるのも見えるし、泳いでいる人もたくさんいる。

エンゲの港で10分ほど停車して休憩して、また出発。

朝歩いたばかりの、蚤の市のやっているビュルクリ広場のあたりを通って、Fraumunster(聖母聖堂)のあたりの広場でも停車。うちの夫は、チャーチルが演説したとかいうロココ調の建物のあたりを見ていたけど、

churchill

churchill-building

私はFraumunsterの中に入って、シャガールのステンドグラスを見てきた。

fraumunster

なんと83才の時の作品なんだって。Fraumunsterは修道院が前身の教会で、ゴシック様式の建物。入り口を入って左手後方の小部屋みたいなところに入ると、正面に左から、青、緑、黄色の3枚のステンドグラスがあり、その左右にも、赤やオレンジの作品がある。写真撮影が禁止だったので、記憶と、あとはサイトに載っている写真だけが頼り…。けっこう好きな感じの教会。Parisのノートルダムほどでかくなく、ザルツカンマーグートの教区教会ほど陰鬱というか重々しくなく、挙式したHawaiiのSt. Andrews中聖堂ぐらいの清い感じ。数分でささっと見ただけだけど、機会があればもう一度行ってみたい。

Fraumunster
http://www.sacred-destinations.com/switzerland/zurich-fraumunster

リマト川の反対側にあるGrossmunster(大聖堂)も見た。

grossmunster

これは12-13世紀に建てられた、ロマネスクからゴシックへの移行期のもの。前日に旧市街を歩いてる時にたまたま通りかかって、やや高台にあるこの教会のあたりからリマト川の景色を見たんだった。目の前から写真撮ろうと思ったらでかすぎて写真に収まりきらなかった教会。前日は時間が遅く、またシティツアーでは行程になくて中に入れなかったんだけど、行ってみたい!

その後、オペラ座近くのベルビュー広場のあたりを通って、トロリーバスはホッティンゲン(住宅街)へ。

チューリッヒでは、住居を持っている人は人口の(世帯のうち?)6%だけで、70%以上は借家に住んでいる。宗教改革以降、チューリッヒ市民は基本的にプロテスタントだけど、移民が増えるにつれ、カトリックの割合も増えている。とオーディオガイドが言っていた。大学や工科大学のあたりを通ったけど、午前中にだいぶ太陽を浴びたせいか、その頃には眠さマックスで、説明はほとんど覚えていない…。

再度、ベルビューのあたりを通った時に、KRONENHALLというレストランの説明があった。19世紀の建築で、店内には有名画家の絵が飾られている、品のいいオススメのレストランということだった。いつか行ってみよう。
KRONENHALL
http://www.kronenhalle.com/

またまたビュルクリ広場のあたりにバスが来ると、チューリッヒ湖ボートライドの客は降りろといって、我が家ともう一家族はトロリーから下ろされた。「あの辺にいけば遊覧船がいるからあとは適当に」ぐらいのいい加減なインストラクションを受け、トロリーは去って行った。

とりあえず言われた通り、ケー橋近くの桟橋に行ってみると、遊覧船はちょうど出航してしまったばかり…。

boat on zurichsee

結局、炎天下のなか30分近く待つ羽目に…。でも、おかげで先頭近くに並べたので、いざ乗船の時には、席がわりと好きに選べたから良かったけど。

boat-ride on zurichsee

遊覧はほんと最高!湖がキレイなのは言うまでもなく、湖畔の街や家いえが本当に可愛らしい。各街の船着場周辺に芝生が気持ちよさそうな公園とスイミングエリアがあって、大人も子どもも思い思いに過ごしている様子が微笑ましい。

少年たちよ、飛び降りるのかい?どうなんだい?

少年たちよ、飛び降りるのかい?どうなんだい?

飛び降りたー!(ボートの観光客からは歓声が!)

飛び降りたー!(ボートの観光客からは歓声が!)

swimming-area in zurichsee

往路では、ちょうどKUSNACHTというエリアのあたりでウェディングパーティが催されているところにも遭遇。

wedding on lakeside

wedding reception party on lakeside

KUSNACHTよりMeilen寄り(?)を通過する頃には、教会の鐘があちこちで鳴り響いていた。

ヨーロッパの街で何が好きかって、こうやって、教会の鐘が聞こえてくるところなのかもしれない。高校の時、オランダから取り寄せて設置されたとかいうカリヨンが、校舎の上でチャイム代わりの鐘や校歌とかを奏でていたから、懐かしいのかも。

そうそう、チューリッヒに行く前にたまたま旅チャンネルの、「大人のヨーロッパ街歩き」という番組で、チューリッヒの回がやっていたので見たけど、行ったことがない街のことはあまりピンと来ず、何ひとつ今回の旅の役には立たなかった。
http://www.tabichan.jp/overseas/otona_europe

でも、帰ってきてから「あ、そういえば」と思って、録画してあったものをもう一度見てみたら、バーンホフストラッセとか主要なところはさておき、KUSNACHTのことを少し扱っていた。番組では冬の様子だったけれど、打ち寄せるような少し波のたった湖畔の様子がビーチのようで、このあたりはステキそうだなと、最初にテレビで見た時に思ったのを思い出した。これが、前述のウェディングパーティをやっていたあたりの街だったのか…。高級住宅地というか洗練されたエリアで、センスのよいインテリアショップなどもあると紹介されていたので、次回こそ絶対、行ってみる!

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2 Comments

  1. […] この日が、前日のチューリッヒ市内観光とはうってかわって、超悪天候。 […]

  2. […] Zurich City Tour:チューリッヒ市内観光 […]

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